キングスマン　ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価

前作を予習の上鑑賞。前作をうまく踏襲して、２作で１作のような作りである。昔の００７のようにトンデモ設定であるが、前作の人類絶滅計画にしても今回の薬物依存者の抹殺にしても悪人にも理があるように感じた。意外とあっさりキングスマンの組織が壊滅状態になってしまって、ランスロットの活躍も楽しみにしていたの残念だ、以後はステーツマン頼みになるのかな。最後はお姫様と結婚なんてまるでおとぎ話だ。

トランプ大統領的なものやネット企業の寡占化への恐れと皮肉を込めた作品と受け取りました。
・ひとつの事象を強調することで、全体もそうであると短絡的に決めつけること（メキシコやイスラム教圏の人びとや難民への対応等）がいかに社会から多様性というものを奪い、結果的には多くの善良な人びとの尊厳や自由を損なうものであるか。置かれた環境や状況次第では白人のエリート官僚だろうが、王女様だろうが、この映画のようなことは起こり得るのに、チャンスも与えられなくなる窮屈な社会となることへの恐怖。
・社会の行動規範が個々人の価値観の集積でなく、ネット（映画では麻薬に置き換えている）を介して均一化されていくことへの恐怖。
ジュリアン・ムーアがたった一人で世界を牛耳れる可能性を示したのは、正にその象徴。
今やAmazonやGoogle等の寡占企業の出現により、社会通念や行動の前提が、我々が無自覚のうちに、私企業の収益や株価の上昇のための誘導で作られている（例えば、Siriによる分析や提案が既に多くの人の行動に影響を与えている）。

前作に比べて物足りなさを感じる人が多いのは、このようなメッセージ性の強さ（本当の敵はジュリアン・ムーアではなく、多様性が奪われ、価値観が均一化されていく社会）が、映画的なダイナミズムを減殺しているからだと思います。
なのにつまらない時間は１分だってなかったのは凄いとしか言いようがありません。

予告編を見れば彼の復活は明らか。
更に言えばアクションシーンも予告編で見所はすべて網羅済み。
よって本編は想定以上のものはありません。
いろんな意味でネタバレ満載の予告編に興ざめです。

が、ジュリアン・ムーアの目的とそれに対する大統領のアクションはブラックユーモアが効いていて流石！だと。

ただ、結局は、みんな助かるんですか。
もっと辛口な結果にしてもよいのでは。
グロエロシーン満載なのにどんな人間でも命は大切に的なオチはしらけます。

また、ジュリアン・ムーアは麻薬で安らかに眠りにつき、
賛否両論はあるにせよ、自分の信念で動いた彼はミンチですか。
ちょっとバランスに欠けるかと。

はい文句無し。

開始5分で戻ってきたと感じさせてくれたこの映画
他の映画を寄せ付けぬアクションのスピード感とスタイリッシュさは今作でも健在
しかし今作は前作の教会での大量虐殺のようなぶっ飛んでるシーンがないのが残念に感じた。
個人的に一作目を超えたようには思えなかったが、続編製作を苦手とするように思えるマシューボーンは今作では頑張ってくれたと思う

マシューヴォーンは続編が苦手なのを再確認。
焼き直しの脚本、しかも穴だらけ。本来の魅力を発揮出来ないキャスト。ドタバタでわかりづらくキレのないアクションシーン。そしてそれほどワルじゃない敵。エルトンジョンの活躍？いらんがな！
総じて一作目の劣化コピーに終始したやっつけ仕事でした。残念！

待ちに待った二作目で、予告を見て楽しみにしていましたが、開始5分で、期待感全開になりました。音楽に合わせた独特のスピード感とアクションのシーンは健在です。感動の出会いや一時も目が離せない映画でした。初めて観る方は必ず前作を観てからいって欲しいです。三作目を期待しています。

