劇場公開日 2018年7月13日

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「深いテーマはシリーズナンバーワン」ジュラシック・ワールド 炎の王国 しんばさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0深いテーマはシリーズナンバーワン

2018年8月26日
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小さい頃からロストワールドを何度も観てきたから、ジェフ・ゴールドラムが冒頭ででてきて興奮した。

なるほど、ロストワールドを思わせる場面がところどころある。(もちろんジュラシックパークへのオマージュも)

例えば、恐竜を道具としてしか見ていない人間と、一生懸命ケガした恐竜を手当てする人間との対立。

そして今作で本当に素晴らしいのは

恐竜の命(人間が造ったもの)の尊さをワンシーンですべて表現しきったこと!

噴火のシーンのブロキオサウルスのとこなのですが

息を飲むくらいきれいでたまらなくエモーショナルでした。

このシーンがあるから、観客はただ恐竜を見にきただけではなくて、恐竜を愛する登場人物と重なっていく。

だからこそ最後の女の子の決断にも納得してしまいました。
遺伝子操作はもうすぐそこの時代だからこそ、この女の子の決断は映画史に残るのでは?

前作よりも深く、そしてより怖く泥臭く、超一級のエンターテイメントに今作は仕上がっています。

もう泣きました。

しんば