劇場公開日 2017年10月13日

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のレビュー・感想・評価

全222件中、1~20件目を表示

4.0オリジナルを越えていく決意

2017年10月31日
PCから投稿

興奮

知的

オリジナルの『猿の惑星』に繋がっていく前日談なのかと思いきや、独自の大河ドラマとして発展していった今回のシリーズが、いよいよ佳境。評判もよくヒットもしているのだから、まだまだ続くかと思いきや、一旦ちゃんとストーリーに決着をつけてきた。

マット・リーヴスが監督を引き継いでから、明らかに人間より進化した猿側がメインになっていったが、人でないものを主人公にして、実写でここまでちゃんとドラマとして楽しめるのは凄い。技術面もそうだが、アンディ・サーキスを筆頭にしたモーションキャプチャー俳優たちには相応の演技賞があっていい。

そしてオリジナルから名前を引き継いだキャラクターたちが出てくるのはオールドファンの心をくすぐるが、役割が異なることで、また違う未来像が開けているのだと感じさせてくれるのがいい。世代を重ねていくこの先の物語も、できることなら観てみたいものである。

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村山章

4.0リーダー不在の時代にシーザーの勇姿が眩しい

2017年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

オリジナルの1作目から半世紀。間を置いて続いてきたSFシリーズは、遂にパフォーマンス・キャプチャーという最先端技術を得て演技力を手に入れた猿たちが、素顔で演技する人間の俳優たちを完全に凌駕して、もしかしたら1作目のラストに繫がるのか?つまり、再リブートの可能性もあり得なくもないと感じさせて、一応幕を閉じる。描くのは、人類が開発した妙薬によって高い知能を得てしまった猿たちが、その人類によって抹殺されようとする強烈な皮肉と、そこから立ち上がろうとするシーザーが垣間見せる理想のリーダー像だ。種族繁栄のために自己を犠牲にしようとするシーザーの有り様に、リーダー不在が極まる今の時代が重なって見えるのは、愚かな一国民の幻覚だろうか?

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清藤秀人

4.0言葉を失う人類が平和をもたらす“新種”であるという皮肉

2017年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

興奮

シーザーたちが旅の途中で遭遇する人間の少女は、人類を激減させたウイルスの影響なのか、話すことができなくなっている。エイプたちが彼女に与えた名はNova。ラテン語で「新星」を意味する(スーパーノヴァ=超新星という言葉で耳にする機会が多いはずだ)が、映画では逆説的に、言葉を話せない少女こそが(エイプと共生する)新しい人類だと示唆している。

人類は意思伝達の道具として言葉を獲得し、知識を共有して次世代に伝えることで文明を発展させたが、優秀になるほど競争心も高まり、政治的・経済的・軍事的に競争相手よりも優位に立つことが至上命題となってしまった。それに対し、シーザーらは「エイプス、トゥギャザー、ストロング」と訴える。団結こそが力なのだと。人類は知識の使い道を間違っている、という強烈な風刺が込められている。

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高森 郁哉

2.5プリクエル最終章?

2023年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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NO NAME

3.5良い

2022年12月28日
PCから投稿

CGが凄い

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aaaaaaaa

3.5人間とエイプとの鮮明な対比

2022年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

1968年公開の“猿の惑星”第1作は、斬新な発想の衝撃作でありSF映画の傑作である。今でも鮮明に記憶に残っている。本作は、創世記、新世紀に続く、猿の惑星・新シリーズ3作目であり、シリーズの起点である1968年の第1作に繋がる壮大な物語が紡がれていく。

森で暮らしていたエイプ(類人猿)たちは、大佐(ウッディ・ハレルソン)率いる人間の軍隊に襲われ、リーダであるシーザー(アンディ・サーキス)の妻子が殺される。シーザーは、復讐と捕まった仲間の救出のため、僅かな仲間と旅立ち、大佐の軍隊を探し出し、戦いを挑んでいく・・・。

冒頭のエイプと人間の激戦からラストまで、極めて人間的な感情と良心を持ったエイプと、無慈悲、非情な人間の対比が鮮明である。特にシーザーは、人間の言葉を喋ることができ、本来人間が持っているはずの長所を全て持っている。対して、大佐は、人間の悪いところを全て集めたような典型的な悪党である。エイプと人間は、もはや外見だけの違いであり、エイプと人間の戦いは、人間同士の戦いのような生々しさ、切なさがある。人間とエイプの共存、共生について考えさせられる。

シーザー達は大佐探しの旅の中での様々な体験を通して、人間の驕りを体感していく。人間の驕りは観客である我々人間にも突き付けられる。本作は、シーザーを中心にしたエイプ側の視点で描かれており、エイプ側の心理描写もしっかりしているので、エイプ側から見た支配者としての人間の驕りが浮き彫りになっている。人間の驕り、大佐と来ると、カーツ大佐を探し求めた主人公を通して戦争の狂気を描いた地獄の黙示録を思い出す。

