グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
全1061件中、241~260件目を表示
楽曲
圧倒的な楽曲の力。"Other side"の相克。ハッピーエンドな雨月物語。
楽曲のエネルギーが素晴らしい。
歌詞は、韻を踏むのが上手くリズム感があり、詩的で強い表現が心を打つ。英語圏でない自分にも十分に伝わるものがある。歌詞の日本語字幕は残念だ。散文化しすぎた。できれば英語の歌詞を予習してから見に行くことをお勧めしたい。
曲はエネルギーにあふれている。全体的にR&B色が強い。カントリーもある。こういう楽曲構成のミュージカルは好きだ。オペラ風の楽曲を多用するミュージカルはあまり好きではないから。オペラ風の楽曲を使うならオペラを観ればよいと思うから。
踊りは、力強い、ストレートだ。やっぱりアメリカのミュージカルのダンスは力強さが似合う。
あっち側とこっち側の相克、双方の移転を描く
曲のタイトルにも歌詞にもある The other sideという言葉。これがこの映画の重要なテーマだろう。
あっち側とこっち側、上流と下流、本物と偽物、貴族と成り上がり、白人と黒人、ピーナッツの実を食べる人とピーナツの殻を掃除する人、オペラとサーカス、資本家と労働者。
バーナムの妻はこっち側の人間。それがバーナムといっしょになることであっち側に移転した。
カーライルもこっち側の人間。それがバーナムとそしてアンとの出会いであっち側に移転した。
リンドは元来あっち側なのにこっち側に来てしまい、戻りたいのに戻れない。
フリーク達に移転の選択肢はない。けどあっち側に居場所を見つけた。闇しかなかったけど、輝きを見つけた。
けど、子供たちは自由にどっちの世界も出入りできる。
rewrite the starsという歌詞。良い歌詞。日本語字幕では運命を変えるとあるが、ちょっと違和感。二人で輝く星を描きなおす、という感じなのかなと。二人で夜空を描きなおそうという感じかなと。これに限らず、歌詞の字幕翻訳は不満。もっと直截的に訳してほしかった。
バレエやミュージカルは好き。詩と曲と肉体だけで表現する世界は好きだ。説教じみてない世界だから。
劇場で楽しめない批評家が揶揄されていた。ラストに製作サイドのメッセージとして、芸術は人を幸せにするものだと。
世の中に五万とあふれる楽しめない批評家たち、いつまでも「こっち側」の世界に固執したり安住したり抜け出す勇気のない人たち、への揶揄でもあり、また鼓舞でもあるのだろう。
そういう意味で、ハリウッドへのちょっとしたアンチな姿勢も垣間見れてそういうところもちょっと興味深い。
終わってでてきた聴衆がみんな綺麗な笑顔だった。自分も含めて。
しばらくサントラを聞きまくる毎日になりそうである。
生の舞台のミュージカルを観る値段からすると、2000円に満たない金額でこんなミュージカルが味わえるというわけだから、お値打ちである。早く舞台化されたこの作品を観てみたい。
複数のテーマが込められているようだが、何か既視感があるなと思ってたが、溝口健二監督の雨月物語だ。1回目は楽曲に心奪われて気づかなかったが、2回目で思い出した。この映画、テーマが絡み合っていてストーリーが分かりづらいだけで、決して中身がない訳ではない。
舞台や文学の映画化ではない新作のミュージカルを造るという無茶をやった勇気も含めてグッジョブと言いたい。
舞台映えするとはこのことぞ
Greatest Show!!
