キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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痛快さに効くスパイス
現状という枠において、一体何が最悪の出来事なのか?
ありがちな彼女とのすれ違い、仲間の死、それとも裏切り…
考えられるすべてを注ぎ込んだようなプロットは紛れもなく視聴者を動揺させるが、当然最高の形で解決もする。
しかし全てではなく、キングスマンの中にも耐え難き悲しみが残るシーンはあるのだ。
このスパイスが、痛快さを際立たせている。
このシーズン2はUKからUSAに飛び、更にイタリアへ。
シリアスとお馬鹿な演出が見るものを飽きさせない。
さらに、麻薬に仕込んだ毒物と解毒剤は、昨今の流行病とチクワと同じ構造で、それを盾に政府を脅す手法は、かつてなんとかさんがそれを成し遂げた中央銀行システムと同じだ。
これはまさに現代社会への風刺画だ。
映画の、キングスマンと敵とのバランスで必要だったのか、仲間が地雷で死ぬという若干もたつくあの設定だけはいささか理解できないところだった。
痛快さが際立つあとに謎の男の登場で幕が閉じるが、これは完全に次作も乞うご期待ということだろう。
面白かった。
前作よりはちょっと弱いかも
1番なぜ!?と思ったのがミサイル検知するシステムはあるのに迎撃するシステムがなかったのが何故か頭に残ってしまった。あとマーリン雑に死なせすぎでしょ...
スパイ映画ではない
やはり前作は超えられなかった
楽しい、でも物足りない。
ハイ、最高点
35点
前作からスケールアップしたアクション
ファーストエージェントに興味が出たので、その前に観ておこうと思い鑑賞
前作のノリが受け入れられるなら
大作アクションとして楽しめるだろう
格闘アクションシーンはとても良かった
冒頭のカーアクション
車中での戦いから外へでて戻りながらの格闘
車載ミサイル
水中走行
昔のアメリカ風の麻薬組織本部
爆破
相棒の復活
雪山リフト落下
カウボーイ無双、ヒートロッド
前作同様強行突破、皆殺し戦闘
まさかのカメオ出演じゃないエルトン・ジョン
死闘
カントリーロードがテーマ曲として使われていてなかなか良い
また舞台セットのセンスの良さは抜群
ストーリーは安直だけどアクション映画ならこのくらいが丁度いいかな
『メン・イン・ブラック2』のKの記憶復活が頭をよぎった
※以下批判的内容を含む
個人的に趣味に合わないのは前作同様
やはり「うわぁ嫌だな」と思うようなシーンが入るのは監督の癖なのか?
下水
伯邑考…
大量離脱
引きちぎり
ゴア表現はマイルド、ゴア装置が明らかに伏線の様に「今から使うよ」と出てくるのはギャグの領域で、恐ろしさは感じないが、それが絶妙に悪趣味に感じる
格闘アクションは良いが、ゴア表現で決着つけるだろうという想像がついてしまって、案の定そうなるため、意外性がなくなってしまってるのも残念な所
前作の雰囲気を壊さないでそのままなのは良いが
相変わらずほとんど諜報活動してないのが残念
なりすまし、潜入、逃走、争奪戦
スパイ映画の醍醐味の異国情緒が欠けてしまってる
電脳メガネと、情報源との濃厚接触くらいかな…
スパイ映画としては満足感が低い
タイトルなし(ネタバレ)
前作の勢いそのままに今作も最高のアクション。舞台は世界各地になり、広くなったけど前回が地球防衛だった点からすると今回は麻薬組織の壊滅作戦と規模感はやや減少。しかししっかりと面白かった。
エルトンジョンが被害者で出てきたのは面白かった。そしてまさかのハリー復活。ただロキシーがあれだけの試験を通過したのに登場が少なかったのは残念だった。
マーリンのカントリーロードを歌いながら地雷で最期をむかえるシーンはカッコよかった。そこからのエルトンジョンのアクションはド派手でこれまた良かった。
前作に引き続き、グロテスクなシーンもコミカルに感じて見やすい。人肉ハンバーガーは最悪だ。
悪趣味がいっぱい
基本的には、純然たる続編なので、キングスマンとは何か?ハリーが生きていた経緯などは、最低限の説明しかなされない。「見てない人にはあえて教えないよ」というスタンスが貫かれている。それでいて、前作でウケた要素である、荒唐無稽さと、エレガントさの交差点に生まれるユーモアは健在。
世界を破滅に追い込む巨悪に立ち向かう、エージェントのミッションはぶっ飛んでいて、秘密道具を駆使して戦ったり、ド派手なアクション、ジュリアン・ムーアの悪役ぶりも板についてて、見どころ満載の超豪華なシリーズ第二弾です。
ただし、ここから先は、辛口のコメントが続きますので、見たくない人は飛ばしてください。
・エルトン・ジョンが本人役で出演。は、まあいいとして、ちょっと出番が多すぎだろう。それどころか、かなり重要な対決シーンに絡んでくるなど、もはやキャストの一部と言っていい活躍?ぶりなので、かなり興ざめがする。(ジュリアン・ムーアを一喝するギャグは笑ったが)
・前作では、エージェント養成部分のストーリーがかなりていねいに描いてあったので、後半のぶっ飛んだ展開もついて行けた。ところが今回組織があっさりと崩壊するところから始まるので、新組織「ステイツマン」と、敵の麻薬組織、アメリカ政府のそれぞれの思惑が絡んできたあたりで、ごっこ遊びの臭いが強くなり、興ざめにつながった。
・前述の通り、前作の続きを描いてあるので未見の人にはおそらく通じない。
・それなのに、前作で活躍したロキシーや愛犬JBがあっさり姿を消す。
・秘密兵器のガジェットは、あくまでも一般の生活に溶け込める道具に隠した秘密道具(靴先からナイフのような)を発展させたものであって、敵の装備はもはやお約束をはずして、何でもありになってしまい、リアルさがない。それなのにこちらは地雷を踏んで大きなダメージをくらうほどの弱々しさ。アクションで敵を倒す爽快感がとぼしい。
・かなりきわどい暴力表現、SEX表現があり、もし女性と一緒に見に行っていたら気まずいだろうな、と思わせる。ティーンエイジャー以下は覚悟して見るように。
・ロボット犬、ローラースケートを履いたロボットウエイトレスは、悪趣味すぎる。犬を倒すと残酷だという愛護団体の抗議対策か?
・良く言えばテンポよく、次々に場面が展開していくので、一つ一つのエピソードに重みがない。
・続編をにおわす終わり方だったが、公開初日に最後まで見終えることなく席を立つ人がいたので、公開を遅らせてでも、この映画の完成度を高めるべきだったろう。
以上、前作はとてもおいしくいただけたのですが、今回はかなりがっかりしたと言うのが正直な気持ちです。
2018.1.5
エルトンも一役 うれしねえ
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