「遊びと夏の終わり」きみの鳥はうたえる Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
遊びと夏の終わり
もとになった昭和時代の原作小説は東京郊外が舞台でしたが、北海道出身の監督が決めた本作のロケーションは原作者の故郷である函館です。
スマートフォンが登場します。暴力や性に対する価値観も、ファッションや会話の雰囲氣も現代風にアレンジしています。
観ているうちに人間関係が面白くなってきて、いつの間にか引き込まれます。
佐藤泰志氏が原作の映画は男女の営みが楽しみの一つです。
独身の若者たち(年齢不詳の3人組、柄本佑、石橋静河、染谷将太)の友情と恋愛が魅力的で、素朴ながら奇行もあって飽きず、Beatlesが全体に染み渡っていて音楽愛を感じる作風で面白かったです。
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