僕のワンダフル・ライフのレビュー・感想・評価
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輪廻転生
予告を観た時に何度も生まれ変わるという設定に惹かれて観に行ってきました。
生まれ変わる度にイーサンの元に戻ろうとする物語かと想像していたのですが生まれ変わったそれぞれの人生(犬生?)に新たな飼い主がいて、それぞれに物語があって面白かったです。
序盤はベイリーとイーサンの日々が延々と続くだけで単調だなと思ってたんですがベイリーが死んでからが良かったですね。
ベイリーが死ぬ度に、そこには飼い主との絆があって目が潤みました。
一番好きだったのは警察犬に生まれ変わった物語です。
どちらかというと、いつもふざけてるベイリーが警察犬としてしっかり働いていて、それでいてベイリーの持つ本来の優しさなんかも垣間見えて、そして銃弾に倒れる。
一見ベイリーに関心がなさそうに見えるあの無愛想なバディが号泣していたのが印象的でした。
最後にやっとイーサンに再び巡り会うわけだけど、ただイーサンに会うだけじゃなくて生まれ変わった自分だとわかって欲しいという所が良かったですね。
ベイリーは証明するために潰れたラグビーボールを咥えてきて、あのジャンプを見せるんですが、これだけだと以前の飼い主がたまたま同じ事を教えてたかもしれないしイーサンが初めてなのに体を屈めた事も不自然に見えました。
折角いいシーンなんだからベイリーじゃないと絶対やらない様な癖だったり昔のベイリーのネームプレートを引っ張り出してきて執拗にイーサンにアピールしたりとか絶対にベイリーだと思わせてくれるインパクトある何かと絡めて、あのジャンプが見られるともっと感動できたかなと思いました。
でもイーサンは納得してたみたいだから、またベイリーに出会えて良かったね。
今度はベイリーがイーサンを看取ってあげて欲しいかな。
涙が止まらない。
「僕のワンダフル・ライフ」字幕版で鑑賞。
*概要*
飼い主の少年と再び巡り会うため生まれ変わりを繰り返す犬の奮闘を描いたドラマ。
*主演*
ベイリー
*感想*
「アウトレイジ 最終章」を観た直後に鑑賞。
前から気になってたので、鑑賞しました。
飼い主のイーサンと再会する為に犬が何度も生まれ変わるというファンタジー系のドラマですが、いやぁ~泣きましたね。こんなに泣いたのは久しぶり。
物語は犬目線で描かれてるので、とても斬新。
ベイリーの犬目線から見るイーサンの人生を一緒に歩みながら物語が進行するので、とても見易かった。
俳優も素晴らしかったんですが、犬がホントに賢い!犬を飼いたくなりました。。
最後は涙が止まらなかったです。。。
ファンタジー系ですが、笑いアリ、涙アリの素晴らしい映画でした!\(^^)/
あっさりし過ぎの気がする。 飼い主一家のお父さんが荒んでいく過程が...
あっさりし過ぎの気がする。
飼い主一家のお父さんが荒んでいく過程がよくわからん。
奨学金決まった夜に暴力振るう気持ちもわからん。
最後、元飼い主と彼女がくっつくのももうちょいエピソード加えてもいいんじゃなかろうか。
吹替え版だったんだが、犬の声にも面喰らった。
けどまあ、ほんわかいい映画だと思う。
やっぱり火事が起こったね
原題は犬の決意とか、決心って意味合いなんだろうか?
ラッセハルストレムの映画で、火事がドラマを大きく変える要素になっている。
「マダムマロニーと魔法のスパイス」でインドにいる時に暴徒に放火されてフランスに移住する。
「セイフ・ヘブン」でも火事が重要な役割を果たしていた。
今日観た「僕のワンダフル・ライフ」でも火事が主人公の運命を変える。
こんな見かたで、「僕のワンダフル・ライフ」を見てみるのも面白いです。
ストーリーは犬が転生を続けて、愛するイーサンに巡り会える話になっていて、犬の愛らしさが見事。
個人的には「セイフ・ヘブン」に及ばなかったけど、やっぱりラッセハルストレムは良いね。
ワンダフル!
人の手で創る映画なので動物がどう思って生きているのか実際にはわからないですが、映画からだと犬も生きる意味を見出だしながら生活しているのか、と意外とかわいいだけではなく真剣に観入ってしまいました。
何度も癒されて泣きましたが、前半の主人公と父親(酒乱)の争いには画面から目を背けたくなるくらい観れなくて泣きました。
動物は、人の心を癒したり、勇気をくれたり、人と人を繋げる不思議な力があり、私も一緒に生活したくなりました。
吹き替えで観ましたが、木梨憲武風で初めから笑えました!
