グッバイエレジー
劇場公開日:2017年3月25日
解説
昭和レトロな町並みが残る福岡県北九州市でオールロケを敢行し、親友の死をきっかけに数十年ぶりに帰郷した映画監督が、郷里への愛や映画への思いに再び気づいていく姿をつづった人間ドラマ。「カルテット!」「あなたを忘れない」などで知られる同市出身の三村順一監督が、自身のエピソードを盛り込みながら描く。夢を追うために故郷を捨てた60代の映画監督・晄は、かつて将来を語り合った親友が亡くなったことを知り、数十年ぶりに帰ってくる。懐かしい町並みを歩きながら親友の人生に思いを馳せるうちに、自分の中に眠っていた郷里愛や映画への思いを再認識した晄は、親友を主人公にした脚本を書きはじめる。大杉漣が主演を務め、吉田栄作が亡き親友役を演じる。
2016年製作/118分/G/日本
配給:マジックアワー
スタッフ・キャスト
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妙に歪な作品。
北九州を題材にし、北九州の映画の灯を守りたい。
その想いは痛いくらいに分かる。
それだけに、北九州を代表する『花と竜』の玉井金五郎を吉田栄作の役柄に当てはめている。
それは分かる。
地方を舞台にした作品の場合には、その地域に根ざした文化・芸能を紹介する場合が多い。
当然この作品にも一部描かれており、同時に地元の熱狂的な映画ファンの人達も…。
しかし、余りにも当然だったから正直言って面食らった。
おそらく地元の商工会や、資金提供をしてくれた人達への配慮なのだろうが…。
また終盤には突如として、母親役の佐々木すみ江さんとの会話で戦争話が。この時の長回しによる撮影で、カメラが左右に移動。また更に移動…と。
一体遊んでいるのか?真面目に撮影しているのか?観ているこちらはどうして良いのやら?
そうそう!大和田獏の登場場面はまさに、ホラー映画そのままだろ〜!とゆう撮り方。
天才なのか?単なる力量不足なのか?と言ったところ。
全体的に歪な面ばかりが気になって仕方が無かった。
あ?話は普通に人情話で悪くは無かったです。
(2017年3月31日 スバル座)
2017年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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全体的に中途半端で「ドキドキ無し」「ワクワク無し」「笑い無し」「涙無し」「感動無し」でした。
・吉田栄作の遺影がとても爽やか。
・北九州のスポットにて撮影されているがこじんまりとしていて、閉塞感満点。素敵な風景を見せてほしかった。
・暴力肯定がひどい。
・警察が出てこないのがおかしい。
・突然観光案内風に!
・同級生同士の年の差が気になる。
・石野真子と吉田栄作が「今日は久々にデートね」と言った瞬間に電話で呼び出し。下手な暴力シーンよりデートシーンが見たい。
がっかり。
・セリフが古臭い。
・設定が古臭い。
・ストーリーがないも同じ。
・カメラワークが退屈。
・倒れた人を足で蹴とばすのは大変危険。死んでもおかしくないレベル。こういったシーンが不必要に頻出する。
・チェーンを使う相手に「武器はやめろ」といいながら、チェーンを奪った瞬間、チェーンを使いまくる。
・大和田獏がケンカしそうにない。
・ヤクザがコントみたい。
・スカッとしたくて映画を見に行くのに全く気持ちがすっきりしない。
・2時間が恐ろしく長く感じた。
・こんなに長いのに良いなーと思うシーンやセリフがなかった。
・まったりとしたアダルトな音楽がしつこかった。
・豪華な役者陣の無駄遣い。
・バーのママ役の仁科亜希子に「老けたなあ」とかセンスがない。
素敵なママが台無し。
・暴力シーンと怒鳴り声でゲンナリ。
もっと面白くスリリングな映画になったと思うのに、
残念でなりません。
2017年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
北九州の景色と九州弁は懐かしく。
但し、素人さんの登場はいらなかったのでは?
安いドキュメンタリーになっちゃったかなぁ。
舞台挨拶付き試写会で終了後に拍手がなかったのは初めてだ。悲しい出来。