キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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キングスマンを支える魅惑のスパイ・ガジェットの数々に磨きがかかる中、キッチュな衣装の「エルトン・ジョン」の活躍に度肝を抜かれる。
冒頭、まさかのハリー・ハートの生きている姿が画面に。これだけで、嬉しい。
マーク・ストロングを筆頭にした壊滅寸前のKingsmanとアメリカ・ケンタッキーのStatesmanのやりとりも面白い。
チャニング・テータムのテキーラとか、ペドロ・パスカルのウイスキーって・・・。
ジュリアン・ムーア演じるポピーの常軌を逸した微笑みの悪がそのカラフルな色合いを前面に出し、非常に魅力的に描かれる。
そして、素っ頓狂に表れたポップでカラフルなエルトン・ジョン。あっという間にポピーに消されるかと思いきや、「ダニエル」「土曜の夜は僕の生きがい」「ロケット・マン」をノリノリで披露している。
行っちゃってるなあ、エルトン。凄く楽しそう。
一作目で007をおちょくった、でもそのレベルの高さで全世界を魅了したキングスマン。三作目が実に楽しみである。
<2018年1月5日 劇場にて鑑賞>
<2019年8月22日 追記>
明日から公開の「ロケット・マン」、エルトンを演じるのは、タロン・エガートン。この組み合わせが今作後に決まったのかどうかは知らないが、商売上手だなあ。(褒めてます)
またまた「カントリーロード」!
『エイリアン:コヴェナント』、『ローガン・ラッキー』に続き、ジョン・デンバーの名曲が今回はかなりフィーチャーされていた。よく注意してみると、冒頭の音楽からそのメロディが隠されているのです。音楽に関して言えば、今回は豪華なゲスト、本人役としてエルトン・ジョンが登場している。彼は悪の組織ゴールデン・サークルに誘拐されているという設定で、スクリーンではかなり登場しているのです。エルトンの「土曜の夜は僕の生きがい」などの曲も聞けるのですが、ポニー(ジュリアン・ムーア)が飼ってるロボット犬がベニーとジェットだったので「ベニーとジェッツ」がかかれば最高だなと思いきや、聞かれませんでした。しかし、明らかにエルトン・ジョンを意識した犬のネーミングですよね。
キングスマンの候補生だったチャーリーがポニー率いる組織ゴールデン・サークルに下り、エグジー(タロン・エガートン)を付け狙う。なんとか振り切ったもののチャーリーが落としていった義手によりキングスマンのデータにアクセスされてしまう。そして、一斉のミサイル攻撃によりキングスマンの組織は壊滅状態になった。生き残ったエグジーとマーリン(マーク・ストロング)はひょんなことからアメリカに飛び、製造業者ステイツマンを訪ねるのだ。そこはキングスマンと似たような組織で、シャンパン(ジェフ・ブリッジス)、ウィスキー(ペドロ・パスカル)、テキーラ(チャニング・テイタム)、ジンジャー(ハル・ベリー)というコードネームで暗躍していて、彼らに協力を求めたのだった。そこで前作で死んだと思われていたガラハッド=ハリー(コリン・ファース)に出会うが、彼は左目を失い、記憶喪失の状態だった。
カンボジアに本拠地を持つゴールデン・サークルは、ポニーの趣味でボーリング場などもある50年代のアメリカをモチーフにした基地。地雷があちこちに埋められ、ロボットも活躍する。残忍なポニーは使えない部下をミンチにしてしまうというおぞましさ。そんな彼女は世界中の麻薬にウィルスを仕込み、麻薬中毒患者を根絶しようと企んでいたのだ。まさしくサイコパスの彼女はついにメディアに登場して米大統領(ブルース・グリーンウッド)に直接交渉を持ち掛ける。しかし、解毒剤の取引に応ずる姿を見せながらも大統領は麻薬患者を絶滅させればいいという闇の心も見せていた・・・
エグジー、ハリー、ウィスキーは解毒剤を奪うため独自の行動を開始する。雪山のゴンドラでかなりのアクションが楽しめるが、仲間割れのごとく、ハリーが「こいつは敵だ」と言い放ってウィスキーを銃で撃ってしまう。
前作はかなりまとまっていて、面白かった印象が残るのですが、今回は人が死にすぎていて、ハチャメチャ感があった。もちろん前作でも花火のように人の頭が吹っ飛んではいたが、仲間はそんなに死ななかった。1作目に出てくる台詞に「007は初期の方が良かった」という言葉も、あまりにも現実に近いシリアスな設定だと楽しめないものだとして、非現実的な悪者をやっつけるという単純な構図が今回も踏襲されている。のだが、人を死なせたり生き返らせたりする命の尊厳の無さはちょっといただけない。地雷を踏んでしまうシークエンスでは、過去にエグジーの父が皆を救ったシーンを被せることによって泣けるシーンにもなったと思うが、その直後にはミンチマシーンでのむごたらしい死のシーンがあるので、なんだかホラー映画なんじゃないかとも感じてしまいます。悪ふざけしすぎですね・・・
タイトルなし
二作目の宿命は超えてないが、でも!かなり!健闘している|д゚)
JBは?
