夜は短し歩けよ乙女のレビュー・感想・評価
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夜は短し歩けよ乙女
時間の切れ目がなく、映画のほとんどを1つの夜にまとめる世界観が良い。 主人公だけ時計の進みが遅い演出が良い。 他の人たちと何か違う存在として描かれていたが、先輩との恋を実感した時にはじめてみんなと同じ存在に。その証拠にそこで一夜が終わった。 だからこその『私も風邪を引いたかもしれない』 主人公の変わらない赤の服が印象的。 今はAmazonとかの影響で、本屋をぶらぶら歩いて運命的に本と出会えたり、昔読んだ本に再開するなんてことはほぼ無くなったけど、それこそが本とのあるべき出会い方では。 人と人のご縁の物語。誰かと誰かの出会いによって、それがこれからさらに新しい出会いを生む。
【京都、吉田山麓の学校、四条木屋町のバーに所縁ある者には堪らない。懐かしき”湯浅ワールド”に浸る。】
・「Bar K6」の面影 ・「水無月」がさり気無く、画に描かれ ・「下鴨神社古本市」に現れる、古本市の神 ー本と本との繋がりを語るナレーション。- ・「総長カレー」 といった、懐かしき風景が、湯浅監督独特の”少しやさしく歪んだ”絵で、ファンタジックに描かれる、酒に纏わる一晩の男女の姿。 ・赤玉ポートワイン ・「ラ・タ・タ・タムーちいさな機関車の不思議な物語」 ー黒髪の乙女が実に上手そうに酒を呑む姿。苦しそうに飲む“李白”の姿の対比 - <酒は愉しく呑みたいものだ。好きな街で。仲良き友と。くつろげる店で。学生時代の経験、出会いは一生モノ。 ある街を舞台にした、酒を介した男女の素敵なファンタジー。>
Eテレ録画.1
絵や色彩はおしゃれな感じだけど、中身はナンセンス、的な。アカデミックなところもあり、ファンタジーなところもあり、ミュージカルなところもある。あと、意外にエロも。 色々な要素はあるが、話がとりとめなくて退屈してしまった。なのに、なぜ最後まで見たのか。それは源ちゃんの声が聞きたかったから。 アニメ作品としての出来は悪くないと思うけど、なんか惜しい。原作も読んだ方がいいかもしれない。
傑作‼️
今度は手塚治虫➕宮崎駿➕今敏。これを剽窃と言うなかれ❗これほど器用な天才はいないと見るべき‼️アニメを知りつくしアニメ哲学に裏打ちされなければ出来ることではない。しかも単なる実験映画と思いきや、きちんと最後はカタルシス。
偏屈な大学生の一途な恋と、好奇心ままに進む彼女の冒険的一夜
基本的な知識は一切入ってない上で観た。星野源が声優を務めたということくらいしか知らなかった。しかしながら、食い入るように観てしまった。 とにかくテンポがいい。上田誠の脚本ということをオープニングで知ったのだが、浦安鉄筋家族からも健在の大胆さがとても面白い。うるさいくらいの大学生の妄想を、ポップでキャッチーな色彩で綴っていく。一方の彼女は、一年のようなものすごく濃い一夜を、必然のようにこなしていく。一見すると、ありえないような展開や幻想を、アニメらしい描写で巻き込んでいく描写が超越していく。 懐疑的な眼差しで観ていたはずのオープニングから、心を捕まれ、落とされたような感覚に陥る…アニメ映画でも特に面白い秀逸の一本だった。
「きみと、波に乗れたら」の監督の初期の作品。 2つを比較すると「き...
「きみと、波に乗れたら」の監督の初期の作品。 2つを比較すると「きみと〜」が射程範囲を広くして大衆受けを狙っているのに対し、こちらはターゲットは狭いけど刺さる深さでは勝るといった感じ。 個人的な好みで星をつけたけど、監督の作風からこちらの方向で行った方が勝ちを狙えるんじゃないのかな〜?って気がしました。
意味不明なストーリーにただただクエッション
全く何をやりたいのかわからない作品だった。 ヒロインを振り向かせるために主人公(?)が奔走しているのだけがかろうじてわかるが、統一感もなく、他にストーリーというものもない。 意味不明にヒロインが場当たり的に呑んでイベントで騒いでいるだけ。 何が面白いのだろうか。 しかもヒロインが主人公を好きになる動機も謎で、突然好きになってエンディング。 四畳半神話体系を観ていれば同じ登場人物などにクスリとする瞬間があるが、それ以外はまるで笑えない。 小説だと少しは面白くなるんですかね?
