猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のレビュー・感想・評価
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某戦争映画より戦争してた
某戦争映画とはプロレビューの方々が大絶賛してるサバゲー映画の事です。
良く分からないけど劇場に客を呼ぶサクラみたいな感じですよねw
序盤からガチ戦闘が続き飽きさせない脚本。
演出、映像、カメラワークはどれもGJ!
相変わらず特殊メイクは素晴らしいの一言に尽きる。
悪い所無いじゃんって思うよねw
さすがに2時間半は長い・・・(気持ち減点)
脚本上仕方ないのかなって思いましたけどね。
ただ映画とか関係なく、結局人間の敵は人間しかいないのですよ。
それが良くわかる作品だと思います。
悪くは無いが
前作がとても良かったので期待して観に行った、のもあるけど、自分としてはもっと大きな世界観で人間の凋落とエイプの勃興を見たかった。
シーザーの個人的な感情にスポットを当てて、人間の軍隊が、狂信的な指揮者との戦いで自滅する様と、エイプが安全な場所に移住する様子を描いた、と言う感じか。
人間の愚かさとシーザーをはじめとするエイプの純粋さが対照的で、生き残るのはどちらか?がはっきりしてて良いと思う。
が、やはり2作目の良さの前には、すこし見劣りしてしまう。
地獄の黙示録のオマージュ?
長々と続いている第2期の猿の惑星であるが、依然局地戦ばかりで地球全体がどうなっているのかが分からない。猿ウィルスによって人類が徐々に退化して行き滅亡に向かっているというネタフリはあるが、地球はデカすぎてすんなりと猿に支配されるとは思われない、第1期のように核戦争で人類が滅亡する方が納得がいく。戦争と銘打っているので戦いではあるが、まるで地獄の黙示録のカーツ大佐もどきがやはり帝国を作っており、これはオマージュなのだろうか。何れにしてもシーザー編はこれで終了のようなので以後の展開はあるのだろうか。これまでのところ山奥でばかり争っており未来の出来事とは感じられないので新展開を希望する、それと140分は長すぎた。
シーザーの怒りと悲しみに同情。
「猿の惑星:聖戦記」字幕版で鑑賞。
*概要*
猿たちを率いるシーザーは森の奥深くの砦に身を潜めていたが、ある晩、人間たちの奇襲を受けて妻子の命を奪われてしまう。敵の冷酷非道なリーダー、大佐への復讐を誓ったシーザーは仲間たちを新しい隠れ場所へ向かわせ、自らは3匹の仲間を連れて大佐を倒す旅に出る。
*主演*
アンディ・サーキス
*感想*
前作は鑑賞済みですが、面白かったんですが、記憶が曖昧で、コバが裏切ったことだけは覚えてます。細かい部分は忘れましたw
シーザーの妻子が冷酷非道な大佐に殺され、シーザーが部下を引き連れて、復讐の旅に出るんですが、前作よりトーンダウンしてますが、面白かった。
シーザーは旅の道中、ウィルスの影響で言葉が話せない少女ノヴァやチンパンジーのバッド・エイプと出会い、その道中シーザーは、コバのように復讐の念に取り憑かれてしまい、苦悩する。
前作同様、エイプがとにかくリアル。
シーザーの顔が画面いっぱいに映し出されて、かなりの迫力。シーザーの怒りと深い悲しみが伝わってきたなぁ~ モーリスも可愛かったw
話の前半は、RPGっぽくて話の展開はちょっと悪いけど、良かったんですが、後半はエイプ達が兵隊らに牢屋に入れられ、強制労働されてちょっと…可哀想だったな。一番キツいのが同じコバの手下だったドンキーですね。シーザーを何度も鞭打ったり、エイプをボコボコにしたり、正直見ていてキツかった。でもまぁ~ドンキーは最後、あるきっかけでシーザーを助けるのはちょっと意外だったな!
シーザーの部下達の知恵を活かして、脱獄するシーンは興奮した。でも、大佐をもうちょっと痛めつけてほしかったけど、ウィルスに侵されたから仕方ないか。(^^;
総じて、面白かったです!\(^^)/
話の内容が前作より暗いですが、良かったです!
