猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のレビュー・感想・評価
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シーザーは神話になった
超絶大傑作。シーザーの物語の完結編としてだけでなくオリジナルの『猿の惑星』へ繋がる物語としても完璧。そして何よりシーザーに魂を与えたアンディ・サーキスに拍手を。修羅の道を行く姿は『許されざる者』のイーストウッドが重なる。本作でシーザーは英雄になり神話になった
『創世記』では猿と人間の間で揺れたシーザーは『新世紀』ではエイプを殺めヒトとの共存を諦めたが『聖戦記』ではそれ対するこれ以上ない回答も提示された。つまり「壁」を作るのではなく「繋ぐ」ことが大事なんだということ。トランプ観てるか?
オリジナルシリーズが人種差別(と核戦争)の風刺劇であったようにそこを描くことで『猿の惑星』との繋がりが強まった。あとルパート・ワイアットの『創世記』にも敬意を表してか「脱獄」を描いたのもいい。マット・リーヴスは『創世記』をかなり高く評価しとったもんな
『許されざる者』に例えたように展開は西部劇そのもの。雪山でのシーンも多くて『殺しが静かにやって来る』も想起した。『地獄の黙示録』感はわかりやすくし過ぎで笑ったけど
人類は滅びたのにエイプは滅亡を回避できた理由が最高(ネタバレじゃない。マット・リーヴスは前作の頃から本作の結末を明らかにしていた)。猿ならではの本能的なアクションで「なるほど!」と思わせる力業!
結末は涙無しでは観られない。シーザーの目から一筋の涙が流れるカットは『最後の猿の惑星』の石像から同じく一筋の涙が流れるラストカットを参照している(はず)。でも俺は一筋どころじゃなく鼻水をすすりながら泣いたよ。ありがとうシーザー。愛してるぜ
現状今年ベスト。シーザーを愛してる
危うく・・・。
危うく憧れの人?(猿?)がシーザーになるところでした。
いやぁ〜かっこいいですね、人徳、言動、眼光。
物語の方も、壮大でダイナミックでおもしろかたです!
よく、あの“猿の惑星”をここまで脚色したなぁ〜と思います。
猿の惑星の謎の種明かし
なぜ人類は退化したのか?今作で猿の惑星の謎が解き明かされて、つながりましたね。コーネリアスやノバも出てきたし。前作よりも猿と善人の交流が激減してほぼ猿の戦いだけど。技術も進歩して猿の感情をここまで表現できるとは驚きです!敵役の大佐のラストはなんとも意外で皮肉な結果でした。
他の作品見た事ないけど
んー、完全に大佐が悪者、
猿側に感情移入してしまいますが、
猿弱過ぎ。
猿いー奴過ぎます。
あと、ネタバレ的ですが、女の子は
なぜもっと病気が発症しないの?
お人形で感染したのに、持っている本人は
軽い発症だけです?
残念
「創世記」で彼の「NOーーーーーー!」の咆哮以来魅了されて、シーザーへの期待値は上がる一方でしたが、「新世紀」では出番も少なく、寧ろ凶悪な猿コバや「イイ人」Gオールドマンの引き立て役でしかなく、「これは次への布石か!?」と今回の予告編で確信した自分が愚かでした・・・。
先ず「新世紀」ではコバへの憎しみもそうだが、シーザーの人間への一縷の望みを残して終わっているので、そこから広げて話を作ってほしいのに、あの大佐、え、誰?シーザーのお知り合い?
いやいや無慈悲にも潜入して暗殺しといて、「俺が殺したのは誰だ?」とか聞いてる時点で知り合いでも何でもないよね。そんなの大佐といきなり出てきて話し合いとか出来るわけなく、あの冷静沈着なシーザーが感情剥き出しで、あの気高いシーザー様はどこいってしまったの?
で、あの女の子、事前の出来事からしても必要性感じない。彼女はウイルス感染ではなく、バッドエイプが近づいた時の事から先天性の聴覚障害だと思ってた。でもその設定も後半怪しくなってた、徹底してなかった気もする。
序盤中盤となかなかノれない展開ながら、いやそれでもシーザーはやってくれるだろう、それまで涙はとっておくよ、と半ば我慢して観続けたが、大佐と対峙した時の台詞でかなりうんざりして、しかも対立軸がとても都合良くぶれまくるので、何を観てるのかよく分からなくなってきた。
火気厳禁、は1回でいいし、地下通路の水はどこから流れてきたか不明だし、雪崩で全部有耶無耶にしてしまって、最後は作り手が匙を投げた様な感じすらした。
その前のシーザーと大佐とのラスト、今話の中であれだけ憎しみ抱いて追いかけてきたのに、あれはシーザーがやるべきでしょ。
あとねー、ラスト、過剰。以上。
最近流行の3部作もの。寧ろマーベルの事を思えば3部で終われば早い方だが、何でもかんでも3部作にすれば良いというものでもない。この3部作は着地が決まっているから尚更。
待てよ、次もあるのか?
