グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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坂本さんのこだわり音響で奏でるこれぞショーマン
今、新宿109シネマズプレミアムでリバイバル公演されているグレイテスト・ショーマンを鑑賞。場所は最悪なんですが映画館は素晴らしいんですよね、、、音は流石の迫力で日比谷プレミアムシアターより低音の響きがズッコーーンてきて好きです。若干地響きみたいになってましたが笑
言わずもがなストーリー、役者、歌、テンポ、どれをとっても文句なしの映画ですね。ヒュー・ジャックマンのサーカスをぜひ坂本さん音響で。記憶なくして初めて見た時の身震いもう一回したいな、、
「これが私」
当時、映画館で観ました。
「This is me」を始めミュージカルシーンは本当によくできていますね。
ヒュー・ジャックマンとミシェル・ウィリアムズの演技が良いのは言うまでもないですが、この映画でゼンデイヤ女史を初めて知りました。
若干神秘的というか、かなりいい雰囲気が出てたのではないかと思いますね。
ザック・エフロンもハンサムで。
バーナムがフィリップを勧誘するシーン、うろ覚えですが印象に残っています。
(酒屋でミュージカル調でしたよね?)
ラストにバーナムからフィリップへバトンが渡される演出は、なかなか粋ですね。
映画館で観れて良かったです。
可能性にチャレンジしたくなる映画です。
ミュージカル映画ですけど、中身がしっかりとある素晴らしい映画です!
幼いころに描いた夢を、大人になって実現していくというストーリーに可能性を感じます。
おそらく、観る人の大半が、主人公に自分自身を重ねて、心躍ると思います。
主人公バーナム(ヒュージャックマン)が、劇作家のカーライル(ザックエフロン)を仲間に加えるために、バーで口説くシーンは、見応えがあります。
そして、ある程度まで成功してきたときに、バーナムは、選択を迫られます。
「事業拡張か?」
それとも
「仲間や家族と過ごす時間か?」
経営者としては、仲間や家族の幸せを守るために事業の拡張に力を入れるところだと思います。
ただ、映画の中では、バーナムの心が揺れ動いている様が、観る人の共感を得るように思います。
いかなる障害をものともせずに突破して、成果を作り上げていくストーリー展開に、観る人皆が熱狂すること間違いなしの映画です!
ミュージカル映画で一番
初めて映画館で観たときは感動した。
ストーリーも分かりやすくてミュージカル映画ならではの展開がとてもよかった。
最初から最後まで見入ってしまいました。
中でもP.T.バーナムがフィリップを仕事仲間に誘うシーンがとても好きです。
マスター、いい役過ぎません・・・?(笑)
二人の息ピッタリな動きと歌声と全てが最高でした。
登場人物も一人一人が主役の様に描かれていて見ていて楽しかったです。
何度見てもこの映画は素晴らしいです。
ここ数年、いや過去一で感動したかも
人の温かさや冷たさ、そして強さと弱さ、いろんな部分がリアルに表現されてて魅了された
自分を当てはめて映画にドップリとハマって観た
所々感動シーンがあるけど、その度に全て咽び泣いた
Never Enoughを歌うジェニーに鳥肌
何年か間をあけて久し振りに観たくなる映画。
私は曲で言うとNever EnoughとRewrite The Starsが好きです。
私はいきなり心情を歌い出すミュージカル映画が苦手だったのですが、此方はとても良かったです。
(ディズニーは好きです)
Never Enoughのシーンは鳥肌が立ちました。本当にお美しい。
登場人物それぞれにストーリーがあって、
歌姫であるジェニーがバーナムに惹かれて輝きを増していく様子は正に恋する女性。
大人になってからの方がジェニーの気持ちに寄り添うことが出来ました。
勿論惹かれてはいけない相手ですが、バーナムに"本物"と表現されてからの彼女の何度も振り返り見つめる初対面での場面は凄く良かったです。
私も出し物の一部なのね…
が切ないです。
人種差別や主観で美醜を決めつける人間がまだまだ存在する世の中ですが、自分に誇りを持ってそんな偏見の塊の人間に対して屈せず闘い堂々と自分を魅せる人々は素敵です。
This is me
の"戦う為に姿を変えた!"はかっこよくて泣けます。
We are warriors
Yeah, that's what we've become
成功と挫折と…
実在した興行師の半生を描いたミュージカル映画。
貧しい少年時代を送り最愛の人と出会い
ハングリー精神でアイデアと挑戦を重ねてショーを作り上げ成り上がっていく。
しかし家族の為に頑張ってきたはずの興行が
いつしか現状に満足出来ず更なる成功を目指していき、
結果的に家族や仲間を置いてきぼりにしてしまう。
失ってから何が大切なのか気付き、
見つめ直し再起していく。
といった内容。
105分という映画の時間としてはそこまで長くないけど
ボリューム満点で全く短く感じさせない。
内容も分かりやすい。
何しろ劇中の曲が全て良くて見応えがある。
特に劇中とエンドロールで流れるThis Is Meは感動した。
とても満足のいく作品だった。
P.S. アンチとファンは紙一重
リアルな夫婦、家族の姿が参考になる。締まりもしっかりしていて満足でした!観て損はなさそう!
