打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
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ドラマ化した奴を昔見て
更にこれを観たが、実写ドラマの時は小学生だった主人公たちとヒロインが身体の大きさでかなり負けている感じだったので違和感があった。
再度映画化する強い理由があるほどの作品とは思えなかったが、とりあえず「観てから文句を」と 思い観たのだが、何だろう?これは…。
中学生ってこんな感じだろうか?
さらにキャラクターに魅力を感じない。
子どもが背伸びしたとしても、服を一枚脱ぐシーンが間に入ったりしてムリに色気を出しているように見えた。
そう思ってしまうと、余分な部分として観てしまい、「またこんなシーン入れてる」とブツブツ言う羽目になった。
個人的には過去に見た奥菜恵主演のドラマが「変だ」と思った印象を持ったが、カッコつけてリメイクし成功した感じはしない。
もしも、あのとき、告られて、無視しないで、つきあっていれば、そう思うときもある、全てがifになる
素材はいいのに調理が残念
まず、最初になずなを性的に表現しているのに嫌悪感がありました。
男子がプール掃除で側にいるのに、水着で寝転がってるなんてあり得ない。精神年齢が大人なのね、なんてとても感じませんでした。
女子が男子に水泳で勝つのにもリアリティを感じませんでした。女子トップでもどんくさい男子に負けてしまうくらい体格差が付いてる時期なのに…。
なずなは男子の理想の虚像なのだなと思いましたが、それにしてもぶっ飛んでるなと思いました。
親友の祐介のあまのじゃくな態度を見て「そういえば、こういう男子もいたな」と思い出し嫌悪感。中学生の時の体験を思い出してドキドキなんて、とてもなりませんでした。
典道が単になずなの外見に惹かれてるだけに感じて陳腐に思えましたし、なずなも自分に好意を寄せてる男子を利用してるだけのように見えて、少しも好感が持てませんでした。
見なければよかったとまでは思いませんが、君の名はや聲の形などレベルの高いアニメ映画の数々を見て来たので驚きました。
広瀬すずの声はよかったですが、菅田将暉が中学生らしくなく違和感を感じました。
もっとなずなが家出をする理由が大人から見たら「それくらいで?」と思えるものでも、もう少し明確に分かればよかったなと思います。
友達が少なくても今の学校が好き、再婚相手の男が嫌いとか…。
また、とくに関係性もなかったなずなと典道のふたりがタイムリープ出来るのに違和感を感じるのだと思います。ふたりが強く思いあっていたりすると評価も変わって来てると思いました。
あとは、時代設定が非常に分かりにくい。制服がアニメの中にしか出てこないような非現実な制服なのに20年以上も前の設定で驚きました。
それにもっと人物を掘り下げれていたら、いい映画になっていたと思います。
世の中にはたくさんの「もし」で溢れているというのはおもしろいなと思いました。体験してみたいな〜と思いました。
原作知らないのに酷評して〜とか言ってるのいるけどそんなの知ってるの...
原作知らないのに酷評して〜とか言ってるのいるけどそんなの知ってるのおっさんおばはん。
映画よりもあーだこーだと説教しているおっさんおばはんの方が気持ち悪い。
内容は可もなく不可もなく。
タイムリープ系は結局最終的に切なく終わるパターンばかり。
違う展開を観てみたい。
もしも、高校生の頃に告られて無視しなければ、どんな人生なんだろうね
描写は美しかったけれど
絵も好みじゃないし話の内容も好みではない
映画としての評価が、余りにも激烈でびっくりする。
アニメという世界がそうなっちゃってるんだなあと思う。
以前 Amazonプライムで見ようとした時に、絵の雰囲気が好きじゃなくて途中断念したのを 地上波でするというのでやっと最後まで見た。
そうして
やっとここのレビューを見たら
この映画より 面白かった。
解説もみんな見事で 否定意見も肯定意見もすごいエネルギーに満ちている。
声について
当初 これがダメだった。
それが 主役の二人の名前を聞いてから見たら意外にイケた。普通 逆なんだけれど。
そのくらい 絵がダメだったという事かもしれない。
あのタッチは苦手です。
女の子の方の制服といい あんなコスプレみたいな 裾ひらひらの 秋葉原の趣味の悪いロリコン衣装で学校行けるか?って思ってしまったり。
ワンピースの下にあんな下着 着るかなあ とか。
夏なのに。
話の内容もあまり好みでもない。でも
奥菜恵のやつは見た事がないので
ちょっと見てみたい気はする。
深夜アニメとして観ればよい。
花火は何処から見ても丸いと思っていた。
Totally disgusting
酷すぎて混乱(笑)
もったいない 最高のスタッフが・・・
最高のスタッフ、制作会社、シャフト が集まって
世にも奇妙な物語 の流れをくむ if もしも の名作をリバイブした雰囲気映画。
絵はさすがシャフト、崩壊することなくとても綺麗に見せてる、
主題歌はあの米津玄師、琴線に触れてくるメロディライン
絵と音楽がばっちりの世界観。
君の名はの成功を見て、
過去の名作探してきて、
君の名は、シュタゲ、千と千尋、時をかける少女、化物語、まどかマギカ 等々の
いい場面をつぎはぎして、
実績ある縁起ができる声優陣、
若者に大人気の菅田将暉くんと、広瀬すずちゃん!