全ての人を勇気付ける映画
合わなかった
私はレ・ミゼラブルが大好きだ。もう何回見たってぐらいリピートしている。
ヒュー・ジャックマン!ミュージカル映画!というだけで、レ・ミゼラブルのようなものを期待していったらだめだった。合わなかった。
時代背景と比べて音楽がポップ過ぎて、この時代にこんな歌歌わんやろ。というしっくりこなさが終始あった。
そのせいで、結果話に深みが出ずに、差別、偏見などいろいろ盛り込もうとしているのは見えるのに、心に残らない。
歌単体で見れば心に響くものもあったし、ヒュー・ジャックマンはじめ、俳優みなさんのパフォーマンスは見事だったので単純に“ショー”を楽しむ分にはいいと思った。
フリークスの力強さと本当の美しさ
105分間走りっぱなし。語り口には濃淡もタメもなく誤魔化せないダイジェスト感。P・T・バーナムの黒い部分を削ぎ落とすならもっと上手な映画の嘘で「楽しく騙し」てくれてもいいのでは?例えば『SING』みたいにちゃんとした三幕構成にしたらもっとアガる作品になったはず
とはいえヒュー・ジャックマンの歌唱力は流石の一言。それだけで映画館の整った音響で鑑賞する価値がある。他にもホドロフスキーやリンチの作品でしか観ないような「フリークス」が力強く歌い上げる"This Is Me"は鳥肌が立った。写真には映らない美しさがあった。リンダリンダー♪
ミシェル・ウィリアムズとゼンデイヤがいつも以上に綺麗に映っていた。ミシェル・ウィリアムズって不幸な役が多い気がするけん本作みたいにささやかな幸せを感じながら終わる感じが凄く良かった。ザック・エフロンもヒュー・ジャックマンとの掛け合い頑張ってたな。俳優はみんな良かったと思う
構成の歪さが惜しい。そもそも脚本に問題があったんだろうか?作品全体としてはアレやけど曲と俳優のパフォーマンスは一流。そういう結論でいいんじゃない?
話に深みはないけれど…。
ハッピーエンドのアメリカンな映画。
ここ数年、ミュージカル映画が作成されていることはとても嬉しく、全ていい映画ですね。
今回のグレイテストショーマンは、いかにもアメリカらしいサクセスストーリーですが、ちょこちょこ試練があって、前向きな主人公がゴールに向かって全力で向かっていく姿が素晴らしいです。
音楽も毎回いい曲だし、そもそもヒュージャックマンの時点で満点つけてもいいくらい。
ただ個人的に、レ・ミゼラブルを超えてこなかった。
前半のトントンと進むストーリーがちょっと退屈だった。
後半は素敵。熱くなる。
実話ということで、この人のことをもっと知りたくなった。
にしても、DOLBY ATMOSで撮られていたことをエンドロールで知った。見るならぜひ、ATMOSのスクリーンで。
是非、音がいい映画館で見てください
「グレイテスト・ショーマン」を見てきました。
いきなりですが、「ラ・ラ・ランド」の数十倍楽しめる作品で、時間を忘れる程アッと言う間に終わってしまいました。
内容は単純に19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムの人生を映画化しただけなのですが、人間の愛や愛情、競争、プライド、劣等感、差別などミュージカルと言うよりもヒューマンドラマと言った内容で、それをミュージカルとして分かりやすく作ったと言うべきでしょうか。
強いて言うのならもっとショーの部分が派手にもっと見て見たかったかな・・・・
『X-MEN』シリーズを辞めてこの映画に賭けたヒュー・ジャックマンの役者根性と言うか、もっと演技の幅を広げたい気持ちも大変に伝わってくるかな・・・当初、ヒュー・ジャックマンってあまり好きな役者さんではありませんでしたが、今はヒュー・ジャックマンも大変に上手いし、凄く好きな役者さんに変わっています。
現代のクリント・イーストウッドって見ているんですが・・・・
本作品、是非、音がいい、大きなスクリーンの映画館で見てください。
本作品+映画館で味わってこそ本作品の良さが100%伝わります。
心踊る。
試写会で観ました。
とにかく楽曲の素晴らしさにノックアウト。ミュージカルは苦手で「レ・ミゼラブル」も「ラ・ラ・ランド」もハマらなかった私ですが、「グレイテスト・ショーマン」は観た次の日には、YouTubeでミュージッククリップを聴きまくり、一週間後にはサントラを購入しましてしまった。特に「ジス・イズ・ミー」は「アナ雪」を超えると思いますよ。テーマは「世界でひとつだけの花」的な、自分らしくあれ!夢を忘れるな!って事ですね。