旦那を信じ、図にのり不倫。愛想をつかす、、夫改心。リアルな部分もあり、未婚女性としては妻の女の強さ、健気さに憧れた。お金がなくても明るく元気な家庭、お金を持つと人は変わる。紆余曲折がリアルでよかった。最後はハッピーエンド。リアルでは、難しいかもしれないが、映画としては美談でhappyな気持ちで終われた🌼
誰にでも当てはまる要点がある
配信版でも観よう観ようと思っていたところに
IMAX版が公開ということで観てきました
初見ですがいやこれはカッコよかった
歌のシーンの入りがすごく自然に耳に入ってくる
うまく言えんが「またか」感がないんですよね
時代感に縛られない曲調も良い
偽善という批評もいくらか見るようだが
自分は全然そうは思わなかったです
むしろそういう批評こそ偽善ではと
この作品の言いたいことは
今まで身体的特徴を虐げられてきた人々が
それを才能として報酬を得ることで生きる糧を得る
よう昇華を果たす事だと思います
バーナムはなんだかんだきっかけだけで
フィリップに任せてツアーに出たのも
フィリップとメンバーで務まると思ってたのかなと
思いました
だけどフィリップはその時まだ自信が無かったんだと
思いますがブランコのアンとの関係が深まるごとに
ショーマンの素養を見出していったんだと思います
そして50%の出資者になった事もありバーナムも
フィリップ一人で大丈夫と確信して
家庭へ戻ったのかなと思います
バーナムがたまに様子を見に来る
マネージメント専任で回る現場が理想じゃないでしょうか
コロナ禍でシルク・ドゥ・ソレイユが破綻してしまった
などショッキングなニュースが流れてきますが
ショービズが人間に不必要なわけがありません
今は我慢ですが再起を図って欲しいと思います
華やかな映像盛りだくさんだがテーマはあいまい・・・?
実在する興行師P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)の半生をモチーフにした映画。105分。彼が成功を勝ち取ってからの苦悩がメインなので前半は成功を掴むまでサクサク進む。
成功を掴んだあたり(リンド(欧州の大人気女性歌手)の初米国公演)から暗雲が立ち込めるのだが、実はこれと言った苦悩の核がない(欲を出し過ぎたというのが一応あるが)印象だった。だから後半の姿がつかみにくい映画だった。
後半モヤモヤの原因はミュージカルタッチにもあるのだろう。基本的にミュージカルを歌いだすと悩みが吹っ飛んでしまう。だから苦しいシーンでも苦悩に満ちた印象が散ってしまうのかもしれない。
ひょっとしたらバーナムが欲にまみれてリンドの全米ツアーに行くところで、ものすごい邪悪な歌でも歌ってくれれば「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とか「身近にある幸せ」とかの苦悩テーマが際立ったのかもしれない。まぁ雰囲気台無しだからやらないとは思うが、ちょっと健全さを保ちすぎて面白みを削ってしまったのではないだろうか。
前半のグイグイ進む力を使って、いろんな場面のミュージカルシーンを描けるのはよかった。これだけたくさんミュージカルシーンがあるのにそれぞれ重複感がないのはすごいことだと思う。
そしてヒュー・ジャックマンがカッコよすぎで、それだけで満足できるレベルだった。彼は監督と次回作への準備をしているとのこと。そりゃ「ミュータントだー!」とか言って爪を振り回す役より、きれいな衣装を着て歌声を披露する役の方がいいよねぇと思った笑。
成功まで一気に駆け上がる前半
映画を観ていると「あれ、都合よくポンポン進むぞ」と感じる箇所が必ずある。それが前半ならいい映画で、後半ならやばい映画だと思う。この映画は前半が都合よくポンポン進んでいく。
この映画で異常なテンポを感じるのは、例えばバーナムが小人のチャールズをフリーク・サーカスの出し物として雇おうとするところだろう。チャールズははじめ、「笑いものになるだけだから」と誘いを断る。
そこでバーナムは「将軍の衣装を着ればみんな頭を下げる」とかなんとかいうのだが、たったこの程度の売り文句で小人のチャールズ(22歳)は満面の笑みで承諾してしまうのであった。いいのかそれでw
さすがにこの人物描写の軽薄さは異常事態である(22年間迫害された人間がこんな軽いはずない)。
