「120秒数えたら」きみの鳥はうたえる サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
120秒数えたら
キネマ旬報ベスト・テンで第3位ということで。
今日YouTubeのオススメに柄本佑のインタビュー動画があったので、「あ、そういえばあの作品見てなかったな」と思ったので、今鑑賞。
結構、合う合わないが分かれる作品。
私は後者でしたけど、雰囲気を楽しむという意味ではそこそこ良かったかな。
函館郊外の書店で働く僕(柄本佑)と、その同僚の佐知子(石橋静河)と、職を失っている僕との同居人静雄(染谷将太)のひと夏のお話。
第一に柄本佑の演技力。
賞をいくつも取っているだけのことはあるな〜
自然体で素晴らしい演者ですわ。改めて感じた
トイレのシーンとラストシーンは良かった。
嘘をついても付けきれない瞬間の彼が非常にカッコよかった。
しかし、あまりにもタラタラし過ぎてる...
高校生の青春だったら面白いんだけど、もう三十路近いんじゃないかな、そんくらいの大人がずーっとダーツやってんのもどうかなと。
そして、手抜きが所々で見られる。
"僕"をメインに当ててるのは分かるけど、あまりにも静雄と佐知子の関係について描いて無さすぎる。
誠実に生きるってなんだろな。
不誠実だと何がダメなんだろうな。
自分の気持ちってどう伝えるんだろうな。
伏線が全然ないと、映画って面白くなくなるんだな。
映画館で見に行くクオリティじゃ無い。
ちょっと期待しすぎたのかな??
この映画見る前に「かぐや様は告らせたい」の最新話を見てしまったからかも。
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