ムーンライトのレビュー・感想・評価

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ムーンライト

劇場公開日 2017年3月31日
266件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

人種、ジェンダー、マッチョ幻想

黒人差別を扱った作品は数多くあれど、黒人コミュニティのなかの男らしさを強要するようなジェンダー差別に切り込んだ作品は、滅多にない。弱い者たちが夕暮れ、さらに弱いものを叩く。差別の被害者たちもどこかで別の対象を差別している。

本作は、人種的マイノリティの中のさらにジェンダー的にマイノリティの主人公が受ける何重もの苦難を描きながら、美しい恋愛映画でもある。
黒人男性社会のなかのマッチョ幻想はかくも息苦しい。ゲイでひ弱な主人公は、大人になるとマッチョの鎧を着込み、「いかにも」な外見になっている。そうして鎧をまとっていなければ生きられないコミュニティなのだ。
そんな彼が鎧を脱げるのは愛する相手の前でのみ。金歯のグリルを外すシーンが象徴的だ。

人種差別だけではなく、同性愛差別、そして男性社会のマッチョ幻想の抑圧をも描き、愛することの素晴らしさを説く。人が寛容になるために必要なものはなんだろうか。

ローチ
ローチさん / 2017年12月26日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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誰のもとにも優しく降り注ぐ、普遍性に満ちたラブストーリー

息が止まりそうなほど静かで美しい。オスカーを受賞したことを一旦忘れて、ニュートラルな心持ちでじっくりと味わいたくなる作品だ。

ドラッグ、過酷ないじめ、母親による育児放棄、同性愛といった、どれひとつ取っても重くのしかかってくるような題材を描きながらも、独自の色彩美と、月明かりに照らされ胸の中まで透き通っていくかような神秘的な趣が全ての存在を包み込んでいく。決して社会派ドラマなどではなく、これは自分の人生に影響を与えた様々な人たちに向けた純粋なるラブストーリーなのだ。そこにはもはやLGBTという言葉すら必要とすることはない。月明かりが誰のもとにも優しく降り注ぐように、観る人を分かつことのない普遍性がどこまでも広がっている。

登場人物は少ないが、誰もが印象的だった。彼らもまた、それぞれが月のように独自の輝きを放ち、様々な意味で主人公を照らす。人が歳を重ねて、成長していくことの意味を改めて教えられたような気がした。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2017年3月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:試写会
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抑制がもたらす興奮はかくも強烈なのか!? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

マイアミの貧困地帯。何かにつけて仲間たちに虐められている少年、シャロンを匿ったドラッグディーラーのフアンは、決して、暴力には暴力で対抗しろとは言わない。思春期を迎えたシャロンは友達と連んでいきがったりせず、月夜の浜辺で"永遠の一瞬"に体を震わせる。今や逞しく成長した青年のシャロンは歯を金で固め、筋骨隆々のボディで自らをガードしているが、何が彼をそうさせたかは観客に想像させるのみ。等々、かつて見てきた黒人映画のルーティンをことごとくスルーし、ひたすら優しく、知的で、且つ、エモーショナルでエロティックな愛のストーリーとして全編を全うしている。抑制がもたらす興奮はかつも強烈なのか!?その余韻は未だ熱を帯びている。

MP
MPさん / 2017年3月27日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 知的 幸せ
  • 鑑賞方法:試写会
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重かったけど、よかった。

エンタメとしては見れないけど、社会問題の幼少期からの問題を知るには良いと思います。

Kentaro
Kentaroさん / 2018年5月14日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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なるほど。たしかにこっちの方がアカデミーだわ。

誤解しててなかなか観ませんでした。
ララランドより全然アカデミーっぽい。
テレサって何で稼いでるのかな?
それだけ気になった。

ボケ山田ひろし
ボケ山田ひろしさん / 2018年5月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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マイノリティーの中のマイノリティー

押し付けがましくない、でも、自然と色んなことを考えさせられる。

yh
yhさん / 2018年4月30日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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萌えキュン!しちゃいました。

終盤のもどかし〜展開に100点をあげたい!!