これほど都合の良い展開を観ると、脚本サイドからの「別にここ大事じゃないから、キャラだけ覚えといて」というサインだと感じることにしている。描きたいのはここではなくその先ということだ。
前半は以下の順に話が進むが、だいたいずっと都合が良い。
「身分差のある妻と結婚」→「バーナム博物館失敗」→「フリーク・サーカス大成功」→「フィリップとの出会い」→「イギリス女王に謁見」→「リンドのショーが大成功」(記憶ベース)
他にもエリザベス女王への失言を女王が爆笑して丸く収まるところなんかもわかりやすく雑である。
この映画が描きたいところは成功後のバーナムの苦悩だからさっさと大成功させてしまった。なおパキパキ進むがそんな中でバーナムの家族の書き方は非常に上手(妻の存在、娘の存在ともに)だった。ジャマでもないし居る意味がないわけでもない。彼女らは物語に自然な重みを与えている。
※「都合のいいモード」では映画はキャラクターを描くことができないように思う。最悪の映画は「都合のいいモード」がずっと続く映画なんじゃないだろうか(”ドラえもん Stand By Me”とか・・・。のび太の描写がゼロだった気がする)。
もっとも上手な映画だからフィリップ(上流社会を客にした劇作家)との出会いなど大事なところは手綱を緩めてじっくり描かれている。まぁその後のフィリップの居る意味ないっぷりは残念だったが。。。
パンチが効いてるのは娘が「バレエを始めるのが遅すぎたわ」「本物はサーカスなんかと違うの」と言ってのけているシーン。後半の苦悩への布石としても効いている。しかし、そんな会話のあとバーでフィリップを口説くバーナムのタフさは好きだった。
後半はこうなるもんだと思った・・・
この映画ではフリークが大集合するので必然的に「虐げられた者たち」的なキャラが多い。またバーナムも貧乏出身なのでその側面を内蔵したキャラになっている。
ポンポン進んでいく前半を観ながら何のためのハイテンポなのかと窺っていたが、娘の「本物はサーカスなんかと違うの」発言で気づくことができた。バーナムが上流意識を持ちながら成功するとフリークたちは置いてけぼりになる。
バーナムは見た目が普通なので成功さえしてしまえば上に行けるが、見た目でアウトなフリークたちはそうはいかない。つまり二者は分断してしまう。この葛藤を描ければ大変な映画になりそうだと思って観ていると、
まんまとそこに正統派のシンボルみたいなリンドが登場し、彼女の力でバーナムは庶民客だけではなく上流客も手に入れてしまう。分断へと加速する。この成功スピードはそのまま仲間との分断スピードとして跳ね返ってくるのではないかとハラハラしていた。
リンドのステージに驚きと自信の表情を浮かべるバーナムはとても印象的だ。だがその裏でフリークたちとの団結が崩れていくことに本人は気づいていない。
※演出上はフィリップとアン(空中ブランコする女性フリーク)の手が離れ、アンがどっか行っちゃうことで提示されている。
バーナムの過剰な表情は、単に次なる成功への野心だけではなく、過ぎたる欲望が手元の成功をぶっ壊している様も示しているようで、実に見応えがあった。リンドの大迫力の歌唱で高まった雰囲気の中でこの演出は効果が抜群だった。こういううまい演出を観るとテンション上がるw
なおリンドのステージシーン自体はちょっといただけなかった。ダサかった。wikiによれば口パク(歌唱は別人)らしいが、だからってあのダッサイ歌い方はないべ。もうちょいなんかあるべ。それに19世紀にあんなポップな歌あるの?(まぁこれは仕方ないが)
そしてリンドのステージの打上げで分断が顕在化する時が訪れる。打上げには上流客が集まっているのだが、そこに感動したフリークたちが押し寄せてくる。だが入れてもらえない。バーナムが拒んだからだ。それで一気に「どうせ俺たちははみ出し者だから」とグレるフリークたち。
「来た!分断した!こっから丸く収めるか、ぶっちぎって絶縁するか、どっちも面白いぞ」と興奮して観ていたのだが・・・、この後特に分断が描かれることはなく、肩透かしを食らったw。
まぁ俺の山が外れただけなのだが、かといって代わりになるようなテーマも発生してこない。ぼやけた後半だった。「愛が足りない」というセリフがキーワード的に散りばめられているので、これを使った関係性の修復とかをイイ感じに描けそうなのだが。。。
苦悩する後半:正統と非正統、大成功と身近な幸せ。しかし何も解決していなくない?
