ワイルド・スピード ICE BREAKのレビュー・感想・評価
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ポールの死から、少年ジャンプ的リセット。ヴィン・ディーゼル主導の新三部作をおっさんはこう見た。
前作「SKY MISSION」は何といっても、ジェームズ・ワン、ではなくして、ポール・ウォーカーの製作中の死につきる。この事件によって、シリーズは大きく舵を切ることを必要とされた。
ポール、すなわちブライアンを作品の中で「生かす」ために最大限に、苦肉の策を講ずることがまずは重要視された。
本作の論理はみなが言うように「ファミリー」。ただし、ポールが死んだ時点でその論理は変わる。
ブライアンはどこかで生きている。
そのために、「出演してほしくない人」、「生きてては困る人」「存在自体を忘れてほしい人」そして「作品のために『ファミリー』であってほしい人」。
プロデューサー、ヴィン・ディーゼルのお眼鏡にかなったものこそが「ファミリー」。
これこそが本作のキモ。
アホみたいな世界興行収入で右肩登りの本作。初期シリーズの思い入れなど、はっきり言って製作陣は気にしているものか。
何度も言うが、ポールが死んだ時点と世界的な大ヒットが重なり、すべては変わったのである。
「ワイルドスピード ICE BREAK」
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ジェイソン・ステイサム。
彼が「味方」になることは、前作で次作である本作の展開は十分予見できた。(詳しくはオレの「SKY MISSION」のレビュー参照)。役割としてはブライアン以上の「適した」役割どころ。
普通にハンを殺したことをこちらが知らない、もっと言うと、右肩上がりの貢献者である観客層が知らなければ、こんなに優秀なキャラはない。
まあ、知っていたとしても、劇中後半、ディーゼルの、ステイサムとの握手の場面で彼なりの「ファミリー」理論でこちらはねじ伏せられたが。
シャーリーズ・セロン。
「MAD MAX怒りのデスロード」の影響をモロに感じる、本作の後半は砂漠ならず、氷上でのおっかけっこに直接参戦することはないが、まさしく「クール・ビューティ」な悪役を演じ、これまでのシリーズの「ラスボス」として君臨する。
のこりが2作、ということなら、彼女がラスボスなのは変わらないだろう。
「車」映画で彼女以上の「最強の敵」は存在しない。
ルーク・エヴァンス
やっぱりの参戦。前作でステイサムの「ファミリー」化が予見できた時点で、なんらかの登場は想像できたが、「格の違い」でこの程度。
F・ゲイリー・グレイ
前作「ストレイト・アウタ・コンプトン」を昨年の洋画ベスト1にあげたおっさんとしては、今作の期待値は半々だった。
「交渉人」「ミニミニ大作戦」「完全なる報復」など、の職人芸的な立場から、大きな一歩を踏み出した一方の、再度「やとわれ」的な作品として不安はあったが、本作だけでいうと、あくまでむちゃくちゃなうえでだが、シリーズ中、最も真っ当。
実際、超主役級の4人をそれぞれ見せ場を作り、きっちり役作りもさせ、うまくまとめている。
アクションの見せ方は、前作のワンに大きく劣るものの、ワンのアクション演出を見事にパクリ、シリーズをうまいこと継承している。
これまでになく多少ダークなトーンに胸騒ぎを覚える
主演俳優の死という悲劇を乗り越え、見事な秀作に仕上がった前作。これを機にシリーズに幕を降ろすという選択肢もあったろうが、それでもなお製作陣とキャスト陣によって切り開かれた境地は、これまでに比べてややダークな作風となった。
