メアリと魔女の花のレビュー・感想・評価
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面白くない訳じゃないけど……
盛り上がって戻ってまた盛り上がるってのがあるので、あ、それもういいですってなってラストの盛り上がりが霞んでしまった印象があった。
声の演技はどのキャラも良かったと思います。
箒が折れたシーンは何故解いたリボンで直してあげなかったのか不思議に思ったような気がします(うろ覚え)
もう一度見たい!が無い。
米林監督の「思い出のマーニー」はとても心に響く良作だったので次作を期待していたのに本作ではメインテーマが不明確で結局何が本筋だったのかよく分からないままに終わってしまい、後味が悪かった。
何をしてもうまくいかないメアリが大変身して成長するにしても基本的には魔法の力を借りているだけで、ハリーポッターやキキの様に自分の努力で成し得たものではないので空を飛ぼうが魔法を使おうがその凄さに感動がない。のび太がドラえもんの力を頼って一時的に強くなっても見ている側が爽快でもなんでもないのと同じ感覚だが、映画版ののび太は観客を納得させる努力を最後にしっかりこなす事で感動を生むのが本作との大きな違い。メアリは結局自分では何も成し遂げてないに等しく、だから何なの?で終わってしまった。
あちこちにジブリを彷彿とさせるキャラを登場させて親近感はわくが残念なことに斬新さが無い。二番煎じ感が拭えないのも魅力的な真新しいキャラクターが一人も出てこないからだろう。
ダメダメな子が最後は友達のためにこんな勇気を持った、としたいのならもっと二人の友情を彫り込まなければ観客は置いてけぼりになって然り。
どうしてもジブリと比較されてしまうが、ジブリはどの作品もまた見たい!と思わせてくれるのに対し本作はもういい、時間の無駄と思わざるを得ない残念な仕上がりだった。
既視感バリバリ
主人公のガサツさ、何処かで見た事ある演出、ご都合主義の人道主義に開始30分で早く帰りたい心境に。主人公の未知なるものに対する無神経なの言動は慌て者で集中力に欠けるというレベルではなく不快感でしかなかった。ラストの森の動物さん達大脱走活劇には監督ほかスタッフの精神年齢の幼稚さに失笑。ただつまらない。この一言に尽きる。
思い出のマーニーはあんまり入り込めんかったけど アリエッティはまあ...
思い出のマーニーはあんまり入り込めんかったけど
アリエッティはまあまあ好きだし絵はきれいだし
ジブリを出た人が作る映画ってのに興味が湧いて
結構ワクワクしながら見に行きました。
悪くなかったかな!って感じ。
絵はきれいだし声も好きだった。
けどなんていうか、ジブリ好きな人が作ったお話!という
二番煎じ感が否めなかった。
ジブリ好きとしては
ここラピュタのオマージュか!?
これはポニョか!これは千と千尋か!