後半の流れはこんな感じ。一言でいうと何の問題も解決していない。なお問題とは次の2点を指す①バーナムの分不相応に事業拡大したい欲、②事業拡大するときに家族やフリークたちが頭からすっぽ抜けること(この点は明示されていないので観る人による部分が大きいかも。明示されていないからぼやけてもいるのだが)。
「バーナムがリンドと全米ツアーへ(家族との関係が希薄に)」 → 「サーカスがマンネリ化して売上減(フリークたちの疎外感が募る)」 → 「フィリップとアンがもつれる」 → 「バーナムとリンドが決裂」 → 「サーカスが火事で焼失し、家族も実家に帰る」 → 「フリークたちが『あなたに生きる希望を教えてもらった』と言って励ます(は?!)」 → 「妻を取り戻しサーカスを再開する」
バーナムはリンドを失い、家族を失い、火事でサーカスも失う。ここで自分の人生を振り返って何か(特に問題点)を改めるかと思いきや別にそんなことはしない。
具体的にどう立ち直ったのか劇の流れを思い出してみると、妻に出て行かれて意気消沈しているところに、周りからわらわらと人の良いフリークたちが集まってきて「あなたに生きる希望を教えてもらった」と励ましの歌と踊りを披露してくれるのである。
この流れを超簡単に言うと、バーナムはこれまでに積んだ善行の貯金(といってもフリークたちを雇っていただけのこと)の力で立ち直るのである。自分が抱えていた問題を解決して問題解決能力が向上するわけではない。
だから別にバーナムの考えが変わるとか世界観が変わるとかそういう成長はないのである。
それはそれでいいのだが、代わりに効いている「フリークを雇っていたという善行」もそんなにいいもんじゃない。人生をやり直すだけの効能があるかは納得できない。なんせ小人のチャールズの雇い方なんて前述のとおりメチャクチャ雑だった。その後で何か関係性を深めるシーンもなかった。
バーナムがフリークたちの傷ついた心を慮るシーンは特になく、自分の成功のためだけに使っていたのである。意地悪くまとめると、あまりにも人間扱いされて来なかったフリークどもは雇って活躍の場を与えただけで「素晴らしい人生をありがとう、バーナムさん!凹まないでよ!」なのである。
あまりにもおめでたい展開でちょっと拍子抜けした。つまりバーナムの悪いところは治っていないのである。分断構造に固執して観たせいで、俺が映画の大事な要素を取り
つれづれ・・・
・リンドとは全国ツアーの途中でうまくいかなくなる。スキャンダルなキスで衝撃的な別れ方だったが、その後リンドは一切出てこない。彼女は華やか要素を劇に盛り込むための存在であって、人物自体に意味があるわけではなく用が済んだあとは出す必要がなかったのだろう。
・派手なミュージカルシーンを描くのにCGを多用しているがこれは考え物だった。基本的にCGをバンバン使ってしまうと「何でもできんでしょ、それ使えば」という見方になってしまい冷めるからである。使うならトランスフォーマーとかスパイダーマンみたいにビル壊すのに10秒かけるくらいの大型映像にしないと、どうも安っぽくなる。この映画では少し安っぽいCGだった。また俺だけかもしれないが、CGを多用されるとどうせ音声も調整しまくってんでしょという気持ちになってしまった。
・バーナムが実家に帰った妻をビーチに妻を迎えに行くシーンは冒頭の再現でありベタな見せ場。
・サーカスの再建をみんなで決意するシーン(焼失後のがれきの上)でフィリップとフリークたちが口を合わせて「バーナムに生きる喜びを教わった」という言うが、フィリップってバーナムのサーカスでそんな良い目に遭ってたんだwいつやww
・一風変わった冒頭も印象的。ど頭はショーで始まるのだが、バーナムは会場の聴衆に向けたショーをしていない。むしろ聴衆の座席の下から映画の観客に向けたショーをしている。さらに聴衆もバーナムと一緒にリズムを刻んでショーをつくっている。リアリティを考えるとナンセンスだが、「こういう風に楽しむ映画だよ」というメッセージを送ってくれるので安心して頭空っぽで楽しめた。まぁいろいろ考えちゃったけどw。
こぼしたのかもしれない。
なおフリークたちはバーナムを励ましただけだが彼らには集客力という実力があるため、仲間になってくれただけで即バーナムの稼ぐ力は(ある程度)回復する。その回復した勢いでグレイテストショーをしに行ったのである。
