「オリビアを聴きながら」きみの鳥はうたえる shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)
オリビアを聴きながら
「東京ラブストーリー2020」で石橋静河好きが決定的になり、その勢いで鑑賞。
最後は観客に委ねるパターンなのはわかるが、それ故に食い足りない感が残った。序盤のメッセンジャーのやりとりだったり、山で何があったかとか、まあ想像力は膨らむがちょっと見せなさすぎ?とも思った。まあ、ビッチっぷりをもっと見たかった自分の勝手な願望かも笑
最後の佐知子は「やっと言ってくれたのか。」ここまでは同じでその先が「でももう遅いよ」なのか「嬉しい(素直に受け入れる)」なのか。
そこで終わってしまった瞬間は思わず舌打ちしそうになったが、この映画の本質はそこではないだろう。
森口、あいつは本当に見てられないが、あの行き詰まり感、それでも生きていこうとする様はまさに閉塞感の象徴であり、息が苦しくなる。
歪に長いクラブシーンは素晴らしいしここでの佐知子も申し分ない。
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