打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
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我慢して貫いた脚本
いやいや、ここまで評価が低いのはなんなのやら…。
話が抽象的なタイプの作品としては最高級ではないでしょうか。
友達や女の子とイチャイチャしてるのを見せられるわけで、自分の好みの作品ではないんですが、評価せざるを得ないです。
登場人物のプロフィールなどの情報量を意図的に少なくし、さらに中学生らしい語彙力の無さ(作中でも指摘させられてましたが)を活かして、読み手に想像させることに徹しています。
(ここら辺が低評価の原因?)
客が置き去りにされるのを恐れて、ついつい説明過多になる作品も多いですが、よくぞ我慢して貫いたと思います。
そこをカバーしてるのが映像、特にカメラアングルではないでしょうか。
原作は未見ですが、あらゆるシーンで、原作のカメラアングルで「これ以上の方法は無い!」ってところはそのまま使ってるとのこと。
実写の手法が見事に融合して、登場人物たちの想いが観ている側に伝わってきました。
男子の戸惑い、葛藤、意地のようなモノが、おっさんになった今の自分の奥底から、掘り起こされたような。
トータルすると普通かな?
よくあるタイムループのような話だが、少年の心の葛藤などの描写は、自身の学生時代を思い出させるような不思議な感覚。
あの時こうしていればとか、あの時に戻れたらと思うことをテーマとしていると思うので、男性の方が受けはいいかもしれないですね。特に未練がましい私のようなネチネチした男。
綺麗な映像に目を弾かれる。
賛否が別れる作品で、万人受けはしないかも…。
ストーリーが…❓
どの角度から見ても残念な作品
難しいかも
アニメ作品としては普通に面白いけど…
岩井俊二のオリジナル版をファンタジー色たっぷりに膨らませた作品。
ループものにしたことで、オリジナル版と主題が変わってしまっているので、賛否が分かれるのも分かる。
オリジナルを知らない人は普通に楽しめるかもだけど、岩井俊二版の繊細な世界感が川村元気チューニングで台無しになってる感は否めない。
「君の名は。」は新海誠が元々持ってる世界感に元気チューニングで一般性を持たせたのが勝因だったと思うけど、この作品ではシャフトや新房昭之の持つ表現方法やリズムが封じられて全体的に中途半端な出来になってる感じがした。しかも脚本も大根仁だし。
アニメ作品としては普通に面白いけど、岩井俊二作品のリブートとしては座組に失敗してるんじゃないかな。
あかん!
おじさんが思い描く恋愛ファンタジー
ドラマ版や原作を知らないまま視聴。思ったよりもファンタジーな話だったのは意外だった。
好きな女の子が花火に誘ったのは友人だったところから物語が展開していく。そして、不思議な球体によって主人公の男の子が考える「もしも」の世界が始まる。
大人っぽい女子にキュンときたり、友人同士の絆を大事にする男子の関係性が存在するのは一定の年齢を重ねた世代には共感できるところはある。そもそも、これ中学生なのかと気づいたのは中盤。わかりづらい。
きれいだなとか、切ないなとは思う場面はあるが、すごくいい映画だ!とは絶賛できない。いくつもの「もしも」が存在しうる中、悔いのないように生きろ!というメッセージ(そんなメッセージかどうかもはっきりしない)が今一つ伝わってこなかった。最後がわかりづらいのもその原因の一つ。
夢のようななずなと典道の淡い恋物語が気に入りました!
時代背景がなー
現実からの飛躍
典道が「もしも~」と言って玉を投げると、その通りの世界へいけるという設定。これ自体はまあそんなに悪いものではないのでは、と感じた。
舞台となっているところが茂下灯台や神社で、もしもと
茂下がかかっていることには少しおお、となりました。
ただ、映画後半になってくると見られる現実から飛躍しすぎた表現が目立ったと思います。なづなが電車で歌っているシーンから、シンデレラのようになるところや最後のキスシーンのあと、なづながどこまでも上に泳いでいくシーン。これらがちょっと他の良さを消してしまったかと思います。
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