スプリットのレビュー・感想・評価
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2017-23
マカヴォイさんはキメラ。
世界仰天ニュース(ビリー・ミリガンも放送時に見て、ガクブルした記憶)やアンビリーバボーが好きなので、こういう類の映画は大好物。
サスペンスだと思っていたら、ヒューマンドラマというか、ドキュメンタリー要素もありですね。
タイトルコールから始まって一分で絶望のどん底に落とされるスピード感はよかった。
マカヴォイさんの演じわけはさすが。
舌ったらずな喋り方や眉間の皺、目線の配り方で全然違う。
話しながら人格が変わっていくシーンは本当すごいの一言。
初代バイオのキメラまでなってるし。
ケイシー役の子の表情にも惹き付けられる。
カメラのアングルによって顔が変わる不思議な顔立ち。
彼女にばかり目がいきがちですが、他の二人の演技もよかったてす。
確かに23人格は尺的に無理ですし、エンドロールでも7つくらい?しか出てなかったけど、十分楽しめた。
そしてエンドロール終わるまで席をたっちゃ行けないやつです。
仰天ニュースのビリー・ミリガンと、アンブレイカブル見直そっと。
駄作だ…それに最後のは何だ!
多重人格者と分かって観てるんだから、たらたらとマカヴォイのひとり何役を見せられても退屈でとにかく眠い。ナイトシャマラン自身がいつも通り登場したが、あの辺が一番眠い。24人目が人格以上の変貌を遂げるところが新規性のアイデアかもしれないが大して驚かない。で、主人公の高校生が助かるくだりが、え?何? またよくあるDV的な話につなぐの? もうそんなのいいよ~。最後のB.Wの登場は何だ! あの作品は結構好きなのにこんなのとくっつけないでくれ!
評価の高いのがおかしい
正直期待して居なかったけど、予告編を見れば十分の映画でした。
上映後、駆け足に20人以上がエンドロールが終わる前に劇場を後にしたのが印象的。
終わった後の雰囲気もなんじゃコレ?って感じです。
余韻も冷めないままに次作の予告もあり、興ざめでした。
23人+の人格といいながら実際には5,6人しか出てこず、たしかに俳優の演技はうまかったが、いかんせんストーリーに深みがなく、予告編を見て想像したラストシーン通りでした。
評価が高い人が多くいますが、おそらく俳優の個人的なファンなのか、関係者でしょうか、他の映画の評価も合わせて見ることをオススメします。
映画が終わった後の劇場の雰囲気は白けた感じで、さっそうと後にする人の気持ちがよくわかる内容でした。
この手のサイコものはいろいろ出ているのでもっと捻りが必要だったように思いました。
23+1人ねぇ…。
23人+1人の人格を持つ男による誘拐劇。
人格多いなあとは思っていたけれど、結局のところ5人ぐらいしか使われないし、みせただけのものも含めても10人ぐらい。あくまでも設定ってことね。
映画だから細かい設定に突っ込むのは野暮だけど、人格が入れ替わった際の記憶や情報の移行が都合良過ぎて誘拐に対する認識の変化もなくて、折角人格が替わっても活きていないし+1も不気味でも何でもないし。
結局、誘拐〜監禁に対するハラハラだけだよね。
サスペンスの場合あまりも都合良いのはいかんよ
余談だけど、「ダン」は何で?と思ったけど…そっちも魅力的な作品じゃないし今更だし、新情報みても高まらないんだが。
1秒たりとも目が離せず、本当に面白かった!
実在したビリー・ミリガンの話だと思って見に行ったら、違ったので、途中から「えっ?違うの??どうなるの?どうなるの?」と気がはやって大変でした。
ビリー・ミリガンは人を殺したことはありませんでした。
最後は釈放され、一般社会で暮らせるまでになったらしいし。
だからこの映画もそうなのだろうと、安心しきっていたのです。
実話とギャップがある分、最後まで興奮冷めやらず、没入して見ることができました。
心臓に悪い映画でした。
ラストも「監督、やってくれるねぇ!」とにんまりしたくなる終わり方でした。
次回作があるとかないとか??
