ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのレビュー・感想・評価
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マックは好きだけれど
マクドナルドの創業者の話
すごく盛り上がるわけではないけれど、飽きずに最後まで鑑賞出来ました!
マイケル・キートンは近年、
含みのある役をやると凄い光りますね!
本当の嫌な奴に見える(笑)
ホームカミングも楽しみ
角川シネマ新宿にて観賞
創意と工夫の結晶である名店が、土地リースという資本主義に呑まれて乗っ取られる。
どちらも「これぞアメリカ」の姿であり、語り口は丁度いい湯加減。記録映像を上手く絡めた編集術も活きている。
自分の幼少期の記憶も遡り「マクドとは何ぞや」を考えながら劇場を後にした。マックフライポテトで浸りたかったが劇場近辺に店舗はなく残念。
「マクドナルドにこだわった理由」には絶句。
単純ですが、アンチマックが加速
マイケル・キートンがうまいね〜ますます、悪い奴に磨きがかかった感じ。バットマンやってたのが記憶の彼方です。
何を教訓にするか?
*50過ぎて、人生諦めずに邁進したら、成功を手に入れられる。どんな手を使っても、欲しいものは手に入るんだってこと?
*あるいは、むやみに他人を信じてはいけない。自分の財産は自分で守らなければってこと?
でも、人としてどうなんだろう?
だれかの権利や尊厳を奪ってまで手に入れる成功、それでも満足なのだろうか?
考えようによっては、マクドナルドは世界的に有名になったし、兄弟は悠々自適の生活が送れるほどの金額を手に入れた。黙っていても、自分たちの名前が世界中に広まることになる。こんなに楽なことはない。食に対する理念は引き継がれなかったけれど、画期的なオペレーションは後継の企業にまで影響を与えた。
そして、ファウンダーという偽りの名は、白日のもとに晒される時代がきた。
レイが直感で感じた、「アメリカ中に広めたいハンバーガー」という野心に偽りはないのだと思う。まさに、その通りになったし、ある意味レイなりの信念があったのではないか。
けれども、どうしても人としての美しさに欠ける。登りつめても、卑しさは拭えない。
一晩経っても、そんな思いから離れられないのだ。
起業はアメリカの国技、あるいは業病?
フォードのTモデルからゼロックスの印刷インクビジネスそしてスタバ、アマゾン、グーグルとアメリカの新しいビジネスの革新力はめざましい。
その光と陰をさらっと描いている。
大作ではないが、ラジオショーなどのアメリカの実録物の流れに乗った佳作。
ビジネスの勉強してる人の具体的イメージづくりにも役にたつ(笑)
後味が最後まで悪いところがすごい。とても面白い
後味が最後まで悪いところがすごい。
50年代ですでに、製造方法や管理方法、今に繋がるシステムが確立されていたのに感動した。
演出は多分にあるでしょうが、家庭、健康、安全といった企業文化は育たない社風の会社だと想像できる。
儲け主義、執念に関しては抜きん出た会社なんだと思ってしまいますね。
面白かった!
ちなみに私はビックマック大好きです。よく食べてます。
マクドナルドという大成功の話。なのに・・・
この映画が、この時代にこのような描かれ方をするという所に考えさせる部分があった
アメリカを代表する大企業、マクドナルドの誕生から成功までの話である。創業者達はもっと栄光と賞賛を浴びるような描かれかたをされてもおかしくないはずである。昔、アメリカの飽食文明を追求する為に大盛りのマックを食わされ続ける「スーパーサイズミー」というドキュメンタリーがあったけども、あれでさえこの映画よりよほど明るかった。アメリカの心と言って良い大企業の成功譚である。笑いと明るさに包まれた話になるべきだろう
しかし、この映画では全般的に焦燥感に駆られた話が続く。レイの行き急ぐ焦燥感に引っ張られるからだ。笑顔だったマクドナルド兄弟の周辺。レイもそれに習い、笑顔が作れる職場を目指す。しかし、彼の焦燥感が周りから笑顔を奪っていく。この映画は、成功者と言われる人が、何を犠牲にして成功したのか?そして、それは本当の成功なのか?を説いている作品だと思う
そしてこういう描かれ方をされているという事自体が、今のアメリカの成功主義、資本主義に疑問を投げかけているという事だと思う。アメリカに居る大多数の敗者、そしてそれを食い物にしている勝者、しかしその勝者さえも常に焦燥感に追われ、満足行かない人生を過ごす。こういうアメリカの仕組みはどうなんだ、と
前評判とは違ってた
52才からのし上がったビジネスマンの物語ということろが気になり観に行きました。
私もその年齢なので、
事前にレビューを読むと、主人公レイの評判が最悪なので、観終わった後、いやな気分になるのだろうと想像してましたが、そんなことはありませんでした。