ジーェームスボンド?ジェンソンボーン?ジャックバウアー?
↑上記スパイもの?密偵もの?の新たなシリーズ!
キングスマンがここに爆誕(#^.^#)☆
インパクトについては?
他の方も仰るように、前作よりは落ちる。
・・でも、他映画と比べたら全然オーケー♪
バイオレンスシーンやカメラワークについては?
俺的に→マトリックス①/キックアス①/ウォンテッド/ドクターストレンジ/インセプションらに並ぶ名作(*名作シリーズ)と言って良いと思う。
来年EP/0たる、キングスマンの創立に関わる前日譚たる作品が公開されるそうで、そちらも楽しみ。
とりあえず。ダブル仕立てのストライプなスーツが欲しいな・・。
おすすめ度】☆5
灰色のガンダルフが白色のガンダルフに?度】☆5
思ったより名優陣出てるじゃん♪度】☆5
Cファースの英国英語好きだ!度】☆5
スコッチか?バーボンか?マティーニ?呑みたい度】☆5
ダブル仕立てのストライプなスーツが欲しいな度】☆5
前作見とかないと話し分からない度】☆2
*前作見てなくても話しは分かるけど、まぁ当たり前に見といた方が良いだろうね・・。
車/時計/スーツ/靴/傘/鞄・・紳士へのこだわりが数多。
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密かに影の組織として国を守ってきたキングスマン。
その能力は、秘密裏に継承され、偉大な犠牲の元、英国は守られていた。
ある日、主人公エグジーが、ドアを開けると・・?
本作おすすめします!
星は、GYAOの百円レンタル水準にて ^^) _旦~~
突っ込み所はあるけど面白い
アイデアが詰まったアクション!人物描写はもう一息欲しい。
前作を踏まえた展開が多いので、あらかじめ前作の『キングスマン』(原題 Kingsman: The Secret Service)を鑑賞しておくことをお勧めします。
前作と同様にお洒落な演出がたくさんあって素敵でした。
前作は個人的に苦手に感じるアクション描写があって不安だったのですが、本作では気になりませんでした。意外性や格好良さもパワーアップしていて、見応えがありました。
ブラックユーモア的グロも少しあるので苦手な方はお気をつけて。
遊び心を感じる新しいガジェットも登場し、楽しめました。
エルトンジョンの本人役には笑わせてもらいました。ノリノリな感じが素晴らしい。
もちろん上記のように良いところも多いのですが、私は本シリーズはどこかノリ切れないんです。伏線もなく急に衝撃的な展開が起こるのは驚きがあって良い反面、心がついていけない。
あとは人物描写および心理描写。なくはないのですが、あまり入り込めないというか。行動の裏打ちができるほどの描写がされていないので、少し腑に落ちないところもあり、私は深く感動することはできませんでした。もっと感動的に描くこともできそうなのに、ともったいなく思います。
特に敵は前作同様に表面的な魅力は十分にあるものの、深みがない。全体的に人物に生きてる感が感じられないんです。そういう演出なのかもしれませんし、そもそも人物描写に重きを置いている作品ではないのかもしれませんが。
とはいえ、酔ったマーリンの普段見れない言動なんかはとても好きでしたし、本作初登場の人物たちも描写は薄いながら、魅力的でした。チャイニングテイタム扮するテキーラはもっと活躍を見たかったです。
そして前作でも活躍したあの人。前作の再現も良かったですし、やはりスーツが似合うことこの上ない。スパイとして生きた哀愁を感じさせる場面も良かったです。
前作を楽しめた人はきっとおもしろいと感じる内容になっていると思います。
特にアクションシーンはたくさんアイデアが詰まっていて素晴らしかったです。エンドロール前には次作に繋がりそうなシーンも。3作目も楽しみですね。
戦うシーンはかっこいい
前作で父親をキングスマンとしてもち、そのせいで家庭崩壊を招いたのに王女と結婚までするエグジーにびっくりしました。恋愛要素を入れるなら、父親のことはあるけど、やっぱり好きな王女といたい!みたいな描写があった方が納得できたかなと思います。そこが今作一番しっくりこなかったです。
戦うハリーとエグジーはやっぱり英国紳士でかっこよくて痛快でした。スーツとメガネって最強ですね笑
JBが好きだったので残念でした。。。
マーリンも前作では厳しい教官というイメージでしたが、人間味のある優しい人だったんだなと改めて思い、カントリーロードは泣けました。
