ザ・マミー 呪われた砂漠の王女のレビュー・感想・評価
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ワクワクが足りない
ユニバーサル映画のダークユニバースシリーズの先鋒を務める今作ですがなんとも言えない仕上がりでした。
このダークユニバースではフランケンシュタインや透明人間、狼男などもはや一般的な名詞としとも通用するほどの超メジャーキャラが控えているのに今作を見ただけでは何がどれだけ広がるか、ジキル博士とトムクルだけで繋ぎ止めていけるのかと心配してしまう。
ラッセル・クロウ演ずるジキル博士とトム演ずるニックのバトルも取り敢えず入れておいたみたいな感じもしなくもない。
さらにエンディングでニックはピラミッド目掛けて馬を走らせるがこれもなんというか、冒険というワードの表現のために砂漠を駆け回っているように見えてしまう。ここはやはり"ユニバース"を描く第1作なのだからもっと次回作へ橋渡し的なものにすべきではないだろうか。
みんな一度は聞いたことはある怪物達をこれからこの世界で躍動させるためにももっと風呂敷の広げようがあったのではないかと只々残念に思ってしまう。
女ミイラは美人でした
視聴:1回目
推薦:トム・クルーズが好きなら
感想:ハムナプトラには勝てません。トム・クルーズの看板が邪魔してました。彼をこの設定で走らせたらどうなるかの見方になってしまってミイラがメインになってない。ミイラはあと1段階は強くなるポイントを作るべきだった。後半の印象が尻すぼみだったので。
ラッセルクロウとの格闘シーンは今回不要かなと思いましたね。手前の危ない感じを匂わすだけで良かったのに。
私はトム・クルーズ好きなので楽しめましたけど、ハムナプトラ好きだけで見てしまうとあれってなってしまうはず。女ミイラの設定は良かったので惜しいなぁ。
B級以下
みんな大好きトム・クルーズ様が、この歳になってインディ・ジョーンズのようなシリーズを担うってスゴすぎるだろ!ということで、トム様のとどまる事を知らない進化を見届けに行ってきました。ここ最近のトム様出演作品は本当に素晴らしかったしね。
…ところが、結論から言うと、うーん。イマイチ。でした。
一番最初にユニバーサルのロゴが地球を一周して、ダーク・ユニバースのロゴが出てくるところは、新しいシリーズの始まりだぁ〜という感じでワクワクしたのですが。
トム様の演技はやっぱり大好きだし、ソフィア・ブテラさん演じる王女様も可愛いかったし、一つ一つの要素は悪くないハズなのに、なぜか沸点が低い状態が続き…もっと上手く作れたんじゃないかなぁ。これならハムナプトラシリーズの方がずっと面白いと思います。トム・クルーズ主演映画史上NO.1ってホントかよ…残念ながら次回作への期待を抱けないものでした。
割とコミカルで気楽な雰囲気
悪役はあまり怖くなくちょっと面白いキャラ。車がクラッシュした現場に都合よく追いついてきたり、自分であまり動かず仲間や虫に頼ったりする。
トムクルーズ映画らしく女性ファン向けと思われる演出が随所に。ダメ男だがいざというときは女性を助ける、全裸で鍛え上げた肉体を披露、悪に乗っ取られてしまい愛し合っているのに近づけない。。
ダークヒーロー誕生、という感じのラストだったが、私向けの映画ではないようだ。
まあまあ。
迫力はあったけど、最高だったー!という感じは残らなかった。
最初は IMAX にしようか迷って結局字幕にしたけど、2Dで充分かな。。。
まあ、悪くはないです。
あまり印象に残っていないので、自分にとってはその程度だったのかと。。。
ダークユニバース始動
本作はユニバーサル・スタジオが手がけてきた「ユニバーサル・モンスターズ」と呼ばれた伝奇的な怪物映画のリブートシリーズである「ダーク・ユニバース」プロジェクトの第一弾作品です
この「ダーク・ユニバース」の売りはもちろん各映画の主役となるモンスターだと思いますが、本作では呪われた砂漠の王女こと「アマネット」です。
古代エジプトの神秘的なビジュアルで美しさは感じられるのですが、モンスターとしての活躍が少なく恐ろしさや強さはそれほど伝わってこなくて残念でしたー
アマネットのしもべである野良ミイラたちがゾンビのように襲ってくるシークエンスもあるのですが、個人的にはそちらのほうが楽しめました
森の中で車を運転していると、なぜか上から降ってくるミイラたち
木の上で待つように命令されてたのかな?大量生産のゾンビよろしく、ぞんざいな扱いも受けていてちょいちょい笑って観てました
トム・クルーズといえばビルを登ったり飛行機にぶら下がったり、ノースタントで危険なアクションに挑戦しがちですが、今回も山の斜面をゴロンゴロン転がったり、車でグルングルンしています
トムの演じたキャラクターは正直なところ何を考えているのかわからなくて、状況に流されるがまま逃げたり闘ったりをしているわけですが…。
アクションゲームの主人公のように、ゲームオーバーを避けるために飛んだり跳ねたりしているだけのようでもありましたね
基となった『ミイラ再生』はホラー映画ですが、『ザ・マミー』でも一部ホラー的な表現もあるにはあります。
ただ、人知を超えたパワーを恐怖として描くのではなく、カッコよく見せようとしすぎて素材の良さが発揮されていなかったように思います