ウィルスの蔓延で人口が激減し知能の進化した猿達が優位に立った近未来...
ウィルスの蔓延で人口が激減し知能の進化した猿達が優位に立った近未来。”大佐”率いるアルファ・オメガ隊の襲撃を辛うじて鎮圧したシーザー達の元に息子ブルー・アイズが新たな居住地の探索から帰還。砂漠を越えた所に理想のオアシスがあるとの報告に興奮する仲間達をまだ移住の準備が出来ていないと諭すシーザー。その夜、シーザー達は夜襲を受けすぐさま交戦するが、大佐はシーザーの妻コーネリアとブルー・アイズを殺害し退却。悲しみに暮れるシーザーは仲間達をオアシスへ向かわせ、大佐への復讐の旅を決心する。
ほぼギャング映画だった前作に対して今度はマカロニ・ウェスタン調の幕開け。前作で自ら殺めた部下コバの幻影にうなされながら旅を続けるシーザー達の前に次から次に現れる謎。壁の落書きに滲んだアノ映画のオマージュに膝を打つと今度はアノ映画やアノTVドラマのオマージュが映像に滲んでくる。しかしそれは飾りに過ぎず驚愕の事実に被さる壮大なドラマが何度も涙で霞みました。
68年の地獄のラストを現代に蘇らせた最高傑作!
WAR FOR THE PLANET OF THE APES
人類との共存を模索するシーザーは狂信的な男「大佐」に家族を殺害され復讐と裏切りの中で葛藤しながらも互いの種族に答えなどない戦争に巻き込まれる傑作アクションドラマ。最終章にして最もダークで68年の地獄を現代に蘇らせた。
今作の魅力は観客が類人猿とその窮状に同情を感じること。暴力に悩まされ情緒的で愛、家族、名誉の為に没頭しなければならないシーザーの葛藤を全面的に描いている。そして、雪に覆われた風景の中で緊迫に満ちたアクション満載の最終戦争が行われる。
人間と類人猿の共存を掛けた派手な闘いを描いているが実際は旧約聖書、アメリカの奴隷制度、市民運動を暗示していて観客の予想を裏切る展開が立て続けに発生する。人間が高慢で愚かな種族であることに異常な不快感を隠しきれないが人間性を守る為には闘わなくてはならないメッセージなのかもしれない。
クルツ大佐にそっくりなウディハレルソン扮する狂信的指導者「大佐」の企む計画は両種族を脅かす恐ろしい計画である。類人猿と人間との共存が出来ると信じる指導者シーザーに対して皮肉にも人間への復讐を望み殺害された革命家コバが正しかった。シーザーがコバに見えてしまうのも今作の魅力の一つ。
リアルなのに非現実的
人類史で人気のあるキャラクターがいくつかある
その中にウイリアムテルという人物がいる。
映画を観終わって
ウイリアムテルが猿だったら
という映画を見ていたのかと思った。
この原作にながれる思想がどこかにぶっ飛んでしまっているようだ。猿である必要があるのか?このストーリーなら中世の英雄とかで十分だ。
なぜ、猿の惑星なのかという哲学を失っている。
中世英雄映画としてならわるくない出来だ。
完全に猿側に感情移入
コバの残党が人間側につくとか面白い展開。
ウィルスのせいで例え生き残っても人間が言葉をしゃべれなくなるなんて、もう人間側に未来はないはずなのだが、新天地で猿たちと無邪気に戯れているNovaを見たら、普通にハッピーエンドに見えてしまった程、猿側に感情移入してしまいました。
今作も唸るほど出来が良い
前作も素晴らしかったが、今作も非常に出来が良い
各キャラの描き込みが巧みで、みんな表情が豊か
冒頭から引き込まれ、容易に感情移入してしまう
ハラハラドキドキのサスペンスに
笑いあり涙ありのエンタメでありながら
今回も巧妙に社会問題を織り込んでいる
ノヴァが大泣きするのを
シーザーが注視するシーンにはグッと来た
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