「おっさんvs高校生」いぬやしき ふくろーさんの映画レビュー(感想・評価)
おっさんvs高校生
僕はこの作品の原作を読んだことはない。その上で評価していく。
鑑賞方法:Amazon prime Videoで鑑賞。
評価点:78点/100点
・評価1:映像:25点/30点中
見る前に予告を見たがその時も思ったのがやはり新宿のビルを横切る迫力のあるアクションシーン。まるでジャパニーズスパイダーマン。さらに圧巻のカメラワーク。アクション映画としては大変満足できた。空中のシーンだったからか、ヘリなどのCG浮きは全く感じなかった。
・評価2:脚本:21点/30点
正直、原作を読んでいないため正確な評価はできない。機械人間になった原因や生き返った獅子神などに関しては原作を読んだ時に改めて評価したい。
この映画を観て心に響いたシーンは、映画前半の犬屋敷パパのダメ人間さや周りからの扱いの酷さ。そして唯一寄り添える1匹の犬。それらを観た時、あまりにも共感に近い感情を抱いた。彼は、というより僕も含む人間は誰かに必要とされたいと思う節がある。家族からも職場からも必要とされてない彼を観て心から辛くなってしまった。だからこそ彼が病院で患者を救うシーンは「自分にもできることがある」と立ち上がる主人公が観れてよかった。
少し難点をつけるとすれば、獅子神の動機。原作を読んでいないため適当なことは言えないが、周りの幸せを観て殺人に手を染めるという一連の流れはもう少し詳しく描いて欲しかった気もするが2時間という限られた時間内ではよく描けてたと思う。
・評価3:キャスト陣の演技:25点/30点
特に違和感もなかった。というか上手い。モブが下手なのはどの映画も共通。
・おまけ:7点/10点
余命宣告を受けるおじさんと高校生のガチバトル、というアクション作品では異質な光景を見せてくれた。原作も機会があれば手にしてみたい。
かなり偉そうなレビューでごめんなさい。
面白かったです。