『アンブレイカブル』を見たいと思いました。
J・マキャヴォイの怪演に尽きる
文字どおり狂気をはらんだジェームズ・マカヴォイの演技が良い。作品中では23の人格がすべて登場することはないが,それでも9歳の少年,ファッションデザイナーのゲイ,エレガントな成人女性,パワフルな男性など,年齢も性別もパーソナリティーもまったく異なる人格が現れる。表出する人格に応じて表情や声色はもちろん,立ち居振る舞いや全身から放たれる雰囲気に至るまですべてを身体ひとつで演じ分けており,その演技力は並大抵ではないと素人ながらに実感した。
続編よりもケイシーの今後のことがとても心配😔
わかっちゃいるけど、仕方ないですね。
どうしてもラストの展開を『シックス・センス』並みの衝撃が待っているはず❗️と期待してみてしまいます。
終わってみれば、カウンター席のあの人が一番の驚きでした。
でも、普通に予断を持たず見る分には、幼少時に虐げられた人間の自己防衛のあり方、保護者としての子供への振る舞いなどについても考えさせられる、意外と重い映画でした。
それよりもですね、あの叔父が迎えに来たケイシーの今後のことの方がもっと気になるのですが、監督っ!!
続編で解決させるんですよね⁉︎
引き裂かれた獣
『ヴィジット』のヒットも記憶に新しい
M・ナイト・シャマラン監督の最新作は、
多重人格の男に監禁された3人の少女の
脱出劇を描くサスペンススリラー。
多重人格は現在では解離性同一性障害
(DID:Dissociative Identity Disorder)
と呼ぶそうな。映画に登場するケビンは
23人格を有するという設定だったが、
そういや『23人のビリー・ミリガン』なんて
ノンフィクション小説ありましたね昔。
(てかこの本のあらすじ読んだ限りは
完全にこれが元ネタに思えるのだけど)
* * *
ケビンに監禁された主人公ケイシーら3人、
ケビンを担当する精神科医、そしてケイシーの
過去を自在に行き来しながら語られる物語は、
いつものシャマラン監督作と同じく抑制が効いた
語り口なので、心臓バクバクもののスリラーを
期待されていた方には刺激が足りないかも。
だがそれでもサスペンスとミステリ(と微かな
ユーモア)に満ちているし、観客をビクッと
飛び上がらせる為だけの無駄な恐怖演出もない。
なにより先を読ませない程度に登場人物の過去を
語りつつ、その過去が現在の登場人物らの行動・
結果に作用していることを理解させる構成が見事。
どうしてケイシーは人と距離を置こうとするのか?
どうしてケビンの心は引き裂かれてしまったのか?
ケイシーとケビンの過去が緩やかにリンクするラストは、
人殺しの怪物が逃げおおせてしまう結末でありながら、
どことなく優しく物悲しい。
銃弾でさえ殺せない“獣”を鎮めたのは同情だった。
怪物ではあれ、その基の部分には人の心があった。
* * *
ケビン・ウェンデル・クラムが自分の中に幾つもの人格を
生み出したのは、母から傷付けられるのが怖かったから。
フルネームを呼ぶと主人格ケビンが強制的に目覚めるのは、
母が幼少の彼を虐待する際にフルネームで呼んでいたから。
車両基地で“獣”が目覚める理由は、父が去った場所だから。
“獣”が弱い自分を守ってくれる最も力強い存在として
誕生したのなら、“獣”はケビンが傍にいてほしい
と願った父の姿を模していたのだろうか。
(父が“去った”とは自死を指す? 明確に語られては
いなかったと思うので違うのかもだけど)
可哀想なDr.フレッチャー。
彼女はケビンを理解し信じようとしていたが、
母が幼児に愛情を注ぐが如く親身になり過ぎていたし、
超常的な“獣”についても信じ切れなかったのだろう。
彼女はこんなことを語っていた。
心に傷を負っているから他より劣っているとは限らない。
最も傷付いたものこそ最も進化したものかもしれない、と。
彼女の言葉を“獣”もまた自分なりに咀嚼していた。
失意のものはより進化したものである。
痛みを知るもの、汚されたものこそ、その心には汚れがない。
他者に害を為す以上、“獣”は裁かれるべき存在だが、
元を辿れば“獣”も被害者であり、単純な善悪で彼を括るのは難しい。
