劇場公開日 2018年7月13日

  • 予告編を見る

「落ちるところまで落ちた」ジュラシック・ワールド 炎の王国 つとみさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0落ちるところまで落ちた

2023年12月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前作がそれなりに面白かった記憶があるから自分の評価を確認しようとレビューを探したがなかった。

と、いうのも、本作を観ているあいだ中、こんなんだったっけ?こんな脳筋系だったっけ?なんなんだコレ?と、終始頭の中をめぐったからだ。
娯楽系の作品であるから細かい辻褄や整合性や物理法則の無視などはどうでもいいが、ラストの是非は置いておくとして、相変わらずお金にしか興味のない大人の悪役を懲らしめるだけのような、80年代のチープなアクション映画のような出来の悪さだった。

思い返してみれば、ジュラシックパークの1とか、娯楽系作品ではあったけど、それっぽく見える知的さみたいなのがあったと思うよ。恐竜の迫力と人間の知恵とでもいうのかな、そういったもので作品を構成していたと思うんだよね。
それが本作ときたらただのB級モンスターパニックに成り下がってしまった。

こんなことならいっそ、クリス・プラットは諦めて、筋肉が売りのアクション俳優を主演に据えた方がまだ見れる。例えば恐竜と並走するジェイソン・ステイサムとか、ドゥエイン・ジョンソンとか、なんならシルベスター・スタローンの方が映えると思うよ。それで、超強い新型恐竜をパンチで伸しちゃうとかの方が面白く観れたはずだよ。

とりあえず、ジェフ・ゴールドブラムが見れたのは嬉しかったけど、ちょっと厳しめに☆一つにしようかな。エンディングに呆れたのもあるしね。

コメントする
つとみ