IT イット “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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血塗られた街が生んだ戦慄のピエロ
"IT/イット" 二部作第1部。
Amazon Prime Videoで鑑賞(字幕,レンタル)。
原作は未読。
子供たちに牙を剥く戦慄のピエロ、ペニーワイズ。赤い風船と共に神出鬼没。下水道に子供たちを引き摺り込み、街を恐怖のどん底に叩き落とす。子供にしか見えないそれは、街の血塗られた歴史が生み出してしまった怪物でした。
ペニーワイズの迫り来る姿が怖いのなんのって。動き方がヤバ過ぎる。口の中のおぞましさと笑い方の不気味さたるや表情筋限界突破。でもどこか惹きつけられる部分もある。それがピエロの恐ろしいところだよなと思いました。
「中学生の時イケてないグループに属していた芸人」に分類されそうな少年たちの仲良しグループが勇気を振り絞り、脅威に敢然と立ち向かいました。ひと夏の冒険と言えば聞こえはいいが、そんな生易しいもんじゃないけれど…
彼らの青春の1ページは思春期特有の悶々と悩みを抱えていて、どこかノスタルジーに浸れる懐かしさがありました。
彼らが恐怖を乗り越えていく様は大人への第一歩を踏み出している感じ。成長物語としても秀逸な構成だと思いました。
予測不能の邪悪ぶりを見せつけたペニーワイズ。子供たちの恐怖を求めて27年周期で活動すると云うそれを倒すことが出来たのか、それとも。謎を残したまま、後半へ続く!
※修正(2024/05/07)
怖かった
ホラー苦手な私には十分怖い作品でした。
街全体がペニーワイズに侵されているのか
、大人が皆どこかおかしいです。子ども達の失踪事件が続き、更に恐ろしい事が起こっていくお話。思春期の青春シーンは良かったけれど、やっぱり怖かったです。
ズンドコダンスwでも割と好きだった
もっと怖いと思ったけど、
そんなに恐怖はなかったかと。
どちらかと言うとジュブナイル物として観れた。
恐怖、克服、みんなで立ち向かう!
あれ、約束のネバーランドとか好きならこれいけるでしょ!って感じ。
ラストバトルがまさかの肉弾戦で、
その直前のズンドコダンスが笑えた。
と同時にこの映画が好きになったw
いいよ!こーゆー映画好き!わら
怖いシーンはいっぱいある。でも恐怖より友情や青春が大きい。
ホラーが見たくて話題になっていたので借りた。
怖いと思わせるシーンはいっぱいある。きっと目をつぶってしまう人もいると思う。
自分は期待値を上げすぎてしまい怖くなかった。
こうしたら怖いんじゃないかという制作者の意図を感じてしまい意外性はなかった。
それ以上に友情や青春が表に出ている作品だった。
暗い、グレーがかったホラーなのに、さわやかな印象もあった。
ホラーだが青春映画としてのまとまりが凄いと思う。
恐怖に立ち向かっていく少年達はすごい。
仲間のピンチに助けようと判断する少年達も凄い。
いじめっこ(物理的に)めちゃめちゃ怖いんですがいじめっ子にも立ち向かうところもまたみどころ。主演が子どもたちなので、誰も死なないでと祈るように見てしまった。
ホラー映画にとどまらない
ただのホラー映画かと思いながら観たら、青春物語も混ぜ困れており、すっきり見れた。
ホラー的要素は、なかなかリアルだが、登場人物の子ども達のやりとりで爽快さを追加できたいる。
最後まで飽きずに観れた。
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自宅にて鑑賞。相変わらずよく判らない邦題(副題)附き。原作の雰囲気やテイストを損ねず、忠実且つ丁寧な描写で進行し、好印象。しっかり怖がらせる造りになっているが、ややサービス過剰気味で失笑してしまう箇所も有り(これも原作っぽいと云えば原作っぽい)。ラストもスッキリしていて悪くない。原作者S.キング執筆時の総括的な一作なので、これ迄映像化された数々の作品群(特に執筆は後だが、先に映画化された『ドリームキャッチャー('03)』と同じフォーマットのプロット)が浮かび、どうしても既視感が付き纏ってしまった。70/100点。