超個性派ファンタジー
原作はだいぶ前に読み、森見登美彦氏の独特な文体もあってかなりおもしろかったのですが、映像化にはやはり不向きなのかなと、今作を観て思いました。 原作ではしっかりと一話ずつ時間が経っていましたが、今作ではそれらすべてをつなげて、不思議な一夜の出来事(とはいえ季節は移ろっている)としているため、原作よりもさらに幻想性が強まっていて、初見の人からしたら置いてきぼり感がかなりありそうに思えました。それに加えて、あの万人受けしなさそうな絵柄と演出。さすがに声優に星野源さんを起用しても、一般人にはとうてい受け入れられる作品とは言い難いでしょう。 失敗作、とまでは言わないまでも、もうすこし芸術性は抑えたほうがよかったのではないでしょうか。
小説はどうなんだろう
酷かった。 こんなにおもしろくない映像も珍しい。 ほぼ見る意味がない。 そもそも何の不自由もしてない学生という設定だけでつまらないのに、 つまらない学生が何の苦労もせず、 美しく、何かに打ちのめされることもなく、 ちょっとした価値観を振るわされるだけで何がおもしろいんだろう。 最後まで見れたのは映像は良かったからというだけだ。
君といると夜が伸びていくようだ
見た後に鍋とお酒を用意したくなりました。僕も大学生ですがまだまだ面白いことはたくさんあって気づいていないだけなのかなと思いました。ファンタジーとして描かれていますが、これは大学生のある一晩の出来事で、要は誰にでも起こりうるありふれた日常な訳です。 平凡な日常にも色をつけていけばこんなにも楽しくてわくわくした世界になる。そんな演出が大好きです。
ちょっと意味不明。 とても独特な世界観で唯一無二性はあるけど訳がわ...
ちょっと意味不明。 とても独特な世界観で唯一無二性はあるけど訳がわからない。 つまらなくはない、最後まで観れた。 面白いかどうかというと謎。 繋がっているその先にハッピーエンドがあってよかった。 レビューすら難しい。
時間が足りない
四畳半に関しては原作を越えたと思う と言うか原作がつまらなかった しかし夜もはそれをすべて消す それどころかこれをやるためだけに作ったかのような もう少しで満点と言うほど面白い 最近では一番ましな作家であり作品だ で こん映画の知らせを受けたとき 絶望を感じた 大四部作とかではなく 二時間だけ あり得ない無理だ 四畳半は毎回同じで それでいてループだからある程度まとめられたし 品質を維持できた しかしこん作は森見の最大の遺作 これ以上は それを 不安でしょうがなく あきらめはあったが 映画館に行き まあな ひどいもんをしたな と森見に申し訳ないのかと思うような酷さだった 伏線を書かない たんたんとものかけないから流すようにする 話にならない きっちりしたファンタジーをいい加減な現実にしては 話にさえならない ヨーロッパなのかヨーロッパ企画か 森見はそこまで好きではないが可哀想である この時ルーがあったことを考えれば 手抜きなのだろう 乙女のふわふわ感の消失 樋口師匠の唯一のファンタジーを書かない こねたをかけない なかでも時間が足りず パンツ番長のくだりは酷い 彼女を消して別人物を引っ付けるなんて 四部作にしておけば なぜ無理矢理映画かにしたのか と言うか児童文学をアニメ化しろばか野郎 ラノベよりまずに そんなことをしたから
飽きない
話の展開が早いので飽きないです なにより何事にも前向きに自分中心に動く彼女に憧れました 弱音も悪口も吐かず、流れに身を任せ時には自分の意志を持って お酒と読書好きを貫く姿は女性らしさだけではなく人間の美しさがありました。 世界観、作画も常人では思いつかないような演出に目が離せなくなります 見たあと元気になれるようなそんな作品でした
謎が多い…
森見登美彦ワールド、小説であれば奇想天外なストーリーを楽しく軽快なテンポで読み進められると想像できるが、それを視覚化するとこんなにも摩訶不思議な世界になるのだなぁ。配色とか台詞回しとか、振り切ってるけど絶妙に小気味良くて、総じて楽しかったです。
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