「結末は判っていますが、中々最後まで見せます」オリエント急行殺人事件 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
結末は判っていますが、中々最後まで見せます
アガサ・クリスティーの名作『オリエント急行殺人事件』の映画化作品。
結末が判っている作品なので、それだけにどういう演出・演技で映像化されるところが肝な訳ですが、制作・監督・主演のケネス・プラナーをはじめ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルスと、主役級の俳優陣。流石に見事です。
それとは別に、非常に興味深かったのが、作品の冒頭が、なんともお騒がせなアメリカ大統領のせいで、いま非常に緊張したところになってしまったエルサレムから始まっている事。そうなんだよねぇ。世界三大宗教が、集まっているから、微妙な土地なのにね・・・。
さて、映画の話に戻ると、列車の中はセットで撮影されているのだと思いますが、列車の走行シーンはCGですね。グルんグルんと、ドローンで撮ったかのような映像にも見えますが。
いやぁ、中々、良かったです。ジョニー・デップの悪人役も、中々悦に入っているんじゃないですかね?
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