・ワーナーブラザーズやラットパック等、オープニングでの製作会社等のロゴコールは孰れも小雨降る曇り空のバックに濁った色調で表示されており、ニューラインシネマ時の右下には、本作のキービジュアルの一つである小さな赤い風船が添えられている。ラストのスタッフクレジット時には、続きを暗喩させる嗤い声も聴こえる。
・長くやや冗長気味が持ち味の原作の詰込み感が、然程気にならなずスマートに纏めていると思ったら"Chapter One"とラストに出た。尚、続編となる"Chapter Two"は'19年9月6日リリース予定で、監督及び(共同)脚本のG.ドーベルマン、“ペニーワイズ”のB.スカルスガルド等の続投がアナウンスされている。
・先に映像化されたTVドラマ版『IT('90)』と較べると、物語の辿るエピソードやディティール、或いはB.スカルスガルド(TV版ではT.カリー)演じる“ペニーワイズ”の衣裳や仕草等、本作の方が原作により忠実である。亦、月並み乍ら同じ原作者の『スタンド・バイ・ミー('86)』が好きな方々にはそれなりの評価を得られるのではないだろうか。
・W.オレフ演じる“スタンリー(スタン)・ユリス”が怖れる絵の中の女は、監督の前作『MAMA('13)』に登場するキャラクターに似ている。亦、スライドからB.スカルスガルドの“ペニーワイズ”が飛び出してくるシーンは、狂犬が飛び出す同原作者の『サン・ドッグ』からの引用だと思われる。ちなみにこのシーケンスで使用された航空画像は。カナダのオンタリオ州ポート・ホープのウォルトン・ストリート近郊である。
・続編のキャストで唯一続投が決まっている“ペニーワイズ”のB.スカルスガルドはこのキャラクターを演じる為、様々な作品を参考にしたと云うが、中でも同じ原作者による『シャイニング('80)』に大きなインスピレーションを得たと云っている。彼が奇特なキャラクターを演じるに当り、カウンセラーを設置する等、精神衛生面も製作中は考慮されたらしい。ちなみに原作版で“ペニーワイズ”の本名は、“ボブ・グレイ "Bob Gray"”とされている。
・様々なシーケンスでCGIは使われたが、予定されていた“ペニーワイズ”が斜視や左右の瞳をあちこちバラバラに動かす眼球運動は、撮影現場で演者のB.スカルスガルドが特技として出来ると判明し、CGIに頼らずに済んだらしい。亦当初は“ペニーワイズ”のメイキャップに約五時間を要したが、スタッフも徐々に熟れて行き、クランクアップ時には約二時間程度迄、短縮出来たと云う。
・ストーリー上、登場する「27」と云う数字に本作は関連が深く、TVドラマ版『IT('90)』の27年後にリシースされた。このTV版で12歳時の“ビル・デンブロウ”を演じたJ.ブランディスは'03年11月に27歳で亡くなっている。本作の(“ペニーワイズ”のB.スカルスガルドは自身の27回目の誕生日[TV版が放映された年'90年8月9日]の約一箇月後の)米国公開は、2017年9月8日で使用されている数字(2+0+1+7+9+8)の和は27となる。更に続編公開は、2019年9月6日を予定しており、こちらの数字の和(2+0+1+9+9+6)も27である。
・物語は1988年10月~始まるが、撮影は'16年6月27日に始まり、原作者Sキングの69歳となる誕生日の前日'16年9月20日に完了した。ちなみに原作は'86年「9月」に上梓、本作は'17年「9月」8日に公開、そして原作者Sキングは'47年「9月」21日に生まれた。
・鑑賞日:2017年10月29日(日)
子供たちのキャラがいい
どの子も色々な闇を抱えていて、すごくキャラ立ちしていたし面白かった。
「それ 」に関してはそこまで恐怖感は感じなかったかな。
前回のペニーワイズよりかなり身なりが小綺麗な感じがして。
たてのイットはあなた よこのイットはわたし
TV映画の『IT』は見たことあるのですが、あまり面白くなかったので記憶が欠けています。そもそもピエロという恐怖の存在が日本人向けではないので、まったく怖くなかったという印象が残ってるだけです。そんな状態で今作を観ると、同じキング原作の『スタンド・バイ・ミー』を彷彿させるジュブナイル映画だ!と真っ先に感じます。さらにピエロの本拠地である井戸の家の地下に潜入するシーンはまるで『グーニーズ』でした。
