グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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That’s an American dream!!!
どこかで見たことある内容、各登場人物に深くスポットを当てるわけでもなく、先が見え過ぎるほど分かりやすい展開ですが、いいんです、これで!
ララランドのほろ苦いエンディングは若者には分かりにくかったようですが、こっちこそ若い人達に見てほしい映画でした。
今まで移民モノとか、LGBTモノとか、人種差別モノとか、様々な名作を観てきたけど、結局テーマは「みんな違って、みんないい」でしょ?右へ倣えの日本人こそ、実は自分と違う人達に対して排他的だったりするから、若いうちからこういう感性を育てる必要があると思ってます。
泣きのポイントは色々あるけど、やっぱり曲そのものが持つ圧倒的なパワーに、心が震え続けた100分でした。
それにしても、最近コリン・ファースやヒュー・グラントとか、イケオジにハマりまくり(笑)。ヒュー・ジャックマンもちっとも三次元感がありませんでした。あー、眼福、眼福♡
素敵なミュージカル!
十把一絡げなマイノリティー。
アガる音楽
楽曲
サントラもお薦めです‼︎
☆☆☆★★★ 映画のラストでヒュー・ジャックマンが一言呟く。 ...
☆☆☆★★★
映画のラストでヒュー・ジャックマンが一言呟く。
〝SHOW MAST GO ON!〟
限りない承認欲求を欲する男に翻弄される家族と仲間達の物語。
冒頭のFOXロゴから新しきFOXロゴへ。
明らかな音響の厚みの渦!渦!渦!
多くのハリウッド作品が、CGを始めとする映像魔術で世界中を魅了している。その全てが必ずしも成功しているとは言えないのだが、そのスペクタクル化の流れが、遂にこのミュージカル作品にも…と思わずにはいられない。
あくまでも男女の他愛ないボーイ・ミーツ・ガールものが、ミュージカルコメディーには相応しいと思っているだけに。一体ミュージカルはこの先どうなってしまうのだろう?…と。
とは言え、この作品の全ての楽曲は素晴らしかった。その事実はきっちりと讃えたい。
特に2曲目で、20年近くに及ぶストーリーを一気に紹介してしまうのは圧巻だったと思う。
反面で、全体のストーリー自体は実は薄っぺらかったりするんですけどね(-.-;)
そしてこの作品も或る意味では【差別】が1つのキーワードになっていました。
主演のヒュー・ジャックマンの声ですが、映画が始まった辺りでどこか聞き覚えの有る声に聞こえ。思い出した!
「あ?ロバート・プレストンだ!」だ…と。
こうなると、『ミュージックマン』の再映画化をヒュー・ジャックマンで期待したくなって来る。
適任だと思うんだけどなあ〜(^^)
2018年2月16日 イオンシネマ板橋/スクリーン8
ストーリーは取り立てるほどもなく陳腐、でも
圧倒的な楽曲の力。"Other side"の相克。ハッピーエンドな雨月物語。
楽曲のエネルギーが素晴らしい。
歌詞は、韻を踏むのが上手くリズム感があり、詩的で強い表現が心を打つ。英語圏でない自分にも十分に伝わるものがある。歌詞の日本語字幕は残念だ。散文化しすぎた。できれば英語の歌詞を予習してから見に行くことをお勧めしたい。
曲はエネルギーにあふれている。全体的にR&B色が強い。カントリーもある。こういう楽曲構成のミュージカルは好きだ。オペラ風の楽曲を多用するミュージカルはあまり好きではないから。オペラ風の楽曲を使うならオペラを観ればよいと思うから。
踊りは、力強い、ストレートだ。やっぱりアメリカのミュージカルのダンスは力強さが似合う。
あっち側とこっち側の相克、双方の移転を描く
曲のタイトルにも歌詞にもある The other sideという言葉。これがこの映画の重要なテーマだろう。
あっち側とこっち側、上流と下流、本物と偽物、貴族と成り上がり、白人と黒人、ピーナッツの実を食べる人とピーナツの殻を掃除する人、オペラとサーカス、資本家と労働者。
バーナムの妻はこっち側の人間。それがバーナムといっしょになることであっち側に移転した。
カーライルもこっち側の人間。それがバーナムとそしてアンとの出会いであっち側に移転した。
リンドは元来あっち側なのにこっち側に来てしまい、戻りたいのに戻れない。
フリーク達に移転の選択肢はない。けどあっち側に居場所を見つけた。闇しかなかったけど、輝きを見つけた。
けど、子供たちは自由にどっちの世界も出入りできる。
rewrite the starsという歌詞。良い歌詞。日本語字幕では運命を変えるとあるが、ちょっと違和感。二人で輝く星を描きなおす、という感じなのかなと。二人で夜空を描きなおそうという感じかなと。これに限らず、歌詞の字幕翻訳は不満。もっと直截的に訳してほしかった。
バレエやミュージカルは好き。詩と曲と肉体だけで表現する世界は好きだ。説教じみてない世界だから。
劇場で楽しめない批評家が揶揄されていた。ラストに製作サイドのメッセージとして、芸術は人を幸せにするものだと。
世の中に五万とあふれる楽しめない批評家たち、いつまでも「こっち側」の世界に固執したり安住したり抜け出す勇気のない人たち、への揶揄でもあり、また鼓舞でもあるのだろう。
そういう意味で、ハリウッドへのちょっとしたアンチな姿勢も垣間見れてそういうところもちょっと興味深い。
終わってでてきた聴衆がみんな綺麗な笑顔だった。自分も含めて。
しばらくサントラを聞きまくる毎日になりそうである。
生の舞台のミュージカルを観る値段からすると、2000円に満たない金額でこんなミュージカルが味わえるというわけだから、お値打ちである。早く舞台化されたこの作品を観てみたい。
複数のテーマが込められているようだが、何か既視感があるなと思ってたが、溝口健二監督の雨月物語だ。1回目は楽曲に心奪われて気づかなかったが、2回目で思い出した。この映画、テーマが絡み合っていてストーリーが分かりづらいだけで、決して中身がない訳ではない。
舞台や文学の映画化ではない新作のミュージカルを造るという無茶をやった勇気も含めてグッジョブと言いたい。
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