1作目は観てないけど…😉
予告がおもしろかったから、観てみた笑
最初からカーアクションが良かった!👍🏻✨
ジュリアン・ムーアの悪役っぷりもよかったな☺️
おもしろくて1作目も買っちゃった!✨
へんてこりんな兵器と、へんてこりんなアクションが面白かった。
マシュー・ボーン監督が好きなので見ました。
2作目なので、やっぱり多少パワーは落ちているけれど、そこそこ面白かった。
前作で一流エージェントになったエグジーが、謎の秘密組織ゴールデン・サークルと戦うストーリーです。
たぶんこれは『007ゴールドフィンガー』のパロディなんだろうという気がした。
007のパロディ映画はたくさんあるけれど、キングスマンの場合はコメディー要素は少なめで、皮肉と残酷性みたいなものが全面に出ていて、ギャグありきみたいなシーンはあまりない。
なんとなくミスタービーン的なものや、キューブリックの映画を思い出した。
マシュー・ボーン監督の出身地は知らなかったけれど、たぶんイギリスの方の出身なんだろうという感じがした。
後で調べたら、やっぱりイギリスのロンドン出身だった。
全員ではないと思うけど、イギリス人はこんな感じの人が多いのかもしれない。
前作も含めてこの映画がいいのは、007ではもうやらなくなった秘密兵器がたくさん出でくるところ。
007に秘密兵器が出てこなくなったのが、ひどく物足りない気がしていたのは私だけではないと思う。
たぶんその辺のところから、この映画ができたのではないかと思った。
もっともこの映画の場合は秘密兵器というよりもギャグの要素を含んでいるへんてこりんな兵器です。
そのへんてこりんな兵器が次から次へと出てきて、それを使って戦うから、アクションも見たことないようなへんてこりんなものになって、それが独特の面白さにつながっている。
この映画の場合、出演者は多少豪華?(エルトン・ジョンなんて若い人は知らないと思う)だけど、ストーリーはどこからか借りてきたようなものだし、キャラはステレオタイプ、笑いも少な目なので、へんてこりんな兵器と、へんてこりんなアクションが全てのような気がする。
007に出てきていた秘密兵器が好きだった人は、かなり面白いと思う。
今回も吹っ飛んでいて面白かった
伝統と革新のコントラスト
キングズマン第2作は素晴らしい出来でした。シナリオから展開、キャストまで最後まで飽きない作りがなされています。まず、前回亡くなったハリーが生きていた事が前半のストーリーの流れで後半は題名にもなってる麻薬組織との対決。アクションシーンやカーアクションはスタイリッシュで格好いい。多少のグロさは容認できる。前作もそうだが傘やアタッシュケースのギミックが再び炸裂。やっぱりこのアクションシーンはこの作品のハイライト。何度みてもワクワクします。イギリスがベースだから社会を反映した皮肉やジョークもなかなか凝っている。大統領を脅す麻薬組織と薬を使用した人間を悪とみなして排除しようとする大統領、薬社会の欧米だから理解される背景で日本とは違うなあ。むしろ日本だと大統領にシンパシー集まるかもね。でも明るい麻薬組織ボスのジュリアン・ムーアがいい味出してます。また、イケてないアメリカのスパイ役のチャニング・テイタムが惚けていて笑えます。
続編も決定。
楽しみです。
伝統×アクション×皮肉
マシューボーンらしく、アクションシーンやが斬新で残酷でテンポもよくて、そして笑える。
そしてキングスマンシリーズは設定が抜群に良い。
本作では、イギリス紳士スパイ軍団のアメリカ版として、アメリカのバーボン蒸留所を母体にするステイツマンが出てくるなど、とにかく極端でベタさを詰め込みまくっててバカバカしいんだけどそのてんこ盛りのベタさはエンターテインメントとしてはふさわしく思える。紳士というスマートな題材なはずなのに、この全然スマートじゃない感じが緩急になってて良い。
英国紳士やウエスタンが持つ古典的なイメージが、最先端技術と融合したガジェットたちによって、最高にカッコよくアップデートされていく様子も見ていて興奮する。
アクションコメディエンターテインメントとしても楽しめるんだけど、設定やエピソードはかなり強烈な現代風刺でもあり。全体的にふざけたテイストだからこんなにも受けいられているのかもしれないけど、ちょっとびっくりした。こういうの好きです。
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