猿
予告が面白かったので興味
猿と人間の戦い?
クスッと笑えるとこあり
でも所々泣ける
癒しのノバ💕可愛い💕
シーザーが最後死ぬのはなんかもったい無い
猿の惑星おもしろかったので他のシリーズも観たくなりました〜
ノバかわえぇ〜
ノバは美人になるね‼︎
ダコタファニングに
アマンダセイフライド
足したみたい
新しい
シリーズの中では
1番好きかも
謎の病気は
いったい何だったんだ?
シーザー死す‼︎
カッコ良かったぞ‼︎
「猿の惑星」のこのシリーズは、個人的には、ジェームズ・フランコが出演していた1作目がいちばんおもしろかった。
TOHOシネマズ伊丹で映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」
(War for the Planet of the )を見た。
登場人物は2つに分かれる。
1つは人間たち。
もう1つは猿たち(Apes)。
猿たちの撮影にはモーションアクトというやり方が使われている。
たとえば、
「ロードオブザリング」の「ゴラム」がそのモーションアクトで撮られている。
「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」ではチンパンジー、ゴリラ、オランウータンがそろって馬に乗り、走る場面がある。
猿たちが馬に乗って走っている場面はすごくよくできていて全く違和感が無い。
絵になっているというかそういう感じがする。
猿なのに器用だなと(笑)感心してしまう。
また猿たちが人間の言葉(英語)を上手に話す場面も個人的にはツボだった。
だが、言葉を話せる猿は多くはいない。
ストーリーは以下、
人間たちは寛容さをもたず、猿たちを敵視している。
人間のリーダーは大佐(ウッディ・ハレルソン)である。
猿たちのリーダーはシーザーで争いを望まない。
そしてシーザーは人間たちに対して寛容の心を持っている。
争いの末に捕らえた人間たちを釈放するシーンがある。
人間たちは猿たちを捕らえ強制労働させている。
シーザーたちは仲間たちを脱走させようと奮闘する。
ストーリーはほとんどこれですべて。
ストーリーのおもしろさは無い。
脚本(家)がイマイチなのか。
「猿の惑星」のこのシリーズは、
個人的には、
ジェームズ・フランコが出演していた1作目がいちばんおもしろかった。
2作目、3作目は見なくてもいい作品。
上映時間は140分。
少し長さを感じた。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
まだ完結しなさそう…
人間対猿から始まって、大脱走、大雪崩とテンポよく進行して楽しくみれた。男気ありなシーンもあって程よく感動。人間が退化するのと話のできない少女がリンクしてるのかよくわからなかったけれどまだ続編は出来上がりそう。
リーダーの威厳
最初の猿の惑星シリーズを観たのが、小学生の時。チャールトン・へストンが最後にたどり着いた海岸で目にしたものに大きな衝撃を受けたのを鮮明に覚えてます。
あれから50年…。場面設定やシリーズも変わりましたが、その根底には、悲惨な争いや醜いエゴ等、人間の愚かさについて、風刺しているのは変わらないのかな。そして、最後に残ったものは…⁈
その中で、リーダー無き現代社会に、改めて求めているリーダーとしての在り方を、シーザーの感情と言動と共に描いていました。
途中から、シーザーやモーリスの顔が人間の顔に見えてきました。
サイコー🎶
猿の惑星 3作目。
1番よかったです。
最近 50歳になったので
たくさん 劇場で みる機会が
ふえましたが、今年ナンバーワン。
ジーンと くるシーンあり
ドキドキ はらはら
するシーンあり。
ぜったい おすすめです!
まんべんなくつまらない
1も2もあまり面白いとは思わなかったけど惰性で今作も鑑賞。シリーズ最低のつまらなさでした。既視感の塊みたいなベタな大作映画を猿が演じただけです。途中で帰ろうかと思いましたが、なんとか最後まで頑張りました。火気厳禁のくだりはもはやコント、、
とても惑星を支配できるとは思えない
映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』を見て来ました。もともと好きなシリーズですが、いささか期待外れな作品でした。聖戦というより大脱走と言った雰囲気でした。
いよいよ猿の惑星になるということですが、まだ言葉を喋るエイプが数えるほどしかいない。とても惑星を支配できるとは思えない。逆に人類が言葉を喋れなくなるウイルスに侵されていくという設定が良いだけに、残念です。
また、人間同士の争いから、自滅していく姿をもっと描いた方が良かったですね。
いや、ひどくないですか?