人の一番の理解者は犬
ストーリーは
アメリカ東部の小さな街。1960年代
この映画のナレーターは、ベイリー。ゴールデンレトリバーの子犬で、彼の独り言がナレーションになって物語が展開する。「吾輩は猫である」の犬版だ。
野犬狩りから逃れてきた子犬のベイリーは、ごみ収集車の男に捕えられ、暑い夏の車の中に放置されて脱水で死にかけていた。そこを通りかかった少年に救命される。少年イーサンは、一人っ子。夫婦仲のあまり良くない両親に間で、イーサンとベイリーは喜怒哀楽を共にしながら、一緒に成長する。やがて父親は母親に暴力を奮うようになり、家を出て行き、イーサンにはガールフレンドができる。彼はアメリカンフットボールで花形選手となり、あこがれのミシガン州立大学に奨学金つき特待生として進学できることになった。ガールフレンドのハンナも奨学金を得て、一緒に進学できる。沢山の街の人に祝福されて幸せいっぱいの夜、それを羨んだ同級生に、花火を家に放り込まれて、家が全焼してしまった。ベイリーの大活躍によって家族の命は助かるが、イーサンは、崩れ落ちてきた屋根で足に大怪我を負う。イーサンは、家も、スポーツ特待生の資格も、大学進学の夢も、ガールフレンドも失った。
イーサンと母親は、祖父母の住む田舎の農場に身を寄せた。そしてイーサンは足の傷が癒えると地元の農業学校に行くことになった。肩を落として寄宿舎に向かうイーサンを、ベイリーはどこまでも追っていき、見送った。イーサンの居ない静かな農場でベイリーは年をとり亡くなる。
ベイリーの好奇心旺盛で、主人の為に役立ちたいという気持ちが強いため、ベイリーはその後4回も生まれ変わって、この世に帰って来る。
次のベイリーは、ジャーマンセパードとして生まれて来て、プエルトリコの警察官を主人に、k-ナインとして活躍する。何度も表彰されて活躍するが、誘拐犯にあっけなく撃ち殺される。
次の生まれ変わりは、コーギー犬で、飼い主は陽気なアフリカンアメリカンの女子大学生。一緒にピザとアイスクリームを分け合い、彼女が結婚したあとは、たくさんの子供達と愉快で賑やかな生活を楽しみ命を全うする。
最後はセントバーナード犬のミックス。貧しい夫婦に引き取られ、ずっと子犬時代は鎖につながれて運動もできない惨めな生活だったが、棄てられて放浪するうちに、ある日懐かしい匂いをかぐ。そう、それはイーサンが身を寄せていたおじいさんの農場だった。イーサンが居る。ベイリーは、年を取ったイーサンの胸にむかって飛んでいった。イーサンは、肩を落として放火で何もかも失ったときのままだ。わびしい一人暮らし。いつまでも鬱病じゃないだろう。ベイリーには、しなければならないことがある。農場に来る途中、公園でイーサンの恋人だったハンナの匂いをかいだのだ。迷わずベイリーはハンナを探し出して近付いて行く。すっかり年を取ったハンナは、ベイリーの名札を見て驚く。ハンナは半信半疑でベイリーを連れてイーサンの住む農場を訪ねて行く。 二人は数十年ぶりに再会する。嫌いで別れたわけではない。二人は再会して未だに、互いに魅かれ合っていることに気がつく。ベイリーの引き合わせによって、二人は結婚する。
やっと戻るべきところに、すべてが戻ってほっとするベイリー。イーサンは姿かたちも違う、この犬がベイリーの生まれ変わりだったのだということに気付くのだった。
という心温まるお話。
人と犬との結びつきが、よく表現されていて誰もが自分の犬を思い出して、ホロリとする様な映画。だからかもう4か月も劇場公開が続いている。見ようと思っていて見逃して諦めていたが、まだやっていて子供連れの家族やカップルで劇場がいっぱいだったので驚いた。
犬が動物の中で特別なのは、人の喜びを犬が自分の喜びとして捉え共感できる唯一の動物だからだ。嬉しい時、犬も一緒に飛び跳ねてくれて、悲しいときは一緒に嘆いてくれる。これは科学で証明されている。飼い主と犬が、同じ画面を見ながら脳波や断層撮影で脳の動きを調べてみると飼い主が嬉しくて活発な反応を示す脳の場所と同じ脳の反応を犬も見せる。犬はいつも飼い主の気持ちを知りたいと望み、飼い主の一番の理解者でありたいと思っているのだ。
癌末期の痛みの緩和にも犬の存在が効果をみせる。モルヒネで鎮痛効果の見られなくなった患者が犬が横にいてくれるだけで痛みが緩和された報告が沢山出ていて、実験的にホスピスなどで使われている。
