いぬやしきのレビュー・感想・評価
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原作1巻のみ読了。予想以上に面白かった!
原作は1巻だけ読んでて実写化するとのことで、昨年末から楽しみにしてました。
ストーリーを楽しみたくて、敢えて原作やアニメは深読みせずの観賞です。
佐藤健かっこよすぎ!!笑
番宣で『今まで色々と演じてきた役の中でこれが最強です!』と言ってたけど、本当笑っちゃうほどその通りに無敵でした(笑)
残忍なシーンなのに、俯瞰して観ちゃって『かっけぇーー』と惚れ惚れしてしまいました(汗)
木梨憲武さんは、原作はもっとか弱いおじいちゃんなんだけど、心優しいシーンも悲哀さ出るシーンも『がんばれ~』て応援したくなる犬屋敷さんでした。
本郷奏多くんも、二階堂ふみさんも、三吉彩花さんも良かった!
特に本郷奏多くん、最後のシーンがとても素敵で、ますます好きな俳優さんになりました。
GANTZにグロいシーンがあったので小学3年の子供と一緒に観賞は大丈夫かなと思ってたのですが、クライマックスの戦闘シーンが一部怖かったそうです。
(小学校高学年くらいの兄弟二人の子達は、普通に観てました)
怖いシーンもあったけど、子供は余程面白かったようで帰る道中しきりに映画の話を父親に話して聞かせてました。コナン観るか迷ったけど、私もいぬやしき観て良かったです。もっと人気でて良さそうなのに、そこが残念に感じるほど面白かったです!
邦画もここまできた!
原作未読ですが、TVアニメを見てこの作品に興味をもち、鑑賞してきました。アニメほどの感動はありませんでしたが、1クールもあった作品をうまく2時間にまとめ、これはこれでありだなという印象です。
ストーリーは単純で深みはないように見えますが、無気力で自分勝手な若者、無責任なネット上の発言、メディアの暴力的な取材、横暴な国家権力など、今の日本の問題点を突きつけられているようなシーンがいくつもあり、考えさせられる部分も多かったです。
そんな中、獅子神皓が、人としての情を残しながらも、大切な人を次々奪われ、人間を恨み、容赦ない殺戮を繰り広げていくことは、共感はできなくても理解はできます。そんな獅子神が闇に堕ちていくさまを、佐藤健くんが見事に演じ、恐怖を感じるほどでした。
また、木梨憲武さんも会社でも家庭でも居場所のない、悲哀に満ちたジジイなのに、誰よりも優しい心で家族にも他人にも、獅子神にさえも向き合おうとする姿が、とても印象的でした。
最大の見せ場は、いうまでもなく2人のバトルシーンなのですが、これが本当に迫力があってよかったです。CGもまったく見劣りせず、邦画でもこのレベルの作品が見られることを心からうれしく思います。
難点を言えば、布石がわかりやすすぎて、早々にオチが予想できてしまったことと、2人の身に起こったことの「答え」が与えられてなかったことでしょうか。
この後の続きをちゃんとやってほしかった
良さ、げな作品。
原作は未読。アニメは視聴済。
悪い事ばかり書いているので、嫌な方は見ない。(ですが私はキチンと書いているつもりです)
まず、1番嫌だったのは、登場人物どいつもこいつも独り言言い過ぎ。
一人の時に、「死ぬのかなぁ…」とか「幻覚か?」だの言いますか?「うわぁ!」とか「はぁ」とか、感嘆や溜息なら出るでしょうが。
映画なんだから顔や目で表現で表現してくださいよ。俳優さんの所為ではありませんが。
あと他の方も仰るように、土下座までして噛り付いた会社なのに、大義のためとは言え平気で無断欠勤するのはなぜ?