これはハウルか!?これはもののけかああああああ
みたいなシーンが盛りだくさんで
そっちにばかり意識がいってしまいました。
いや、愛する人として悪くはなかったけど
作品としてはやっぱりジブリと比べてしまうと落ちちゃうのは否めなし。
(ジブリと言うか駿さんと、かな)
魔女の花のビジュアルとかも好きだし
全体的に絵的にはとても好みだったから
グッズとかは欲しいな~と思ったけど∩゜∀゜∩
ストーリーはにゃんこが実験で違う生き物にされていて
牢屋みたいなところで閉じ込められて涙を浮かべてるシーンが
なんか無性に胸に突き刺さって涙がぽろぽろでて
結構な時間おさまらんかった。
DVDになったらもう一回答え合わせのために見よう。
ストーリーがいまいち
メアリや登場人物に共感できなかった。
これは、登場人物のセリフが良くないと思いました。
脚本が惜しいです。俳優さんがとか、声優でないからとか関係ないと思います。
なぜ、メアリがそこで嘘つくのかわからなかったり、いきなり学校を紹介する校長先生の言動も不可解に感じました。箒ですぐ飛べるようになったり、突然学校に入ったり。細かいこと言わないでおこうと思っても、ツッコミどころが多すぎました。
一番残念なのは、この映画で何が伝えたかったのかがわかりませんでした。
想像以下
つまらなそうだったけど、ジブリの映画だから少し期待していたが、想像以上につまらなかった。登場人物も少ないし内容も薄い。
楽しめるっちゃ楽しめるが、期待しないほうがいい。
いいとこも悪いとこも半々
物足りない感はありましたが、全体的に楽しめました。
良かったのはシャーロットおばさまが実は…という設定。原作にはなかったものですがメアリが魔女の花と出会う運命にあったのだなと思わせる設定でした。
よくなかったのは他の方も書いてますが人物の描写が薄くてつかみどころがない。
ピーターもどういう子なのか最後までよくわからなかった点。
あとメアリが軽率な点。
マダムにピーターの住所と名前の書いた紙を渡してしまい、さらに魔女の花はその子のものだから、私わかんなーい。みたいな事を言ってしまう。
そんな事したらピーターが巻き込まれてしまうこと考えなかったのかなぁ。
まあ、巻き込まれてくれないたと冒険にはならなさそうですが
なんかな〜(苦笑)
今回の醍醐味である魔法との関わりが、とてもとても少なく、全ての魔法を解くというチート魔法まで出て来て、出来れば魔道書の活用する機会をもっと増やして欲しかった。
また、登場人物のシーンもあって欲しかったっつーか大叔母様が魔女だったのも強引だったし、大叔母様の前の住居のシーンももっと増やしてもらいたかったな〜
結局のところ、もっと良作に出来たはず
あらゆる部分がちぐはぐ
アニメの作り方、話、演出、動きがちぐはぐです。何のためにこの映画が作られたかという焦点がありません。結果、映画のメッセージ性は0です
メアリはこの映画で何をしたかったのでしょうか?家の周りを探検して結果魔法大学にまで行きましたが、何の動機もありません。小さな嘘がメアリを大変な騒動に巻き込みますが、それもメアリのちょっとした見栄が起こした事で、何の背景もありません。物語を進める動機が無いのに大きな話が進んでいきます
日々のちょっとした話をしたいのなら、大きな動機は必要無いし、大きな話をしたいのなら、それなりの動機が必要です。魅力も動機も無いメアリがこの話の核を担うのはちくはぐ過ぎます
いちばんちぐはくに感じたのは、メアリが魔法を拒絶したにも関わらす、最後に魔法のほうきで帰る事です。え?魔法を文明と解釈するであろうテーマの提示で、それを否定した後にその文明の力で帰るって?あまりの作りに唖然としました
視聴者が色々事情を察しなければならない作品って本当どうなのか、と。こういう作品にスポンサードして推した企業さん達、あなた達も加害者ですよ?巻き込まれた被害者ではなく
ひたすら薄い
キャラも設定も何もかもが薄いと感じた作品だった。
魔法学校について長々と説明を聞かされるが、そこでの設定がその後の展開に関与することはほとんどなく、まるで全てハリボテのようだった。
ピーター(魔女の宅急便でいうトンボ)も、ストーリーの駒にされているだけで、本人の感情も何も感じられたものではない。
