マンチェスター・バイ・ザ・シーのレビュー・感想・評価
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静かな作品。
変に大げさにせず、淡々と描いていて、出演者の演技もよかった。出てくる女がどれもひどいやつで、元妻の最後のシーンなんて、お前再婚して、子供作って幸せになっておいて、許しを請うなんて、なんて独りよがりでとんでもないやつかと思った。
アメリカと日本の様式の違いを感じることができたのも興味深かった。通勤に1時間もかかるって怒るけど、東京なら平均くらいでそんなことないな、とか、そういやばあちゃんの納骨のときも春まで待ったっけ、アメリカも同じだけど冷凍するのかかさばるな、とか、やっぱピザ食べるのかとか。普段の映画だと省略されがちなシーンも丁寧に描いているからこそ、リアルで、痛みが伝わるのだと思う。
波の音
真っ暗というわけでもない
ふさぎ込み虚ろな日常が やり場のないエネルギーを蓄積していた
父親を亡くした息子と、兄を亡くした弟。葬儀や相続など、煩雑な手続き...
遅れてやっと上映
納得
切なく哀しい物語
見てて辛かったけど見終わったあと、そっとハグされる様だった。
もともと、グッドウィルハンティングが好きで、ウィルの友達役を演じていたケイシーアフレックが主演でオスカーをとったと聞き、見に行きました。
僕は17で、映画や小説を鑑賞した数、理解力も少なく、理系です。
でも、この映画を見たあと、リーの表情などがしばらく頭から離れませんでした。
僕自身、優しくて強い人間にならなきゃ。と悩んでいました。人間関係や努力の面で。
けどこの映画は、他の作品のような人間の底力や無性な強さ、優しさ、愛を描いているのではなく、
リアルな人間の心理、人生を描いており、
見ていて心地よく、非常に感情移入できます。
ケイシーアフレックの綺麗なガラスにヒビが入ったような演技には胸を打たれます。
このような人の苦痛や本当の心理を肯定している?というんですか、映画に出会えてよかったです。
ちょっとグッドウィルハンティングに似ているシーンが何個かあり驚きました。
後味は悪くない。
キャスティングの力
全てを背負い生きる
解体
普通に生きてたら誰もが心に壊れた部分を持っていて、その穴埋めの方法が他人への攻撃に向かうのか自分への攻撃に向かうのか、若しくは愛情を求める方向に向かうのか愛情を与える方向に向かうのか、結局は他の誰かの道標によってその方向って大きく変わって来るんだと思う。
つまんねーし登場人物みんなムカつくなと思いながら見ていたが、なんか噛み締めれば噛み締めるほど凄く良い映画な気がしてきた。
ちょうど仕事も私生活も全く上手くいかなくて、しかもこの4月から最寄りの映画館が片道二時間というファッキン田舎に転勤になったので、色々思うところもあった。
ちなみに関係ないけどそのファッキン田舎は、久しぶりに帰った地元なのです。
69
人生てそんなもん
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