「Victorinox」スイス・アーミー・マン Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
Victorinox
ライフオブパイのような構成でもあるが、冒頭から荒唐無稽な展開になるので、「これが意味するところは何か考えてごらん」とお仕着せがましく言われているような気になる。二人劇が長く抑揚に欠け、シモの話がやたらと多く、また、表現も笑わそうとしているのか下品。笑えなかったし、見るのをやめるか迷う。最後は一応の着地をするが、こちらは説明過多。取り扱おうとしている題材に作り手が本当に尊厳を感じているか疑問を抱く。
ポールダノは好演。
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