劇場公開日 2018年7月13日

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「神の領域」ジュラシック・ワールド 炎の王国 玉川上水の亀さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 神の領域

2025年8月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

ドキドキ

本作は「ジュラシック・パーク」第1作に立ち返ったように、生命科学技術が発展、進化する中で「神の領域」まで踏み込んだ人類に警鐘を鳴らすドラマにエモーショナルな要素も交え、スリリングなスペクタクルアクション物として展開する。
2015年公開作の続編なので、主人公オーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードが続投するのは勿論のこと、古くからのファンには懐かしい人物が登場して、シリーズを通してのテーマに直結する〝理論〟を提唱する。
そして本作にはもう1人、キーとなる女の子が登場して、終盤で重要な意味と役割を果たしていく。
前作の監督であるコリン・トレボロウが本シリーズ生みの親であるスティーブン・スピルバーグと共に製作総指揮に回り、「永遠のこどもたち」「怪物はささやく」のJ・A・バヨナが監督しているので、前述の女の子や登場する様々な恐竜たちのドラマが思わず感情移入してしまうものになっている。
そして2015年にスタートした本シリーズのタイトルが、以前の「パーク」から「ワールド」に変わった本当の意味も終盤で明かされる。
一新した最新映画ではどのような恐竜と人とのドラマが繰り広げられるのか楽しみだ。

玉川上水の亀
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