「プロットは単純」三度目の殺人 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
プロットは単純
クリックして本文を読む
................................................................................................
殺人2件の前科を持つ役所が、雇い主を殺した。
弁護士の福山が対応するが、供述がコロコロ変わる。
色んな説はあったが、結局何故殺したのか分からなかった。
そんな折に被害者の娘が福山を訪ね、役所を慕う気持ちとともに真相を明かす。
父である被害者から常に性的暴行を受けており、それを役所に話したとのこと。
娘のいる役所はそれが許せなくて殺したに違いないとのこと。
役所を救うために、公判の時にそれを証言するつもりだと言う。
それを伝え聞いた役所は実は殺してない、と急に供述を変える。
公判中に供述を翻すのは不利である。福山がそう説得するも聞く耳を持たない。
結局無罪を訴える形で争うことになるが、予想通り見事に負けて死刑確定。
役所は被害者の娘に大勢の前で恥ずかしい証言をさせたくなかった。
だからそれを防ぐために証言を翻したのだと思われる。
................................................................................................
とこのように、役所がなぜ殺人の動機をはぐらかし、翻したかが焦点。
そういう意味ではシンプルなストーリー。
それだけのために前振りが長いよ、って感じる部分もある(場)
この監督の作品のそういうところが苦手だが、この作品はまだ面白かった方。
広瀬すずって何故か幸薄い役がよくハマるよね。
コメントする