レッド・スパローのレビュー・感想・評価
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面白いけど分からない
面白いけど、最後の部分が分からなかった。
終盤でモグラを告白した人物がいるにも関わらず、彼女は叔父をモグラに仕立て上げて復讐を果たした。
というストーリーのようだが。
その1 事件のあった日、叔父にアリバイ無かったの?
その2 ネイトは事件の日に何故発砲したの?
その3 ブダペストに彼女が入ったら、ネイトにウィーン行きの指示があったがなんの用事だったの?接触シーンありましたっけ?
その4 ロンドンで、彼女が疑われたのに、フロッピーは本物だと思われていた?
その5 ネイトから後任者への引き継ぎはできたの?
その6 ネイトを襲った輩を送ったのは当のモグラだが、仮にネイトが自白したら、どうするつもりだったのか。これがノーリスクなら、上のその2 も発砲しない方がリスクは低かったはず。
色々都合よく解釈付けないとスッキリしない気がした。
むしろ、パッセンジャーの時に比べるとジェニファー・ローレンスが綺麗...
むしろ、パッセンジャーの時に比べるとジェニファー・ローレンスが綺麗じゃなかった。
バレリーナの体型じゃないのは誰もが指摘するところ。
でも、本当に踊ってたのかな?
舞台シーンは吹替えでいいのに…
しかし、この映画は予想外にシリアスだった。
そして、ウィンターズ・ボーン以上に痛めつけられるジェニファー。
裸体も惜しげもなくさらして、まさに体当たりの熱演。
あの養成所は、女スパイ用?
男もいたし、男の色仕掛け諜報員というのもいたのかな?
そして、最後の人質交換(?)のシチュエーションが解りづらかったな。
もう一つかな?
小林信彦さんが、アカデミー賞で自分の裾を踏んづけてコケてしまったころのジェニファー・ローレンスを褒めていたので見に行きましたが、
私の好みとしてはアトミックブロンドのほうが面白かったです。
一つだけ、どうしてロシア人が英語がペラペラなのかが引っかかって仕方がないのです。 上層部の人は、英語を使っているのでしょうか。
ストーリーがリンクしてる、?
バレリーナであっても、スパイであっても、自由は手に入れることができないのではないか。たくさんの人生があると語っていたが、バレリーナであるときは邪念のこもった怪我、スパイであっても電話という縛り、他のことを始めても自由にはなれない。最後に拍手をしながら笑ってなかった人がいた。次の人生の幕開け、才能はあるが、永遠に自由はなれないのだろう。その様子はまるで赤いドレスを着ているにも関わらず踊らされているバレリーナのよう、
現実的?
想像していた、いわゆるスパイアクションは少なく、現実的なスパイ像だった気がする。本当のところは、もちろん知らないけど(笑)
ただ、皆さんも指摘されていますが、ロシアなのに英語は、現実的ではないですね…。もっとも、常に英語と日本語の字幕が出るのも微妙な気がしますが…(英語の勉強にはなる?)。
続編あっても観ないかなぁ…。当然、DVDも買わない。
なんだかなぁ
ロシア人の英語は腑に落ちなかったです。
もう少しアクションやハニートラップ場面があるかと期待したのですがあまりそういう場面は少なく自分的にはイマイチかなぁ。
それにしてもプーチン大統領が遂にスクリーンデビューかと思ってしまった。
ジェニファーローレンスはさすがに美人さんだと思ったけど、なんだかでかいなぁという印象。
やっぱり日本女性の方がいいなぁとつくづく思っちゃいました。
ロシアの女スパイ
スパイ映画ですが、アクションは多い訳ではなく、全体的に女スパイの生きざま(?)を描いた映画です。
まず良かった点について
ガンエフェクトを主体に、音響面が凄まじく怖かったです。
特にある拷問シーンで水を浴びせられてるところをいきなり強くなってハードロックが鳴り響くシーンは背筋が凍りました。
メリハリもあり、サウンドエフェクトだけでどういう状況が起こってるかを表現出来てたのが素晴らしいと思います。
キャストの演技も良く、特に主演のジェニファー・ローレンスが本物のロシア人なんじゃないかと思うぐらいでした。
ただ全体的な感想としては、
話が難しすぎて、展開に付いていけず置いてきぼりになってしまった感があります。自分の理解力も関わってるかもしれないものの、特に中盤以降の展開は登場人物が把握しづらく、このキャラは誰で、今何のために接触してるのか等が把握しにくかったです。
あと個人的に、舞台がロシアなのにロシア語じゃなくて英語だったのも気になりました。
こういったリアルなスパイもので全編英語なのはかなり違和感があります。
ロシアの場面ではロシア語、アメリカ人は英語という区別をしてほしかったです。
ロシアナショナリズム?
