DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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愛の物語
悪人が出てこない優しい愛の物語。薄っぺらくならないのは、役者さんたちがしっかりした方々ばかりっていうのも大きいんだろうなあ。堺雅人さんと高畑充希ちゃん、見終わった後、うまさに唸りました。ほかの役者さんたちもほんとすごい。イイ映画だと思います。
原作ファンです。
中学か高校の自分に原作を読んでたので、かれこれ20年以上の付き合いに成ります。その頃から、実写化するなら誰がやるのか興味津々でした。3丁目の夕日より、原作に寄せてると思います。一色先生が少し大人気無いけど(笑)原作も併せて読まれる事をオススメします。是非続編の製作を希望します。鎌倉ルパンとか、猫王とか、高麿宮を登場させてほしい!
期待しすぎたかな……
ALWAYSのスタッフ集結ということで
期待しながら見てみた。
前半、中盤頃までは
涙する場面が多く、後半はもっと
感動へと引き込んでくれるだろうと
思っていたが、
魔物との絡みが少々気分を下げてしまった。
某ジブリ映画と重なってしまったために、
どこかで見たことのある感じということで
なんだか裏切られた感でガッカリでした。
明るい黄泉の国
高畑充希、可愛かった。ウィッグの襟足が浮いてて気になった。
堤真一から、もらい泣きした。
黄泉の国への線路が千と千尋の神隠しのシーンと重なった。CGが素晴らしい。綺麗だった。家族で見れる作品だと思う。
悪くはないけど後半過剰
自然に魔物が行き交う街、死神に親しい人物の死を深刻になり過ぎず笑いも交えて描いていて(魔界転生コース!笑)、しかもテンポがゆったりしているため、じっくり考えながら観ることができて良かった。
前半は。
亜紀子が黄泉の国へ行く直前、正和に添い寝して正和を見つめながら涙を流すシーンなんて、涙でスクリーンが霞むほど。
ところが。
後半、黄泉の国へ正和が行くあたりから、見るからにフルCG背景の中、やたら安直な子供向けの御伽噺に。
その黄泉の国行きの電車も黄泉の国の風景も、おそらく10人が10人、千と千尋の神隠しを想起するだろうし。
こんなチープなイメージしかないのなら、やらない方が良かった。
それと音楽がちょっと気になった。
世界観と少しズレているような気がする。
最初からどこかで聴いたメロディーだと引っかかっていたのだけど、黄泉の国に行ったあたりで、「ハウルの動く城」のメインテーマにちょっと似ていることに思い当たった。
多分、映像のジブリっぽさで連想したのかと…
オープニングから音楽が妙にドラマチックでボリュームも大きく、音楽が邪魔、とも感じた。
役者はみな楽しそうに演じていたし、さすがに上手い人ばかりなので良いのだけど、返す返すも前半が良かっただけに後半が残念。
ほっこりしました(*´˘`*)♡
現実味のない全くのファンタジーだけど…それがまた楽しくて良かったです。ジブリ作品はあまり観ないですが…何だかジブリ作品みたいな感じもして。よみの国に行く電車のシーンが特に。
なぜ鎌倉ものがり?
やはり、この監督は人間を描くのが苦手なのか?
