劇場公開日 2017年9月9日

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三度目の殺人のレビュー・感想・評価

全343件中、201~220件目を表示

4.5真相は誰にもわからない

2017年9月23日
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鑑賞方法:映画館

真相は誰にもわからない!世の中本当はそうなんです。映画や物語には真相があるように作られているが、実際の世の中では、何が本当なのかなんて、自分でもわかりはしないのではないでしょうか!
そのわからない世界を白黒つけるのが裁判であり、その現実は実際この映画が表している通りなのでしょう。
考えさせられるいい映画でした。

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まさ

2.0暗いです...

2017年9月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

この映画の中で、真実は明示的には語られません。その意味では、すっきりしない映画です。ただ、真実はこうなんだろうな..というのは伝わっては来ますので、まったくわけがわからないということはないと思います。
しかし、この話で作り手が何を伝えたいのかはよくわかりませんでした。見終わった後も暗い気持ちになるので、何回も見たい映画ではないですね。

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すみれ7878

4.5見終わったすぐにくる気持ち悪さ

2017年9月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

真実はどこにある?が終始つきまとう話だと思います。
恐らくは食費偽造と理不尽な解雇、そして咲江の境遇と同情や共感から殺人に至ったのではないかと推測したけど、これすらも自分がそう思いたいだけなのかもしれない。
この答えの無さと、最終的に有耶無耶のまま法廷が終焉に至ることになったことに恐ろしさと気持ち悪さを感じました。

ただ、とても考えさせられるものがあり、いい作品だと思います。
それにしても三隅に底知れぬものを感じてぞっとしました(汗

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ヨシミ

4.0連ドラで観てみたい

2017年9月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

ストーリーもすごく良かったんですが、それ以上に出演者の俳優さんがとても良かったです。
主役の福山さんと役所さんはもちろんですが、その他の皆さんとの絡むシーンをもっともっと見たくなりました。
2時間強では物足りないというか、もったいないくらいの内容の濃い物語だったと思います。
是非、全10話程度の連ドラにして欲しいです。

福山さんと同僚の弁護士である吉田鋼太郎さん、満島真之介さんとの関係性ももっと掘り下げて欲しかったし、父親役の橋爪功さんとの親子の微妙な感じも、奥さんや娘さんといろいろ複雑そうな話も、まだまだ描けそうでした。

役所さんと絶縁状態にある娘さんとの話も、最初の殺人事件の詳細も知りたくなるし、どんな人生を歩んできてそんな人になってしまったとか。

斉藤由貴さんと広瀬すずさんの親子関係、被害者である社長との関係性、もっと動機も掘り下げてもいいかなと。
裁判長や検事たちのキャラも秀逸でした。

是枝監督も時間さえ許せば、もっと映像で表現したかっただろうなあと勝手に想像してます。
とにかく観る価値のある内容の濃い映画だと思います。

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テツ

0.5過去一

2017年9月22日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

つまらなすぎてビックリした
両サイドの人も爆睡
後ろからはいびきが聞こえて
眠気をこんなに誘う映画ははじめてです
エンディングになった瞬間半分以上の人がでていきました笑笑

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にゃん

4.0深いです

2017年9月22日
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映画の内容も深く考えさせられますが、役所さんの役者としての深さをまざまざと見せつけられました。対する福山さんの、浅さ、其れが地なのか、演技なのか分かりませんが、私には、本人の浅さが透けて見え、それが、彼を第2の主人公にした訳なのかなと思いました。

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はなも

5.0素晴らしい!

2017年9月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

正直あの役所さん、と福山さんのラストの戦いに涙しました。タイトルの三度目の殺人の意味は役所さんは自らを処刑したかったのだと僕は理解してます。それと広瀬すずちゃんの演技に脱帽しました。この作品最近では珍しい日本映画です。

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ラメッシュ

1.0うーむ

2017年9月22日
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鑑賞方法:映画館

タイトル弁護士にしろよw
ってぐらい弁護士の話しが多い。
だけどタイトルが弁護士だったら
すげぇセンスねぇなwwww
期待してたぶんガッカリ

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キースへリング

3.5役所広司の演技がすごい…

2017年9月22日
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鑑賞方法:映画館

役所広司の演技が凄すぎて、心の底からゾッとするほど恐かった。
三隅は本当はどういう人物なのか… 接見場面での言動一つひとつに揺るがされていく。福山雅治演じる重盛も同じように翻弄されていくのが分かって面白かった。役所広司、やっぱり上手い!

