劇場公開日 2017年5月13日

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マンチェスター・バイ・ザ・シーのレビュー・感想・評価

全306件中、281~300件目を表示

4.0人生を立ち止まってみたくなる

2017年5月16日
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前進などしない。ただそこに、漂っているだけ。だけど、立ち止まっても、無意味ではない。それは人生に価値をもたらす停止なのだ。

人は誰もが過ちを犯し、愛別離苦からは逃れられない。失った苦しみは簡単にはぬぐい去れないという、人生の痛みが伝わってくる。

それでもいつか、人間はボートを前進させ、人生の苦難を乗り越えられる時が来るのだろう。

我が子を愛する表情とニヒルな演技の対比に、徐々に涙がこみ上げてくる。じわじわとその余韻が残るヒューマン作品である。

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TOKIES

3.5アメリカの田舎町は街並みが綺麗ですね。 綺麗な風景の中で乗り越え難...

2017年5月15日
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アメリカの田舎町は街並みが綺麗ですね。
綺麗な風景の中で乗り越え難い過去と向き合う主人公を淡々と描いたヒューマンドラマ。
凄く面白いとかもう一度見たいとは思わないが、ジンワリ来ます。
邦画に有りそうなストーリーでした。

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やまぼうし

5.0リアリティ溢れる映画

2017年5月15日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

昨年度アカデミー賞で脚本賞、ケイシー・アフレックが主演男優賞を獲得したことで注目してたので鑑賞。
ストーリーは兄の死により甥の面倒をみるためにツライ過去があるマンチェスターに行くことに。
まずキャストの演技が素晴らしい。甥役の俳優も良かったし、ケイシー・アフレックとミシェル・ウィリアムズの演技は完ぺき。特に二人が会話するシーンは映画史に残ってもおかしくないと思う。慎みや思いやりの折り合いが感じ取れる。
リアリティある演出と美しい情景描写はソフィア・コッポラ監督作品に似てるところがあると思った。リアリティがあり、起承転結の起伏が少ない作品であるとしばしば鑑賞者は退屈になる。だがそこにヒューマンドラマの本質があるとこの作品で実感できる。
個人的にとても本作で好きだった部分は回想シーン。時折、主人公が回想してフラッシュバックするが、とても滑らかな回想であった。過去のことが心の中につっかえる主人公を丁寧に描いていた。
主演男優賞、脚本賞には納得。

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ジンジャー・ベイカー

3.5前半のシーンの変化に

2017年5月15日
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鑑賞方法:映画館

四苦八苦しました。
脚本賞は納得です。
主演男優賞?と感じました。

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かん

4.5♪なるべくちいさなしあわせと~なるべくちいさな・・・♪

2017年5月15日
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笑える

悲しい

幸せ

♪なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう そんな気持ち分かるでしょう
答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方 涙はそこからやってくる そんな気持ちわかるでしょー♪

ベン・アフレックがアカデミー授賞式で干されていた弟のオスカー受賞に涙していたのと作品自体が重なってみえた。

ベーシックに悲しい事、小さな言葉、微妙な表情、痛ましい身体でユーモアも交えて丁寧に物語を紡いでいくのはビリー・ワイルダーやフランク・キャプラの映画を観ているようだった。

ラスト付近、リーの小さな決断を意味するそのセリフは細か過ぎてつたわらないよ~。
でもそれが現実だ~。笑いながら泣き、泣きながら笑う・・・・そんな気持ちわかるでしょう?

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蛇足軒瞬平太

5.0面白かった

2017年5月15日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

二時間ほど掛けて出したリーの結論が乗り越えられないと泣く姿はぐっとくる。あのシーンを観て、落ち込んでいたり閉じている人に安易にただ前向きになればいいじゃないとかもう言えない。

息苦しく感じはじめて来たリーとの生活に不満を抱くパトリックが離れて暮らす元アル中の母と母の新しいフィアンセとの新しい家庭との暮らしに期待を膨らませていたのにそこはもっと息苦しい不生活になりそうなシーンのあと、リーがいい母親になってたみたいで良かったじゃないかと言ってパトリックが僕を追い払う気?!と叫ぶシーンが随分と自分勝手に見えた。二股の関係を続けたいだけじゃんと。

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ツネ

4.5哀しみ

2017年5月15日
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万人向けではないけど哀しみを映像化した見事な作品だと思います。切なさが胸に沁みました。

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ころ

4.0Manchesterd By The Sea

2017年5月15日
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SASUKE

3.5帰郷

2017年5月14日
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悲しい

難しい

悲しい過去を持つ男が兄の死をきっかけに悲しい出来事のあった故郷を訪れる話。

やさぐれていても悪い人間じゃないのは判る主人公。

過去の事故から決して逃げているわけではないし、自分なりに考え進んでいるのに、16歳の甥っ子も勝手に離れた兄嫁も自分のことばかりだし、別れた元嫁も自分の心を救う言い訳を投げてくる。
それらを全てを受け止め最善を考える主人公の姿が痛く、強く、優しく、人間味に溢れているが彼の心こそ綱渡り。

ジョージがいなければ救われなかった。

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Bacchus

3.5過去と現在、絆と縁

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

過去の悲惨な事故から立ち直れずにいる主人公が兄の死をきっかけに家族や友人達との付き合いを通して少しずつ変化していく。
ケイシー・アフレックの演技もさることながら、さすがのミッシェル・ウィリアムス。私は今までにあんなに凄い泣きの演技を見たことがない。

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rukese

4.0海沿いの小さな町

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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Momoko

3.0男はつらいよ

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館
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労働4号

4.5ふたりの船出

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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ko_iti

3.5その立場になった時

2017年5月14日
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くり

3.0リーには乗り越えて欲しい。あの悲劇から。

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

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突貫小僧

5.0うだつの上がらない雰囲気と目、そして間が最高に良かった!