ロシア民謡「ともしび」の日本語訳詞に「祖国の灯よ」という一節がある。物悲しい旋律で歌われるこの曲に、ロシア人の祖国に対する思いみたいなものを感じていたが、ソ連時代に作られたこの曲は、短調のメロディに愛国の詞を乗せたプロパガンダだったのかもしれないと思うようにもなった。
あるいは、ソ連の時代を経験したロシア人にとって「祖国」という言葉は、すべての大義名分が集約するという意味で日本人にとっての「天皇陛下万歳」に等しいのかもしれない。
本作品では主人公が「祖国」や「愛国者」という言葉を何度も口にする。それは自分の身を守るために上辺を取り繕う言葉でもあり、相手を推し量る質問でもある。そこから本作品が、ロシア人にとって「祖国」や「愛国心」が精神構造の重要な基点になっているであろうという世界観によって作られた映画であることが読み取れる。
しかし本当のところはわからない。ロシア人にも愛国者もいればそうでない人もいるだろう。本作品に出てくるロシア人は皆、大義名分だけの愛国者に見えたが、それは日本人の私から見た偏見かもしれない。
という訳で、ロシアを主な舞台としたハリウッド映画なので更にややこしさが増している。どこまでが駆け引きでどこからが本音なのか、映画を見終わっても少しよくわからないところがあった。ディテールの整合性を曖昧にしているようにも見える。
オスカー女優ジェニファー・ローレンスは、私生活の動画流出などものともしない精神力で鉄面皮の女性を最後まで演じきった。見事である。
ストーリーはというと、面白いのか面白くないのかよくわからないが、嘘か本当かわからないのでどんな場面も目が離せない。ラストも痛快というほどでもなく、どこに見処があるのかよくわからなかった。
思っていたよりエンタメ要素は多い
ロシアが舞台ということでもっと重く閉そく感のあるイメージでしたが、思っていたよりはポップな印象でした。
スパイ映画っぽいハラハラするシーンや、わかりやすい噛ませ役も一人、二人出てくるので、重苦しくなりすぎずに楽しめました。
ストーリーも二転三転して面白い。
それに最後もしっかりスカッとさせてくれる。
ただ色仕掛けで闘うだけの女スパイ映画と思いきや、実際よく見ると彼女が色仕掛けを切り札として使う事はなく、もっと上手な仕掛け方を常にしてくる。
そんなところは流石にかっこいい。
ただアメリカのロシア嫌いのバイアスがかかり過ぎてるのが、少し鼻に着きました。
明らかに風刺なラストシーン含め、一貫して「ロシアは恐い、アメリカは優しい」という一方的なテーマが感じられた。残虐な拷問シーンもそのためかと思えてくる。
週刊オヤジ雑誌みたいな映画
週刊大○とかポ○トとかの雑誌みたいだなーって思った。バイオレンスとすけべ。
正直、主人公が自ら手を汚すのもはぁ?だし、サスペンスな展開にドキドキしつつも所々強引でそれゆえに気持ちよく騙されなくて不快…。残念。
プー○ンに似た役者さんの起用(皮肉?)と目当てのシャーロットランプリングがせめてもの慰み。
ルカレが好きな私には過剰な期待があったようで(このところ日本映画業界のCMにも裏切られっぱなし)
ソ連が舞台なのに誰もが英語で会話しているのが気になる所から私には合わない映画でした。残念。
ジェニファー・ローレンスの大股開きがすごい
原作を読んで映画を見たくなった者です。映画・原作とも一部ネタバレ注意。
ジェニファー・ローレンスはハンガーゲームの美少女が見事に大人の美女となっており、つい父親目線になってしまいます。よくぞここまで成長してくれたと。
原作にはないシーンですが、シャワー室でレイプしようとした訓練生を撃退したものの、教室で皆の前でその男の欲望をかなえてやれと教官(シャーロット・ランプリング)に命令されるシーンがあります。ローレンスは、ブラジャー、パンティを脱ぎすて、机の上で股を開きます。男は結局勃たずに逃げていきます。すごい迫力でした。ちなみに、ローレンスには、流出した全裸写真や性交中の動画がありますので興味のある方はご参照ください。
原作と映画の違いは他にも多々ありますが、映画では、スパイ学校(アカデミー)とスパロースクールがごっちゃになっています。原作のスパロースクールはハニートラップ要員の養成を目的とした性交訓練所です。ターゲットに近づいて股を開くのがスパローの役割です。美貌の姪を脅迫してそんなところに強制的に送り込む伯父(父親の兄)って悪魔ですね。プーチンそっくりなのはご愛敬でしょうか。ドミニカが伯父にどう対処するかは映画を見てください。
原作と共通しているのは、性交訓練中のシーンを映画館のような施設で上映し、訓練生など全員が見ている前で教官が良し悪しを解説する場面ですね。皆の前で上映されるなんて訓練生は知らされていないのです。実は隠しカメラで性交の一部始終が撮影されているのですが。
ドミニカは平然と自分の性交シーンを見つめます。原作では気の弱い同期生のワーニャは自分の性交シーンの映像に耐えきれずに逃げ出し自殺してしまいます。映画ではちょっと違いますが。
後半は、ローレンスが全裸で椅子に縛り付けられ水をかけられたり殴られたりする拷問シーンをおりまぜながら心理劇が展開します。さて、ロシアの情報機関内部に潜むモグラ(CIAへの内通者)は誰なのか。
原作とは違った面白さがあります。映画を見たら原作も読むことをお勧めします。
☆☆☆☆ これは今までに観た事が無い位の女間諜モノで、いや〜!面白...