痛みは科学的に計測することができない。どこか痛くて医者に行くと我慢できない痛みを10とすると、いまの痛みはいくつくらいですか、とよく聞かれるだろう。たいがいの患者は5か、6くらい、と答える。このような曖昧な痛みは、多分に心理的な影響によるもので、将来への不安や金銭的な心配がなくなり、検査で痛みの原因と解決方法がわかると、それだけで痛みが消失することが多い。一方、癌末期の痛みは、その進行によって鎮痛剤を増していくことになる。多くの場合モルヒネを連用して人は眠りながら死ぬ。しかし愛犬の鎮痛効果が効けば眠ってしまわずに最後まで自分を失わずに死ねる。犬は主人が辛い時共に痛みに共感を示すことができる。言葉をもたない犬だからこそ人に痛みを理論や科学や社会状況や財政状況や様々な問題を越えて、自分のものとして感じてくれる犬の存在が痛みの緩和に効果を示す。
また犬は人間生活の中で、時として家族の家長的役割を果たそうとして、外敵から家族を守ろうとする。自分より弱いものを守ろうとして、人助けを喜んでする犬の姿は神々しい。時として家長になり、時として育児係りを務めてくれる。手加減を知らない幼児が犬を掴んだり、体の上に乗ったり、踏みつけたりしても、それが主人の子供だったら驚くほどの辛抱強さで我慢して子供たちの世話係りとしての務めを果たしてくれる。
本当のことを言えば、犬を持って良い事ばかりじゃない。子犬のときのやんちゃぶりは手加減なしだ。家具はズタズタ ボロボロになるし、他人に迷惑をかけて謝罪してばかりいなければならない。映画に出てくるほど 良い事ばかりじゃない。それでも人は犬を、犬は人を必要とする。それは「人を散歩させてやってるときの犬」の満足そうな、鷹揚で理解のある顔をみれば、よくわかることだ。
何度も見たい、いい映画でした。
予告編でも出ていた「犬がデニスクエイドの背中をジャンプするシーン」。デニスクエイドは、最後の20分しか出ないけど、とてもいい演技をされています。さすがベテラン俳優。また、主人公のワンちゃん「ベイリー」が、生まれ変わる中で、苦労したり、人を助けたりと、大活躍する場面もなかなか見応えがあります。すごく丁寧に作られた良質の作品だと思いました。あと2、3回は見たいです。ただ、皆さんが言われるように、ベイリーの声が「おじさん」なので、違和感あります。あの、アニメ、バックスバニーに出る可愛い黄色い鳥「ツイティー」も、おじさんの声だし、アメリカ人は「おじさんの声」を可愛いと感じるのかもしれません。(笑)
ちなみに、ベイリーの声の主は、「アナと雪の女王のオラフ」の声を担当した俳優さんだそうですよ。
感動的な物語だけど、根底に違和感が。
かつて愛犬を亡くした経験のある人なら、もう一度会いたい愛犬がいる人なら、否が応でも涙腺を刺激されてしまう内容。私も子どもの頃に愛犬を飼った経験とその後に亡くした経験があるため、別れのシーンはどうしてもそんな思い出を突かれてしまう。最後の感動的な再会も、胸にぐっとくる。一度別れた愛犬とあんなふうに再会が出来たら・・・と懐かしい自分の愛犬のことを思い出すと目頭が熱くなった。
しかし、だからといって私はこの映画を良いとは思わない。なんだか映画を観ている間中、ずっと違和感というか、居心地の悪さを感じたからだ。なぜならこの映画は、「人間に飼われている」ということを最低条件に設定した上で、原題である”Dog's Purpose”を定義・探求するという、実に人間に都合のいい解釈と価値観における犬の命の扱い方をしているようにしか見えなかったからだ。犬のベイリーは生まれ変わるごとに人間の「飼い犬」としての生涯を送る。そもそも人間に飼われることが犬にとっての幸福なのかや、それが”Dog's Purpose”になるのかといったところはまったく考察されず、犬は人間に飼われて当然で、寧ろ人間に飼われることが望ましく、さも人間に媚びを売ることを是とするような空気がスクリーンにあるのが非常に居心地が悪かった。最終的にナレーションではっきりと「人間と暮らし人間の役に立つことが犬の目的だ」と言い放ってしまった。それを見て涙を流せるほど、私は厚かましい人間ではないつもりだ。
確かに人間と犬は歴史的にも厚い友情があると思うし、共存し家族のように暮らしていく姿に温かさを感じることもある。それを否定するつもりはまったくない。撮影中の疑惑云々についても実際のところ真相は分からないので脇に置いたとしても、私はこの映画が動物の命に対して独善的だと思ったし、あまりにも人間本位な”Dog's Purpose”の考え方だなぁと思ってしまった。
とにかく泣くだけ。