弟ジョージーが行方不明となり、悲嘆に暮れる病弱のビル(ジェイデン・リーバハー)を中心に、下ネタ好きのおしゃべりリッチー、ラビの息子スタン、母親に縛られてるエディたちルーザーズ仲間が集う。さらに、転校生ニューキッズのベン、アバズレ女と噂されていたベバリー(ソフィア・リリス)、黒人少年マイクが加わっていく。この7人が夏休み中に行方不明者たちの捜索を中心に冒険するという物語。
恐怖のピエロ“ペニーワイズ”(ビル・スカルスガルド)は子供たちの恐怖心につけこんで、それぞれの恐怖対象であるものに姿を変えるという超人的な存在。27年ごとに彼らの住むデリーの町に異常な事件が発生していることを解明した彼らは次第に勇気を振り絞って、果敢に冒険を続けるのだ。しかし、大人的目線で見ると、本当に怖いのは上級生のいじめっ子であるヘンリーやパトリック達。ベバリーにとっての恐怖は父親だし、それぞれの親に対してもどこか怖さを感じているハズなのです。大人には見えないピエロ。などと考えると、やはり子供たちがそれぞれの恐怖に打ち勝つという成長物語なのですね。
普通に見てたら、父親が警官でもあるヘンリーなんてのが暴力的すぎて最も怖い存在。イジメ仲間であるパトリックが行方不明になったというのに、まだ暴れまくってる印象が残ります。井戸に落ちちゃいましたが、どうなったのでしょうか?彼が27年後にピエロとして復活するとなったら、また面白いのですが・・・
ただ怖がらせるだけじゃない😌
主人公の弟が「それ」と出会ってしまった事で
行方不明に😢
そのシーンはちょっとびっくりしたけど
それからは、色々な事情を抱えた子供たちと
「それ」とのそして、それぞれの子達が克服すべき恐怖との闘いという感じでした😌
ただ怖がらせるだけじゃないホラーも私は嫌いじゃないです😊
ジュブナイルでした。
ホラー場面が怖くないのはさておき、ジュブナイル作品としてはなかなか良作なのでは。
ベバリーが仲間入りした時の、もやしっ子(と白ブタ)どものボンクラ感とか最高。
あの感じはさすがスティーブン・キングなんだろう。
見方で楽しめる内容
まったく予備知識なく観た印象は悪くなかった。ホラーという先入観があったが、展開はどちらかというとサスペンス要素が濃い。それを映像的に刷新しショッキングホラーに仕上げた、という感じ。
背景を考えると。集団ヒステリー、幼児誘拐連続殺人、のほか閉鎖的社会で起こり得る問題(いじめ、虐待など)を、「IT」という心理的な恐怖の象徴として現出させた、と解釈できる。(キング原作ということで)
が、本作あんまりそう難しく捉えてほしくないようなところもあり、単純にギャーギャー怖がってくれ、という。
あと、大人がクズしか出てこない。。
評価割れると思われるが、見方で楽しめる内容。
スティーブン・キングらしい秀作
スティーブン・キングらしい秀作だと思う。ただ怖いとかびっくりじゃなく、立ち向かう子供たちの友情は見ていて爽快ささえ感じる。この映画を批判する人は根本的に映画の楽しみかたたが俺とは違うと思った。
単なる娯楽作品としては楽しめる
子どもたちが抱える恐怖とペニーワイズとの関連性があまりうまく描けていないため、本来であれば子どもたちが自己の抱える恐怖を乗り越え成長する物語のはずなのだが、単におばけ要素のペニーワイズトを子どもたちがみんなで一つになって倒すという物語に成り下がってしまった。
原作既読、テレビ映画版鑑賞済
何といっても最大のポイントは…ベン君ぽちゃ可愛すぎる。原作でもドラマシリーズ版でもこんなにキュートではなかったように思うが。そんな我らが天使ベン君にいじめっ子たちの魔の手ががが。やめてーつきたての餅のようなお肌にそんな酷いことしないでー!そのお肉はプニプニするためのもので、ゲスいことするためにあるのではない(キリッ) ! 知的で優しく恐怖を乗り越える勇気もある、本当にいい子なのに。どうにか報われて幸せになって欲しい。
最初から過去パートのみで一本にしたのが良かったのかな。それでもペニーワイズの住処へ向かうあたりとか、尺が足りてないと感じるところはあったが。予想通り原作の[映像化できません]シーンはやっぱりないし、まあそつなくまとめたところか。
後編でも子役たちは出るらしいが、1秒でも長くベン君が画面に映っていて欲しいものである。
R15指定かな?子どもに見せたらトラウマになり過ぎるので見せたくな...
R15指定かな?子どもに見せたらトラウマになり過ぎるので見せたくない。
驚きはあったが、感動しなかった。
サプライズキッズビデオという感じ。
全466件中、81~100件目を表示