同じ原作のリメイクである『ハムナプトラ』もアクション・アドベンチャー映画としてヒットしてしまったのでムリもないですが…
「ダーク・ユニバース」はキャストも一部決定しており、透明人間はジョニー・デップが、フランケンシュタインはハビエル・バルデムが内定済みです。
MCUで言う各ヒーローの橋渡し役であるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の役割は、ラッセル・クロウ演じるゴニョゴニョ(いちおネタバレ回避)が務めます。
彼の描き方も個人的にはおもしろかったですね
ここまで大々的にシリーズ化と銘打ってしまったので次回作以降も失敗は許されないはず…。
かなり大金を注ぎ込んで製作されるでしょうから、そこそこの出来以上にはなると思いますので、引き続き期待していこうと思います
ハリウッド映画の伝統を随所に
中東イラクのある町。
米軍の偵察兵ニック(トム・クルーズ)は、仲間のヴェイル(ジェイク・ジョンソン)とその町を訪れた。
反政府組織を追ってのことだったが、ニックはある秘宝の話を嗅ぎつけ、それを奪う目的で来たのだった。
廃墟となった町で、銃撃戦と米軍の援護の末、秘宝があるといわれる遺跡は見つかったが、ニックはその地に葬られたエジプトの邪悪な女王アマネット(ソフィア・ブテラ)に憑りつかれてしまう・・・
といったところから始まる物語で、その後、エジプトの古代文明を調査しているジェニー・ハルジー博士(アナベル・ウォーリス)とともに事件に巻き込まれていく・・・
ということで、米国映画伝統の巻き込まれ型の主人公。
まぁ、たいていの怪談話の主人公は、女霊に魅入られてしまうのであるが。
さらに、ジェニーと喧嘩しながらも意気投合し、かつ、彼女を危機に陥らせるそもそもの原因が主人公にあるといったあたりは、伝統的な米国映画のキャラクター設定。
このキャラクター設定がしっかりしていることで、トム・クルーズ=スター映画という図式も明確になってき、面白く映画が展開していく。
その後の展開は、イラクからロンドンへ、さらに十字軍の時代の物語とリンクし、その上、ラッセル・クロウ演じるもうひとりのホラーキャラクター(ヘンリー・ジキルという名だ)まで登場して、サーヴィス精神満載。
甦った女王アマネットは生きている人間のライフフォースを吸い取って肉体を取り戻していく(『スペースバンパイア』を彷彿)とか、アマネットにライフフォースを吸い取られた人々は干からびてアマネットの命令を束になって実行する(『バタリアン』を彷彿)とか、アマネットを捉えたジキル博士が彼女を実験材料にしようとしたり(『死霊のえじき』を彷彿)と、80~90年代の変格ホラー映画を彷彿とさせるシーンが続々と登場し、B級ホラー映画ファンなら狂喜歓喜するはず。
(って、自分がしただけなのかも、ね)
そして、最後の最後に、大切なひとを助けるニックの行動・・・
ベタで、当然、続編も予感させるような結末なんだけれども、これもまた良し。
なにせ、ユニバーサル映画のモンスターたちを甦らせる「ダーク・ユニバース」の第一弾らしいのでね。
もう、巻頭からニンマリしどおしの、B級スピリット溢れるスター映画、それもホラーアクションコメディ映画でしたから。
それほどひどくもないという印象
映画『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』を見て来ました。悪評だらけの中、それほどひどくもないという印象。ただ、冒頭で落ちてしまったため、細かな設定は理解していませんが…。
欲を言えば、ヒロイン役はもっと華のある女優さんだったらなぁ〜、と思います。
まぁまぁ、まぁ…。
特にトム・クルーズが好きと言う訳でもないのですが、駅の大きなポスターに惹かれて、と言うところでしょうか。
内容自体は、決して面白くなかった訳ではないのですが、トム・クルーズが演じるには、若すぎる役だったのではないかと思います。
斥候兵とか、同僚の階級が伍長と言ったところで、ちょっとムリがあるな、と。
ちょっと女王が可愛く思える瞬間があるw
砂漠の女王が可愛く思えるから不思議。
もともとヒロインがあんま可愛くないというか、カットによってはぶちゃなので。。w
あとラッセルクロウ氏のジキルとハイドが怪演過ぎてむしろ悪役なので、なんなら女王についた方が幸せなんじゃないかと思える始末w
ある意味トムクルーズに惚れ込んだヤンデレっぽくて。
でも想像してたよりグロいというか、マミーがゾンビ風なので気持ち悪かったなぁ。
最後の終わり方は続きを意識してるねー
マーベル的なダークヒーロー的な枠狙ってんのかなw
ヒーローじゃないターンのトム
トムはスーパーヒーローの役よりも、普通の人、ヘタレぎみの人の役の方が好み。
宇宙戦争の港湾労働者の親父とか、オールユーニードイズキルの前半のヘタレ将校とか。
今作はそっち系の役。コソ泥まがいの軍人役。
キャラクターとしては面白いけど、全体的にどっかで見たようなヴィジュアル、ストーリー。あんまり新鮮味の無い内容。
ミイラ物だからあんまり話しにヒネりも利かせられないんでしょうが。
ハリウッドの新スタンダードになりつつあるユニバース展開の一作目らしいですが、これはウケるのかなぁ?
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