地元では吹き替えしか上映されないこともあり、渋々吹き替えで観ました。
これは字幕だったらどうなんだろう、もっとワンコに感情移入できたかな?という感じです。
吹き替えは芸能人じゃないだけマシレベルです。
ベイリーの声がおじさん過ぎで冷めます。
でも泣けます。
例えワンコの声がおじさんで、ヒロインの声が花澤香菜で違和感があっても泣けます。
これは犬好きなら問答無用で泣けます。
泣くしか選択肢ないです。
ただ、50年後、転生したベイリーがイーサンの家を見つけて追い払われてもドアの前にいて、それに困ったイーサンが真っ先にベイリーを保健所に連れて行ったことに「ウソでしょ〜〜!!?」って思った。
犬を可愛がっていた人間が、そんなすぐ保健所に連れていくか!?と。
犬好きのための犬ポルノ映画
人間の犬に対する願望を最大限に具現化したような映画でした。あくまで、ある種のポルノ映画として楽しむだけなら良いかなとは思うけど、鑑賞後にこの映画に影響されて、犬に対する一方的な願望を加速させることが無いように注意しないといけない映画でもあると思います。
すごいなと思ったのは、犬の芝居もさることながら、「犬映画」のアガるシーンを、これでもかとばかりに盛り込んでいる点です。
子どもと遊んだり、元気に走り回ったり、飼い主の恋のキューピット役になったり、火事から飼い主を助けて放火犯を捕まえたり、別れの場面で追いかけたり…。
こんなに「犬映画」の要素の純度が高い映画も滅多に無いと思います笑
輪廻転生という設定のおかげで様々なジャンルにおける「犬映画」を観れたあたりに、謎のお得感がありました笑
ただやっぱり、人間からしたら「絶対的な他者」である犬に容易に感情移入出来るような作りは最後まで違和感しか無かったです。
この監督の「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」は、犬に対して「絶対的な他者」である主人公の子どもが、犬のことを夜も寝ないで真剣に考えている様子によって、犬と少年の心の繋がりが浮かび上がってくる感じがして良かったのに、ここにきて安易に分かりやすくなっちゃったのが残念でした。
エンドロールの終了後に涙が止まらない
ケガをしてスポーツ推薦で大学に行けなくなった若者がそれが原因で彼女と別れて再開するストーリー。
犬の寿命は短いから二人の人生が晩年を迎えるまでに何度も生まれ変わる。
寂しい男の人、寂しい女の人に飼われて、飼い主の心を第六感で感じ取る。
そして、別れた二人をもう一度結びつけるために、生まれ変わった犬が活躍する。
犬の切なさと優しさが心にしみて、泣きそうになるのを何度も我慢したが、エンドロールが終わり、映画館が静まり返った瞬間に感情が溢れ、涙が止まらなくなりました。
ラブラドールとコーギーを飼っていたので映画に余計に感情移入してしまい、犬との楽しかった頃を思い出しながら映画を見れたので幸せでした。
愛犬がさらに愛しくなった
8ヶ月になる愛犬がいます。
犬を飼い始めてから、毎日幸せ。
もちろんイラっとすることもあるけど。
CMを見るたびに期待大でした。
犬が生まれ変わって飼い主をさがすなんて
なんて素敵なんだろうと思ってた。
実際は、大好きな飼い主さんとまた会うのは3回生まれ変わったあと。
確かにCMではそんなニュアンスでも言ってた気もするけど、毎回生まれ変わったら元の飼い主さんとなんらかの形で会ったりするのかと勘違いしていた。
なので、飼い主さんと会わなかった生まれ変わりの回はなくてもよかったかな。
それでも最後に以前の飼い主さんに会って、
そのときに覚えた芸を披露して、お互い心が通じ合ったときは涙が出た。
映画はずっと犬の心の声が話されている。
愛犬もそんなこと思ってるのかな?と
家に帰ってからさらに愛しくなった。
犬を本気で愛せる人は見るべき
「僕のワンダフルライフ」見て参りました。中盤以降泣きっぱなしでした。
今作はかなりファンタジー要素が多いです。なので、まず犬を好きじゃない人や、飼い犬を家族と思えない人は見ない方がいいと思います。
劇中では犬にもセリフがあったりして、そのセリフもツッコミどころが満載です。しかしそれは全く問題ではない。なぜなら、”犬から見た人間・飼い主”よりも、人間にとっての犬の存在が重要だからです。飼い主にとっての愛犬はそれこそ家族以上の存在。親に言えないことも犬には言えたりもするし、なにより自分を必要としてくれる犬の存在はスゴく大きいですよね。そんな犬の素晴らしさを感じることができる至極のストーリー言えます。