髭面で巨乳で巨漢なおばさん(失礼!)の歌って踊るシーンが忘れられないカッコよさ。心踊ります。
ただ、ストーリーはアニメの「シング」とそっくりで「あれ?このシーン見たな…」とデジャブが沢山。その上、各キャラクターの書き込みが「シング」程、描けていない為、最後仲間との再起に盛り上がりに欠けていて残念。少なくとも私は感動しなかった。
フリークスを集めるにしてもなんだかみなさん、醜悪さが微塵もないので、差別されることへの怒りが嘘っぽい。もう少し大人な映画にして欲しかった。
それらの不満を飛び越えて、歌とダンスのシーンが近年稀に見る素晴らしさです。
もう一度観たいですね。
ミュージカルの王道
ララランドチーム再結集とあります。私、ララランドは最初の高速上のシーン以外あまりミュージカルとして楽しめなかったんです。
むしろ「美女と野獣」の方がマイフェアレディの様なミュージカルらしさを感じてました。
このグレイテスト・ショーマンは後者だと思います。
登場する皆さんがちゃんと踊れて歌も歌えてが揃うとこうも圧巻なのかを実感させられると思います。
試写会での鑑賞ですが、上映後のエンドロールに続き某高校ダンス部の映像が流れました。何故ここに入れてくるの?映画の余韻に浸りたいのに、ドヤ顔の制服女子高生のダンス見せられても…。彼女たちのダンスは凄いのかも知れませんが、曲を使ってと言うだけのこれは辞めて頂きたい。観たければ動画サイトでみれば良いし、映画をぶち壊しする様なものは不要です。
最高の音楽に体が震えます!
冒頭5分から圧巻のパフォーマンス‼︎
一緒に踊りだしたくなるような最高のショーでした‼︎
なんといっても、胸に「ズンズン」と響くビートが最高!
心躍る歌とダンスに、完全に心を鷲掴みにされました(笑)
さすが『ララランド』の音楽チームが担当しただけあります!
ドラマチックな演出はもちろんのこと、音楽からも作品の良さが伝わってきました。
やはり一番は、主題歌でもある「This is me」。
「これが私!」と自分をさらけ出して生きることの素晴らしさに感動しました。
個性的な役者の方々の演技力は圧巻です!
彼らの歌とダンスに乞うご期待!
まさに、自分のコンプレックスを長所と捉えて世間にさらけ出して生きる人々の強さが光り輝いていました!
そして、ストーリーの振り幅の広さにも注目です。
嬉しく楽しいシーンからどん底へと展望するシーンまで。
実に多彩な場面展開を見せてくれます。
楽しい歌とダンスだけでなく、出演者たちの味のある演技にも注目です!
この映画は、コンプレックスに悩んでいる人、自分に自信のない人にオススメ。
自分は自分らしく、個性をさらけ出して生きる事に勇気を持てることでしょう。
そして、そして、ヒュージャックマンさんと、ミシェルウィリアムズさんのダンスにも注目!
2人の愛のある歌とダンスに、ずっと幸せ一杯でした!
人を笑顔にすることは、最高の幸せを感じられる素晴らしいことなのですね。
こんなゴージャスなミュージカル映画は見た事がありません!
久しぶりに酔いしれてしまいました(笑)
最後の最後のおまけの演出がありました(笑)
今話題の高校生チームによる歌とダンス‼︎
「This is me」の音楽に合わせて、全身を使ったパフォーマンスは、素晴らしいの一言!
彼女たちのダンスで、元気をもらうことがでしました!
明日からも、頑張れそうです!
『感動』以外の言葉が見つからない‼︎
私の中でのベスト1ミュージカル作品
久しぶりにテレビ放送されてるのを観たけどやっぱりイイー!2018年劇場公開のときに映画館へ観に行きました。あの感動は今も変わらず、素晴らしいの一言で胸がいっぱいになる。ヒュー・ジャックマン目的でそのときは観に行って、冒頭のダダダン!っというリズムと歌声、壮大な風景、笑顔の観客は忘れない。私もかれらと全く同じ顔してたと思う。
歌手が胸に刺さるのなんの。全ての曲が大好きで、円盤も買ったしアルバムもフルでダウンロードして、未だに聴いてます。男同士のデュエットなんて最高じゃないか!ミュージカル映画でここまで好きな作品はもうお目にかかれないことでしょう。永遠のベスト1です。
全1061件中、241~260件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。