最後まで分からないのがモヤモヤする訳ではなく、程よい余韻になっていて良い感じ。こういうラストはたぶん日本人にしか理解できない感覚…たしかに。

司法の現場のリアルな感じにもうんざりしてしまう位。撮り方、引き込まれる演出も良かった!

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ミャミャミー

5.0面白い映画ではなく見るべき映画

2017年9月22日
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鑑賞方法:映画館

と言いたい。すずちゃんの最後のセリフはしびれます。題名も考えると深い。役所広司さんの演技もいい。品川なんとかさんもいい。みんなうまい。でも脚本、監督の是枝裕和を好きになった。なんか賞とるな。

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ゾイ

3.5映画作家としての思い

2017年9月21日
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悲しい

知的

是枝監督の映画作家としての思いの詰まった作品だったのではないでしょうか?
近年の映画産業はコミックの無理な実写化ばかりでウンザリする中、この映画の様にオリジナリティに溢れた映画は好感が持てます。
犯罪劇とは言え、ミステリーとしての要素は少なく、邦画独特の湿り気と淡々とした展開に退屈される方も多いと思いますが、刑務所での弁護士と被告人の接見シーンは主演二人の力演でなかなか見応えのあるものになっていたと思います。特に福山雅治にとっては、二枚目から大人の俳優としてのステップアップになったのではないでしょうか?(くれぐれも、いつまでもイイ男しか演じられないk.tの様にならないように。)
ドラマは一応の解決を見せるが、真実はあやふやなままで余韻を残してくれます。

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Masaya

5.0十字架と神の器

2017年9月21日
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この映画には十字架のモチーフしつこいくらい登場する。

この映画の登場人物もそうですが人間は自己中心的に生きています。その人の本能とまったく逆の行動をとったのがイエス・キリストでした。イエスは人のために仕えるため、人の罪のための贖いの代価として十字架上で死んだのです。 今これを書いている僕や読んでいるあなたの罪のために死んだということです。十字架はやはり気になる。

「個人的な怨恨は感じられず、空っぽの器のようだった」と最初の事件を担当した刑事が役所広司を評していう言葉。「空っぽの器にすぎない」という役所広司の最後の台詞も気になりました。

登場人物がみな嘘つきで誰が真犯人なのかよくわかりませんでした。接見室で仕事人間の福山雅治が役所広司に翻弄され、やがて取り込まれていくのを非常に面白い映像で表現がされていて面白く見ました。

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劇場の天使2

1.0つまらない

2017年9月21日
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今年観た映画の中でワースト1位です。
つまらない

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家路

4.0生きているだけで人を傷つけるの意味

2017年9月21日
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生きているだけで人を傷つける存在、という言葉が気になりました。
そこまで自身の生に否定的なのは、自分が生まれてはいけなかった存在、不貞の末の生、近親相姦からの生が想像できる。そうした生の真実を知ってしまった存在は生まれながらの罪を感じながら生きざるをえなかっただろう。もしかしたら、実際のところ理由がわからない最初の殺人もそこにつながっているのかもしれないと思った。
そこから今回の殺人の真実を探ろうと思うと多方向からの情報が絡み合ってひとつだけではない真実がみえてくる。
三隅から葉書を受けとるほど信頼されている重盛父裁判官のあえてつきはなしたような言葉や態度の理由、結局会えなかった三隅の娘、社長が娘を犯す、娘が夫に犯されているのを見ぬふりする母親。レイプ犯罪を言わせない弁護士。真実を求めない法廷。
頬の血をぬぐう三隅と咲江、頬の涙をぬぐう重盛はラストシーンの十字路で立ちすくむ。
三度目の殺人を犯したのは誰か?殺されたのは誰か?
作り手、観てる者それぞれが考える、そんな映画でした。観た側の考えに任せるというちょっと作り手の傲慢を感じる映画なのですが、役所広司さんがとにかくすごくて、他の俳優陣の力と引き合い、良い映画を観たというより、凄い演技を観たという作品になりました。

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ベッラ

3.0レビューというか吐き出し。

2017年9月21日
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想像のつきやすい人がよく出てくる。
でもそれは想像であって本当はどうなのか、
確かめてみないとわからない。
過去に何かあったからこうなった、と簡単にいえない、とか。こういう人はこういうことをするんだ、みたいな根拠のないこととか。?