オープニングのハバナでのレースを始め、のちに続く様々なアクションシークエンスも全てが一定のレベルを超え、カタルシスは十分。ただ今回は、悪役のシャーリーズ・セロンが非情さを際立たせ、劇中まったく人間味を感じさせない怪演を貫いているため、やや謎は持ち越しとなる。
F・ゲイリー・グレイの手堅さも相まって、一本の映画として十分な合格点ではある。ただ、シリアスに振り切れるストーリーが気になりすぎて、個人的に大迫力のアクションをなかなか素直に受け止め切れないジレンマも感じた。これはこれで次への布石であるのは確実だが、「ワイスピ」に爽快さと笑いを求める人は心の準備をしてみてほしい。
ステイサムとの落とし前。
今回はなんとヴィン、ザ・ロック、ステイサムがほとんどトリプル主演状態。しかも全員がそのまんまに見えてちゃんと劇中のキャラとして機能している。これは「5」以降キャラを大事に育ててきた本シリーズの利点であり、アクション以上にキャラへの愛がシリーズを支えているのだと再認識。
ただ、「ワイスピ」シリーズが大好きで、本作も思い切り楽しんだ上でファンとして苦言を言わせてもらうと、ステイサムとの共闘はいいとしても、何らかの形でハンの一件の落とし前はつけて欲しかった。ショウ兄弟のせいでハンとジゼルを失った悲しみはわれわれ観客もそう簡単には癒えないのだ。いくら認め合っても、ドムとデッカードには握手なんてして欲しくないし、せめてあと2本くらい後にしてくれと思ってしまう。
とはいえステイサム扮するデッカードのさく裂する魅力には抗いがたく、今後もぜひレギュラーで参加して欲しいし、まだまだこのシリーズには付いて行きますよ!
とうとう自動運転に手をつけちゃったね映画NO1
とうとうワイスピも自動運転に手をつけちゃったね
自動運転オッケーならファミリーいらなくね?
ドムの周りロボットでよくね?
ただ自動運転って安全のために搭載された機能なのにクラッシュ起こしまくってた。トヨタ激怒
あと前作でラスボスだったジェイソンステイサムがファミリーになってた
しれっと
当たり前のようにファミリーと運転していて、ニッコニコでドムの子供を守ってた
前作で酷い目にあったのみんな忘れた?覚えてんの僕だけで?
あんなに全てをかけて捕まえた悪者が普通に味方になっていた
シリーズ第八弾‼️
冒頭のストリート・レースのシーン、ホブスとショウの脱獄アクション、ドミニクvsファミリーのカー・アクション、白銀の世界を舞台にした対潜水艦のカー・バトルまで、今回も荒唐無稽でド迫力なアクション・シーン満載で楽しませてくれます‼️今回はドミニクにエレナとの間の息子がいた事が判明、息子を人質に取られたことで一時的にファミリーを裏切る事に‼️それを仕組む今回のヴィラン、シャーリーズ・セロンのサイファーが怪演‼️まぁ、フュリオサほどではないにしろ、ファミリーやホブス、ショウらを一人で相手に出来るかもと思わせてくれる‼️前作であれだけの戦いを繰り広げたショウが、ファミリーに加入するのもどうかと思うのですが、ヘレン・ハント扮する母親に振り回されたり、ドミニクの子供をお守りしたり、お茶目で人間臭い新たな一面を見せてくれてる‼️そしてドミニクの息子‼️名前はブライアンと命名‼️でも、映画の中ではブライアンは生きてるんで、その命名はちょっと違う気がする‼️「ワイルド・スピード」の世界の中では、ブライアンは存在してるんです‼️
クルマたくさん(笑)、
途中、街中のドタバタではいったい何台のクルマが破壊されたんだろう(笑)
ストーリーもハイテクたくさんで、かたや、その街中のシーンも氷上のシーンもハチャメチャすぎて「どうやって撮ったんだろう」なんても思って興味深かった。
アクションもおもしろかったしすごかった。
と、小学生みたいなレビュー(笑)
スーパーコンボのために その8
とうとう、スーパーコンボのために過去作を見終えたのだ!ヒャッホー!