極め付けに、主人公の叔母(?)の重大な秘密(本編最大と言ってもいい仕掛け)も本当に一瞬しか生きない。その秘密が主人公に影響を与えたわけでもなく、秘密を知った主人公が叔母に対して何か感情を抱くこともない(驚くべきことに、感想すらない)。
映像も動きが少なく、 美しいとはお世辞にも言えない。
ジブリの偉大さを感じた作品だった。
物足りなさがハンパない
ストーリー、登場人物、全てにおいて物足りなさがある。
メアリが天然でドジっていう設定は無くても良かったのではないだろうか。
前半のほとんどがこの説明に持って行かれている。
そしてメアリの声、喜怒哀楽があまりにもなくて睡魔が…
ジブリ作品と比べて、見終わった後の不完全燃焼感はかなりの物だが、比べるのもジブリに失礼なのかな。
堅苦しく考えない
気軽に楽しむ映画でしょう。そういう意味で☆4つ。メアリはかわいいし、見終わった後もさわやかというか、爽快感にエンディングテーマもあっていて、少しじーんと来ました、なぜか。グレーの猫が変な両生類みたいなものに変えられていて恋人猫と会って泣いていたシーン、メアリがピーターと再会して「わたしのせいでごめんなさい」とばかり抱きついて泣くシーン、が特にぐっときました。
適当すぎ、漫画連載で話を濃くしたら大ヒットしそう
作画は本当に素晴らしい。
声優もそれなりに上手だし良かった。
だけどストーリーはひどい。
話の序盤に張っていた伏線らしきものを適当に回収、もしくは無視してエンディングを迎えるために「結局何だったの」感が尋常じゃない。
具体的に言うと
序盤に黒猫が魔女の花のところまで連れていく。その際に何故か猫の毛の色が変わるシーンがある。
ここで映画を見る人たちはこの猫が魔法と精通しているのだと考える訳だが結局黒猫は魔法と何の関係もなく魔法も使えない。
なら何故メアリを魔女の花のところまで連れて行けたのか。何のために連れて行ったのか。そういうもやもやが終わりまで残る。
他にも
一番最初のシーンでメアリにそっくりな赤毛の魔女が追手から逃げて森に落ちるシーンがある。
その後、赤い髪の毛の魔女は代々素晴らしい魔法の才能を持っていると告げられさらに冒頭の赤毛の魔女は彼女の叔母であると分かった事からでメアリも実はまだ魔法に目覚めていないだけで魔法の才能はあるのではないかと考えたわけだが最終的に魔法の才能は目覚めずに終わってしまう。
なら何故メアリを赤毛にし叔母とそっくりにしたのか意味が分からない。
伏線を大量に張り壮大な世界観を醸し出そうとしていたにもかかわらずすべて無視したせいで本当に台無しになった。
ストーリーで評価されている漫画家が漫画として世に出してくれれば大ヒットすると思う。
設定が甘すぎ?正直駄作
設定が甘すぎる
なぜ最初におばあちゃんは魔法が使えなくなったのか?(ホウキもダメになるし)
人間界では魔法は使えないというなら納得だし、みんな何かしらの手段で魔法のエネルギーをチャージしているならわかる。
しかし、校長の魔法で出来た蝶々は主人公の家までたどり着いたし、他の魔法使いはエネルギーのチャージも必要ない。(少なくとも他の魔法使いがチャージする描写はないし、それが普通の事なら魔法の花があんなに貴重がられる理由がわからない)
しかも、魔女の宅急便とはなんの関係性もないにも関わらずおばあちゃんとお手伝いさんは魔女の宅急便にでてきた人たちそのまま。
他にも、おそらく過去の実験の被害者であると思わせぶりな表現が多々でてくるホウキの管理人について特に触れない。(過去の被験者だとしたら一番深掘りするべきところだと思うけどなんの説明もなし)
以上の理由から、子供に媚びたなんでもありのご都合主義的映画であり、ジブリに似た絵でなんとかなってるだけの駄作だと思います。
大人が見る映画ではないです。
もう一歩ストーリーが
アリエッティも拝見しましたが、最後の落ちがもう一歩に感じています。宮崎さんのような重たいメッセージ性がないのは、ある意味見やすいのですが、メッセージ性が薄い分最後の落ちの印象薄く感じます。
音楽がかかるタイミングや、草木の芽吹く感じなど、ジブリを超える感動を今回は感じられませんでした。