さらに今をときめく米津玄師さんと、名作を生み出すシャフトさんを絡めれば、
絶対名作できますよ!!!!
・・・できませんでしたー 笑。
菅田君は悪くないと思う、キャスティングしたひとが悪いw。
すずちゃんは頑張ってた。今後も期待できるかなと。
最初1時間は全く話が進まない、
残り1時間はだんだんいりくんできたなってとこで、
とんでも展開w。
最後も投げっぱなしジャーマンで、映画好きの友達もどういうことだったの?って
聞いてきたくらい 笑。
シャフト、広瀬すず、米津玄師ファンならMVとしていいかもしれない。
ただ、
広瀬すずちゃんかわいかった、瑠璃色の地球も最高だった。
ドニー・ダーコか、まどマギか、
映画公開時は、また古い映画のアニメ化かあ、と思って、多少の興味は持ちつつも結局今回の地上波放映まで見ずじまいでした。
まず内容はともかく絵がね、上手いところと下手なところの差が大きくて気になりました。
1/4くらいは海外発注なんでしょうが、クオリティの高い映像に、突然の作画崩壊気味な映像が入り込み、さらに不自然なCGの挿入で、なんだか海外のアニメ会社が日本のアニメを必死に真似て作ったような映像になっていました。
あと、菅田将暉は声優で主役を務めるにはもうちょっとだったかな。
ところどころ美しい映像が入るだけに、クオリティの安定しない映像面のアラがかえって目立ってしまい、アニメオタクではない私でも、日本の劇場版アニメってこんなだったっけ?と何度も思いながら観てしまいました。
ストーリー自体は、主人公たちが中学生ということで、年頃の観客にはグっと来るかもしれませんし、大人が見れば中学生の浅はかな本気の、どこまでが真実でどこからが虚構なのか分からないような作りの内容に、観終わったあと色々考察したくなる作りで悪くなかったと思います。
特にラストの出欠のシーンに関する考察が多くなされているようで、制作側はこのシーンに「インセプション」のラストのコブのコマのような意味合いを込めたのでしょう。
そこで、主人公とヒロインはどうなったのか?という考察が多くなされているようですが、この映画、ラストより重要なシーンが映画冒頭に出てきます。
映画冒頭は、誰かが溺れているようなシーンから始まり、夜のプールのようなところで玉が光ります。さらに溺れる手が映りまた玉が光ります。
そして主人公が溺れるシーンに「もしあの時」というセリフが続き玉が光ります。
次に主人公が溺れヒロインが助けようとし「もしあの時俺が」というセリフが続き、今度はヒロインが溺れ主人公が助けようとし「あのときなずなが」というセリフが続き、物語終盤に出てくるもしものかけらの中のような映像で、セリフのみ同じで劇中には出てこない映像が流れ、玉が光りクラゲの花火や右回りだったり左回りだったりの風力発電機などの映像が出てきます。
これはすなわち、劇中の世界がすでに主人公がヒロインと結ばれるために何度も何度も「もしも」の世界を繰り返してきた、何度目かの世界であるということなのでしょう。
冒頭の主人公のセリフに続き、先生の「今日はもしも神社のお祭りと花火大会です・・・」というセリフや、何度も現れる「茂下(もしも)」やifという文字が、この世界自体が「もしも」の世界であることを表しているのでしょう。
観ている者は、劇中の世界が「もしも」でないニュートラルな世界だと思って観進めますが、その世界でも主人公が不自然に玉の存在に気づいたり、ヒロインを好きだと言っていた友人が突然否定して主人公に譲ったり、花火が平べったいという花火師が現れたり、主人公が初めて玉を投げるシーンではそれまで右回りだった風車が左回りになり、すでに使い方を知っているように「もしも・・・」と叫びながら玉を投げ、風車がまた右回りになるなどなど、ところどころ現れる不自然な場面が、観客にこの世界が本来の世界であるとミスリードさせていることを暗示しています。
