「シリーズ最大の駄作かも」ジュラシック・ワールド 炎の王国 なおさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ最大の駄作かも
このシリーズが本当に好きだった。
だからこそ、本作のがっかり感が半端なく、シリーズ最大の駄作と思ったし、このシリーズの終わりを感じた作品だと、個人的には感じました。
人間のエゴで再生された恐竜を、火山の爆発から救う?
その時点で無理のあるストーリーと思ってたので、全く期待はしていなかったし、危険を冒すなら、自然に委ねるべきではないのか?
その自問自答があったので、期待はしていなかった。
クローンでも命のある生き物だから救い出したいという感情はわからないでもないが、お金の匂いがプンプン。
予想通り、金に目のくらんだ連中の金目当ては見え見えで、ジュラシックパーク/ロストワールドの再現を予感していました。
蓋を開けるとその通り。
島に取り残された恐竜がもだえ苦しんでいる姿には悲しみを感じましたが、舞台がロックウッド邸に移ってからは怒りが頂点に。
メイジーの秘密もあかしたらいけない内容。
また、恐竜を解放したことで、あの後どうなるんだ?
元々3作作られることは分かっていたが、これで次回作の展開も全く読めないし、単なるパニック映画になる気がしてならない。
また、ゴジラの様な展開になるとすれば、ゴジラシリーズをけなされるようで、それもいい思いはしない。
マルコム博士が第1作で言っていた「生命は必ず道を見つける」。
これがどうなっていくのか?
また分かっていて島からなぜ連れ出した?
疑問と怒りしかない映画でした。