佐藤健と同じように預金口座の数字を書き換えるつもりだったのかしら、と思うほど。
そこは単に窓際族的な描き方で良かったのでは。
あと佐藤健を匿ってるシオンの家に機動隊が突入するシーン。一般市民がいるのにあんな簡単に発砲しないでしょ。アニメではどうなってたっけ。忘れちゃったけども、まるでシオンを殺す展開が欲しいから発砲した様にすら見える
CGがすごいCGがすごいと言いますが、確かにロボ2人のメカはすごかったですよ。でも東京が襲われた時の、チラッと映るビルとか建物とか、全然崩れてないんだ。もくもく煙を貼り付けただけ。爆撃のシーンも全然破片とか飛んでない。フレアを足しただけ。技術的に出来ないのかなぁ、とも思ったが、都庁の広場に叩きつけられた跡はちゃんと表現されている。「これぐらいでいっか」って手を抜いたんじゃないのか!
「ちょっこ」が人々に向けて「スマホや電子機器から離れてください」と言うシーン。
アニメではそれがキチンと機能しているが、本作では佐藤健が掲示板襲撃後、既にニュースで「被害者は一様にパソコンやスマホの画面から撃たれた」って言ってるのに、注意喚起は何も無しですか?そら信じられないかもしれないけど、一応そう報じるべきなんじゃないの?
終盤、何で木梨さんが佐藤健をやっつけたのかもよくわからない。カタルシスも何もなかった。
マジであの場で娘を追いかけて絶対に救いたいと思うなら、佐藤健とカウンターするのではなくて、フェイントで軌道を反らして衝突を避けると思う。映画の中にだってフィクションはあるだろう。
それとアニメだと、娘が閉じ込められていたビルにはもう火の手があがっていて、一酸化炭素中毒で動けなくなった様に見えたのだが(記憶違い?)
本作では火は鎮火しているし、窓は爆撃のお陰でしっかりと空いているので、一酸化炭素中毒ではない。かといって娘が倒れた原因が爆撃によるものなのか、瓦礫によるものなのか、もよくわからない
それと1番大事な事だが、アニメではロボット化を通して犬屋敷家が最後には一つになっていくのに対して、本作では娘と心が通ったっぽいのに、息子は?母親は?そして息子のカツアゲは?母親の投資失敗の件は?(これはどうでもいいかも)
とにかくストーリー通して家族に何ら変化がないのはおかしくないか。所詮凶悪殺人鬼の犯した大量虐殺テロでした、♪チャンチャンてか。
それこそ佐藤健が劇中で言う「どっかの誰かが死んでも悲しまないでしょ」なのか!?
あと佐藤健が単なる悪として描かれすぎ。完全なる悪ではなくて、憎しみとか誰の心にでもある悪い部分であった筈なんじゃないの?
確かにそういう描写が全然無いわけではない。母の死に泣いたり。でも描写が足りないと思う。アニメでは同じ布団に入ってるんだよ?高校生にもなって同じ布団に入りますか?それぐらいの描写が無いと全然哀しみが伝わってこない。
だからシオンと母親の死がまるで記号的。母親の死を知っても家に行かない。あるいは描いてない。普通母親が自殺したなんて報道見たら家行くでしょ。ましてやママ大好きっ子なんだから。
あとすげぇ細かいけど、手の平に出したカメラレンズで撮影するシーン、
あの体勢で撮影したら画面はもう少し揺れるハズ。なのに映し出された画面はめっちゃ固定されてる。定点カメラで撮ったのが丸わかり。
スタビライザー付きのカメラで撮るとか、揺れをも少し反映してくれ。ホント細かい箇所かもしれないが、そういう「こだわり」が無いと、見透かされて乗れない。
あがらないんだよ!
