ドリームのレビュー・感想・評価
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爽快、スッキリ&感動
3人の黒人女性が差別にも負けず…栄光を勝ち取る物語。
人種や男女に関係なく優秀な人間花優秀だ。
爽快な映画でハッピーにしてくれました(^^)
ドリーム=アメリカンドリーム
ケビンコスナーもいい味を出してました!
理系ものは好き、差別ものは嫌い
わざわざ博多に観にいってホントに良かったと思うくらいの良作
映画鑑賞後しばらく頭を離れないくらい面白かったのだけど、
dvdレンタル始まってももう一度みたいとは微塵も思わなかった
痛快な作品
実話を元にした痛快な作品だった反面、NASAのような先進的な施設でもこういった差別があったのかと驚いた。
公民権運動の最中、バカバカし差別を実力と交渉で差別をねじ伏せていく3人の女性の強かさに感動したし、作品の作り自体差別の理不尽さを声高に叫ぶのではなく、差別がいかに非効率的で無駄なことかをストーリーで見せる構成も素晴らしかった。
差別は非効率を見せた映画
黒人や女性に対する差別について
NASAの輝かしい成功の裏を見せつつ
いかに不条理で非効率かを見せてくれるのですが、その見せ方が押し付けがましくなくスマートでわかりやすい。
暴力に訴えず、知力と実力で認めさせていく様は軽快なテンポで時に笑いを交えながら、直接的に感情的にならずに伝えたいことを伝える、この映画そのもので、見て良かったと思えました。
ポジティブな黒人女性像
ケビン・コスナー演じるハリソンという白人の上司が、黒人専用トイレの看板をぶち壊すシーンが感動的だったので、そのシーンはあとから作られた創作だったと知ったときとてもガッカリしてしまった。
しかし全体としては、性的、人種的マイノリティであっても可能性はあるとポジティブな内容で、観ていていやな気持ちにはならないし、特に今、小学生、中学生くらいの黒人の女の子たちにポジティブな黒人女性像を与えられる映画だと思う。
強い女性の映画
●2018年24本目(DVD鑑賞19本目)
アメリカでヒットしたときから気になってた作品。一言では言えないけど差別されても負けない強い女性、いや、強くあろうとする女性達の物語。実在の人物ということでそこもすごいと思いました。最近また復活したケビンコスナーもいい味だしてます。
オススメです
妬みも焦りも苛立ちもエネルギーに変える3人が素敵!
NASAで働く黒人女性3人が根強く残る人種差別と性差別に負けじと努力を積み重ね続け、アメリカ初の有人宇宙飛行計画を陰ながら支えて夢を掴んでゆくドラマ。
原題の『Hidden Figures(隠された人々)』が本当にセンスいいですね。邦題が『ドリーム 私たちのアポロ計画』って…アポロチョコ発売記念かよ……いやはやしかし、邦題はレビューとは関係ない。たとえどんなに酷くて映画の価値が損なわ(以下略)。
天才的に数字の"先を読む"計算係キャサリンが主人公と、後々NASAで黒人初の女性管理職になった友人と男顔負けに技術者となり功績を残す友人の互いに切磋琢磨していく関係性にただただ憧れる。愚痴は聞くが甘やかすでもなく背中を押し合い成長していける関係…貴重過ぎるでしょ!!夢を追う者同士1人が成功に近づくと焦ったり妬んだりしてしまうものだけれど、彼女達はそれを互いにアッサリ吐露する事により明るく前進するエネルギーに変えていけたのでは、と思った。カッコイィ…。
キャサリンの職場では彼女の仕事ぶりが認められても最後まで全体の雰囲気が変わる事はないんだけど(あくまで女性差別が強かった)、そのぶん認められないが最早彼女の計算の早さについていけなくてたじろぐポールがちょっと可愛く見えてしまう罠。本部長ケビン・コスナーは良い役どころだった。トイレの看板を叩き壊すところなんて最高にセクシーな上司じゃないですか!くぅ~。プレゼントの発案とか不器用すぎかよ!!かわいい。
まだ降り立ったことのない宇宙という夢を追うNASAの仕事は、不確定な要素が多すぎてまるでお役所仕事。必要なければ人も予算も切り捨てられ、日々、同じ技術を追うロシアに後れを取れないプレッシャーとの戦い。ただでさえ厳しい世界で、女性であり黒人であるという不利な環境の中でも誇りを持って夢を追い続ける3人の姿は心を打たれるものがある。自分も何かを極めて人に認められたいって思っちゃうよね。
アカデミー3部門ノミネートに相応しい1本。心が折れそうな時にまた観たい。
理系女子かっこいい★黒人である事と女性である事が不利な時代がよくわ...