後半は、捕虜収容所を題材にした戦争映画のような趣となる。ここでも、人間の嫌な面がクローズアップされるので、人間である我々も、エイプ側に感情移入してしまう。そして、終盤は、お約束通り、エイプと人間の決戦となる。シリーズ第1作に繋がるとなると、結果は分かっているが、意外な展開が待ち受けている。ラストは、シリーズ第1作を久々に思い出すことが出来て、印象深かった。

1968年から50年近くシリーズが続いてきたのは、やはり、斬新な発想の賜物だろう。

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みかずき

5.0エイプ万歳

2022年8月3日
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りう

5.0喋れないのは駅前留学しなかったからか!?

2022年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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kossy

4.0シーザーの表情がすごい

2022年4月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

シーザーの表情がすごい

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ソルトン

3.5シーザーの一代記

2021年4月2日
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シーザーの一生を描く物語としてしっかり終われる
ああ、猿の惑星も一旦の終わりを迎えたと思える作品です

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tete@cinema

3.0パロディとエンタメの同時成立を評す。

2021年2月10日
iPhoneアプリから投稿

カーツ大佐は意味不明な詩ををほざくこと、
大脱走の主役スターは猿顔だったことのパロディと、
ベタなエンタメの同時成立を評す。
序盤で抱く何故猿かという疑問を、中盤から吹き飛ばす快作。
祝ハレルソン自己ベスト演。
私的年テンには入れよう。

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きねまっきい

4.0猿の惑星オリジナルも新しいのも良い映画です。複数回見ました。 妻子...

2021年1月30日
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猿の惑星オリジナルも新しいのも良い映画です。複数回見ました。

妻子を殺されたシーザー。
仲間が奴隷になっている気の狂った大佐の基地に助けにゆく。

極悪な人間が幅きかせてる世界なら、人間なんて滅びちゃっていいよ。

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lanachama

4.0話が繋がった

2021年1月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

シリーズ物にしては
毎回、完成されている。
コロナに見舞われてる今
この映画は身につまされる。
人間は自然に勝てない!
オゾン層を破壊した時点で
地球を敵に回した今
負け戦でしかない
早めに降伏しないと絶滅は目に見えてる。
生きてる間、イヤ、少なくとも子供が存命のうちに絶滅を見る事のない様願うのみ
人類に台等するのは霊長類か否か?

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TSUZA

2.0タイトルなし

2020年11月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

3.0聖戦記

2020年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

奴隷制と全く同じ。
猿の視点で描かれるから猿への同情しやすいけど、自分が人間であることを考えると実際どうなのか考えさせられる。
自然淘汰を表す最後の雪崩。木に登れる猿が生き残った。そして猿の惑星へ…

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ABCD

3.5人間らしい猿。

2020年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

久しぶりに猿の惑星を観てみた。
初めに猿の惑星を観たとき衝撃をうけた。
猿の世界に支配されるSF。
今回は猿がリアルでまるで人間の様。
初めちょっと盛り上りがなくて退屈でした。
でも。後半過ぎて猿からの目線から描いているので猿が人間より人間らしく思えた。

特に最後は猿と人間が戦う時 猿が木に登り猿が難を逃れ生き延びる。
人間に奢りがあるかぎり戦争は無くならないと思った。

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しろくろぱんだ

3.5強いリーダーは猿!

2020年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

猿が知能を得たことと反比例して人間は言葉を失ってしまうことに!雪崩がすべてを覆いつくして、エイプと言葉を失った人類から新たな人類が出現することになるのかな?最後は新天地にたどり着いて終わった。ウディハレルソンは狂気が似合う!

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とし

4.0【シーザー率いるAPESファミリーが人間の家族としか観えなかった作品。愚かな人間をウディ・ハレルソンが見事に演じる】

2019年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

幸せ

 モーション・キャプチャーの技術は更に進化し、アンディー・サーキス扮するシーザーを筆頭に、妻コーネリア、二人の息子、(聡明なブルーアイズと甘えん坊のコーネリアス)他、オランウータンのモーリス、ロケット、ルカたちと、ウディ・ハレルソン演じる大佐(最早、名前すらない)の軍隊に加わるレッド、ウィンター達ゴリラとの闘いを描く。

 人間は完全な脇役になり、APESと人類の対決の構図が徐々に崩れて来た作品。

 ここから、どう持っていくのかな?と思った作品

<2017年10月13日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

0.5三流映画

2019年9月25日
PCから投稿

基本、猿のぬいぐるみ着てるだけですから。

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アサシンⅡ

3.0普通位

2019年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まあ普通位の映画でした☆。

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hide1095