全体的には面白いけど、Ｂ級映画にもなりかねない内容の超大作といった印象で、エンタメを追求したせいなのか話は粗すぎると感じてしまった。
前作も見ての続編観賞だったけれど、見ていなくても問題ないように感じた。実際、前作の記憶など全く忘れていたし、しっかりと補足情報を入れてくれいたので、続編ということを意識しなくても楽しめると思う。
結果かなり長めのエンタメ映画。内容が軽いので、一瞬無駄な時間を過ごしている感覚になってしまったけれど、終始楽に楽しめたので、忍耐は要することはなかった。
ただ、強い毒気が所々鏤められているので、たまに嫌悪感を覚えてしまった。
ジュリアン・ムーアとエルトン・ジョンが話を盛り立てていたように思う。むしろ、この２人がこの作品の全てのようにも感じられる。
次は無くてもいいと思うけど、出来上がってくれば見てしまうんだろうなぁ。

「キングスマン ゴールデン・サークル」字幕版で鑑賞。

＊概要＊
イギリス製スパイアクション「キングスマン」の続編。

＊主演＊
コリン・ファース
タロン・エガートン

＊感想＊
前作は鑑賞済みなので、ずっと楽しみにしてました！しかも、前作で死んだはずのハリー（コリン・ファース）が復活！ということで更に期待が膨らみました！＼(^^)／

冒頭からエグジーが大暴れ！前作でエグジーをいじめてたチャーリーとの車内バトルシーン！キレッキレッのアクションとキレッキレッのカメラワークが最高。キングスマンならではのアクションが引き継いで、すぐに鷲掴みされましたね。

今回の敵は麻薬組織のゴールデン・サークル。そのボス・ポピー（ジュリアン・ムーア）が怖かったな～　部下がドジしたらすぐミンチにするってどうなの？(笑)　ロボット犬がいきなり登場して、いきなりメカニックなモノがわんさか出てきて最初は困惑したけど、だんだん慣れました(^^)

記憶を失ったハリーが元に戻るまでがダルかったな～(^^; でも、前回ハリーが撃たれた後の経緯が少し描かれてたのが良かった！
中盤辺りは少し退屈でしたが、後半ハリーとエグジー達がゴールデン・サークルに乗り込むシーンは鳥肌。このシーンはもう一回見たい！前作の教会シーンを思い出しました。あと、もう１つ良かった所は某有名歌手が大暴れする所。ふざけすぎかも知れませんが面白かったですww

映画自体かなり面白かったのですが、個人的に残念なのが、チャニング・テイタムが演じたテキーラの存在が薄かったな～全然活躍してない。エグジーとマーリンと戦いましたが、その他は全然活躍せず、感染されて眠ってただけ。
主役級でもあるチャニング・テイタムが印象が薄かったのが残念！
細かい所は多々ありますが、前作よりアクションやハイテクな武器や車がグレードアップされてましたし、本編開始3分で面白いと感じました！いやぁ～面白かったです！！＼(^^)／

アクションのお金のかかり方が格段と上がった。かっこいい。しかし、前作のガゼルのような強敵はおらず、なんだか敵が冴えない感じ。テキーラの出番も少なかった。そこがマイナスポイントだった。

TOHOシネマズ新宿で最速上映IMAXを鑑賞。

素晴らしかった。前作の期待を乗り越え、素晴らしいものに仕上がったと思います。
世界を救うには、それに伴った犠牲も必要なのだと思い知らされました。

前作に思い入れがあるほど、今作は泣き崩れます。

ストーリーの展開もテンポよく、飽きさせない程度にアクションを盛り込んでくれます。
こんなに派手にアクションをして後半バテないかな？と心配してましたが、それを払拭するような最終アクション。最高でした。

