グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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ザック・エフロンの進むべき道
絢爛な美術と美しい衣装、派手なミュージカル・パフォーマンス。視覚的聴覚的にはとても楽しく充実したミュージカル作品であったのは間違いないのだが、作品の内容を考えるとどうも物足りないものがある。感性的にはなぜか充実感が足りない。
P・T・バーナムという実在したショーマンを主人公に据え、当時不謹慎と言われていたサーカスを成功させる様子を軽快に描いた作品で、それ自体はとてもいいのだけれど、ミュージカルシーンの華やぎとは別に、物語自体が持つ内容がまったくそれに追いついていないような印象。ただただ、サーカスを起こした男の話であるというだけに過ぎない。ホラ話やハッタリなどを自在に操ってショウを成功させたその折々の巧みな話術や裏技やテクニックなんかがまったく描かれず、とにかくミュージカルシーンを挟めば何もかもうまく行ってしまうというような強引な展開。「フリークス」と呼ばれることもある、個性的な特徴を持った人々を起用していく様子や、彼らと心を通わせるようなシーンがあまりにも粗雑にしか描かれないため、終盤で彼らがこのサーカスのことを「家族だ」とまで言い切ったその言葉を素直に受け止められるだけの裏付けが物語には備わっておらず、P・T・バーナムと彼らの間にある絆がまったく見えなかったのは大きな痛手。
映画のテーマには、現在ハリウッドだけでなく世界中で叫ばれている差別や偏見といったタイムリーな内容を擁していながらも、物語として繰り広げられる考察や導かれる結論には目新しさはなく、それを補うのが主題歌「This is Me」だというのは、映画としては不本意であるべきことだ。「This is Me」には、人と違うことやマイノリティであることを含めて、ありのままが自分自身だと謳う実に力強いメッセージが込められた一曲だが、このたった一曲がストーリー以上に多くを物語ってしまった。この一曲を前に、ストーリーが完全に希薄に感じられてしまったのは誤算であるはずだ。
P・T・バーナムという、嘘とハッタリを駆使して繁栄した実在の人物を演じるに、ヒュー・ジャックマンは少々ミスキャストな気もする。善良なイメージの強いジャックマンがハッタリ屋であるというのがなかなか結び付かず、もっと下俗的な胡散臭さをポジティブに表現できる俳優が相応しかったのではないかと思う。ジャックマンが演じるとP・T・バーナムがまるで英雄のように見えてしまいがち。もちろんP・T・バーナムは悪人ではないが、どこか狡猾さやずる賢さを孕んだ役者の方が似合う役柄のように思う。無論、ミュージカルスターとしてジャックマンの起用が表目であることは疑いようがなく、パフォーマンスには大満足なのだけれど。
一方で、ここ数年はお下劣なコメディ映画の出演ばかりが続いていたザック・エフロンが、久しぶりに「ハイスクール・ミュージカル」のころを彷彿とさせるような作品と出会ってくれたことは個人的にとてもうれしい。ヒュー・ジャックマンと繰り広げるバーでのミュージカルシーンの掛け合いは、ミュージカルスターの先輩と後輩の楽し気なバトルのようでもあり、エンディングなどまさしく先輩から後輩へのバトンタッチそのものだった。これこそがエフロンの進むべき道であり、この出会いを機に、ミュージカルスターであるヒュー・ジャックマンの正当な後継者として突き進んでくれないだろうかと私は真剣に願っている。歌唱力とパフォーマンス力、そしてスター性を持っているのだから、今からでも遅くないからブロードウェイ・ミュージカルなどでどんどん経験を積んで、次世代のヒュー・ジャックマンになってくれないかなぁと、この映画を見ながら本気で思った。
音楽はすごく良かった!
口コミ評価高かったからちょっと期待してしまったんですが、ララランドもイマイチだなって思った私的には内容は至ってありきたりで大した事ないなって思いました。
ただ音楽(曲調)は、希望に満ち溢れてる感じで、すご~く良かった!好き系でした!
