レッド・スパローのレビュー・感想・評価
全217件中、21~40件目を表示
大作ではある
スパイにならざる得ないまでの約30分の前半は正直退屈だった。母親がどんな病気かわかりにくかったが、訳アリ恵まれない育ちをした感じのジェニファー・ローレンス。
「人々は買い物とSNSに浮かれ、人種間の憎しみで世界は分裂し、この世は混沌に支配されています。ロシアだけが犠牲をいとわず勝利だけを目指しているのです」--- 女性教官のセリフが生々しい講習シーンは見応えあった。
風俗嬢を上手く活用する、大人が仕組んだシステムとでも言えばいいのでしょうか...私のような凡人ではなかなか考えにくいし、日本はどうか不明ですが、上記のセリフから恵まれてる国なんだなってことはわかる。
観ていると、美人は何かあると思っちゃいそうです・・・。
メインは男と女、スパイ同士の (恋愛も含めた)駆け引きだと思う。前半はアクション・シーンやハラハラドキドキ、といったスリルは少なく会話ばかり。お色気スパイなので苦手な人も居ると思うし、そういうノリならB級でもありそうだと私は思った・・・が、 それを補っているのが製作費かかってそうだな、というメジャー映画ならではのスケール感ある大作だってこと。
ジワジワとエグイ展開になり、恋愛関係や拷問までも、本気なのかどうか観ててわからなくなると思います。
途中、プリペイド携帯?が自動販売機で売ってた! 無知だったらごめんなさい。
だんだん話が複雑になったとき、私は我慢して観て最後は結局わからなくなることがある。そんな時は間違ってても無理矢理答えを出して、その映画にケリを付ける。この映画の場合は...
「おじさん、何で私にこんな仕事させるのよ!バカヤロー! 」そんな感じの結末に思えた。
足を踏み入れると、どんな手を使っても安泰な日は来ないのであった。そんな含みを感じる電話は無くていいですよ。。。
ジェニファー・ローレンスはほとんどの時間出ているので、彼女が好きな人はエロも含め満喫できることでしょう。
いいんですけど
ジェニファー・ローレンスをこんな映画に出演させちゃいけない
戦争映画で言えば、ドイツ軍と日本軍=悪、スパイ映画で言えば、スパイ=ロシアみたいなステレオタイプの典型のようなわかりやすいひと昔前の映画みたいだった。
ハンガーゲームのジェニファー・ローレンスが主演だし、同じ頃に公開されたシャーリーズ・セロンの「アトミック・ブロンド」のようなアクションもののスパイ映画かなと思って期待していたら、ほとんどアクションシーンがなかったので、ちょっと肩透かしだった。
前半のスパイ養成所が、彼女自身も言っているように、娼婦養成所のようで笑える。
最後のオチは面白かったが、本当のスパイはたぶんすでに出演している人物の誰かなので、ザハロフはあり得ないので、コルチノイ(ジェレミー・アイアンズ)かなとは思っていた。
結局、ネイトと一緒になれなかったのは寂しい限り。もしかしたら本当は愛していなかったのかな?
ツッコミ所としては、コルチノイが、彼女に自分が本当のスパイであると言ったのは不自然だ。言ったら殺される危険があるのにあえて言う必要もなかったはず。
全体的に、どこまでが彼女の想定していたことで、どこが想定外の出来事だったのかが、(よく考えれば分かるのかもしれないが)いまいちはっきりしない点がやや消化不良気味になってしまった。
ジェニファー本来の美貌and女優魂を観た
Londonへの機内で鑑賞。ジェニファーの出演作の中で、最高の当たり役だと思う。全編、美しく映し出されたジェニファーの姿には息をのむ。赤い口紅。バレエ衣装から、つまみ出される彼女の背中の肉。目。灰色の制服までもが彼女を妖艶にする。黒い水着に、わざと添えられた下半身を隠す技。白いタオルが良い。得意とする凛とした表情、一瞬魅せる困惑、悲しみ、動揺、嫌悪。彼女の表情はあらゆる面で秀逸だ。ジェニファーらしい軸のブレ無い人物(ドミニカ)に惚れ惚れする。脇をかためる豪華な俳優陣。東欧、Londonのキリッと冷えてる(笑)ヨーロッパの空気感も気分を上げる。この映画を観て、ジェニファーの評価が一変した。偽物を現実に魅せる女優。美しくセクシーで
賢く危ない主役をハレル数少ない女優。その上、美乳だもの