※友人から指摘を受けて、ラストのバーナムがあっさりフィリップに興行主を渡すシーンについて考え直そうと思っています。いつか見直そうと思います。
ミュージカル映画が好きな人にはたまらん
映画が公開された当時は
ミュージカル映画はラ・ラ・ランドしか許せない自分がいて
どうしてもつまらなさそうだと思い見ませんでしたがWOWOWで放送が決まったとき、思い切ってみました。
1回目鑑賞後全ての曲をすきになりました。
何かと話題になった「this is me」がこのようにして歌われたのかと思うと、何度見ても歌唱シーンに胸を打たれます。
なんと言っても配役全てが良かったです。
ほとんどダンサーさんが起用されているみたいですけど
演技も、ダンサーさんだとは全然気づかないくらい見入ってしまいます。
映画の上演時間自体長くもなくちょうどいい長さだなと思うので内容合わせてとても満足する映画です。
リンダとのスキャンダルが発覚するまで彼らを出し物扱いしていたP.Tバーナムは頂けませんでしたしヒュージャックマンのクズっぷりがめちゃくちゃ良かったです
何度でも観たいと思う映画です
最高の楽曲と底抜けの明るささえあれば、細かいことはどうでもええねん!
興行師P・T・バーナムの活躍を描くミュージカル映画。
主人公バーナムを演じるのは『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン。
バーナムのビジネス・パートナー、フィリップを演じるのは『ハイスクール・ミュージカル』シリーズや『ヘアスプレー』のザック・エフロン。
バーナムの妻、チャリティを演じるのは『シャッター アイランド』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のミシェル・ウィリアムズ。
欧州最高の歌姫ジェニー・リンド役に『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ライフ』のレベッカ・ファーガソン。
フィリップと恋に落ちるサーカス団員アンには『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがキャスティングされている。
第75回ゴールデングローブ賞において、主題歌賞を受賞。
小細工一切無し!1人の男の夢と成功、挫折と栄光を真正面から描き切った超ストロングスタイルな映画。
シナリオは王道で意外性はないかもしれないが、映画を彩る楽曲の数々はどれも眩いばかりの輝きに満ちている。
夢や誇り、愛についてを惜し気もなく歌い切っており、胸がすくような爽快感を与えてくれる。
どの楽曲も素晴らしいが、特にヒゲ女を演じたキアラ・セトラが歌う「this is me」は文句の付けようがない!
被差別者の悲しみと、理不尽な現実に誇りを持って立ち向かうことへの決意を込めたこの楽曲は、そのままこの映画のテーマを表しています。
バーナムの物語と並行して語られるフィリップとアンの恋物語もロマンチックで素敵です。ザック・エフロンとゼンデイヤの表現力の高さに脱帽。
これまでヒュー・ジャックマンといえばウルヴァリンのイメージしか無かったので、こんなにミュージカル俳優として優れているとは知らなかったです。
バーナムは夢想家かつ自信家。自己中心的な所もあるキャラクターであり、ともすれば嫌味な人物に映ってしまいます。
しかし、バーナムをヒュー・ジャックマンという渋めでどこか影のある俳優が演じることで、そこが中和され、非常に好感のあるキャラクターになっていたように思います。
流石ヒュー・ジャックマンと言った所でしょうか。
全然娘が成長しないけど、作中で何年経ったの?とか、史実と全然違うじゃん。とか、細かいことはどーーーでも良いのです。
ミュージカル映画とは、素晴らしい楽曲と眩いほどの明るささえあればそれで合格なのです!
この映画、あまりにも眩しすぎて開始5分で泣いちゃいました。その後もミュージカルシーンに入る毎に涙涙涙…😭
惜しむらくは、歌姫ジェニー・リンドがただのサークルクラッシャーとしてしか機能していなかったこと。
リンドというキャラクターの描き方だけは、もう少し何とかして欲しかった。
とはいえ、個人的には大満足!
観ている間は現実を忘れ、観た後は明日に向けて精一杯努力しようと思わせてくれる「映画の魔力」を備えた作品です!
歌のパワーに負けました
これぞミュージカル映画!