前例の無い“地上最大のショウ”に我々は魅了され続ける
私事で久々の劇場鑑賞。いつも通ってる馴染みの劇場が新鮮に感じた。
また、作品も劇場で見るに相応しいエンターテイメント・ミュージカル・ショーであった。
アメリカでOP成績は不発だったものの、その後驚異のロングヒットになったのも、この楽しさだからだろう。
サーカスの原型となるショー・ビジネスの礎を築いた興行主P・T・バーナムの実話に基づくミュージカル。
レビューはほとんど絶賛で溢れていて、勿論それは充分分かるが、ちょっと気になってた点が。
と言うのも、バーナムはいわゆる“フリークス・ショー”の興行主としても有名。
エンターテイメントに徹する余り、それらはカットされるんじゃないかと危惧したが、ちゃんと触れられていて一安心。寧ろ、重要なポイントの一つでもある。
バーナムがスカウトしたのは、小人、髭の濃い女、毛むくじゃらの男、巨人、巨漢、有色人種などなど、社会から疎外されている人々。
彼らをショーに出演させる。
見世物と思われても仕方ない。
興行の為の金目的だったかもしれない。
が、社会から隠されるように生き、日陰の存在だった彼らが、初めて日の目を見る。その圧巻のパフォーマンス!
普通の人と違う、ヘン…なんかじゃない。個性。
差別・偏見を、歌って踊って、跳ね飛ばせ!
アメリカでヒットした理由もそれかもしれない。
本格的なフリークス・ショーを期待してる人には大いなる期待外れだが、実在の人物を題材に、メッセージ性のあるミュージカルになっている。
ストーリーそのものはツボを抑えているものの、少々平凡か。
ゼロからスタートし、成功を収め、その成功をさらに追い求める余り本当に大事なものを忘れ、再びどん底へ…。
家族愛とか仲間との絆とか、ちと描かれ方はステレオタイプ。
ある時バーナムは女性オペラ歌手の歌に惚れ、彼女と共に興行ツアーへ。家族やサーカスの仲間を置いて…。
バーナムの傲慢な部分も少なからず描かれてはいるが、もうちょっと深く描かれていればドラマとしてもよりメリハリ付いただけに惜しい。
しかし、夢を諦めない姿や、全てを失ってからの再スタートなどは非常にストレート。
それを盛り上げる歌やパフォーマンスが素晴らしい。
ヒュー・ジャックマンはもうさすがとしか言い様のないミュージカル・スターっぷり。
同じくミュージカル出身のザック・エフロンも下手な青春ラブやコメディやるより実に生き生きしている。
『ラ・ラ・ランド』の音楽コンビによる数々のオリジナル楽曲がどれも素晴らしく、お気に入りが一つに選べない。
本作もまた、前例の無い事を成し遂げた者の話。
誰も見た事無いものを見せる。
その新鮮さ、ワクワクこそ、本当の“地上最大のショウ”。
飽くなき姿、圧巻のショーに我々は魅了され続ける。
透けて見える差別意識
予告編を観て、ミュージカル好きであることと音楽的に好みかもしれないと感じたため鑑賞しました。
しかし、オープニングから心は掴まれず、音楽的にもPOPs/Rock度が高すぎてさほど惹かれず、正直嗜好に合わず期待外れだったな、との感想を持ちました。ヒゲの女性が絡んでくると、グッとゴスペル感が強まりめちゃくちゃ良くなるんですが、それ以外はなぁ〜。
あと、オペラ歌手ジェニー・リンドの唄がオペラじゃないとは!セリーヌ・ディオンとかの、90年代ディーバ調の曲でした。映画Youthのエンディングで流れたSimple Song #3のようなクラシカルな名曲を期待してしまったため、激しくゲンナリ…ジェニー・リンド自身は超美人で素敵だったんですがね。歌詞は悪くなかったです。
とはいえ、This is Me は名曲だと思いました。流れるタイミングも良かったし、映像も素晴らしかった。歌詞もドラマとリンクしていて上がりました。
あと、エンディング近くで流れる、バーナム復活の曲も良かった。ヒュー・ジャックマンは歌っていると角度によってはアメリカンロックの聖人・聖ブルース・スプリングスティーン師匠(通称ボス)似ていて、
「ボスっぽい!曲もボスっぽくもなくはないかも!」
と二次創作的にテンション上がりました。この曲の歌詞の一部に「光に目がくらまないように」とあり、思わず
「おおー!まるでBlinded by the Light じゃん!熱い、熱いよボス!」
と感動。この曲が一番好きですね。This is Meとこの曲はiTunesで購入する予定です。あと、ラストにかかる、予告編でも流れた曲も結構好きです。
ストーリーはハナから期待しておらず、予測通りの雑で凡庸なものだったため、特に言うことはありません。ただ、バーナムが一貫して妻と2人の子をブレずに愛していたのは良かったです。
【追記】
日が経つにつれ本作への不快感が強まってきました。
本作で特に気に食わない部分は、今流行りのダイバーシティについて、「共存してますよ」と上っ面では言っているけど裏では上から目線の傲慢さが透けて見えるところです。端的に言うと偽善。差別意識が透けて見えます。
猛毒を甘いキャンディで包むようなテクニックが背後に見え隠れしており、それがゲッペルスの宣伝テクニックみたいなものにも通じるように感じられます。腹も立ちますが、本作が受けてしまうことに怖さも感じています。
製作陣はわかっていると思います。偽善的な製作陣と偽善者バーナムはパラレルな存在です。
麻薬的な歌とダンスを与えれば、客は偽善や差別などわからないだろう、とタカをくくっているのだ。事実、本作へのリアクションはそんな感じです。製作陣大勝利だなF**k!