完全にネタバレです。
リブートからのファンです。
元の猿の惑星は、子供の頃テレビで見たかな~くらいで、後はある程度あらすじは知っているという程度です。なので、元のシリーズに対するオマージュについては評価できる立場にないという前提での観賞です。
いったい、何がいけなかったのだろう...
監督は前作からの続投ですし、キャストも同じですし、それなのにどうしてこんなことに...
1作目と2作目は期待せずに観たら思わぬ拾い物で、今回復習のために見返して、やはり面白いと再確認し、今作への期待値は上がりに上がった状態での観賞だったので、逆にそれが悪かったのか...
確かに、良いところもあるんです。
そもそもリブート以降のファンとしては、シーザー様が出てくるだけでもう満足してしまう部分もありますし...特に序盤、「人間達がエイプを見つけて先制攻撃したら、エイプ側の援軍がやってきて皆殺し!」なシーンとか、滝から潜り込んでいた大佐に妻と息子を殺されて、怒り狂ったシーザーが大佐を追いかけるくだりとか、ピリピリした緊張感のある良いシーンだったと思います。
(まぁ、映画始まって割とすぐ殺されちゃうので、しかも前作の、「コバがブルーアイズを助けるくだり」みたいに、キャラ立てのためのシーンも特にないので、若干のどうでもよさが無くはないのですが...)
ただ、それ以降は力を使い果たしたかのような失速ぶりです。
ノバを助けるくだりはまぁ許します。名前が旧作へのオマージュらしいですね。はい。今作に至っては、彼女がいないと観客が感情移入できる「良い人間」がいなくなってしまうので、彼女の存在は必要なんでしょう。はい。前作、前々作のような、「良い人間もいると知っているからこその苦悩」とかは別にないとしても、まぁ半分エイプみたいなもんですからね、仕方ないのでしょう!
とは言え、大佐に人形を渡す役割くらいしか果たしてないのに、あんなに彼女にまつわる尺は必要なんでしょうか?無駄じゃないですか?
(ちなみに、病気のくだりでは「なんでノバはピンピンしてるのに大佐はあんな弱ってるのか」みたいな疑問を散見しますが、あれは自分が殺しまくってた奴らと同じになっちゃったショックでああなってただけで、病気自体は致死性ではないんだと思います...)
似たようなところでは、猿の惑星のジャー・ジャー・ビンクスこと、「バッドエイプ」さんも然り。
登場シーン、「人間かと思ったら猿でした」っていうのは、意外性があって良いですね。役割的にも、アジトへの道案内として必要なのもわかります。
とはいえ、はじめから英語がペラペラなくだり...ネット上の有識者によると、「元々シーザー達の仲間ではないが、人間の猿インフルに感染して知能が高くなったり毛が抜け落ちたりした」とのことですが...映画内のあの説明で、そこまでわかります?モーリスは不思議がってましたが、僕も不思議がってました。なんか説明が雑ですよね...
雑と言えば、シーザーが捕まった後、大佐が「人類の退化」についての説明をするシーンがあるのですが、「生き残った人類も、実は猿インフルのキャリアで、それが変異して云々...」って説明が(体感)5秒くらいあるのですが...雑!!!
そんな雑な説明するくらいなら、もはや説明せずにいてくれた方がマシです...
閑話休題...このノバとバッドエイプが、映画の要所要所で、なんか感動げな雰囲気なり、愉快げな雰囲気なりを挟み込んでくるわけなんですが...これ必要...?
いや、そういう要素があるのは構わないですし、今までもありましたし、それ自体は良いんです。ただ毎回「感動げなシーンになるといきなりそれっぽい音楽がかかって強引にそういう雰囲気にもってく」パターンが多過ぎて(愉快げの方も同様)、それまでの流れとかタメとか前振りとかがまるでないので、そんな取ってつけたようにそういう要素をぶち込まれても、段々どうでもよくなってくるというか...
(そういう意味では、檻の鍵を手に入れるために人間にクソをぶつけるロケットさんのくだりは、最高でしたね...