最初はかなり義務感先行だったのに、作品を重ねるにつれ、普通に次作を観るのが楽しみだった。
V8も300馬力も相変わらず「何のこっちゃ?」なままだが、とにかく面白い。
振り返ってみると、その5である「MEGA MAX」が分岐点だったんだな。
皆で協力してミッションに挑むチームものの面白さ、過去作を彷彿とさせるアクションを序盤で見せる手法、常識を更に破り続ける新アクション、豪華さを増すキャスト。
実際、私が夢中になり始めたのもMEGAだったもの。
今回はやっぱりニューヨーク市内のカーアクションが最高だったね!
シャーリーズ・セロン演じるハッカーのサイファーが半径5km圏内の車をジャックするんだけど、大量の車が氾濫した川のように怒濤の疾走を見せる場面は圧巻。
普通に考えたら「どうせCGだろ」なんだけど、ワイスピ撮影チームは映画以上に無茶するからなぁ。運転手いないわけだし、ワイヤーで繋いでレール引いたりして撮ったんだろうか?
うーん、興味深い!ホント凄い!
推しのステイサム君もバッチリ活躍するし、前作はヤバさ爆発の最凶ヴィランだったのが、なんか可愛いところも兄貴なところも見せつけてくれちゃって、キュンキュンだわ!
あと、やっぱりレティはカッコいい。むさ苦しい男所帯で、アクション映画は男映画なのかもしれないけど、度胸も運転テクニックも愛の深さも、レティは本当にカッコいい。
スカッと楽しい中にも、しんみりと心に染みる大切な人への大切な思い。何年もファンとキャストと制作チームが作り上げてきた、不思議な一体感があるよね。
途中で「もういいや」と諦めたりせずに、ドムに着いてきて良かったよ。
「スーパーコンボのために」最高にエンジンが温まって来たぜ!エンジンがどれなのかはイマイチよくわかってないままだけどな!
結論「スーパーコンボのために その8」
観終わると無性にBBQがしたい
アクションはすごい
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主人公が突然仲間を裏切り、ロシアの核ミサイルを奪う。
実は子供がいて、それを人質に脅されてたからだった。
先読みしていた主人公が手を打って仲間が子供を助け、
その瞬間急に仲間のもとに戻り、共に戦い勝利。
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劇場で見た。アクションはものすごい。
車の雨を降らすとことか、あれCG?まさに驚き。
ただ敵がいつも同士討ちをして死に、味方が誰も死なないのはさすがに出来過ぎ。
そして相変わらず内容がない。
ってか主人公が精神的にタフ過ぎて、同調できんのよな。
その意味、弱さを持ったポール・ウォーカーにはよく同調できてたんやけど。
決別
ヴィンとドウェインが不仲でこの映画を最後に決別。ポールの代役みたいなカスが登場するが、不人気で次回作では決別。登場する車はかなりカッコいいが、都合良過ぎで不思議と壊れず、確かにワイルドスピードだけど、レースには何の関係もなく本来の持ち味を無くしたのでこのシリーズとは決別。以上
過去1迫力がある!
•車を操って大量に動かしたのやばすぎ!
•車の雨を降らせたのは最高だった!
•もっと最高だったのはジェイソン•ステイサムが赤ちゃんを抱えて戦うシーンだ!赤ちゃんめっちゃ可愛いし、赤ちゃんに一言言うたびカッコいいし面白い!