こういう類いの実話映画化が増えてしまうのだろうか
まずはじめに、ヒュー・ジャックマンの歌と踊りや表情などはさすがスターと思わせられたし、曲も様々な曲調・歌の繋ぎ方など工夫されていて良かった。ここに関しては素晴らしい!!とした上で以下(笑)
まずは仕立て屋の息子で貧しい生活をしていた主人公がとある貴族の娘と恋に落ち結婚するという経緯。
今作の大きなプロットである"バーナムが色々な経験をする中で成長し、最後は家族のところに戻った"ということの根幹にあたるところが冒頭のわずか5分足らずの曲の中で説明されてしまい、娘の父親からは二度と娘に近寄るなと言われるが、一体どうやってあの父親を説得して結婚したのだろうか?など家族を作るまでにどれだけの苦労があったのかが全くわからない。
また、ラストで家族を取り戻しにまたこの父親と対峙するが、ここは冒頭の父親の「彼女はきっとお前を離れて戻ってくる」という伏線の回収をすべきところ(冒頭の対比であり主人公の成長を証明すべきところ)だが、これも特に触れられず、よくわからないが何故か簡単に家族を取り戻してしまう。そしてこの父親との関係も曖昧のまま。
このように話の軸である主人公と家族という繋がりの強さに説得力をもたせる情報が圧倒的に少ない。ここまで来るとそんなこと最初から描く気なんてなかったんじゃないか?とさえ思う。
話の軸が曖昧で弱いまま感動なんかできない。単純に曲の良さに感動しただけである。それであればYouTubeで十分。個人的に人を2時間拘束して気持ち良い映像やPVを垂れ流すだけの場所に映画館はなってほしくない。
また、彼ら"フリークス達"がどんな思いで人前に出て、どのようにサーカスを成功させ、どんな家族になったのか、ビックリするくらい全く描かれていないし、ザック・エフロンとゼンデイヤのロマンスに関しては完全に蛇足だったと思う。(まずゼンデイヤ演じるアンは彼のどこに惹かれたんだろうか?)これに時間を使うなら先ほどのバーナムの家族の描写や、紹介できていない他のフリークスたちの描写を増やすべきだ。ここらへんに関してはイルミネーションの「SING」の方が上手かった。
この映画が大人気ってことが未だに信じられないが、本当の苦労や苦悩なんて誰も映画館に行ってまで見たくねーよってことなのかな。
「デトロイト」のような素晴らしいリアリティの実話映画が今後なくなってしまうのかと少し心配。
人間の苦悩や、社会問題や差別などに関して偉そうに語れるほどじゃないが、そういったことを覆い隠さずに、この世から埋もれさせずに、映画として世に出そうとする人がいなくならないことを切に願う。
浅くて単純な見世物小屋ストーリー
登場人物が多いのに、関係性を深掘りしてないので、感情移入しにくい。
話も単純で、
お金ないから何か始めよう→そうだ見世物小屋だ→成功!火事だ!みんなで立て直す!
なんて、非常にチープでひねりも特になし。
見る価値は無いかな
思わず踊りたくなりました!
レビューの高さと、This is meが聴きたくて観に行きました。展開がめくるめく変わってなんとなく展開も読めてきてしまったけど、途中で出てくる音楽に身体を揺らしながら楽しめた映画でした!
映画館の音響効果なのか、低音が身体に響いて臨場感を味わえたのもよかったです。
バーでショットグラスを使って飲みながら踊るシーンも個人的に好きでした!
貧乏人バーナムが家族を幸せにするために世間からの目を怯える人たちと成功していく物語。
一部: 幼少期の苦労話、チャリティとの結婚生活、クビ、博物館を開くも困窮
二部: 個性的な面子を揃えショービジネスが乗ってくるvsマスコミや住民の野次。成功vs家庭、仲間
三部: 舞台の焼失、原点回帰(何のために頑張ってきたのか、成功を求めすぎた反省)
エピローグ: オーナーをフィリップに譲り、子育てに励む。
テーマ: 階級の壁、普通の人vs世間の目を気にするワケありの人、成功vs家族・仲間
久々に泣いた(火事から救うところ、from now on)。ミュージカルがもっと好きになった。きっといつかこの感動の制作側に自分も仲間入りする。
王道!だが、そこがいい!
