「脚本が悪いのだろう」羊と鋼の森 むっしゅさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本が悪いのだろう
調律の仕事ってこんなに大変なんだなってことを知った。
森の緑の映像と音が良い。キャスティングが良い。
褒めるのはここまで。
原作は読んでいないからわかりにくかったのか、でも映画なのだから原作を読まなくても奥の奥までわかるように作らないと仕事ではない。
結果、脚本が悪いのか、ストーリーがすべて投げっぱなしで収拾が付いていない。何が言いたいのか、どうしたいのか、多くが唐突に投げかけられ、まとめることなく次へと進んでしまう。
本屋大賞を獲った原作と言うことで非常に期待していたのですが、もやもやしたままで劇場を後にすることになった。
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