「【エルトーーーン‼️】」キングスマン ゴールデン・サークル ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【エルトーーーン‼️】
改めて、この作品を観ると、前作の「キングスマン」と、この「ゴールデン・サークル」は、セットだったんだなと思う。
それに、どこかに漂う、アメリカ人は田舎者って演出が、実は面白い。
イギリス人はどこかで、アメリカ人をバカにしてるとは思っているけれども、この大統領の人物像もそうだろう。
それと、イギリス人は、ウイスキーはイギリス伝統の酒で、アメリカのじゃないと心の底から思っている。
それに、そもそも、ステイツマンって、政治家って意味だし…😁、正義って感じじゃないし、あまり強そうにも聞こえない。
このチーム名も含めて、ある意味、やりたい放題だ😁
(以下ネタバレ)
前作で、ハリーは残念だったみたいに思ってたところが、ハリーは復活する。
そして、最大のテーマは、前作でキングスマンが倒したヴァレンタインや、選民思想に毒された連中と、ジャンキーは皆殺しみたいに考える連中は、根っこは一緒だと示唆しているのだ。
この作品も、レイシストなんかの人種主義者や民族主義者、国家主義者には厄介だけれども、アンチ・レイシストでも犯罪者は皆んな死んで当然みたいなこと考えている人には厄介なのだ。
リベラル・ポリコレ嫌いにも厄介だ。
ノン・バイナリーのエルトン・ジョンが大活躍だからね。
エルトンは、なんか演技してはしゃいでいるように見える。
要所要所で大活躍だ。
あれは、仮面ライダーのライダー・キックのようだった。
もちろん、アクションもナイスなコメディだ。
でも、人をミンチにしたり、子供には見せられないと考える大人はいると思うけどね😁
※ 前作の方が、設定やストーリーが、もっちっと緻密だったように思うんだよね。