ザ・マミー 呪われた砂漠の王女のレビュー・感想・評価
全257件中、21~40件目を表示
B級映画と割り切れば楽しめる!?
「ざまぁみろ」を地元では「ざまみー」と言います
“ダーク・ユニバース”の企画モノ第一弾!ということで、歴代のモンスター映画をリブートしたシリーズになるようだ。ラッセル・クロウが演じるヘンリー・ジキル博士率いる研究機関“プロディジウム”もこれから活躍するのだろう。早速ハイド氏に変身するところを見せてくれてワクワクしましたよ。
それにしても、何がいけなかったんだろう?『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』を悪質リメイクしたといった感じに受け取った方も多いのじゃないでしょうか。まずは主人公ニック・モートン(トム・クルーズ)が一夜を過ごしたジェニー・ハルジー(アナベル・ウォーリス)から秘宝の地図を奪った、とセリフだけで説明するエピソード。冒険モノにはありがちな設定だけど、15秒だけ愛を囁いたとか、どうもスッキリしない男女の関係。
軍に空爆してもらい、偶然に巨大に空いた空洞の中に古代エジプトの遺跡を発見。墓だと思われたその遺跡は何故だか監獄と判明し、ニックも同僚のヴェイル(ジェイク・ジョンソン)も煌く副葬品にしか興味はないのだが、ミイラの入った棺だけをイギリスへと運ぶことになったのだ。しかし、輸送機は女王になれなかったアマネット(ソフィア・ブテラ)の呪いによって墜落の憂き目に遭うのだ。
美しいがミイラのため体はボロボロのアマネット。鼻は欠けてるし、頬には穴も開いている。生きてる者から生気を吸い取り、アンデッド奴隷として操る。ヴェイルも呪われた上にニックに殺されるが、ニック自身も“セテパイ(選ばれた者)”としてアマネットに操られる・・・といった感じでストーリーが進む。
映像は良かったけど、主人公に全く感情移入できないストーリー。なんせ呪われてますから、善人である内面が表に出るまで思うように行動しない。短剣もセットである宝玉も簡単に見つかるのでドキドキ感がない。ジキル氏が言う、犠牲になってもらうという言葉にも重みがないのだ。多分、シリーズの序章みたいな扱いなので、登場人物はこんなキャラですよ!と、壮大な予告編を見せられてる印象となってしまいました・・・次回、呪われたニックの大冒険を楽しみに待ってます。
〈2017年7月映画館にて〉
砂漠の王女と一緒にこの映画も封印してくださいな
ゾンビ映画?
イラクに派遣された軍人ながら、偵察と称して財宝を探す主人公。その主人公と女性の考古学者が、蘇った邪悪な魂と戦うストーリー。
ハムナプトラ、あるいはインディジョーンズシリーズを想像して鑑賞したのですが、期待外れでした。
冒険物というよりは、お金とストーリーに凝ったゾンビ映画(鑑賞したことはないのですが・・・)のよう。
ゾンビ映画が悪いとは思いませんが、私の趣向からは外れていて評価は辛口です。
WOWOW公式レビューをみると、私の想像自体が間違っていたので、期待した私が悪かったのですが・・・
エンディングを見ると、次回作を作成したのでしょうが・・・個人的には鑑賞することはないと思います。
ダーク・ユニバース…
MCUことマーベル・シネマティック・ユニバースに触発されて製作されたこのダーク・ユニバース。ヘタにリメイクするのはいかがなものかとは思うものの、1930年代などの作品を現代解釈と最新映像で甦らせる試みはかなり気に入っている。
オリジナルの「ミイラ再生」は男のミイラであり、ザ・ミイラ感があったが、本作は女性。ミステリアスな顔立ちが作品にピッタリであった。過去にもユニバーサル側が「ハムナプトラ」三部作でリメイクした往年のネタだが、本作はホラーな部分はきちんと怖くて雰囲気は満点だ。トム・クルーズのアクションも相まって極めて手堅く製作された作品に感じる。もちろんエンターテイメントの心は忘れず、笑わせてくれるところもあり、万人受けできる仕上がりになった。
ところが、本作の興行収入、評価共に思うようにいかず、ダーク・ユニバースが潰れるというまさかの展開になった。まさかあのフランチャイズ化ムンムンのラストでこれで終わりは酷すぎやしないか。
トム・クルーズの主演作品は安心して観れるのが特徴だ。「ミッション・インポッシブル」が代表作だが、「オブリビオン」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」等の同ジャンルでも一味違う良い作品が多い。しかし、そう言われてみれば、そこで感じる感動や興奮は、本作には無かった様に思える。脚本そのものがダメというより、その「ネタ」に問題があるのではないか。前述の通りユニバーサル・ピクチャーズは「ハムナプトラ」三部作で成功をおさめている。そこで一般定着化した「ミイラ再生」を再びユニバースとして甦らせたとして、果たして受け入れられるのか。トム・クルーズ主演で無ければどうなっていたか。実際、トム・クルーズの主演作品の中では最低の興行収入だったとの話もあるが、往年過ぎるネタには「アベンジャーズ」に対抗できる力は無いだろう。今は特にフランチャイズ化が激しくなった時代だ。「アベンジャーズ」以外にも、西を向けば「ジャスティス・リーグ」、東を向けば「モンスター・バース」。この時代には強敵が多く存在する。それがこの結果に繋がったのではと思っている。
しかし、リー・ワネル監督が「透明人間」を監督するとの情報が入り、何らかの形で過去のモンスター達を甦らせる的な発言もユニバーサル側から発表された。ユニバースとしては残らずとも、その意欲だけはどんどん映像化していって欲しい。
物足りない
真夏の夜の幻想アクション。面白い(=^・^=)
確かに、『MI:ゴーストプロトコロやローグネーション』や『コラテラル』と比べるとね。がんばれスタンプ押したくなりますけどね。
トム様のモンスター映画は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』以来ですが、今回は、あの飛行機事故で死ななかったから、その時点で”モンスター”といえば”モンスター”ですが、どちらかというとモンスターに魅入られて右往左往する側なので、ちょっと比べられないかな?