“獣”を生んだ別の“獣”から正さねば、根本的な解決にはならない。
心に汚れがないと認められ、助かったケイシー。
父の狩りの教えを思い出し、“獣”に立ち向かったケイシー。
彼女はもっと薄汚いあの“獣”に今度こそ立ち向かえるのだろうか。
最後のあの毅然とした眼は、彼女がその決意を固めたことを
意味するのだろうか。そうであってほしいと願う。
* * *
で、シャマラン監督作では毎回のように語られる『衝撃のラスト』だが――
「え、なんでブルース・ウィリス?」
「え、Mr.ガラスって誰?」と思った人。
先生怒らないから手を上げなさい。(誰が先生だ)
もうね、
シャマラン監督作品をあまり観たことが無い方には
残念ながら今回のラストは「???」だと思いますけどね、
監督のファンにとって今回はかなり嬉しいサプライズ。
なんと同監督作『アンブレイカブル』と本作が
同じ世界観の物語だったというね。
シャマラン監督を一躍有名にしたのは『シックス・センス』だが、
ごく個人的な話、僕は彼の『アンブレイカブル』が、
彼の作品中でも一番好きなんである。家族のドラマとしても、
善悪の概念や力を持つことの責任を考えさせるラストも。
監督の次回作は『アンブレイカブル』の正当続編『GLASS』?!
Mr.ガラス出るの! うひょう! 今からスゲー楽しみです!!
……あれ……もしかして盛り上がってるの自分だけ……
<2017.05.12鑑賞>
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余談:
ケイシー役アニヤ・テイラー=ジョイは、2015年制作の
映画『ウィッチ』での主演が好評を呼んだ新鋭。
過去に打ちのめされ、感情表現が抑制されている感じが見事。
次回作が楽しみ。てか、前々から海外予告で期待してた
この『ウィッチ』が、日本でも今年7月公開予定。早よ観たい。
感想ではない。
一番ヤバいのは、ケイシーの正体だよ。私の妄想内の続編ではあの子もスプリットになるんだよ。と感じさせるラストでした。
エンドロールの最後の日本語特報、気になりますね!
ハリウッドで最も過大に評価されている監督
映画『スプリット』を見て来ましたが、今年一番の駄作だと思います。ナイト・シャマラン監督には、ハリウッドで最も過大に評価されている監督という称号を贈りたくなります。
23人の人格を持つと言う多重人格者に女子高校生3人が誘拐されると言うお話です。ただし、なぜこの3人が誘拐されたのか理由はちっともわかりません。また最後に24番目の人格、ビーストと呼ばれるのが登場してくるのですが、そこまではちっともハラハラドキドキしません。
ジェームズ・マカボイの熱演だけです。評価は⭐︎です。
もはやマニア限定作品(笑)
誘拐された女子高校生vs多重人格者って設定自体は面白いんだけど。
純粋な頭脳戦を取り入れた密室スリラーで展開していけば、もう少しまともな作品になっていたのかも・・・
あっ!
シャマランの作品だった・・・
ならこうなってしまうのもしょうが無い。(笑)
前半は興味をそそるような展開をさせ中盤あたりまで期待させる展開は流石。
終盤明明後日の方向に向かってしまうので、もはやシャマランワールドの良き理解者しか楽しめません。(笑)
まぁ、次回作になるのかな?
その作品への布石だと思って鑑賞すれば違った見え方にもなるんだろうけど。
普通でしたね
おシャマさんたちはちょっと物足りないのでは?その代わりいつものラストでガッカリがなく、いいのかも。
アメリカで結構ヒットしてたので、期待して見たのですが、低予算のマカヴォイの演技頼みでちょっと残念でした。
アニヤテイラー=ジョイ、エロい
ストーリーは多重人格者のサイコ者と言う事で良くある話だが主演のアニヤテイラージョイの演技が最高、心に傷を負った少女を巧く演じてる。またよく見るとえらい巨乳、この子は売れるだろな。日本人好みのベビーフェイスだしスタイルもいい、何か映画の話からそれちゃったな、でも面白かったです。TOHOシネマ満席でした。
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