「2018-51」ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2018-51
生きてるんじゃない、生かされてるんだ。
と言われた気がした。
犯人に辿り着くまでを描いたのが『パトリオット・デイ』。
事件に巻き込まれたことで、英雄にされた人の苦悩を描いたのが本作。
『パトリオット・デイ』のほうが、犯人の動機やら事件の凄惨さを見せているので、心が打たれました。
とてもいい題材なのに、いまいち盛り上がらなかったのは編集?テンポ?台本のせい?なんかわたしには、軽ーく流れていってしまいました。
ジェイク・ギレンホールほど泣き笑いが似合う俳優もいないと思います。
なんかちょっと小宮に似てきたような……違うか。
観て思ったのは、自分がたとえ自分で働いて、そのお金で好きなように暮らしてるからといって、決して自分一人で生きてるんじゃないってこと。
ジェフの周りにいてくれる人たちのように、変り者で完璧じゃなくて、自分を理解しようと努力したり、反発したり、自分のために怒ってくれる両親、友達、仕事仲間……。
そういう人たちが繋がって、繋がって、その中の一部が自分であって、きっと生かされてるんだなぁ、と思いました。
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