キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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二人の相棒感がたまらなくかっこいいスパイ映画
こいつぁトンだイカレ映画だぜ...!
最高にハイになれるアクション映画。
まず前作でも最高だったワンカットのアクションは今作でも健在です。本当どうやってとっているんでしょうね。何度見ても飽きませんね。
そしてテーマも意外と社会的で面白いんです。麻薬を正当化しようとしているという声をチラホラ聞きますが、私は一度間違いを犯してもそいつだって人間なんだからちゃんと反省する機会をやろうぜ。というテーマと考えています。そのほうが気持ちいいしね。
そして新キャラのテキーラやポピーもいいキャラしてるんですよ。テキーラはお鬚とムチで戦うってだけでも最高ですし、ポピーもシンプルに狂っているだけかと思いきやエルトン・ジョンのファンという可愛い一面もありますしスピンオフを作ってほしいくらいです。
よく前作の威風堂々に合わせての頭爆発ほどのインパクトがないと言われてますが人間をミンチにしてハンバーガー作ってるだけでそれと同じくらいのインパクトはあると思うんですけどね。あのシーン大好き。
前作よりすべてがパワーアップしているとても楽しい映画です。是非ご覧ください。
前作?ほど面白くはなかった
色んな最新の武器が出てきて、まるで007みたい。ずっとシリーズ続きそう。でもミンチのシーンとかちょっと気分悪い。あまり死体の出てくる映画は見たくない。
哀切のカントリーロード
2作目作品としてはまずまずの出来である。
前作を彩っていた社会風刺はやや鳴りを潜め、スラップスティック要素が強まった感があるが、同じ路線にしなかった事も成功要因であろう。
とにかく「マーリンがカッコイイ」
ハリーもカッコイイし、ステイツマンもカッコイイし、エグジーもカッコよくなってきたが、
しかし、今回はマーリンがめちゃくちゃカッコイイ。
異国の地カンボジアにて、朗々と歌い上げるカントリーロード。マーリンの瞼に浮かぶは遙かなるロンドンか、、、
胸に迫る熱いシーンだ。
(テキーラの出番これだけ?と拍子抜けだったが実はスケジュールに急な事態が飛び込んだ事による大人の都合だったらしい。エルトン"キング"ジョンのシーンが過剰に多く感じたのはチャニング・テイタムが抜けた尺の穴埋め?と疑うのは穿ち過ぎか?
まぁ、ウィスキーがカッコよかったから良しとしよう。テキーラは今後活躍しそうだし)
冒頭のPrince - Let's Go Crazyは最高にクールだ。スピード感溢れるカーチェイスで楽しませて(笑わせて)くれる。
モンテ・ビアンコ・スカイウェイの360度回転ゴンドラシーンは必見!
今回、安堵したのはエグジーとティルデがきちんと交際していた事。
ボンドガールよろしく、ひと時のラヴアフェアだったら、この作風だと下品になってしまうので嫌だな?と思っていたので作品への好感度が増したし、ご両親である国王夫妻との会食で難題にスラスラ答えるエグジーは痛快だった。その直後にロキシーを襲う悲劇には心が痛むが。ヒロインは2人要らないという事なのか?
いや、ハリーを思えば、今後の復活は?願わくば再登場に期待したいものだが。
キングスマンとステイツマンの対比も良し。
はたまた、ステイツマンが造る「酒」は合法、ポピーの「麻薬」は違法。という対比は、娯楽シーンの緩さで麻痺しかけた脳に冷ややかな問題を提起してくる。
この辺りがマシュー・ヴォーン監督ならではの好ましいイヤラシさだと思う。
生ハンバーグに関しては、、、中盤の方は、まぁ悪人の末路という事で許容範囲。
前回、あれだけヤッちゃってるから、目玉となるグロさは必要だったのだと理解しよう。
終盤の「彼」の動機は、同情も理解も出来るものであり、決して悪人ではない。こちらは「目的は正しくとも手段を間違えてはならない」「人を呪わば穴2つ」と捉える事で許容範囲であった。
それにしてもエルトン・ジョン御大が楽しそうだったー(笑)
連れだってコンサートに向かうエグジーとハリーという絵面も、今後観たいシーンの一つである。
3作目は誕生秘話という事で、馴染みの面々には会えないだろうが、今年の夏が楽しみだ。
ハンニバルだからジュリアン・ムーア
最高のスパイ映画ではある
「キングスマン」はとある英国紳士過激なアクションで敵を倒すという、最高のスパイ映画だ。僕はこの作品を気に入っていて、前作も今作も鑑賞した。やはりすごかった。いろんなガジェットが出てきて、それらを扱いこなす登場人物たちがかっこよく見えた。
たが、更に過激になったと言ってる本作は、気合いが入ったんだなと思ったが、観賞後、前作より過激さが落ちていたと感じた。アクションシーンはあったものの、なかなかしっくりこなかった。映倫のレイティングも落ちてるわけだ。R15は過激なシーンが満載だが、PG12になると、年齢関係なく、どなたでも見れるため、過激な要素が薄くなっていたような気がした。
なので、星4という感じになったのだ。
タイトルなし
前作はほとんど覚えてなかった。考えずに見れた。ボスキャラのジュリアン・ムーアがあっけなく死ぬ。チャイニング・テイタムはチョイ役だが続編の主人公になりそうな終わり方。
秒でアガる。
今度は、ステイツマンときたか…笑
残念以外の言葉がない、残念すぎる作品でした。
第1話とは打って変わって、なんとも平凡な、どこにでもあるC級アクション映画に転落してしまったね、というのが、最初から最後まで一貫して変わらない感想でした。
映画が始まって最初はカーチェイス。
まるでお約束通りです。
これがいきなりCGの乱用で、まったく興奮も感動も覚えません。
なんとか主人公は切り抜けますが、以下すべて、誰でも思いつくストーリー。
麻薬王が解毒剤を合衆国大統領に売りつけようとするって、これは何の再放送なんでしょうかというぐらいに既視感にあふれています。
前作は、CGをなるべく目立たなくさせて脚本と演技の力で客を興奮させてくれたものですが、今回のは、なんていうか、成功したので予算がついて、迫力を出そうとして、結果、失敗クソ映画になったというしかないもので、心からガッカリしました。
映画のエンディングで逮捕された人間こそが、実は正しくて、その逮捕された人間を追放する「正義の味方」こそ、自分の保身のために正義を演じているだけだという真相は、もしかして製作側も気がついていない、たくまざる皮肉なのかも知れませんけどねぇ。
いやはや。残念でした。
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