ジブリを継ぐはとても感じましたが、温かみのある絵が大好きなので、どうかこれからはジブリを超えていってほしいと感じました。
上からな感じで恐縮ですが、これからも続いていってほしいです。
世界観良かった
まず冒頭。すごく引き込まれました!掴みは完璧であると言えます(๑╹ω╹๑ )
次に、内容に関して。全体的には良かったです。予告を見た感じでは、夜間飛行の力を思う存分借りてメアリが魔女として敵を退治する感じでしたが、実際に見てみると夜間飛行は1日中なら力を永久的に与えてくれるのではなく1日中で更に有限であるものであり、確かに夜間飛行がなければどうにもこうにもなりませんが、それに頼っただけの映画ではないということは先に述べておきます\(//∇//)\ メアリとピーターの関係性がからかいからかわれる関係から互いに信頼しあえる関係へと変わったのも良かったです。
ただ、マダムの使う魔法は序盤ではすごそうと思ったのにいざ攻撃するときの魔法の種類はパターン化されていてもっとバリエーション豊富なら良かったのになぁと思いました。後、最後のシーンでメアリが横にいるのにマダムとかは驚きすらしなかったのはいくら目の前の事態に気を取られていても少し不思議だったです。
批判も多く見受けられましたが、世界観、演出、話は全て個人的に満足だったのでこの評価にしました。
意外とあっさり
もっと拗れるかと思いきや、
意外とあっさり解決するんですね。
簡単だなぁ。
と思ったりしました。
ラピュタでいうところの「バルス!」
までが、簡単にイケちゃう感じ。
敵が魔法使いにしては全然魔法使ってこないし、
大学…人たくさんいるはずなのに、
いつも二人だし。
登場人物少ないのに、
一人一人の描写も薄いし、何だかなぁ。
セカオワは好きじゃなかったんだけど、
楽曲は映画とマッチしてて良かったと思った。
あと、声優を務めた俳優さん達は豪華。
豪華なんだけど…声優さんは声優さんを使えば良いのにと思ったり。
話題集めなんだろうけど。
何か物足りない
ハウルの動く城みたいなワクワク感があって、ラピュタのようなハラハラ感もあるが、物足りない。
今までのジブリの作品は(今回はジブリ作品ではないけど)、必ずキャラクターに感情移入してしまうような作品だったが、今回はどのキャラクターにも感情移入できずに流すように見てしまった。
正義があって悪役がいてやっつけて、というだけのストーリーに残念。
薄い作品
米林監督がスタジオポノックを立ち上げ、満を持して世に送り出す渾身の第一作目が、このメアリと魔女の花です。
だけど・・・大人の鑑賞に堪えるだけのお話の面白さも感じられなければ、キャラクター同士の葛藤を楽しめる作品でもありませんでした。
まず主人公のメアリと相手役であるピーターのからみが薄い。ほとんど二人に感情移入できないままクライマックスを迎え、ほとんど出会ったばかりの二人がなぜか命をかけて助け合う・・・不可解です。
魔法大学の設定も弱いです。何百人も生徒がいそうな大学なのに、出てくる先生は二人。しかもそのうち一人は校長。
キャラクター付けがしてある生徒なんて一人もでてきません。大学の設定いるかな?
そして、メアリと魔女の花に込められたであろうメッセージ「反核」。
タイトルにもある「魔女の花」とは核であると私は理解しました。
「電気も魔法のうちよ」みたいなセリフからもわかるように、この作品には「核」を臭わせる描写が多々出てくるからです。
その核である魔女の花を作中で大暴走させたりすることで、人間には手に負えないテクノロジーなのだ!と監督は言いたかったのでしょう。
極めつけはラストシーンでメアリが「魔法なんていらない!」といって魔女の花を捨て去るシーンです。
本来作品にどんなメッセージを込めてもいいはずです。自由です。受け取る側がどう料理するか。それが問題です。
しかし、ここまで露骨にやられるとゲンナリします。反核はいいですけど、それに気をとられて肝心の本編が薄っぺらすぎる。これでは、せっかく伝えたいメッセージが説教臭くなってしまいます。
ここで核の是非を核つもりはありませんが、核について描きたいならもっともっと考えさせる内容にしてほしかったです。
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