本当にそれでいいのか、色んなことを自分のなかで確かめながら生きてるけれど、正しいか正しくないかなんてはっきり言えるものがない。

なんというかそういう意味で現実的な話なんだけど、
ドラマとか映画でよくいる人たち?を出すことでつくり話っぽくなっているのかな。

どういう見方をすればいいのか迷った。

殺人ってこのたった2文字だけでえらく悲劇的なもののような気がするけど、ただ単に人を殺すって意味でなら、ああ、三度目の殺人か〜って納得。できる気がする。笑

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ノグ

4.0ちょっとわかりづらい

2017年9月20日
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法律を勉強しているので内容は面白かったです。でも映画としては、盛り上がりにかけるというか、三度目って?という感じ。それにしても、役所広司は素晴らしいですね。見とれました。

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みかろん

5.0No Pain No Gain (何かを失わなければ何も得られない)

2017年9月20日
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難しい

容疑者、弁護士、検事、裁判官、被害者家族など、
立場により観方を変えると、
「正義」さえも変わってしまいます。

咲江とにとっての正義は、
「娘をレイプする父親は殺されて当然」です。

弁護士事務所にとっての正義は、
「裁判に勝つ事」です。

美津江にとっての正義は、
「食品偽装しても会社を守る事」です。

しかしながら、
弁護士・重森にとっての正義は
三隅と接するにつれ、変化していきました。
「勝つ事」から「勝ち方」へ
そして、「弁護人を信じる」へと。

三隅は、「生きていれば他人を傷つける悪者」と
自己評価しながらも、「咲江」を守ろうとしました。
三隅にとっての「正義」です。
しかしながら、
最後に重森が三隅に対して発した
「空っぽの器」の理解は難しい。。。

私は、次の様に感じました。

重森は、仕事を重視するが故に、家庭を失いました。
しかし、もしも、家庭を重視していたら、
重森の今の名声は無かったかもしれません。
"No Pain No Gain"「何かを失わなければ、何も得られない」
のです。
また、三隅は「生きているだけで他人を傷つけてしまう」と
自己分析しましたが、重森も、
「裁判に勝ち続ける事は、ある意味も他人を傷つけてきた」と
感じていたはずです。
すなわち、重森は、三隅が自分に似ていると感じていたのです。

三隅は、
30年前に殺人を犯し、今回、2回目の殺人を犯した容疑者ですが、
この裁判で、
「三度目の殺人」すなわち自分自身を殺してしまったのです
自分の命を捨てる事で、咲江の正義を守ったのです。
こんな三隅の生き方が、
重森は、自分自身の過去の生き方と重なってしまった。
「咲江の持つ正義感を中身として、三隅自身は、器に徹した事で、
咲江を守れた」
言い換えるならば、
「器だけとなり中身を捨てる事で、咲江の正義を得た」
のではないかと思いました。

Michi

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z4coupe

4.0やられた。

2017年9月20日
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鑑賞方法:映画館

と素直に感じた。
暗い展開と映像で淡々と進んでいくが福山雅治と役所広司の演技に引き込まれ、眠気がくることもなく楽しめた。
役所広司のサイコパスのような人間性と福山雅治の掴み所のない人間性が様々な人の供述により少しずつ変化していく。
回収していない伏線もあるがそれはそれで、結末や真相は個人で考えさせるといった感じ。
最後の福山が頬の血を拭うような仕草はびっくりした。

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24歳社会人

1.5薄い

2017年9月19日
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鑑賞方法:映画館

わざわざお金払って、映画館で見る作品ではない。
展開も予想通り。
役所広司のやっつけ仕事感満載の演技。
福山雅治ふけた。
広瀬すず大して可愛くない。
話題の斉藤由貴出てたの?
半年ぐらいしたらテレビ放送ゃないの?

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tojiro

5.0なぜ、「三度目」の殺人なのか?

2017年9月19日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

役所広司演ずる容疑者は、
30年前に殺人を犯し、今回、2回目の殺人を犯した容疑者なのに、
タイトルは「三度目の殺人」なのです。
ここに、当該作品の深さが隠されていました。
そうです、「三度目」は、自分自身を殺してしまったのです。。。

感想を一言で表現すれば、「凄かった!」
文句なし、満点の5.0点です。

容疑者、弁護士、検事、裁判官、被害者家族など、
立場により観方を変えると、
「真実」も、そして「正義」さえも変わってしまいます。

容疑者が、最後に次の発言をします。
「私は、生きていても、人を傷つけるだけだから」
なんか私自身の事を言われている様で、
思わず涙が止まらなくなってしまいました。

お薦めです!

Michi
[PS]
しかし、役所広司と福山雅治と広瀬すずの迫真の演技力には
「脱帽」を通り越して「尊敬」に値します。

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Michi