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

主人公リーが過去の罪を背負い、自分を責め続け心を閉ざしたまま生きて行こうとする悲しいストーリーだが、全体に醸し出される優しい雰囲気が、重さを感じさせない。

私が最も印象に残ったのは自分がおかしたミスを警察で告白したあとのあのシーン。
楽になれた方がどんなに良かったか。しかしそれは許されず、その後は自身の傷を癒したり幸せを求めることは許されないと思って生きて行く。
この悲しみを背負うシーンで流れる音楽は、泣くところを教えてくれる感じだったのに、つい引っかかってしまった。

自分を傷つけるように短絡的にトラブルを起こしていたリー。理由が解るまでは、単に短気で暴力的な人なのかと思った。目があっただけでも周りから避難されていると常に感じていて、ああすることで、抱えきれない自分を守っていたのだろう。

また、最も傷ついたであろう元妻ランディは、ずっとリーを責め自分を責めていたが、相手も自分も「許す」ことで前へ進もうとしていて、その強さは対象的。ランチしよう少しでも楽になろうと誘った元妻の言葉を、リーは心に入れようともせずに逃げるように去っていったのだから。
ずっと同じ場所に立ち止まっていたいリーにとっては、新たな希望を見出す元妻を許せない感情が渦巻いただろう。

パトリックの親代わりを引き受けようと葛藤しながらも、どうしても未来へ踏み出せないままリーとパトリックが思い出の船で釣りをする。このシーンでは、二人の背中に孤独が映され、まだまだ時間が必要なのだと伝わってきた。

マンチェスターの海や家並みは本当に美しく、優しく、暖かく、変わらずずっとある故郷に、哀愁と少しだが希望がみえたように思う。

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saiko *

3.5ジョン・フォードの男たちを彷彿とさせる男泣き

2017年5月13日
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本年度米国アカデミー賞の主演男優賞とオリジナル脚本賞を受賞した作品。謳い文句は「癒えない傷も、忘れられない痛みも。その心ごと、生きていく。」
ということならば、男の再生の物語なのか、と思いつつ・・・。

米国ボストンでアパートの管理人(というか雑役夫)をして、ひとり暮らしているリー(ケイシー・アフレック)。
彼のもとに一本の電話が入る。
かねてから心臓を病んでいた兄ジョー(カイル・チャンドラー)が突然亡くなったという。
故郷である海辺の町マンチェスターに戻ったリーであったが、彼にとってその町は忘れることのできない苦い経験のある町だった・・・

というところから始まる物語で、映画前半で、リーの過去のも描かれ、兄の息子、16歳のパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人になることが兄の遺言で示され、どうしてよいかわからなく行き詰まってしまうリーの姿が、その後描かれていく。

非常に丁寧の撮られているのだが、小説でいえば短編小説といったところ。

自分も兄も家庭は崩壊している(兄の方は、それほどでもないのだが)。
かてて加えて、ふたりの叔父もネブラスカかどこかに移り住んでいる(映画には一切出てこない)。

そんなバラバラな家族の物語で、これが最後にうまくまとまるかというとそんなことはない。
現実的な着地点を見出すが、安易に「再生」というところにはもっていかない。
そもそも、そんな「再生」なんてことは、監督・脚本のケネス・ロナーガンは信じていない。

なので、非常に新しいタイプの映画のようにも思えるが、そうでもなく、アメリカンニューシネマ以前の古いタイプのアメリカ映画のような感じを受ける。
具体的には、どの作品に似ていると指摘できないのだが、事件が起きる前のリーの生活は、男友だちとワイワイガヤガヤやっており、その後、孤独になってからは、直情的に酒場で殴り合いをやってしまう。
この人物設定は、ジョン・フォードが好んで描いたアイルランド人に似ている。

映画の主人公リーとジョーのチャンドラー兄弟のチャンドラーがアイリッシュ系の名前なのかはよくわからないが、兄役のカイル・チャンドラーはアイリッシュな風貌。
調べてみると、監督・脚本のケネス・ロナーガンも父方はアイルランド人だそうな。
なるほど、合点がいった。

最後の最後に、自分にはあの出来事は乗り越えることができない・・・と告白するリーには、かなり胸が熱くなった。

とはいえ、137分の尺は長すぎて、全体的にまだるっこい。
小説でいえば短編小説の内容なのだから。

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りゃんひさ

3.5さすがノミネート作品

2017年5月13日
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ヒューマンドラマで久しぶりに良い作品でした。重い過去を背負っている深い演技力が光る傑作だと思います。

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タイガー力石

4.5ジンワリくる

2017年5月13日
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取り返しのつかない失敗とか、忘れられない古傷は誰しもが生きていれば経験するもの。
綺麗に乗り越えられる人はいるかも知れないけど、引きずって引きずって、みっともないくらいの人生だってありだと思う。

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にゃす

3.0普通

2017年5月13日
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鑑賞方法:映画館

最後に何かあると思ったけど 静かにエンドロール
★★★

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Blakey
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