劇場公開日 2017年7月29日

  • 予告編を見る

「やっぱり成功者はサイコパス」ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0やっぱり成功者はサイコパス

2017年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

実話に基づく作品。世界最大のハンバーガーチェーン「マクドナルド」を、レイ・クロックがどの様にして作り上げていったのかを描いている。

事前にある程度知ってはいたけど、レイ、えげつない。サイテー。でもまぁ、ああ言う人物でなかったら、世界一のハンバーガーチェーンは作り上げられなかったんだろうけどね。そういう意味では、業種は違うけど、スティーブ・ジョブズも、作り出す製品は素晴らしいけど、一緒に仕事をしていく人間としては、最低・最悪であったと言うのは、偶然ではない。ある本で読んだんだけど、成功する人はサイコパスだと言う説もあるしね。

一方、本当の創業者であるマクドナルド兄弟は、立ち上げるまでは良かったけど、広げると言う役割には力不足だったと言う事なのかな。でも、あの1948年の時点で、いまのマクドナルドに繋がる時短方式を導き出していたのは、マクドナルド兄弟の功績。しかも、テニスコートで、シミュレーションを繰り返してキッチンレイアウトを作り出すと言うこだわりは凄い。そのこだわりが、規模拡大の足かせであったのは間違いではないと思う。だが、マクドナルド兄弟には、自分で広げていくような才覚も運も無かったと言うと身も蓋も無いが、逆に、窮地に陥ったレイには、何某かの幸運が巡ってきていたことも含め、運も実力のうちなのであろう。

気になったのは、マクドナルドは不動産事業であると言う事。そういう意味では、不動産をたくさん売り払ってしまってFC加盟店からの上りで暮らしていくようになってしまっている日本は、マクドナルドのコアコンピタンスを失っている気がするが?

折角マクドナルドを描いた映画なので、ランチはマクドナルドに行こうかと映画を見る前は思っていたけど、あまりにもレイがえげつないので、その計画は止めてしまいました(苦笑)

コメントする
勝手な評論家