ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのレビュー・感想・評価
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考えさせられました
気づいたこと3つ
①良いものや合理的なシステムを作っても、それをどのように見せていくのか。良いからといって、それだけではダメなんだと。コンセプトや、ビジョンに賛同する仲間づくりは事業の要素。
②維持する、暖簾を守る事も大切なことだけど
攻める、トランスフォームする事の必要性。
しかも、これを継続して行かなくてはならない。
だって、創業の兄弟も、テーブルサービス方式からファストフード方式への変革をした人達。現状維持だけでなく、どんどん攻める、変わることに挑戦しなくては。
③人は描いた通りの人になる。というか、本気で描かないとそうならない。
自分は何者になりたいのか。何を成し遂げたいのか。それがないと貫けないよね。
ピジネスは才能より根気
レイ・クロックが52歳の時に創業したマクドナルドを全米一の大企業にするまでを描く
面白かったなぁ〜
そもそも、マクドナルドはマクドナルド兄弟が経営していたハンバーガーショップで、そのアイデアをクロックがお借りして(最終的には買収)全国展開のチェーン店に
そこに至るまでの弱肉強食っぷりがえげつなくて面白い
印象に残るセリフは
「ライバルが溺れていたら、口にホースを突っ込んでやれ!」
ビジネスはきれいごとでは、勝ち抜けないのだ
ビジネスで成功するためのエッセンスが満載のこの映画
ビジネス書を読む感覚で観てみるのが、オススメ
偉大なこと
クロックは、片田舎で頑なに守られていたビジネスモデルを「かすめ取った」のか?否、埋もれていた金の卵を掘り出し磨き増やし続け世界を変えた物語♪チャレンジの大切さを教えくれた。
マクドナルド兄弟が産み出した物は彼らだけでは育てきれなかったであろう。結果、全世界がマネをするシステムとして広めてもらえ感謝すべきだろう♪大きくなってから「俺たちのビジネスだ‼」と吠えたところでお門違い。
看板の黄色のmはマクドナルドのmではなく、ダブルアーチと言うことが良くわかった。
成功というアメリカの病理
めちゃくちゃ面白い!
実話ベースながら、成功というアメリカの病理を余すところなく描ききった快作!
成功が全ての行動原理であり、同じ病を持つものとでないと家庭も築けないというレイ・クロックのサイコパスぶりがスゴい。
マクドナルドに漠然としたアメリカンドリームを夢見見ている人(私を含む)こそ必見!
マクドナルドのある全ての町で上映すべき!
QCD vs McD 、 品質 vs 利益
企業経営で、よくQCDといいます。
「Quality(品質)」「Cost(費用)」「Delivery(引渡)」のことですが、
本当の創業者であるマクドナルド兄弟のお店は、QCDのバランスがとても良かったと想像します。
とても美味しいハンバーガーやシェイクが、安い価格で、すぐに出てきたのでしょう。
一方フランチャイズ化を拡大したレイ・クロックは、そこから何を変更したのか?
「品質へのこだわり」をやめて「利益第一主義」を採用したのです。
マックシェイクの作り方をアイスクリームから粉末に変更するくだりによく表れています。
「QCD」から、Q(品質)を引いて、M(マネー)を足すと、「MCD」となりますが、
これはニューヨーク証券取引所におけるマクドナルドの呼び名そのものです。
マーケティング+コストダウン=「MCD」とも言えるでしょう。
企業経営側に立つか、消費者側に立つかで、見方が分かれると思いますが、
利益第一主義の食べ物屋では、食事したくないと思いました。
【映画感想】マクドナルド兄弟を題材にした映画 「ファウンダー ハン...
【映画感想】マクドナルド兄弟を題材にした映画 「ファウンダー ハンバーガー帝国のひみつ」を鑑賞しました。
短時間でハンバーガーを作る合理的なシステムを開発した兄弟に目をつけた、新しいもの好きなクロックの成り上がり物語。
どこの店舗に行っても同じ味を楽しめるマクドナルドですが、共通の味を維持するのは並大抵のことではないのが映画を観るとよくわかります。
味を守りたいマクドナルド兄弟と利益追求を目指す野心家クロックのやりすぎ?!経営戦略も学べます。
商才とは運か、根性か。
世界人口の1パーセントの人々が1日に必ずマックを食べている原点を知ることができます。アメリカで50州1500店舗もの成功をおさめたマクドナルドのひみつか解き明かされます。
映画を観ると、ハンバーガーを食べたくなるかも?!