その犬と人間の絆を通して成長していく姿に心打たれました。飼い主と犬だけではなく、人間模様や恋愛要素も見所が満載。イーサンに幸せをもたらしたベイリーはもちろん。警察官に寄り添い続けた新ベイリーも、黒人少女の犬も素晴らしかったな。黒人少女が、年老いた新新ベイリーに「今何を考えているの?」と言うシーンがグッと来ました。犬を飼ったことがある人はわかると思うが、老衰した犬ってあーゆー感じなんですよ。泣けました。
総じて、私にとっては傑作です。細かい部分の粗は多いけど、犬が好きなら見て損はないと思います。デニスクエイドをはじめとした役者陣も、見ていて安心できる方々ばかりでした。
素晴らしき哉、犬生!
60年代米国、ゴールデン・レトリーバーの子犬ベイリーはひょんなことからイーサン少年に飼われることになった。
ベイリーとイーサンの絆は強く、ベイリーは死してもなお、イーサンのことを強く思っていた。
それがゆえに、何度生まれ変わってもベイリーのことが忘れられず、そしてついに・・・
という物語。
猫には九つの命がある、なんてことを申しますが、犬にもあるわけで。
もうベイリーに仕草が可愛くて、ね。
ほとんど映画そっちのけ・・・
ってことはなく、とにかく語り口がうまい。
さすがは、犬と子どもの扱いがうまいラッセ・ハルストレム監督。
そして、ベイリーが出会う人々も多種多様。
はじめは、出逢わず、あっという間に野犬収容施設で犬死。
つぎがイーサン、白人の中流家庭。
だが、ある事件から家族関係はおかしくなってしまう・・・
お次は、ヒスパニック系の中年男性警官。
孤独で仕事一筋。
シェパードに生まれ変わったベイリーと、ようやく心を打ちとけるようになるが・・・
その次が、若い黒人女性。
彼女も孤独だが、ひょんなことから伴侶を得て、さらにコーギーに生まれ変わったベイリーもパートナーを得て、幸せな犬生を全うし・・・
最後が、ホワイトプアの夫婦。
小さい頃はそれなりに可愛がってもらっていたが、大型化するにつれ、ほとんど置物のような扱い。
鎖に繋がれて汚れ放題で・・・
と、イーサン以外のエピソードも短いながらも充実している。
老境に入ったイーサンと元彼女を、デニス・クエイドとペギー・リプトン(クインシー・ジョーンズの元妻)が演じており、映画が引き締まった。
予告編でも使われているベイリーのジャンプキャッチシーンは、予想どおりに泣いてしまいました。
2話目・3~4話目は要らないかも。
2話目・3、4・5話目は要らないかも。
1話目と5話目をくっ付けちゃえば、イーサンの成長には、常に「犬」がいたみたいな話。でいいのに。(1話目のラストは感動させられた。涙)でも~、イーサン
1話の最後と5話が上手く繋がらないですね。成長の経過を描くのが面倒臭いじゃないですか~。だから無理に2話~5話を押し込んじゃったみたいな。2話目の暗いイメージ警察官カルロスのお話。3話目では一転してめっちゃ明るいa‐haの曲。犬が講義を受けている?4話目夫の動物虐待という暗いイメージ。妻も捨てたかったのでは…。なかなか見えない全5話が「犬の役割」として1本軸になって繋がっていればすんなりと行くのだが、1-5話目・2・3・4話目がガタガタで話の深さが全部違う。特に、1話目と2話目の話の深さの違いが顕著。
犬は、しゃべられませんからね。人間が犬の気持ちになって話しているように感じだが、ここに物凄い違和感を感じた。
犬トレはかなり大変だったと思われる。お疲れ様でした。
微笑みの源
目を閉じれば、
一緒に遊んだ姿や柔らかい毛並みや
鼻でな鳴く甘えた仕草を
思いだし熱くなります。
犬を飼ったことがある人が
体験する日常を見せてくれる
作品でした。
言い訳してる時の泳いでいた白目が
懐かしいなー。
また、
飼いたくなりました。
犬映画史上最高の出来
猫派の自分でも思わず犬が好きになってしまう
さまざまな犬の人生を見られそれぞれの終わりを迎え
最高の犬人生だった時の飼い主との巡り会う流れはやや強引ではあるけれど
それでも飼い主と犬との絆を感じられて感動的だった
無駄の無い犬の良さを全面に表現出来ている
犬映画史上最高の出来だった
感動
犬の名はベイリー、ゴールデン・レトリバーの子犬だ。ある夏の暑い日、車に閉じ込められて苦しんでいたところを、8歳のイーサンと彼の母親に助けられる。感激した僕は、「この子から離れない」と小さな胸に誓った。
イーサンのママが渋るパパを説得し、僕は晴れてイーサンの家族の一員に!