•ママ呼びは笑った‼︎
英国版子連れ狼(笑)
冒頭、ハバナでのレースはとても良かったと思う。(ポール・ウォーカーを意識しての事だったそうだから、もしポールが健在ならストリートレースは使われなかったかもしれないな)
ローマンとテズのシーンはシリーズ通して大体いつも良い感じである。
前作からのカート・ラッセルの起用で締まるところは締まり、ユニバーサルの意向通りスパイアクション(っぽい)ものに様変わりしたね。
だけどその分、戦闘のプロフェッショナル集団に対して、特別なトレーニングを積んでるわけでもないドムファミリーの格闘能力が高すぎるのが違和感なんだなぁ。「運転」は彼らの十八番だけど、警察やら軍隊やらのエリート中のエリート達で構成される秘密諜報員や防諜特別捜査官と対等以上に闘えるってどーゆーことw
撮影現場におけるヴィン・ディーゼルに慢心の影が出てきたのか、ドゥエイン・ジョンソンとの不仲説が浮上した本作。
リトル・ノーバディはブライアンの穴埋め、後釜的な配役かな?と思ったり、レティと並び立たせることの出来ないエレナを無常に消し過ぎだろー!と思ったり。(消すくらいならユーロミッションでそのままサヨナラにすれば良かったのに。扱い酷すぎないか?)
「ファミリー」って強調してる割には、都合の悪くなったキャラは簡単に殺して退場だし、人気の出そうなキャラはすぐに過去改変して辻褄合わせに走るし。
心の中にモヤモヤが溜まっていって少しもスッキリと見られないんだなぁ。
前作であれだけ強面で冷酷非情なデッカードを演じたジェイソン・ステイサムが私生活では奥さんと一緒にスーパーへショッピングに行くような家庭的な夫だというギャップで人気急上昇だったらしいが、本作で赤ちゃんを守りながら気配り満載の戦闘シーンはそういう私人としてのステイサムのキャラクターを敢えて活かした演出なのかな?と考えてしまった(笑)
本作中の好きなシーンの一つかな。でも、ハンの事はもういいの?今後のシリーズでまた過去改変くるかな、と斜に構えてしまう。
車で印象に残ったのはサイファーの初登場シーン。あれってランクルの40(ヨンマル)だよね、懐かしいー。(キューバの3台が古過ぎて、40ですら新しく見えるがw)
プリムスのドム捕獲では「やっぱりひっくり返すんだなぁ」の思いを強めたしw(次々とひっくり返されるファミリー。そして自分もひっくり返されるドム(笑))
ローマンのムルシエラゴは笑ったー。
(気持ちはわかる。乗りたくなるよねっw)
気になって調べたらムルシエラゴが履けるスタッドレス、ちゃんとあるじゃん?ピレリで4本25万円弱?
ローマンだけどーして履き替えてないの?イジメか(笑)
氷上の緊迫感ある戦闘のはずが、ローマンのおかげですっかりコメディだよ。
リトルノーバディがBRZやインプ、、、じゃなかったWRXってのはブライアン後釜役の確証になるね。
アクションの荒唐無稽さ、物語の薄さは週刊誌の少年漫画とほぼ同等。中高生でMEGA MAX以降のワイスピに出会ったならば、強い影響を受ける大好きな映画になる事だろう。
まぁ、少年少女のうちにこーゆーアクション映画を経験しておくに越したことはないでしょう。少年期の通過儀礼かな。
見捨てないでくれて、ありがとう
ポール・ウォーカーがいなくなったワイルドスピードは、もう見ていられないし、見たくないよ。そう思っていたけれど、めちゃくちゃに面白かった!ブライアンは家族を大切にして遠く離れたところで生活している、みたいな設定にしていてすごくほっこりしたし、今までとは比にならないくらいダークな内容でとても見ごたえがあった。
このシリーズが一番に大事にしている≪ファミリー≫をしっかりと描いた作品で、家族とは仲間とは何なのかと考えさせられるストーリーだった。印象に残るセリフも多く、個人的にはワイルドスピードBestかもしれない。ドムの人間性がわかるエピソードでもあり、胸を締め付けられる。アイスのように硬い彼の心が、粉々に壊れる作品。結構食らった。
最近公開の映画だと、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3」のハイ・エボリューショナリーが胸糞悪い極悪非道な悪役として記憶に新しいが、本作のサイファーも共感度ゼロな絶対的な悪役でめちゃくちゃイライラした。自分のエゴや快感のために人類を滅ぼそうとしている悪役は、絶対に好きになれず、おかげで主人公たちに応援が向けられる。シャーリーズ・セロンの冷酷さが恐ろしく、腹が立つ、素晴らしい演技でした。多くの映画を見てきたけど、このサイファーというキャラは悪役ランキングTOP5に入るくらい嫌い。そのおかげで面白かったのかもね。
大半は暗く重たいドラマが展開され、ラスト際から超大胆なカーアクションが繰り広げられる。待ってました!と思うほど焦らされたカーアクションは、もう最高で。重機やら潜水艦やらの大型車が大量で、武器も今までとはレベルが違う。しかも、ロシアの氷河地帯での戦闘だから、破壊力もとんでもない。毎度毎度こんなにも新鮮な気持ちにさせてくれるって、本当にすごいし大好き。空も水中もやってしまったら、今後どうなっちゃうの?笑
ドラマパートもすっごい好みだったし、アクションもたまらなくテンションが上がって最高の映画でした。まぁ、でもドムが色んな面で強すぎるのは気になったけど笑 もうちょっと感情的になってもいいんだぜ?