臓腑煮えくるも落ちはすっきり
さすがマイケル・キートン。
まずはそれに付きますが、主人公の姿勢がブレないので、周りがワタワタするのに乗っかりながら、良い意味で気持ち悪く観ることができました(笑) 但し、商売をしていた人間としては、徹する矜持みたいな所に「なるほど」と、思うと共に「兄弟」の方法と方向のままであって欲しい、とも思ってみたり。
ともかく、ビジネスエンターテイメントとしても美味しい仕上がりとなっておりました。
怪物だね、これは。
マクド創業者の成功物語かと思ったらアメリカらしい企業乗っ取りの話だった。
品質保持かフランチャイズでボロ儲けか。権利利権の泥臭さと弱肉強食の覇権争いをサクッとみせさせられました。成功したんだけどクロックさん、ただのクズにしか思えん。
それにしてもマイケルキートン、上手いなー、と思った。老俳優のはずなのになんて若々しく生き生きしてるのか。
ビジネス
カリフォルニアのハンバーガーショップ「McDonald's」と成り立ちと、フランチャイズチェーン「McDonald's」の成り立ちの話。
うだつの上がらないセールスマンが、ハンバーガーショップ「McDonald's」に魅せられて、勝負してフランチャイズチェーンをつくりあげていった史実であり、汚いところもあるがビジネスマンとしては間違いがないことは結果が語っている。
ハンバーガーショップの兄弟も負けはしたが、自分達だけでは稼げなかったであろう金を手にした訳だし、金が全てではないけれど。
聞きかじった程度の知っていることもあったけど脚本の良さか、良くも悪くもドラマチックで、映画としてもハラハラドキドキ楽しめた。
やっぱり成功者はサイコパス
実話に基づく作品。世界最大のハンバーガーチェーン「マクドナルド」を、レイ・クロックがどの様にして作り上げていったのかを描いている。
事前にある程度知ってはいたけど、レイ、えげつない。サイテー。でもまぁ、ああ言う人物でなかったら、世界一のハンバーガーチェーンは作り上げられなかったんだろうけどね。そういう意味では、業種は違うけど、スティーブ・ジョブズも、作り出す製品は素晴らしいけど、一緒に仕事をしていく人間としては、最低・最悪であったと言うのは、偶然ではない。ある本で読んだんだけど、成功する人はサイコパスだと言う説もあるしね。
一方、本当の創業者であるマクドナルド兄弟は、立ち上げるまでは良かったけど、広げると言う役割には力不足だったと言う事なのかな。でも、あの1948年の時点で、いまのマクドナルドに繋がる時短方式を導き出していたのは、マクドナルド兄弟の功績。しかも、テニスコートで、シミュレーションを繰り返してキッチンレイアウトを作り出すと言うこだわりは凄い。そのこだわりが、規模拡大の足かせであったのは間違いではないと思う。だが、マクドナルド兄弟には、自分で広げていくような才覚も運も無かったと言うと身も蓋も無いが、逆に、窮地に陥ったレイには、何某かの幸運が巡ってきていたことも含め、運も実力のうちなのであろう。
気になったのは、マクドナルドは不動産事業であると言う事。そういう意味では、不動産をたくさん売り払ってしまってFC加盟店からの上りで暮らしていくようになってしまっている日本は、マクドナルドのコアコンピタンスを失っている気がするが?
折角マクドナルドを描いた映画なので、ランチはマクドナルドに行こうかと映画を見る前は思っていたけど、あまりにもレイがえげつないので、その計画は止めてしまいました(苦笑)
もっとドロドロやろな!
最初は、エエねんけど、やはりゼニからむとな!
それと家庭は、かえりみないな。
マイケルキートンもオヤジになりましたなあ。
続きとして、日本マクドナルドの話もみたいなあ、
ダイエーや藤田田などの話も面白そうな。
考えさせられた
経営者目線で観賞しました。
冴えないセールスマンである主人公がマクドナルドを目の前にして人生を賭けれるものをやっと見つけたとばかり、猪突猛進となって一大チェーン店へと駆け上がっていく物語。
何も成し遂げていない悔しさ、コンプレックス。それをバカにするクラブの金持ちや客。
絶対にやってやるんだという信念の元次々と困難を打開していく様は経営者として勇気が沸く。
そして経営者視点から視てみると、冷酷に見えるであろう仕打ちの数々もそんなにえげつないものにはみえない。むしろ誰も損していない。
更に主人公と同じベクトルや情熱で生きた者達は皆出世している。
これが経営者なんだなと感心し、自信と元気を与えてもらった。
これだけの世界的チェーンを展開したファウンダーの生き様を、2時間で垣間見られるならば、是非一度こちらの映画を観てみるべきだと自信を持って言えます。
庇を貸して母屋を取られた兄弟のおはなし
マクドナルドの仕組み自体は作らなかったが、「創業者」を自負するその男なしでは巨大フランチャイズチェーンとはならなかった。
まるで諺の「庇を貸して母屋を取られる」を体現したような、そんな複雑怪奇なお話。
当初レイ・クロック役の候補にはトム・ハンクスが挙がっていたそうだが、結果的にアクの強い目で人を魅了できるマイケル・キートンで正解だった。
さすがに老けたけど、妻役のローラ・ダーンはやっぱり美人。
『ゼア・ウィルビー・ブラッド』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を彷彿とさせるので、それら作品が好きな方なら楽しめるかも。
これほど爽快でない映画だったとは・・・
どこに共感すればよいのか。マクドナルドへの嫌悪感がただただ高まりましたが、そういう感想を抱かせたかったのか、それとも他に何か言いたいことがあったのか。すっきりする結末があるのかと期待しながら最後まで鑑賞しましたが、残酷な悲しい話のまま終わりました。スピンオフ編として、ぜひ藤田田のストーリーも見てみたい。
実話を全てトレースするより深掘りが欲しかった。
展開が早く飽きない。が、深く掘る部分があまりないように感じる。
序盤のレイ・クロックが冴えないセールスマンだったころ〜マクドナルド兄弟を説得するまでが見所だったかと思います。あとは、駆け足で進んで「へー、そうなんだぁ」程度。盛り上がりにはかけました。
マックがよく許しましたね(笑)
マイケル・キートンの怪演が光るビジネス・ドラマです。主人公の悪人振りが堂に入っていて、なかなか爽やかとは言い難いドラマですが、かのハンバーガー帝国がこうやってできたのかと、大変興味深い作品ではありました。
いいものをみんなに安く提供したいという理念だとか、創業者の苦労みたいな話は二の次で、如何に金儲けの仕組みを作り上げるか、そのためには何でもするぞみたいなエゴイスティックな主人公の活躍がなかなかの見ものではあります。
しかし、イメージ商売でもある外食のマクドナルドがよくこの映画許しましたね〜っと驚きの一本でした。
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