理系女子かっこいい★黒人である事と女性である事が不利な時代がよくわかり、時代を知る事が出来て面白かった。
理解ある上司は必要ね。
だれが観ても価値のある映画
こどもの頃に時代劇の映画がすきになって、長い時間がたった。
ひとつの信念が、真実ではないかもしれないが、・・確信へと変わる。
世の中に「いい映画」は星の数ほどある。無数じゃない。
でも、必要な映画は少ない。
必要なのは、自分にとって必要という意味だ。ほとんどの場合「いい映画」じゃない。すてきな女性に会う確率は多いが、運命の女性に会うのはわずかだ。
導かれる運命とは、そうしたものだ。
よい映画の評価は、それ*以上ない。
なぜならぼくが必要としているのは「いい映画」じゃないからだ。
あまちゃん in NASA
宇宙開発というアメリカの輝かしい歴史に隠された黒人の中年女性というマイノリティを持った天才達のストーリー
私はアメリカの宇宙開発映画が大好きだ。ライトスタッフ、アポロ13…。
これらの映画の魅力は「人類」と「宇宙」の戦いである。
アメコミから出てきたような命知らずのパイロット、人類の英知を駆使し熱意と努力で問題を解決していく技術スタッフ。彼らは「個人」を動機としていない。NASA、アメリカ、人類の為に生存可能な環境の外に挑んでいくのだ。
プロパガンダの側面もあるだろうが、私は大変ロマンを感じる。
と、このドリームは個人に焦点を当てた映画になっている。ここが自分としては物足りなかった点。
主人公達は元々、天才だし実話だから正確に描写した結果なのかもしれないが、うまくいきすぎのように映る。
近いと思ったのは宮藤官九郎の「あまちゃん」。あのドラマは第1回の能年玲奈登場シーンが主人公の最底辺であり、そこから確変が始まった主人公が成功し続ける。
技術的困難に直面はするがそれを乗り越えていくのである。天賦の才能で。だからそこに葛藤があまりない。壁となるのは「人種差別」という倫理的不条理。
また、私生活の豊かさと職場の不遇の対比で天才たちを阻むのが技術的困難ではなく人種差別という思想の壁だったと示したいのだろうが、もう少し主人公たちの幸せを抑えてもよかったと思う。
どうも「人種差別」と「宇宙開発」の食い合わせが悪いというか、倫理的には良くないのだろうがNASAの挑戦は端から人種を超えた人類の挑戦なのではないか。
ただ宇宙開発から外れたところがこの映画は良かった。差別の本質の描写である。差別がなぜ起こるのか?周りがそうしているから、世間の常識に従ってたらいつのまにか差別になっていたということを露わにしている。
その世間のルールになってしまっている差別に対し被差別者の主人公達が戦って権利を勝ち取っていく。
この映画の中で魅力的だったのはハリソン本部長とジョングレン。なぜなら彼らは常識で差別をしなかった。自分で考え、主人公達に接していた。これが差別というものが無くなるも可能性なのかもしれない。
NASAの男はやっぱりかっこいい。
あとキルティンダンスト、本当にいやーな女だったなぁ・・・。めっちゃ上手い。スパイダーマンの頃と全然違う・・・。
ってあれ?白人が記憶に残っちゃった。(笑)
彼女たちには夢がある
評判違わず!
『ヘルプ』『42』『大統領の執事の涙』…これらの作品が好きな人にはドンピシャ!
いや、もっともっと、多くの人に愛される好編!
60年代、NASA初期の宇宙開発計画の逸話。
まだまだ優れたコンピュータなど無く、軌道や着水などの計算は人の頭で行われ、それを支えた人物にスポットが当てられている。
まさに縁の下の力持ち! この貢献が無かったら、ソ連との宇宙開発競争にもっと遅れていたかもしれない。
が、ずっと厳しい立場に居た。
何故なら、黒人で、女性だったから…。
人種差別根強い60年代。
圧倒的に白人男性社会である当時のNASA。
そんな偏見に満ちた世界へ飛び込んだ黒人女性たち。
新たな部署へ異動になって部屋に入って来ただけで白い目で見られる。
トイレやコーヒーポットが白人/非白人で分けられているなんて当たり前。
昇進は阻まれる。
資格を取ろうにも、必要な学校に行けない。
冒頭、エンストを起こして修理してるだけで警官に職質される。
自分だったらストレスで疲れ、倒れているだろう。
しかし!