詰め込み過ぎ
シリーズ初見なんでキャラへの思い入れなどが無いせいか、やたら長く感じた。こういった勢いだけのアクションは90分くらいで、あっさりと物足りないくらいで終わってくれてもいいんやけど。96時間を見習ってほしい。
進化し続けるWS
8作目なんだねえ。出演するファミリーメンバーもアクションの豪華さも進化し続ける。出演者もファミリー以外にもスター達を絡めてすごい顔合わせ。妥協せず新しい試みを繰り返すのは立派。今回も現地協力なくして実現しないようなキューバロケとか氷上シーンなんかすごい。
そんなアクションだけでなくメンバーの結束とか人間味。メカとマインドの2面性がこのシリーズが長続きする秘訣かな。
まさかの以前敵だったジェイソン・ステイサムが仲間に。 変わらずのア...
まさかの以前敵だったジェイソン・ステイサムが仲間に。
変わらずのアクションのカッコ良さ。ド派手なカーアクションも健在。
ジェイソン・ステイサムとドミニクベビーのやり取りが可愛らしいです。
もうブライアンはいないけれど、ブライアンが引き継がれていく流れは心温まりました。
まぁ、いつもどおり激しいカーチェイスありどんぱち
最後の潜水艦の大爆発に裏切られたと思っていたファミリーのメンバーが車でドムを守り、下警察官のエレナとドムとの赤ん坊に今は亡きポールウォーカーの役名ブライアンを名付けるとは泣けるな。
ストーリーは、スマンけどよくあるストーリーだったため、3星。
知り合いじゃなくて 友達じゃなくて オレたちはFamily〜♪ これが実写版『ONE PIECE』ちゃんですか?
カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの第8作。
キューバでレティとのハネムーンという幸せな時間を過ごしていたドム。しかし、とある女性と接触したことにより彼の運命が狂い始める…。
○キャスト
ドミニク・トレット…ヴィン・ディーゼル(兼製作)。
デッカード・ショウ…ジェイソン・ステイサム。
ルーク・ホブス…ドウェイン・ジョンソン。
レティ・オルティス…ミシェル・ロドリゲス。
ローマン・ピアース…タイリース・ギブソン。
ミスター・ノーバディ…カート・ラッセル。
オーウェン・ショウ…ルーク・エヴァンス。
○新キャスト
最強のハッカー、サイファーを演じるのは『ハンコック』『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』の、オスカー女優シャーリーズ・セロン。
謎の女性、マグダレーンを演じるのは『RED』シリーズや『モンスターズ・ユニバーシティ』の、レジェンド女優デイム・ヘレン・ミラン。
過去作は全て観てきているにも拘らず、今が何作目なのかさっぱりわからない。そう、それが『ワイルド・スピード』シリーズ。これって8作目?7作目?