それからは、イーサンが学校へ行く以外は、遊ぶ時も寝る時も僕たちはいつも一緒だ。夏休みには、イーサンの祖父母の農場へ泊まりにいき、美しい自然のなか毎日のようにアメフトのボールで遊んだ。特別なフォーメーションで、イーサンが投げたボールを僕がキャッチする、僕たちだけの得意技も開発したのさ!
やがて時が流れ、
イーサンは逞しく成長し、高校のアメフト部で将来有望な選手として活躍するようになる。僕とイーサンの友情はますます深まっていたけれど、イーサンの両親の関係は壊れてしまい、パパが家を出て行くことになった。
高校生活最後の夏休み、イーサンは遊園地で出会ったハンナに初めての恋をする。いち早く察した僕がきっかけを作って、彼女を僕らの“群れ”に入れてあげたんだ。休みの最後の日、イーサンとハンナは同じ大学に奨学金を申請することを約束するまでの仲になったのさ。
名門大学の奨学金を獲得し、喜びに弾けるイーサン。ところが、嫉妬にかられたダメな同級生が、家の中に花火を投げ込んだ。あっという間に火の手が上がり、ママと僕を先に避難させてくれたイーサンは、逃げ遅れて脚に大けがを負ってしまった。
走ることすらできなくなった失意のイーサンに僕が付き添って、祖父母の農場で療養した。せっかくハンナが見舞いに来てくれたのに、同情に耐えられないイーサンは自ら別れを告げる。何とか僕が引き留めようとしたけれど、ハンナは泣きながら帰ってしまった。
やがて回復したイーサンは、農業学校で勉強するために一人暮らしを始めると決めたんだ。
イーサンと別れるなんて全く理解できない僕は、全速力で車を追いかけたのに、イーサンは僕を置いて行ってしまった。
数年が経ち、年をとった僕にお迎えが来た。知らせを聞いたイーサンが駆けつけてくれたんだけれど、僕は悲しむイーサンを見て、「イーサンを愛し、幸せにするのが僕の役目なのに」と、心から悔やみながらこの世を去ったんだ。
ところが!
イーサンの未来が心配な僕の想いが通じたのか、僕はエリーという女の子のシェパードに生まれ変わった。強面だけど寂しがり屋の相棒のカルロスと最強のコンビを組み、警察犬としての立派な“犬生”を全うした。その次にもコーギーのティノに生まれ変わった僕は、マヤという孤独な女性が、結婚して幸せな家族を作るまでを見届けた。
そして、4度目の犬生で飼い主に捨てられた僕は、ついにイーサンと再会した! 僕の心もしっぽも喜びではちきれそうなのに、もちろんイーサンは僕だとわからない。その時、僕は気付いた。なぜ何度も生まれ変わったのか、僕の真の使命は何なのかに──。
ベイリーはハンナをイーサンと再会させて自分をベイリーだと気付かせる。べただけど感動する作品。
犬好きには
ファンタジー。
題名そのものの僕の人(犬)生のお話なのでいぬ目線です。
犬を飼っている人は自分の家のワンコを思い出しながら観ると思います。
軽く観られるよい話、という感じです。
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