ギレルもデルトロ監督のこだわりを見習って、爪の垢でも煎じて飲んでほしい。
とにかく突っ込みどころが多すぎる。
ただアニメ1クールをギュッと2時間に収められたのは良かったし、色々省いてうまいことまとめてたと思う。
突っ込みながらも普通に見ることができたし、作り手に対してこんな上から目線で言いたくはないが、まぁまぁではあった。
同監督作のアイアムアヒーローがめちゃくちゃ良かったのに、今作は何なんだ…
脚本が悪いのか誰が悪いのかよく分からないが実に残念。
しかしこんな中でも佐藤健は光ってた。やっはり彼は凄いと思う。
追記。謎が解けた。
製作総指揮を務めた人物、なんと「踊る大捜査線」「アマルフィ」「誰も守ってくれない」「少林少女」を手掛けたというシネマハスラーでお馴染みのチンカス国士無双を生み出した人物であった。
フジテレビMovieのクレジットが流れた瞬間嫌な予感はしてた……。
その手腕を潰されてしまった監督やその他の方に心よりお悔やみ申し上げます。
タイトルなし(ネタバレ)
主役の二人どちらにもイマイチ感情移入が出来ず消化不良。アクションは技術を屈指しており凡庸ではあるが迫力あり。
最後までダレずに観られたのでストーリー展開をもう少し練ってくれていたらなという印象。
獅子神の行動があまりにも唐突で、ツッコミどころ満載だった。
最初の一家殺人をする動機が弱く、獅子神にとっての大切な人たちが追い詰められ死ぬという哀しみが全く響かない。この矛盾こそが獅子神を表しているのかもしれないがそれも伝わらなかった。
その後はこの手の邦画にありがちな人がやたらと悪役に殺されるというシーンの連続で「ジジイがヒーロー」ならもっと助ける見せ場があっても良かった。
ネット社会における風刺は効いている。
か・い・か・ん
デスノートを彷彿とさせる快感とシンパシーがあった。
特に、PCやスマホを通じてネット愚民どもを撃つシーンにはゾクゾクした。
もっともっとくだらないマスコミや腐った高校生を、制裁して欲しかった。
一方、発端となった一家惨殺は不要に感じた。
木梨演じる親父は確かにいい人。
でも、シンパシーは持てない。
ビルの中での娘と手を伸ばしあうシーンも、佐藤曰「こういうのいらない」に同感。
演技にも違和感があり、話題性重視のキャスティングには不満が残った。
最後の戦いは、佐藤に勝ってほしかった。
木梨は何とか娘を守って、ボロボロになりながら帰宅するだけで十分と思った。
とはいえ、若干の不満はありながらも予想以上に楽しめた。
やや残念。
和製としては好きだけれども
俳優陣が好演しているのに残念!
佐藤健の迫力凄い! 木梨憲武さんがまたいい味出してるのに、もったいない。いったい何がやりたかった映画なのか?
やたらと血しぶきが飛びまくるエゲツない暴力シーンが多くて、なんでPG12じゃないの?
印象がもう一つ必要です...「笑えない」。
獅子神の気持ち少し分かるよ
確かに映像トリップ
良い映画だった。
原作の漫画読了済、アニメ視聴済。
いろいろ変えてきましたね。
僕は、映画としてはこれはこれで良かったと思います。
自分の理不尽への怒りを他人に向けてしまう少年⇔理不尽を自分の責任だと背負い込むオヤジ
悪いことをしたから死んでしまった大切な人達⇔良い行いをしたからなのか奇跡的に生きていた娘
壊すことに力を使った男と、救うために力を使った男の末路
対称的な二人の運命に神さまの存在を感じさせられますね
映画で原作通りやってしまったらごちゃごちゃしちゃうし、ちゃんとテーマを絞ってヒーローものとしてブラッシュアップしてくれたと思ってます。
最後シシガミが去っていったのは友人を大切に想ってなんでしょうね。
ただ、原作知らない人はどう思うのかわからないですね。
途中どっち主人公かわからなくなってしまうかも?ちょっとシシガミよりすぎたかもしれません。
いっそのことシシガミ主役にして 犬屋敷を聖者みたいにした方がシンプルで飲み込みやすかったかもしれません。(全く別物になっちゃいますが)
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