シリーズの立役者、ポール・ウォーカー亡き後に作られた初の作品でもある。
まぁぶっちゃけ、ポール演じるブライアンが居なくても物語的には全く問題はない。
何故なら、このシリーズは筋肉ハゲ1号ことヴィン・ディーゼルを中心に回っているからである。
最初はポール・ウォーカーが主人公だったのにねぇ…。
薄々気付いていたのだが、今回この『ICE BREAK』を観て確信した。
自分はヴィン・ディーゼルが、というかドミニク・トレットというキャラクターが苦手だ…😅
なんでこの男に人を寄せ付けるカリスマが備わっているのか、よくわからない。
だって、終始顰めっ面で辛気臭いじゃないですかっ!
意外と神経質だし、いつもタンクトップだし、避妊はしないし…。
「ファミリー」が大事とか言っておきながら、ジゼルとかエレナが死んでも大してダメージ受けてねぇじゃねぇかこのハゲッ!
今回は隠し子が拉致られるという、ドムにとっては過去一でシリアスな状況となる。
その為、本作のドムはいつも以上に顰めっ面で辛気臭い。
シリーズの顔であるドムが辛気臭いので、どれだけ派手なアクションが展開されようがなんかいまいち盛り上がりに欠ける。
ニューヨークでの「ゾンビ・タイム」や、原子力潜水艦とのバトルなど、殆どギャグと言ってもいいほどに荒唐無稽なカーアクションは楽しいっちゃ楽しいんだけど、なんか爽快感が無いんすよね〜…。
ドムが辛気臭い分、筋肉ハゲ2号のホブスと筋肉ハゲ3号のデッカードがすごく頑張ってくれた👍
いくらなんでも、あれだけの騒ぎを起こしたデッカードが仲間になるのはNGだろっ!とか思わんことも無いんだけど、まぁ楽しいからオッケーです🙆♂️
この映画、殆ど少年漫画と同じノリだしね。
ホブス&デッカードのイチャイチャこそが本作の最大の見どころ。
特に今回はデッカードのキャラの掘り下げ…というかギャグ化が進んでおり、彼の登場シーンは軒並み楽しくて良かった。
単純に、ザ・ロックとステイサムが大暴れしさえすれば、私はどんな映画でも満足出来るのです😆
そうなると、『ワイルド・スピード』シリーズじゃなくても良いやんって話なんだけどさ…💦
シリーズ最大の悪役であるサイファー🦹♀️
過去の悪役の裏には全て彼女が存在していた…!ナ、ナンダッテー∑(゚Д゚)
これまでの敵は、なんだかんだ言っても可愛げのある奴ばかりだったけど、今回はマジでヤバそう。
正直、シャーリーズ・セロンはオーラが凄過ぎるので、良い意味でガラクタ感のある『ワイスピ』シリーズにはマッチしていないような気もするが…。
人間離れしたルックスとスタイルを持ち、殆ど瞬きをしない。もしかしてシャーリーズ・セロンってサイボーグなのかも?
シナリオはいつも通りめちゃくちゃだけど、そこはもう突っ込んでも仕方ない。
『ワイスピ』はそういうものなのです!!
ただ、元々はただのチンピラだったドム一家が、世界を救う為に戦うというのはちょっと抵抗感がある。
これまでは恩赦を得る為だったり、敵の方から襲ってきた為だったり、何かしらの理由があって行動していたのに、今回はなんかみんなの中に正義の心が芽生えてしまっていた。
悪党は悪党だからこそ輝くものだと思うんだけどなー。
主人公がカリスマ的な魅力の持ち主だったり、かつての敵が仲間になったり、アウトローたちが世界を救ったり、最後は宴を開いたり…。
これは実質『ONE PIECE』の実写版なのでは?
このマイルドヤンキー的なノリが段々とキツくなってきた〜💦
知り合いじゃなくて 友達じゃなくて オレたちはFamily〜♪
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