お話としての細かい評価や突込みは置いておきます。
というか、劇中歌の圧倒的なパワーに圧倒されて、それどころではなかった笑
人が見れば顔をしかめるような見た目や個性を持ち、暗闇にいた彼ら。
そんな彼らだからこそ発することのできるパワーがあるんだと思うんです。
それぞれの歌が持つパワーが強すぎて、一曲一曲感動しちゃった・・・
でも一番感動したのは、劇評家が発した、サーカスのことを人種も見た目も違う人々の“人類の祭典”だといったところかな(うろ覚えでごめんなさい)
この映画が持つ、人類全体に対する強烈なポジティブなメッセージを物語っているように感じました。感動!
これが私だ!多様な個性が輝く世界
それがエンターテイメント。誰もが憧れるけど現実という幻想に囚われ、趣味だといいわけする。でもみんな心のどこかで求めている。
どんなに差別されようが、どんなに蔑まれそうが、自分の個性、存在意義、生まれてきた理由を信じて、飾らずに表現することが結果幸せにつながる。
そして最後の言葉がすべてを物語っている。
「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」 by P.T.バーナム
そのほかにも心に残る名言があった。
「誇大広告でもいい。想像力は大きい方がいい」
「愛を欲張らないで。少しの善人の愛で十分だわ」
多様性への寛容さが叫ばれるこの時代に必要なエンターテインメント作品。
比較的創造しやすい作品
この手のミュージカル映画は、ストーリーは端折りがちで、少ないシーン、歌から観客側が想像して楽しむものだと個人的には思ってる。
その点でいえばこの作品は非常に想像しやすく、登場人物のそれぞれの気持ちや感情を共感して楽しむ事ができた。
内容は決して濃いものではないかもしれない。映画にはよくありきたりな貧しい時代を過ごした主人公が成功を収める事で大切なものを失い、最後はその大切さに気づいて終わる。
まぁありきたりなんだけど、劇中でも語られていた小さな幸せこそ大きな幸せだったり、人々を幸せにする事が芸術そんな事を楽しめる作品なのかなと個人的には理解して楽しませてもらった。
ロマンチックで大胆、そして道徳的な究極のミュージカル映画
グレイテストショーマン 【IMAX 2D】
鑑賞日 2018 3/7・4/1
ミュージカル映画が本作で初めてで、果たして楽しめるのか見る前は少し不安だったが、見た後は(受験合格発表後すぐだったこともあり)最高に興奮していた。そもそも本作を見ようと思ったきっかけは、朝のニュースで本作のCMが流れたことだった。いきなりヒュージャックマン歌うThe greatest showが流れてとても気に入ったので見にいくことにした。上映が始まり20FOXのロゴが出てすぐにThe greatest showが流れて最初から興奮したと2回目に一緒に鑑賞した友人も言っていた。何より様々なテーマが本作には詰まっていると感じた。幼馴染との社会的地位を超えた恋愛、その後の夫婦愛、男同士の友情、社会的立場が弱い人達、サーカス仲間との絆、お金より本当に大切なもの……などなどテーマが充実していた。IMAXでの大迫力のサウンドで名曲を聞き、鮮明なスクリーンで出演者達のダンスを観れてよかった。特にザック・エフロン演じるフィリップとゼンデイヤ演じるアンの空中ブランコでの演技は素晴らしかった。しかもそのシーンがメイキング映像を見てCGではないと知った時は驚いた。編集があるとはいえ、歌い、演じ、飛び回り……これをいっぺんにするなんて本当に凄い。最後、主人公P・T・バーナムとその妻チャリティが彼らの娘、のバレエの発表会であんなに目立ちたがっていた娘が端っこで木の役をしているのを見て、バーナムがThe greatest showの最後の歌詞の
It's everything you ever want(全て君が求めていたもの)
It's everything you ever need (全て君が必要としてきたもの)
And it's here right in front of you (今まさに君の目の前にあるんだ)
を歌って、本当の幸せを見つけるシーンが素晴らしかった。
だが、少し残念な部分があった。CGだ。特に馬が走るシーンや、バーナムが歌いながらFrom Now Onを歌いながら汽車に飛び乗るシーンで、CGの雑さ、安っぽさを感じた。ララランドと同じチームで作ったのに、なぜ本作でCGをおろそかにしてしまったのかと思い、残念だった。さらに、P・T・バーナムという人物が本当に存在しており、実話のように作っていたが、実際にバーナムがやったこととはかけ離れていたことを知った時とても残念だった。
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