ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのレビュー・感想・評価
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双方に愛情をもって描かれる
大抵、この類の話って、撮り手が「善人・悪人」にしたてて描くことが多いように思うのですが、この映画はどちら側も人間的に描かれていて、私自身はどちら側の人間にもにもなりえるし、双方の長所と短所がそれぞれよくわかるようになっていて、とても良かったです。
「アイツにされたことは、腹が立つけど、でも本人のことをそこまで憎みきれない」という兄弟の切ない背中が印象的でした。
マイケル・キートンはとてもいい俳優さんですね。本当になんでも演じきっていてすばらしいです。「バードマン」ではコメディアンなのかと思うほどに面白かったけど、「スパイダーマン」では普通に悪役だったし、、、。最近、彼のすばらしさを知りました。
クォーターパウンダーの復活は?
ビジネスマンなら必見の映画
やり抜く力
典型的な成功物語
レイの憎らしさと愛らしさに興奮した
有名な話
レイクロックのイメージが変わった
でもマックに行く
映画的ヒネリがない
マクドナルド兄弟が作った人気ハンバーガー店は、まったく別人が世界的な企業にした、という話は知っていた。
その舞台裏をうまくドラマ化していた、とは思う。
しかし、Based on true storyは結構なんだが、映画的なひねり、ドラマチックな感動やスリリングな描写もないんだよね。
もうちょっと時代背景や主人公の内面とか描いてくれないと深みが感じられない。
敢えてそういうものを排除したんだろうけど、それは逆に成功してないよ。
小ずるい粘着質の中年ビジネスマンの成功物語をマイケル・キートンはうまくは演じているけれど、映画的広がりもあまりなく、感動したり、考えさせられる内容はない。
52歳までうだつがあがらないセールスマンだったという主人公なのに、日本人の目から見るといい家に住んで金持ちの社交クラブに妻ともども参加してたりして、あんまり苦労が伝わらないし。
まあ、ビジネス、起業に関心がある人には見ておいてもいい映画かもしれないが、本を読めばわかるような内容なのかも。
劇場で見るほどではないと思います。
傑物、しかし本当は単純な人なのかもしれない
序盤のレイの「満足することはない」という台詞に、業の深さを感じると共に、かっこいいと思ってしまった。
ハリーという、かつての自分を映したような存在によって、マクドナルド「創業者」となっていく姿は、なんとも皮肉的である。
どうしてもマクドナルド兄弟に感情移入して観てしまうため、レイという人物の非道さが目につくが、成功を手にするためにはどんな手でも使うという如才なさが、巨大なマクドナルド帝国を作り上げたかと思うと、その貪欲さに見習うべきところもあるのかもしれないと思った。
「マクドナルド」という名前についてのエピソードは、言語学的な観点からも面白いと思った。名前に対する共通のイメージというのは、どこの国にもあるようだ。
ラストの演出は、レイという人物のもう一つの側面を示しているようで、成功の裏側が垣間見えてよかった。
よかった
知識として面白い
実話映画としてとても面白かった。
マクドナルドってこういうふうにできたんだ、
と知れて純粋に興味深かった。
実話ものだけど、エンタメとしてもドラマチックでもあって
単純なサクセスストーリーとしても見れなくもない。
主人公の動きが映画が進むに連れて変わっていく感じが凄く良く描かれたいた。
マイケルキートンが良かったんだろうね。
で、彼、ビジネスマンとしては素晴らしいんだと思いますね。
他の実際の大企業だって、創始者と他の人との確執なんかは当たり前で、そうやって大きくなっているわけだし。
ただこの映画を通し、彼は人間としては凄く嫌だ。
欲しいものは手に入れないと気がすまない、他の人の気持ちなんか分からない。
経営者サイコパスなんでしょうね。
この男をヒーローに描くのは無理では?
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