昨今のミュージカル映画は、観たことがなく、ミュージカル映画と言えば、ジーン・ケリーとかフレッド・アステアなどの往年の古き良きハリウッドミュージカルを子供の頃、テレビなどで家族と観て楽しんだ記憶があります。
(年末、年始によくやってたような記憶が?)
ヒュー・ジャックマン目当てで、観ました。
(男から見ても格好いいしね!)(笑)
全てが王道です。話から何から!
良質のハリウッドミュージカルです。
なので楽しく安心して観れました。
敢・え・て、言えば全体的にアッサリしていると言うか、フリークスやら人種問題なども扱っているのですが、さらっと流していると言うか、掘り下げず、あくまでP.T.バーナムを主軸にしている?
CMとか見てると個性だなんだと美談っぽくしてあるので、社会の偏見を恐れず、ショービズ世界の異端者として挫折もありながら成功していくサクセスストーリーをイメージしてました。
(もうね、映画CMのミスリードとか、よくある、見せなくていい所をCMで見せるとかやめて欲しいわ(苦笑))
しかし、映画観てると嫌なやつじゃん(笑)金儲けの為に集めて、本物の歌姫の興行出来るとなったら、アッサリと、ザック・エフロンに丸投げ(笑)
しかもフリークス達、簡単に許してまたサーカス始めるし(笑)
この映画自体が作られたショーなのである
素晴らしい音楽と王道ストーリーがマッチした爽快感のある作品。
主人公は貧困や避難、妬みなどを乗り越えて一流のショーマンになっていく。
成功や名声を追い求めるあまり時には一番最初に願った夢を忘れてしまい痛い目を見ることもあるが、
これまで作ってきたショーが、仲間が、家族の存在が、彼を本来の道へ引き戻し支えてくれる。
この時代特有の差別や階級意識などについてはあまり掘り下げられていないが、それを見せるための映画ではない。
この映画自体が、作中の主人公が目指した、人を楽しくさせるための「ショー」なのだ。
だから歴史を踏襲してシリアスな映画を見たい人や、社会問題にスポットを当てて観たい人には向いていない。
作中では主人公が目指すショーのありかたが描かれている。
幼少期、幼いヒロインを笑わせたときのように、主人公はただ純粋に「人を楽しませたい」「あっと驚くような娯楽を提供したい」ということを目指している。
そして彼の元に集まったフリークスや黒人などのスター達は、自らのマイノリティやコンプレックスが、ショーの中では人を笑顔にさせ、夢中にさせるものであると気づき、人を楽しませることに悦びを見出していく。
見終わった後に、おそらくほとんどの人は、この映画そのものが彼の画策したショーなのだったと気づくだろう。
いつの間にか、我々は彼の観客にさせられていたのだ。
一本取られた、と。
なので、純粋に楽しいものを楽しめばいいと思う。
我々映画鑑賞者が「楽しんで笑顔になれる」ことがこの映画が目指したものなのだ。
音楽はいいけど、物語が消化不良で主人公も好かん。
冒頭のシーンとか、子供バーナムと子供チャリティが歌うシーンとか、ミュージカルシーンは結構好きです。あと若夫婦時代のバーナムとチャリティが屋上でシーツの間を踊り回るシーンとか大好きです。
でもオペラはオペラ歌って欲しかったし、ザックとゼンデイヤの紐でくるくるシーンの歌詞はダセーって思った。
this is meはちょっと泣きそうになったけど、「フリーク」と呼ばれる彼らの物語が踏み込まれなくて残念。
ミュージカル映画は大概長いのに105分と短めなので、物語が浅いのよねー。それに尽きるわー。その割にテーマがいろいろあるからどれも消化不良って感じ。
あとは、バーナムが嫌な奴で、好きになれなかった。
あいつをあの程度の謝罪?落ち込み?で許すって、団員も家族も甘いわ。
ヒューが歌って踊れるのは知ってたけど、ミシェルウイリアムズも歌えるって知らんかった。か細げな声が良かった。屋上ダンスは多分早送りでしょうけど、それでも見応えあった。
オペラ歌手役の人、すっごく綺麗で声も美しいかった。触りだけでもオペラ歌うとか、つかあの曲をオペラ調に作ってほしいかったなー。あれじゃ21世紀のバラードやん。
this is meのメインボーカルやった方の声すごく素敵でした。
ヒュー・ジャックマンの歌が最高
ヒュー・ジャックマンの歌とダンスが素晴らしかった。Xマンのアクション俳優のイメージだったけど、歌もダンスも出来るすごい人だった。歌が始まると、血が泡立つ感じがした。経営パートナーを勧誘するバーのシーンが一番好き。全体的に曲が良くて映画を引っ張ってた。ストーリーは添えるだけという印象。
もやもやの正体を探るため二回みました!