前作の反響が大きかっただけに、監督やキャストにはとてつもないプレッシャーがあったと思います。それを乗り越え、とても楽しめる映画になってました！！

それにしてもコリン・ファースの演技が上手すぎてド肝抜かれました。

ジュリアン ムーアが何故か可愛らしい。好きになった。

ステイトマン…テキーラの出番があまりにも少ない。彼のファンでは無いから別にいいけど、ちょっとビックリ。

2018年一発目
悪くないとは思うのだが唯一言いたいのは今回本編ちょっと長いよ…

まぁ続編あればみたいかな

個人的好み,主観です。
すべてにおいてウザイこれにつきます。好みではないです。
エルトンジョン必要ない、ジュリアン・ムーアの存在が強すぎる
時間が長い、007のパロデイ、格闘シーンに音楽はしらける、
CG演出が多すぎる、イギリス映画、ドラマ特有の
気取った理屈っぽい話の展開 なのにシリアス感ゼロ
登場人物の展開は、ワイルドスピードシリーズに激似。
色んな映画の良いとこどりごっちゃまぜ、
お腹いっぱいの状態でさらにご飯を食べている感じです。
オリジナリティーがないんでしょうか。
ただし、ストーリー展開はIMF風(真似?)でしっかりしているので
最後まで見ざるをえませんね
子供と一緒に見るには最高に子供が喜ぶ楽しい映画でしょう。
途中の間延びが長すぎて眠くなりました。
エルトンジョンは好きなアーティストの一人ですが
こういう形でこの映画に出て欲しくなかったです。

前作にも劣らないだろう馬鹿馬鹿しい悪党集団にキングスマンと、今回米国スパイ組織ステイツマンがダッグを組みスマートな戦いを繰り広げます。
本人役でエルトンジョンが出ている所も見どころ。
今回ハリーの復活は嬉しかったが、その代わりに悲しい別れもあり。

活躍する舞台は世界をまたぎ広くなったが、舞台のアメリカがつまらない。最終決戦場所もどうにかならなかったのだろうか？キングスマンのスマートさが舞台に合わない。

また悪役の馬鹿馬鹿しさは前作の方が上かな？と思います。2作目になってコケちゃいけないと思い、置きに行ってしまった作品。

雪国のシーンもあるのでお正月頃観るには丁度良いと思います。
前作の予習が無ければ面白さ半減。「誰これ？」的にならぬ様予習しましょう。
映画観てスッキリしてから仕事初めしたい方にはオススメします。

試写で観てきました。
アクション・スパイ映画としちゃ、及第点は叩き出していたと思うが…
個人的には前作の爽快感比、50%。
いや、前作が私の心の中で美化されすぎてて、勝手にハードルが上がってしまっていたかも。

最後の秘密基地のセキュリティがザルに感じ、もっと厳しければよかったのになぁとか。

私の好きなキャラの二人(というか、一匹と一人）、パグのJBと、美女エージェント・ロキシーの出番が少なすぎて寂しかったなとか。

あ、本作の真の主役は、エルトン・ジョン。
ジョン最高！

1は終盤のアクション（教会と敵のアジト）が壮大かつ爽快で最高だったが、ストーリーがつまらなかった。

2はストーリー展開がとても良かった。

つまり、1の壮大さで2のストーリーであれば満点。

あと、一貫してトランスヒューマニズム、実戦的ロボット、地球規模の監視システム、一部の富裕層だけが生き延びる様などを描いていることから、本シリーズは近い将来を暗示しているのかな。だとしたら、我々はあのジャンキーどもと同じようにただ死ぬしかない笑笑。

前作よりさらにお祭り感がアップし上品で下品でシリアスでコメディな賑やかな映画になってます。ちょっと長いしもうお腹一杯です。

前作で好きなキャラが出来た人は悲喜交々だと思う。

アクションシーンは良かったと思いますが、全体的に話が散らかり過ぎていてまとまりが無かったです。
アメリカへ行くストーリーが失敗だったのかなと思いました。
キャラクターの使い方も凄く下手な気が…。

前作が良かっただけにすごく残念。
期待し過ぎました。

アクション、笑い、グロさ、少し多めのエルトンジョン見事にミックスされてて2時間半飽きませんでした。次回が楽しみ！