そしてラストのシーンは、主人公が別の「もしも」の世界へ行ってしまったが、観客は元の「もしも」の世界を見せられている、または取り残されている、ということなのでしょう。
このロジックはタイムスリップもののロジックとしてはかなりよくできていると思いますし、結末をはっきりさせない終わり方も面白いと思います。
ですが、こういうタイムスリップものは、最後にタネあかしがあってこそ、「そういうことだったのか!」というどんでん返しが生まれ、カタルシスとともに観客の印象に深く残るものですが、タネあかしをせず、謎を残す終わり方をしただけでは、劇中の内容に相当強烈な魅力がなければ観客はそこまでの関心を持ってくれないのではないかと思います。
「ビューティフル・ドリーマー」や「まどマギ」ではタネあかしを終盤の山場にすえ、一気にラストに持っていくことで観る者に強い印象を与えてくれました。
また、ラストに謎が残る作品と言えば、「インセプション」はラストに行きつく前に難解な内容ですが、圧倒的な映像と世界観によってラストまで引き込まれますし、「シン・ゴジラ」は非常によくできた映像とストーリーの最後の最後にゴジラの尻尾を映すことで、さらなる深い世界観へと誘ってくれました。
「魔女の宅急便」ではジジの声が聞こえなくなったシーン抜きでも十分ストーリーが成り立っていました。
しかし本作は、ラストの出欠のシーンまでなんだかよくわからないまどろっこしい変テコな展開が続くわけです。さらに声優や映像のクオリティの高低差によって、「ナンジャコリャ?」感が付きまとうわけです。
せめて冒頭のシーンを再び最後に持ってきてわかりやすくタネあかしをしてくれていれば、もどかしい劇中の内容が一気に払拭されるカタルシスを得られたのかもしれませんが、おそらく本作は「ドニー・ダーコ」のように何度も何度も見てやっと理解できる難解映画のようなものを目指したのでしょう。
ただそのような作品にアニメで挑戦するのはなかなか難しいことだと思いますし、作品のクオリティがそこまでこの作品に箔をつけるまでには至らなかったのではないかと思います。
ファンタジーやSFを観る者は、物語を観進めながらその世界に流れるパラダイムを読み取ろうとするわけです。そしてその世界がどのような世界観でどのような道理が流れ、どうなったらバッドエンドでどうなったらハッピーエンドなのか、物語の行き着く目的地を探し、それが理解できたところで登場人物たちと同じ方向を見ながら物語を観進めることができるわけです。
しかしこの作品は、前知識がなければ物語中盤までSFであることも気づかずに観てしまい、制作側が意図的にちりばめたサインに気づくこともできず、突然現れた世界観に追いつく前にこの作品にある程度の評価を下してしまっているわけです。
「途中ずっとダルかったけど、最後まで見たら面白かった!」なんてなるのはよほどの映画好きだけで、たいていの観客は途中で飽きて、駄作の烙印を押してしまいます。
せっかくのアニメーション作品なので演出面でもう少しわかりやすい演出にしていれば、本作の評価はもっと高くなったと思います。
が、この作品が見せたかったロジックにたどり着く前に、単純にアニメとしてのクオリティのせいで評価が低くなってしまっている残念な作品だと思います。
すなおにドニー・ダーコじゃなくてまどマギを目指せばよかったのに・・・。
※)追記
後で知りましたが、「魔法少女まどか☆マギカ」って本作を手掛けたシャフトの作品なんですね。
もう一段高度なSF作品を目指したのものの、観客が追いつけなかったんでしょうねえ。
読みが甘かったんじゃないかと・・・。
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