彼女たちは逞しい。明るく、前向き。
仕事ぶりは目を見張るほど。
コツコツコツコツコツコツやっていれば、誰もがその才能を認めざるを得なくなる。
努力・実力によって周囲の信頼を勝ち得ていく様が痛快!
才能や努力や実力に、肌の色や性別は関係ない。
彼女たちの存在が周囲の考えを変えていく。
時々、数十分も居なくなる事がある。遠く離れた非白人トイレに行っているから。初めて職場の劣悪な現状を涙ながらに訴えるシーンに胸打たれた。
上司がポットの非白人専用ラベルを剥がし、トイレの白人専用の看板を壊すシーンにも胸打たれた。
とあるコンピュータが導入されるも、扱える人が居ない。彼女たちが抜擢されるシーンが何とも「やりぃ!」な気分に。
そのコンピュータによって、いわゆる“計算係”はお払い箱になるも、打ち上げ当日に予期せぬ事態が。コンピュータのまさかのミス。そんな時、頼りになり、必要なのは…!
胸打つシーンやスカッとするシーンがツボを抑えて描かれる。
人種問題や男女差別が絡み、NASAのちと小難しい専門知識や用語はあっても、作品はライトなエンターテイメント。
演出も展開も軽快で、ユーモア挟み、楽曲もノリノリ。
タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、メイン3人が快演! やはりこの魅力が非常に大きい。
ケヴィン・コスナー演じる上司がカッコいい。キャリアでもベスト級の名演!
全く前例の無い事を成し遂げた彼女たち。
前例が無いのならば、前例になればいい。
その勇気、実行力。
自ら現状を変え、切り開く。
彼女たちには夢があった。
本当に、いい作品であった。
よかった。
そう遠くない昔なのに、こんなに人種差別があからさまに行われていたのかと、突き付けられる。キャサリンが仕事中に800メートルも離れたトイレに行き来する中、本部長の放った言葉。1日に40分もどこにいってるんだ?敢えて差別しているのかと思いきや、そんな事実すら知らないということにビックリ。けど、根は悪い人ではない。元来頭の良い人なのだ。これがNASAじゃなかったら、キャサリンたちの功績も踏みにじられていたかもしれない。最後は本当に清々しい気持ちでした。
前例を作って社会に引き継ぐ
黒人差別の中で、才能があっても夢を諦めていた時代に、NASAの例を基に本人の努力と周りの理解があれば夢を叶えられる。今では当たり前のことが、ほんの60年前まではそうじゃなかった。前例のないことをやり遂げる痛快さと、できた事例を繋いでいくことの大切さを改めて感じた。
いまいち入り込めなかった。
映画作品としてうまくまとめた良作だと思う。
ただ「差別」をテーマにした作品ならもっと良い作品が他にあるし、
NASAの宇宙計画を支えた仕事人、ならちょっとパンチが足りない感じ。
うまくまとまってはいるけど、尖ったところが無いと言うか
ちょっと記憶に残りにくいタイプの作品だった。
雌伏して時の至るを待つ、から 雄飛へ
1961年といえば公民権運動は苛烈を極めていて、それを主題にすると
暗澹たる思いに成りやすいのに本作は湿っぽさなんて無くてとにかく明るい
キャサリン/ドロシー/メアリが 常に未来志向なのね
鬱屈さとか恨みとか悲哀とか希薄で ひたすらポジティブ
屈せずに自分の力で未来を切り開いていく過程には、とても暖かい気持ちになれた
そんなhidden figuresであった3人が
雌伏の時を経て、見事に雄飛していく全てを観れてよかった
この事実を知れて良かった
やはり何事も続けることが大事。
劇中の女性たちの前向きなパワーには勇気をもらいます。
あと、Fortranの勉強を始める女性が出てきますが、職業がプログラマである僕にとって、なんか懐かった。
本買ってきて読んで書いて。。。そうやって勉強するんだよね。
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