ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのレビュー・感想・評価
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クォーターパウンダーの復活は?
ある種の才覚があるのは認めるが、決して尊敬には価しない、やなオヤジ感をマイケルキートンが絶妙に演じる。どこで儲けるか、ビジネスにおいてどのパイを貪るか。この展開はなかなか興味深い。されど、それはビジネススクール的な話であり、このオヤジの一生を見せられて愉快になれる訳ではない。
ビジネスマンなら必見の映画
『マクドナルド』食べた事がない人はいない自分も初めて食べた時の衝撃。議論あるものの創業者の物語。名将賛画でなく答えは鑑賞者が出してくれとの描写が秀逸。映画の賛否というよりファウンダーの賛否に割れて評価されるこの作品、自分は間違いなく彼を大絶賛。ビジネスとは?真の勝者とは?を問いかけられるプロを意識するビジネスマンなら必見の映画。
やり抜く力
ベストセラー「Grit」でも話題となった「やり抜く力」をとことん極めた男の人生。
作品の中では「根気」とされているが、レイ・クロックの「やり抜く力」には唖然とした。
自分のビジネスにおいて、ここまで極められるか、作品の間ずっと考えながら観ていた。
世界にハンバーガー帝国を創った男の物語。面白かった。
典型的な成功物語
開発者と事業を拡大する者が同じ人物とは限らない。
開発と事業を拡大する能力も違う才能が求められる。ソニーの井深氏と盛田氏のように。また違う側面で見ると、資本主義社会では、貪欲なまでに利益追求する者は、ピュアな開発者を飲み込んでしまう恐ろしさがあることをこの映画では捉えている。貪欲に利益追求をする者は、開発者とはまた違う経営側としてのスペシャルな知識が必要だ。レイと財務コンサルタントとの出会いはまさに必然であり奇跡だ。企業の成り立ちには、天才と貪欲な経営者と経営者を支える優秀な財務担当者が必要だという典型的な企業成功物語だ。
レイの憎らしさと愛らしさに興奮した
概ね最高。あまりにも執念深く、あまりにも自分を過信するあまり仲間が離れる一方、ビジネスの神様が振り向いてくれた、そんなロジックはスティーブ・ジョブズ、ソーシャルネットワークに通じるところがあった。
トレーラーを観て気になってはいたけどどんな胸くその悪い話だよという気持ちで観に行った。とにかく好きな映画だった。マイケルキートンは良くレイクロックの身振りや口調の癖を研究していると思う。
有名な話
レイ・クロックの話は有名な話なので、知っている人はこの映画を見ても驚きはないはず。
知らない人は楽しめるとは思います。
マイケル・キートンはうまく演じているが、レイ・クロックではなく、マクドナルド兄弟にスポットを当ててた映画を見てみたい。
レイクロックのイメージが変わった
マクドナルドの歴史はなんとなく聞いたことがあった。
レイクロック氏の成功本なんかも読んだことがあった。
だけど、本人の視点から書かれた本にはどんだけ成功したかのストーリーしかない。
この映画で、マクドナルド兄弟の視点から見る彼の生き様にインパクトを受けた。
いかにもアメリカのサクセスストーリー。どんな犠牲を払っても、自分の得たいものを得る。
それは好き嫌いが分かれるだろう。
でもマックに行く
108本目。
同じ人物だけど前半と後半では全く違う人に感じる。
成功者にありがちな話で、やっぱそうなんだ何て思うけど、マックの創始者の事を思うと複雑。
同じ事を思ってたお客さんもいたけど、あの人がいなければマック食べられてないと連れに言われた。
そりゃそうだよと思い、明日の朝もマックに行くんだよな。
店員が観たら、どう思うんだろうな。
店内にポスターとか貼ってないから、オススメではないんだろうな。
不愉快な気持ちになる
不愉快な気持ちになるということは、
映画としてはきちんとできているってことなのか、
認めたくないけど。
こんなに複雑ですっきりしないって、
そもそも見なければよかった。
映画的ヒネリがない