でも...そのくだりをするために「子供たちの檻に繋がる穴から水が!」のくだりをやったのが見え見えで、それはちょっと興ざめ...
「○○のために」で言えば、完全に「コーネリアスを預けるため」だけに登場させたレイクさんも...というかこの作品自体が「1作目に繋げるため」ですもんね...)
シリアスなトーンで統一されていた前作を見たあとだと、観客の気持ちをあっちこっちに無意味な振り回して、興味の持続を妨げている気がします...
その他の細かいイチャモン...
「拷問される仲間を見て、思わず「やめろ!」と叫んでしまうシーザー。結構長々としたセリフでしたが(英語よくわかりません)、そこは「NO!」でいいだろ」とか...
「捕まったシーザーが仲間の窮状を聞かされるシーン...「どんな仕事だ?」って字幕だと、ブラック企業に就職しちゃった息子に親が言うセリフみたいだな」とか...
「同じく字幕だと、壁の近くの「火気厳禁」のタンクが、初登場時に1回、爆破前にもう1回出るけど、正直1回字幕が出るだけでも充分すぎるくらいだろ!ダチョウ倶楽部か!」とか...
「そのタンクをシーザーが爆発させようとするシーン、壁の上からドンキーが見ている双眼鏡の中で、音もなくシーザーが倒れるので、普通に転んだようにしか見えねぇよ!そこは銃とか音の出る武器じゃダメだったのかよ!」とか...「なし崩し的にもう1個あったタンクにも引火して基地全体が爆発ってそれ、シーザーがやんなくても攻め込んできた軍に狙われたら一環の終わりじゃねーか」とか...
「あの壁、エイプ達があんなに苦労して作ってのに(そもそも完成したのか?してないのか?)もうちょい役に立ったのがわかるように撮れなかったのか」とか...
「ラストのラスト、モーリスが「シーザーがエイプのためにしてくれたことは誰も忘れないだろう」的なこと言うけど、前々作はさておき、前作、今作では、「シーザーがエイプのために何かしてるシーン」はほとんどないから、あんまり感情移入できねぇよ!」とか...
「そもそも脱走したり拷問受けたり、やってる事が1作目と変わんねぇよ」とか...
「最後にやってきた人間達と戦うのかと思ったら、雪崩で全滅って...」とか...「そして猿の惑星になるって、雪崩のせいってこと...?」とか...「そういや、大佐がさらっと「人類の大半が攻めてくる」みたいなこと言ってたのもその伏線ってことか...雑じゃね...」とか...
「日本版タイトルの「聖戦期」は間違ってはないけど煽りすぎだろ」とか「それを言ったら原題もだろ」とか...
まぁ確かに、今回は前作と1作目を繋ぐ作品な訳で、言ったらスタートもゴールも決まってるので、自由度があまりないから仕方ない部分はあると思うんです。...と思って自分を保っていたのですが...
あれ?
思 っ た ほ ど 、1 作 目 に つ な が っ て な く ね ... ?
「そもそも今作は、前作から2年後...1作目も今作からは相当経っている...だから言うほど1作目と繋がってないのは当たり前」...というのはわかるんですが...それにシーザー様が人間を奴隷扱いしてるとこを見たいかと言われれば確かに見たくはない...それはそうなんですが...
それだったら、そもそもこの話全体が、スルーしてた「前作と今作の間の2年」と同じように、別にわざわざ映画を作る必要なかった話なんじゃないかと思ってしまいます...
「シーザーが死んだ時のお話」っていう以上に、「猿の惑星」の世界に於ける意味がないというか...
オマージュとか隠された意味とか、本筋と関係ない部分は意味が過剰なのに、本筋はほとんど無意味になっちゃってるというか...
しかし...これでシーザーの活躍をもう見れないと思うと...本当に何を楽しみにこれから生きていけば良いのか...ジェネシスとライジングだけを延々見続けて自分を慰めれば良いのか...
誰かこれなかったことにして、今作だけリブートとかしてくれないかな...
_φ(・_・人は滅びるべきなのか?
人は滅びるべきなのか?がん細胞のように世界で増殖しあらゆる種を絶滅に導き、挙げ句の果てに人同士でも争い殺しあう。なにもいなくなるのでしょう、この地球から。この映画では結果的に細菌で人は滅びるのかな。
猿が生き残り反映していく。それでいいと思う。
そう思ったこの映画を見て。
次回作があるのならコーネリアスと口の聞けない少女の物語になるのだろうな。楽しみだな。
モーリスの優しい目。全ての人がああなればいいな。
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