綺麗だから、脱いだ感じがしないだけ。英語が不快なら消音で。(映画館なら耳栓)良く判からないなら己の勉強不足を呪うべき。映画には何度も観るべき映画と、一回で良い映画あります。特に歴史物に必須の、基礎知識無くては楽しめない映画。レッドスパローについてはヨーロッパの地図、文化、民俗学、風景が頭にあるだけで、鑑賞可能かと。
等身大の人間が描く迫真のドラマ
これはスパイ映画ではあるものの、アクション映画ではありません。
それこそが、この映画の最大の魅力なのでしょう。
人を信じることができない国で、スパイになることを迫られ、強要され、その道を選ばざるを得なかった者たちが、人間としての苦悩を背負いながら追い込まれていく様子には、一種異様な胸騒ぎと感動を覚えさせられます。
もちろん、人間の心理を操って自由自在に動かすためのプロセスなども豊富に実例が盛り込まれています。
人間の本質とは何か。
人をうならせ、エモーションをかきたてるドラマとはどんなものか。
そういう映画を観たいと思う人にこそ、お勧めできる、凄い映画だと思います。
と同時に、こういう映画も作られるハリウッドという存在を、心底うらやましく、また恐ろしくも感じたのでした。
あと、旧・共産圏をはじめとする、「言葉に担保力がない地域」へ赴任する人は、漏れなく観ておいたほうが良いかもしれない映画だとも感じました。
ジェニファーローレンスはかっこいい
一味違ったスパイ映画
【緊張感漲る哀しきスパイ映画。シャーロット・ランプリングの鬼教官振りや拷問シーンの数々が怖すぎる作品】
ハニートラップ・スパイ養成機関って、そんなのあるのか?と思いつつ、シャーロット・ランプリング扮する鬼教官振りが凄くて、”うん、あるかもしれないね。怖いです・・。”と納得してしまった私である。
脚本は良く練られていて、かなり見応えがあるし、幾つかの拷問シーンはアクションが殆どない今作をスパイ映画として成り立たせている。(但し、かなり痛そうなので、観る方はご準備を・・。だって、あんな事されたら私ならコンマ2秒で全て話しますよ・・。)
ネイト・ナッシユ(ジョエル・エドガートン)はドミニカ(ジェニファー・ローレンス)のハニー・トラップに嵌ったのか?
[印象的なシーン]
・シャーロット・ランプリング扮する鬼教官VSドミニカ(ジェニファー・ローレンス) シャーロット・ランプリングは幾つになっても目が怖いし、ジェニファー・ローレンスの女優根性も凄い。
・ジェレミー・アイアンズ扮する、コルチノイの謎めいた言動。この人がいるだけで、映画はぐっと締まる。
・そういう性癖はないのだけれど、記憶に残ってしまっている拷問シーンの数々・・。痛そうだよ、怖いよ・・。
<ラストシーンの解釈は観る人に委ねられるが、私は二人に未来があるという見方をしました・・・。>
<2018年3月30日 劇場にて鑑賞>
如何にもアメリカ作
タイトルなし(ネタバレ)
途中から原作とガラッと話が変わるのでビックリしたがこれはこれでクレバーな脚色。映画は必ずしも原作通りでなくてはならない、という法は無いのだし。プーチンを映画に出すわけにはいかないだろうし。
Great family I have. 近くて遠い国ロシア
良く考えたらロシアって隣の国なんですよね。北海道に住んでるわけではないので凄く遠く感じるのですが、意外と御近所さんだ!でも文化等全く違うので、特にこういう作品を観ると恐ロシアっと思ってしまいます。
内容はというと、ジェニファー・ローレンスが美しい。という感想だけで終わってしまいそうな作品でした。いやー、ジェニファー・ローレンスって世に出てきた時には正直あまりパッとしないなぁなんて思ってたのですが、美しくなりましたよねー。
スパイ物だけあって色々と裏切りや裏をかいたりしているのですが、何処かしらアメリカって良い国だろ?っていう雰囲気が漂ってきて、「別にアメリカ人じゃないからそんなにアメリカ推されてもなぁ」っという気持ちになっちゃったので、イマイチ入り込めませんでした。
個人的にはあのカワハギ拷問はジェニファーのセクシーさよりインパクト大でしたね。あれは痛そう!
美人設定に違和感
全217件中、21~40件目を表示