人生で初めて同じ映画を映画館で二回見ました。笑
理由は自分の感性を信じられなくなって、その原因を探るため。笑
最初に映画を見た時に、正直微妙な映画だったと感じたが、レビューを調べると巷では予想に反して多くの人が大称賛してたので、正直驚いた。
数日あけてから見た二回目の感想は、一回目では正直うるさく感じたミュージカルシーンが結構楽しめた。たぶん、一度聞き覚えのある曲が流れたので、自然とリズムにのれたんだと思う。
この映画は、ストーリーを楽しむというよりは、ライブやショーを見に行く感覚の方がいいのかもしれない。
ライブでは、自分の知ってる曲で、よりリズムにのることができると思うけど、それと同じように、この映画でもYouTubeとかで曲を予め自分に慣れさせておけば、けっこう楽しめると思う。
いい女?
ストーリーとしては、冴えない男が美人の妻子に恵まれる。
美人の歌姫にも迫られる。
いい女に恵まれて男としてはうらやましい限りです。
でもその辺は突っ込みなし。
周囲との人間関係が荒れているが解決しないまま。
仲間内にのみ許されてエンディング。
ン?
エンディング?
どんなストーリーやねん。
できればエンディングに盛り上げて欲しかったな~!
曲はよかった。
レベッカ・ファーガソンの歌声に惚れました。
(映画内でも本物だっていう扱いでしたしね)
厳しい書き方をしましたが音楽はお勧め。
ミュージカルというほど本格的ではないけれど、音楽を聴きに行くだけなら非常に良かったです。
音のいいスクリーンで見ることをお勧めします。
何度でも観たくなる✨
なんだか心惹かれるものがあり、3回観てきた。
毎日サントラリピートしてる。
パフォーマンスと曲が本当に素晴らしい!!!
夢見た世界を生きるのって楽しいことばかりではないけど、こんだけふりきっていけたらいいなぁ。世間の目は厳しくてどうかなって思うけど、本人的にはすごく満足した人生になりそう。
誰かを笑わせたり、誰かに勇気を与えたり、元気にさせたりするのって本当にすごいことだと思う。
バーナムさんが夢見た世界で華ひらいた人がいて、自分の居場所はここにあると感じることができて、自分の存在価値に自信を持つことができて、みんながいたからこそ手に入った成功。
“成功”とか“名声”を追い求めるのは悪くない。底辺から上がるのは本当に大変だし、成功を掴みとるにはアグレッシブにいかないといけない。でも、必要以上にそこに囚われると大切なものを見失ってしまう。
フィリップとアンの切ないシーンが素敵だった。ハッピーエンドでよかった♥
Zendayaは前から好きだけどさらに好きになった✨
どのシーンも最高だった✨
楽しい映画でした
物語、歌と踊り、演技全てに満足できる映画でした。
ララランドより作り始めたのは早かったようですね。
私はララランドより好きです。
親しみやすい音楽は同じなのですが、余韻ありすぎ?のララランドよりは文句なくハッピーエンドなので。
大勢が画面の中で踊っているダンスシーンでも、二人くらいのアップが多くて、ダンスと音楽の一体感が感じにくく目が回りそうだった。
エンドロールは残念でした。始まりとの落差が大きい。絵コンテみたいでしたがわかりにくい。
次はIMAXで観たいですね。
面白かった
思ってた話とちょっと違ったけど面白かったです。
バーナムさんは差別しない良い人な前提と言うか思い込みで最初観ていたら、なかなかのクズでダメパパでダメ夫だったけど、妻や娘や相方やフリークス達など回りの人に恵まれて、最後改心出来て良かったねって感じ?
最後のサーカスのダンスシーンがずっと観ていたい位、かっこ良かった。
ずっと泣いてました。
ほぼずっと瞳が潤っていたように思います。
想像していたストーリーと全く違い、良い意味で期待を裏切られました。
予告が残念なくらい。推しポイントがずれています。
とにかく歌が素晴らしく、またそれを歌い上げるキャストの歌声がものすごく感動的でした。
かといって違和感なくスッと歌に入っていくところがすごい。
そしてフリークス達の力強さにも感動しました。
いろいろなメッセージや、愛が詰まった映画でした。
ぜひ、大切な人と一緒に見てほしい作品です。
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