世界は今日から君のもの
劇場公開日:2017年7月15日
解説
門脇麦が引きこもりになったオタク女子を演じたオリジナル作品で、「特命係長 只野仁」や「梅ちゃん先生」「結婚できない男」など人気ドラマを多数手がける脚本家・尾崎将也の映画監督第2作。高校の頃から5年間、引きこもりとなった小沼真実は、好きなマンガやイラストを正確に模写することで現実逃避をして過ごしてきた。心配性の父が、人と接する必要のないゲームのバグ出しの仕事を見つけ、真実はその仕事をスタートさせる。ある日、ひょんなことからゲームのイラストに手を加えた真実は、それをきっかけに特技である絵を描く才能が認められ、社員の矢部遼太郎からゲームキャラクターのイラストを依頼される。矢部に恋心を抱いた真実は、なんとか矢部の役に立ちたいと奮闘するが……。主人公の真実を門脇が演じ、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOUらが脇を固める。
2017年製作/106分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2023年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
「仕事ってなんだよ~」と近所のニート男が焦るんじゃないかと思ったら、楽しんでる。頼まれたイラストは描けなかった。真実(門脇麦)は今まで、人の書いたものを正確に模写することの才能が優れていただけだったのだ。
友人となった比留川が中学時代作ったという「愛しいあなたとうっとうしいあなた」のポエムで笑った。全体的に比留川游のぶっきらぼうなセリフが楽しい。
引きこもりとかニートとか、無理に働かせようとしないで自然にしているのが一番。マキタスポーツ演ずる父親がなんとなく理想的に見えた。
が出演した舞台を観に行った夜、思い立って観た。
この人はもっともっと活躍しそうだと言う感想◎
大女優と呼ばれる方達は十分いるが、
間違いなくこれからの時代の1人になると僕は思ってる
本作では引きこもり、舞台では国籍のないハーフ女子
ロールモデルの少ない役を演じる力はなかなかのものだろう。まぁ、門脇麦推しの作品だわw◎
2022年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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門脇麦さんの、大河ドラマ「麒麟が来る」の駒役が好印象で魅了的であったので、この映画を見た。難しい役で上手に演じているとは思うのだが、ヒロインとしては華に欠ける脚本演出になっていたのは、ファンとしてはかなり残念に思えた。
尾崎将也監督・脚本(NHK連続朝ドラ等TVで多くの脚本手がけるも映画監督としては2作目)による2017年公開の日本映画(配給はアークエンタテインメント)。主演は門脇麦。他、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOU、駒木根隆介、安井順平、岡本拓郎ら。
引きこもり女性を主人公に置き、夢の様な絵画の煌めく才能があったとはいかず、現実的でもある好きなイラスト画下絵で一歩前進というところに留めた脚本には、好感を覚えた。ずっと笑顔一つ見せなかった門脇が、最後神宮外苑のイチョウ並木バックに少しそれを見せるのも嬉しく感じた。
ゲームキャラクターのイラストを門脇に頼む三浦貴大が人好きのする良い味を出していたし、門脇が同居する比留川游も遊びでのマンガチックな女兵士役が似合っていて良かった。
ただ、三浦貴大への淡い恋心?が実らないのは悪くなく母役YOUとの自らの意思による訣別もとても良いのだが、人間関係構築上で何も変化がないのは、TVではなく映画ということなので、かなり物足りなく思ってしまった。
わざわざお金を払って映画館に観客は来るのだから、リアリティが有る夢物語を見たいのでは?引きこもり仲間の岡本喜八拓郎が良い味を出していたので、例えば二人の恋愛関係を示唆するとかはあっても良かったのでは。
まあ、これだけ地味な物語りの映画で良しとした尾崎将也監督は、ある意味勇気が有り、潔いということなのかもしれないが。
2020年12月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
門脇麦が子供もっぽい話し方が独特でほんわかで柔かな感じがした。
引きこもりして徐々に社会に出ていく。
自分の出来ることを少しずつ。
絵が描けることでイラストレーターとして生きていく。一歩づつ。焦らず急がず自分らしく。
他愛もない日常だけど。ガラス玉が宝物だった頃を忘れない心を少しずつ解き放して成長していく。黄色に色づいたいちょう並木を黄色のコートを着て歩く姿が誇らしく感じた。