マクドナルド兄弟が作った人気ハンバーガー店は、まったく別人が世界的な企業にした、という話は知っていた。
その舞台裏をうまくドラマ化していた、とは思う。
しかし、Based on true storyは結構なんだが、映画的なひねり、ドラマチックな感動やスリリングな描写もないんだよね。
もうちょっと時代背景や主人公の内面とか描いてくれないと深みが感じられない。
敢えてそういうものを排除したんだろうけど、それは逆に成功してないよ。
小ずるい粘着質の中年ビジネスマンの成功物語をマイケル・キートンはうまくは演じているけれど、映画的広がりもあまりなく、感動したり、考えさせられる内容はない。
52歳までうだつがあがらないセールスマンだったという主人公なのに、日本人の目から見るといい家に住んで金持ちの社交クラブに妻ともども参加してたりして、あんまり苦労が伝わらないし。
まあ、ビジネス、起業に関心がある人には見ておいてもいい映画かもしれないが、本を読めばわかるような内容なのかも。
劇場で見るほどではないと思います。
傑物、しかし本当は単純な人なのかもしれない
序盤のレイの「満足することはない」という台詞に、業の深さを感じると共に、かっこいいと思ってしまった。
ハリーという、かつての自分を映したような存在によって、マクドナルド「創業者」となっていく姿は、なんとも皮肉的である。
どうしてもマクドナルド兄弟に感情移入して観てしまうため、レイという人物の非道さが目につくが、成功を手にするためにはどんな手でも使うという如才なさが、巨大なマクドナルド帝国を作り上げたかと思うと、その貪欲さに見習うべきところもあるのかもしれないと思った。
「マクドナルド」という名前についてのエピソードは、言語学的な観点からも面白いと思った。名前に対する共通のイメージというのは、どこの国にもあるようだ。
ラストの演出は、レイという人物のもう一つの側面を示しているようで、成功の裏側が垣間見えてよかった。
よかった
映画としてはとてもよかった!
マック大好きの自分が見終わったあとにマックではなくバーガーキングに行ったのだからその時点で人に影響を与えられる作品であったと思う。
クロック氏をどう思うか=レビューではない。
クロック氏を嫌いに思ったということは逆に映画としてのレビューは高くなるはずなのだから…
知識として面白い
実話映画としてとても面白かった。
マクドナルドってこういうふうにできたんだ、
と知れて純粋に興味深かった。
実話ものだけど、エンタメとしてもドラマチックでもあって
単純なサクセスストーリーとしても見れなくもない。
主人公の動きが映画が進むに連れて変わっていく感じが凄く良く描かれたいた。
マイケルキートンが良かったんだろうね。
で、彼、ビジネスマンとしては素晴らしいんだと思いますね。
他の実際の大企業だって、創始者と他の人との確執なんかは当たり前で、そうやって大きくなっているわけだし。
ただこの映画を通し、彼は人間としては凄く嫌だ。
欲しいものは手に入れないと気がすまない、他の人の気持ちなんか分からない。
経営者サイコパスなんでしょうね。
この男をヒーローに描くのは無理では?
ただただ、マクドナルド兄弟が騙させる可哀想な映画。ハンバーガーに愛のない男を悪として描くわけではなく、英雄? 観た後、マックに行きたくなると思ってメシ食わないで観たのに、逆に哀れで食べたくなくなったよ。
レイを称賛できない。
マクドナルドの創業者をレイとしているが、実際の創業者は紛れも無くマクドナルド兄弟である。
この作品は、レイの商法を称賛しているの?マクドナルド兄弟の商法も地味ですが成功していますよ。レイのような派手なビジネス展開が成功と位置付けているのは、納得できない。だってベースのハンバーガーの生産工程は兄弟から受け継いでいるだけじゃん。その上にレイが乗っているだけ。むしろ兄弟の店を「乗っ取り」した感じが否めない。この作品を見た人は、レイとは組めないと思うのでは?
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