映像もVFX以外はさほど工夫が見られない。
社会性もなく人気スポットの鎌倉を舞台にしただけの映画という印象。
興収が行けば結果オーライ、なのが邦画だからまあいっか。
おすすめです。
なんの予備知識も無しに見てみました。
ストーリー展開が面白い(予測不能)
そして設定が面白い。映像が綺麗。
役者の個性がひきたっている。うまい。
結構いい映画ですが点数が低いのは
ちと上手くまとめてしまってる感があり
パンチがよわいかな?でもこれは
観といたほうがいいです。オススメ。
目に見えない世界の存在を身近に感じさせてくれる作品
ヒットシリーズ「ALWAYS 三丁目の夕日」のチームが再集結して作ったファンタジー。夫婦、家族のドラマあり、怪物が暴れ回るアクションありと、大人も子供も楽しめる映画になっています。原作は西岸良平の漫画。
この作品は、魔物や霊界を扱う作品としては、おどろおどしくなく、目に見えない世界の存在を身近に感じさせてくれる作品です。
宗教の立場から見ても、なかなか正確な霊界描写に驚きました。例えば黄泉の国の姿は、それぞれ心に描くイメージによって、千差万別なんだというのです。そして黄泉の国に向かった主人公が、そこで魔物と対峙する方法も、心に武器や防御となる障害物描くことで対抗していくというものでした。
また輪廻転生や永遠の生命についても、宗教に関心のない人にも、違和感なく共感できる展開となっています。特に結婚する男女の縁については、少々気恥ずかしくなるくらいにロマンチックに描かれていて、まさにタイトルどおり『DESTINY』なんですね(^^)その意味が分かると、カップルや夫婦で一緒に見に行くとき、きっとお連れの方を見る目が変わっていると思もいますよ。
目に見えない世界と現世が一体となってつながっているのは、鎌倉という特殊な地域だからと原作は説明しているようですが、映画の後半では、決して鎌倉特有なことではなく、人は誰もがやがては死んでしまうという普遍的なテーマとして描かれていることにも好感が持てました。
物語は、鎌倉在住のミステリー作家・一色正和(堺雅人)とその幼妻・亜紀子(高畑充希)を軸に、前半は、当たり前のように魔物や幽霊、妖怪と出くわす鎌倉での2人の暮らしをほのぼのと描きだします。また後半では、まだ死ぬはずではなかった亜紀子の命を取り戻すため、黄泉の国に向かう正和の冒険を派手なアクションを交えて描くという内容です。
ほろりとするエピソードを積み重ねていく構成は「三丁目の夕日」に通じる。安藤サクラが演じた人間味のある死神とのやりとりも愉快でした。
特に面白かったのは、一色家に居座った貧乏神(田中泯)と亜紀子の交流。嫌われ者に親切にしたことが後半に生きてきます。
バラバラに思えたエピソードが結び付き、なにげない小道具が大きな意味を持つ。うまい脚本だなぁと思えました。
山崎貴監督が得意のCGで作り上げた黄泉の国。そこに向かう江ノ電の走行シーンは、ファンタジー好きの心をくすぐるはずです。最後の戦いはいささか怪獣映画のようで、本作のロマンチックな雰囲気とは大きく異なるけど、きっと子供たちには、そこが一番楽しいかもしれませんね(^^ゞ
劇中、高畑充希の大きなお目々がさらにクローズアップされて、まるで妖怪のように見えてしまいました。その分、本作のヒロインとしての存在感にはとてもマッチしていたと思います。
心が温まります
人間愛を感じられる良い映画でした。
観終わった後、ほっこりした気持ちになりましたね。
山崎監督らしいヒューマンドラマが描かれた作品です。
心が温まるので、寒い季節には丁度良いかなと思います。
また、この映画はキャストが素晴らしいですね。
皆さん、演技が上手い!感情移入しやすかったです。
あと、この映画は妖怪や幽霊が出ますが、ホラー要素は強くないです。
ホラー映画が苦手な方も是非観てみて下さい。
かわいらしい
全体が絵本のように優しく、かわいらしい作品だった。深刻でも残酷でも、過激でもない。子供も大人も安心してみることができる。
ひたすら危機が襲い来るばかりの近年、こんなのも罪がなくていい。
特に前半は大人向けで、後半は子供向けに感じた。
ぼーっと見ていると、見落としがちな伏線がちりばめられているところも憎い。
三丁目のチャガワ先生といい、作家がメインキャストに設定されることには何か意味があるのだろうか。個人的には、中村玉緒さんの演じるやや得体の知れないお手伝いさん、キンがよかった。
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