ミイラって、そうかゾンビかと納得したり。
『マミー』という題名に母子物?と勘違いしたけれど、『Mummy』てミイラと知って、知識増えたし(そのまんまやん)。
冒頭、アーサー王まで出てくるの?とドキドキさせられたり。(本当に、何でもありの総出演かい( `ー´)ノって。)
十字軍の歴史、知らないからなぁ。青池保子さんの漫画くらいでしか。
エジプト王朝の遺跡物もたくさん所蔵されていて、”泥棒博物館”と地元の人からも揶揄される大英博物館があるから、イギリスが舞台なの?
昔懐かし”ファラオの呪い”で有名だった、少年太陽王ツタンカーメンを発掘した人もイギリス人だったし。(どうせだったら、こっちの話を映画化してほしかった気も…)
そんな、頭ぐるぐるしながらの鑑賞でしたが、面白かった。
元ネタの『ミイラ再生』を見ていないから比べられないけれど。
お化け屋敷も、入れるのがホーンテッドマンションくらいに、ホラーだめなので、この映画で十分満足。グロさもこのくらいで良し。
ニックの軽妙なキャラは面白かったし、
アクション主体のところは、興奮しました。(飛行機、ロンドン、バス。トム様のアイディア、すごい!実現しちゃうのがもっとすごい!)
ジキルは狂言回しだけかと思ったら、がちニックとハイドの対決もあってクロウ氏ってこういうこともなさるんだとびっくり興奮。
とはいえ、物語の爪は甘い。
ファラオって形式的には近親婚。ファラオの長男であっても、ファラオの娘と結婚しないとファラオに成れないと聞いたんだけどな(Wikiで確認)。クレオパトラだって形式的には弟と結婚していたから、アマネットが悪の女王となった根拠がおかしい。
そのアマネットを”究極の悪”と言われても、確かに超現象を起こす力はすごいけれど、なんだかなあ。”名前の言えないあの人”を思い出してしまったけれど、迫力は”あの人”の方がすごかった。
アマネットがニックに固執する理由もいまいち。ニックがアマネットにフラフラするのは、呪いをかけられたっていうだけではなく、あの美貌ならねと納得しちゃうけれど。
そして、なんでアマネットは彼女だけ生気を吸い取ってゾンビかしなかったの?生気吸い取る前に死んだからか。ヴェイルみたいに取り込んじゃったら面白かったのに。って、話の収集がつかなくなるか。
そして極め付けなのが、ニックがラストでする決断への動機づけが今一つしっくりこない。あの彼女とそれだけの関係性あった?まあトム様だからと思えばとっても納得するんだけれど、それって…。
相棒はベンジーかっ?と突っ込み入れたくなった…。
他にも、他にも…。
とまあ、突っ込みどころは満載だけれど、
アクション主体で次から次に展開していく流れは、テンポよく見られました。
ゾンビだとか、ネズミや蜘蛛の大量発生とか気持ち悪い場面がたくさんあるのでポップコーン食べながらはみたくないですが、真夏の一夜の幻想アクション映画として、楽しめます。
しかし!!!
ぞくぞくとくるトム様関連の映画のお知らせ。
インタビュー記事とか見ていると、やりたくって仕方がない、アイディアが次々にわいてきてしょうがないようにお見受けいたします。
でもでも、ちょっと飛ばしすぎなんじゃない?
ファンとしてはうれしい反面、今回のようなぶっ飛び・着地を繰り返していたらパンチドランカーみたいな病気になるんじゃないかと心配です。ボクサーだけじゃなくてラガーマンも頭部のダメージ多いって、ネットで記事観たばっかりだし。
アクションだけじゃなく、演技も堪能できるし、何よりもそこに存在するだけで、人をハッピーにする人ってトム様がNo.1。
何よりも、何よりもの願い。末永く、いつまでもご健康で、アクションだけじゃなくすてきな作品を見せてください。
ダークユニバース、こけましたね。
この後出てくるのかしら?
トム様人気に勢いつけようというところは目の付け所は良かったけれど、トム様の力と以前の作品に頼り切って、”ホラー””恐怖映画””モンスター”に対する認識甘かった。
こけたの、トム様のせいじゃない。他の人たちがトップバッターでも同じだったことだけは声を大きくして言いたいです。
見ようによって楽しめる映画
おほほ、ゾンビ。
これが出た時点で、アドベンチャーだろうがミステリーだろうが、ゾンビ映画。
それくらい昨今のゾンビブームには勢いがある。アメリカにおいてゾンビはひとつの文化として確立されつつあるかのよう。。
て、実のところ感想がありません。
面白くないわけではないので、見ようによって楽しめる映画かと思います。あと、ラッセルは最近おもしろくなってきたなあ。
ダーク・ユニバース…⁉️
全257件中、21~40件目を表示