☆☆☆☆
これは今までに観た事が無い位の女間諜モノで、いや〜!面白い。
それも一筋縄とはいかない面白さなのだ!
先ず始めにシャーロット・ランプリングが登場する。
ランプリングと言えば、何と言ってもあの『愛の嵐』だ。
それを知る映画爺い連中ならば、いきなり興奮度はMAXに到達するに相違ない。
主演のジェニファー・ローレンスは、全編に渡っての体当たりの演技で素晴らしいのだが。ほぼ前半だけ(ラストにちょっとだけ顔が見える)出演のランプリングの強烈なキャラクターが、兎にも角にも圧巻の極み。しかもこのランプリング姐御がまた色々とやってくれるのだ(〃ω〃)
そしていよいよ映画は本題へ。
ロシアの女スパイとアメリカの男スパイ。
この2人が出会う。
ただ、このスパイ映画が他とは違うのが…。
【お互いがお互いを利用しようとする為、その素性を明らかにし、信頼を得ようとする】
そんな、従来のスパイ映画の常識を覆すストーリー展開。
それだけに、かなり入り組んだ内容で。観客側も右脳と左脳を目一杯フル回転させる気概を見せないと、おいてきぼりを喰らう可能性も否定出来ない(u_u)
ジェームズ・ニュートン・ハワードの音楽が、全編でリリカルに鳴り響く。
何処となくその調べは、ヒッチコック作品に欠かせなかったバーナード・ハーマンの『めまい』での名曲♫愛のテーマ♫を想起させる。
だからなのか?はあくまでも予想でしかないのだが、ジェニファー・ローレンスは『めまい』でのキム・ノヴァクよろしく、髪の毛を金髪に染め。男の好みに合わせ様とする。(『めまい』では男が女を支配するのだが)
その後は二転三転…。いや、四転五転…。いやいや!六転七転…と、息つく暇を与えず観客をスクリーンに釘付けにさせるが…。
それまで偽りの愛を演じて来た2人。
そんな偽りだったのだが。最後の最後に、お互いの立場の苦しみを知り、いつの間にか真の愛へと《発展》して行く。
映画は長尺ながらも、最後まで一気に走りきる。
残念だったのは、ハリウッド製のエンタメ作品だけに、ロシア側の会話が殆ど英語のところ。
時々ロシア語での会話が有るには有るが、その辺りの言語がリアルだったのならば…と。
但し。余りにもリアルになってしまうと。ストーリー自体が入り組んでいるだけに、観客の気持ちが離れてしまう…とも言えそうなのだけれど。
作品中には様々な拷問場面が有るのだけれど。あの【カワハギ】は痛そうだわ〜:(;゙゚'ω゚'):
2018年4月3日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン6
ジェニファー・ローレンスに釘付けです‼
彼女の魅力に引き込まれていきました。
最終的に彼女はアメリカに付くのか、それともロシアに尽くすのか、全く分からない状態になり、ドキドキしました。
プーチン大統領似の悪役は制作者側の悪意を感じました(笑)
ちょっとレトロな感じや、社会主義的な雰囲気とかは、ロシアっぽいなぁって思いました。
最後には米露間の中心になり、確固な地位を獲得とスゴイことになっていったのにはビックリしました。
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