過酷なビジネスのなかで、52才になっても野心を失わず、勝負に打ってでる姿勢は、勇気づけられ、憧れます。
経理士との出会いが、マクドナルド大躍進の原動力なのでしょう、レイの根気と人との出会いが、重要だと感じました。
人生に諦めきれないおっさんに夢をあたえてもらいました。
空腹の羊飼い
人と物に忠実な楽曲と、喜劇の様な役者の表情・仕草により、すんなりと作品の中へ入り込める。
また本来の目的であるシェイクのミキサー販売とは真逆に位置する粉シェイクへ走るという末尾への伏線もシンプルで隙がない。
本作の主人公はクロック氏だが、視点はややマクドナルド兄弟側に寄っており、兄弟に牙を剥くきっかけとなる具体的なエピソードが抜けている為、ひとつ紹介させて頂く。
クロック氏がオープンさせたシカゴ店は、本店であるカリフォルニアの様に乾燥した気候では無い為、規定通りにフライドポテトを作ってもカリカリに揚げる事が出来ず、評判が悪かった。
試行錯誤の末、ポテトの入った箱の周りに扇風機を幾つも置き、風を通す事でポテトを乾燥させる事を考案。
何度も兄弟に説得を試みるも、契約書を楯に悉く遇らわれた。
結局、独断で実施し窮地を脱したのだが、その時のシカゴ店は利益配分も合わさり、倒産寸前まで追い込まれていた。
如何に不平等とはいえ自分の意思で契約書に判を押した以上はそれを遵守すべきであるし、家を抵当に入れた為に窮地へ追いやられた事は自業自得と言えるが、兄弟も利益はしっかり頂くのに、現場の意見を真摯に受け止めなかったという落ち度はある。
怪物か、英雄か。
いずれにせよ、鏡にくっきりと写る人生を歩みたいものだ。
決して綺麗事ではない「アメリカンドリーム」
しがない営業マンが商材を「モノ」から「システム」に変えて荒稼ぎし、成りあがるまでのストーリー。前半は店舗数拡張のための奮闘記、後半はその足枷となったロイヤリティ契約を反故にすべく、結果のれんを奪い取るまでの奮闘記といったところ。
これが作り物のドラマなら、のれんを奪取したレイクロックが足元掬われて…でスッキリとなるだろうが、彼が成功者のままで終わる故、胸がすく思いもないし寧ろ考えさせられる。
そしてアメリカ社会ならではの契約書の縛りの強さ。約束事を変える、破るにも「なぁなぁ」や「コッソリ」ではなくそれなりの仁義を切るシーンが多々あり、これがストーリーを引き立たせていると思いました。
悪い奴だ
マクドナルドはアクドイ店だと思っていたが、やっぱりそうかそういうことか。悪い奴もいたもんだ。
商売は弱肉強食ならば、主人公のレイは肉をむさぼる怪物だ。しかもたいした頭も知恵もない。善良な兄弟のすぐれた商売を乗っ取った、「盗んだ」のだ。
公式サイトを見てみると、「ドナルドがどこか怖い理由がわかった」とか、ホリエモンがレイを認めているコメントとかがあり、面白かった。
マクドナルドは、時々食べたくなるけど、なんだかいやになったな。
ふつう。
世の中そんなにうまくいくものではない、と思いながらみてました。
やり方がひどいですね。
ビジネスは勝負でもあるけど、感謝も必要かと。
批判してる訳ではないけど、参考にはしないなー。
ハンバーガー食べたくなった。
双方に愛情をもって描かれる
大抵、この類の話って、撮り手が「善人・悪人」にしたてて描くことが多いように思うのですが、この映画はどちら側も人間的に描かれていて、私自身はどちら側の人間にもにもなりえるし、双方の長所と短所がそれぞれよくわかるようになっていて、とても良かったです。
「アイツにされたことは、腹が立つけど、でも本人のことをそこまで憎みきれない」という兄弟の切ない背中が印象的でした。
マイケル・キートンはとてもいい俳優さんですね。本当になんでも演じきっていてすばらしいです。「バードマン」ではコメディアンなのかと思うほどに面白かったけど、「スパイダーマン」では普通に悪役だったし、、、。最近、彼のすばらしさを知りました。
クォーターパウンダーの復活は?
ある種の才覚があるのは認めるが、決して尊敬には価しない、やなオヤジ感をマイケルキートンが絶妙に演じる。どこで儲けるか、ビジネスにおいてどのパイを貪るか。この展開はなかなか興味深い。されど、それはビジネススクール的な話であり、このオヤジの一生を見せられて愉快になれる訳ではない。
ビジネスマンなら必見の映画
『マクドナルド』食べた事がない人はいない自分も初めて食べた時の衝撃。議論あるものの創業者の物語。名将賛画でなく答えは鑑賞者が出してくれとの描写が秀逸。映画の賛否というよりファウンダーの賛否に割れて評価されるこの作品、自分は間違いなく彼を大絶賛。ビジネスとは?真の勝者とは?を問いかけられるプロを意識するビジネスマンなら必見の映画。
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