もう、早くコクっちゃいなよ!って思いながら見てました。
モジモジしている姿が超カワイイ。オッサンだけど。
そして、いよいよ告白シーンでのあのセリフ。
…純愛すぎるだろ〜💕

映像と同じくらい、恋愛のウツクシイ映画でした。

サケビオース
サケビオースさん / 2018年4月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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月明かりに照らされて

つきあかりに照らされて青く光るその少年は、
今在りし姿を想像できるだろうか。
今もなお自己を探して彷徨っている気がする。

上みちる
上みちるさん / 2018年4月1日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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意味不明

なぜアカデミー賞なのか。この作品もそれに該当する。よく分からない作品でした。

THM
THMさん / 2018年3月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ありきたりな感じ

ありきたりな感じ

carat
caratさん / 2018年3月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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イマイチ

映像は綺麗だけど退屈。特に盛り上がる箇所もなく。

@Jankichi@
@Jankichi@さん / 2018年3月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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愛を知らないシャロン

シャロンはゲイだから恋愛ができないのではなく、愛というものがなんだか良くわからないんじゃないかと思う。自分の母親に愛してもらえなかったのはもちろんのこと、見返りを求めない愛をくれたホアンは、母親にドラッグを売っていた。自分は、繊細なゲイなのに、そんな自分が自然になれる大人のイメージがない。「ゴリマッチョの総金歯入れたドラッグディーラー」というイメージしか持てなかったのだと思う。

だから等身大の自分が誰かを愛し、愛されることができるのか、それを経験したかったんだと思う。だからケビンに会いに行ったんだと思う。でも、ケビンはシャロンとそういう関係になろうというつもりではなかったらしい。肩を抱いてもらえただけなのに、それがシャロンにとっては今までもらえた最高の愛情なんだろうなというラストは悲しかった。

GreenT
GreenTさん / 2018年3月12日 / PCから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ああー良い映画だな。月明かりに照らされて青く光るというモチーフがほ...

ああー良い映画だな。月明かりに照らされて青く光るというモチーフがほんとキレイ。黒人の美しさを黒人がはっきり言ってるのって、実は珍しいのかも。

しかしマッチョ黒人という主人公なのに初恋のキュンキュンを感じさせるとは。やられたー。

まるぼに
まるぼにさん / 2018年3月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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波の音が心地いい。

黒人、ゲイ、ゲットーという個性的な内容。

シャロンの幼少期→思春期→成人とカテゴリされていて、それぞれの過程の中にヤク中の母親、貧困、ドラッグ、銃、ムショ、アメリカならではの地での抱える闇で生き残るために選択しなくてはいけない環境のリアリティがあった。
月明かりで照らされて黒人はブルーに見える。
その言葉がとても深い。
このジャケット(ポスター)の意味が理解できました。

物語は上質かつ繊細で静か。
アカデミー3部門受賞。作品賞でララランドと取り違えて話題になりましたね。

ムーンライト。受賞が納得できる心の底から震える、愛が溢れている作品でした。見てよかった。

たしかにレゲエ野郎が1番悪い!笑

Riri
Ririさん / 2018年3月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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せつないような

主人公の母親(ナオミ・ハリス)はジャンキーの売春婦、学校では何かとイジメられるが、助けてくれたのは売人のおっさんとその奥さん。
一人だけともだちがいたが、秘めた想いに悩んでいた。
10代のとき、イジメに我慢できず、椅子で殴り掛かってしまう。
少年院に送られ・・・。
主人公の人生はある意味、納得できるのが怖い。

いやよセブン
いやよセブンさん / 2018年3月8日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ブルーが浮かぶ海のシーン ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

滲み出す様に映画を彩る色彩は、ぼんやり月明かりに照らされる肌の色、はっきりと浮かび上がるシーツや照明のブルーが特に際立っていて美しかった。
この映画は意図的に黒人の肌の色を美しく見せるため、色調を調整してると聞いてその通りに効果が効いていると同時に馴染んでもいるなあと思った。

八方ふさがりのリトルの人生を、海辺へ連れて行きお前も泳げると背中を押してくれた存在フアンも凄く印象的だったし、子供たちが夜の海辺ではしゃぐシーンももちろん。海のシーンがじんわりと浮かび上がる様なそんな素敵な作品でした。

二部の海のシーン、こみ上げる想いを押し込め、「お前も泣くのか」に対しシャロンの「泣きすぎて自分が水になりそう」なんて言葉の紡ぎ方がロマンチックで、好きな人にはこういう一面を見せるんだなあなんて、あの夜のさざ波と2人を照らし出す月の青光りが永遠に続いているような儚い一瞬。
後日、いじめっ子に指名されてあろうことかあの夜過ごした相手に殴られる。仕返しして捕り車に押し込められるシャロンを見るケヴィン。胸がキュッとした。

大人になりフアンのように育った筋肉隆々のドラッグディーラー、シャロンだけどケヴィンとの再会で幼少期のリトルの様に無口に戻りああ見た目は完全に別人だけど中身はリトルのシャロンなんだなって。
ケヴィンの、「ある曲を聴いてお前に似た人を見て思い出したから電話してみたんだ、こっちに来たら美味い飯作るから来いよ。」なんてよく考えなくてもロマンチックにも程がある。
ずっとこれはなんだろうという気分だったけどああ、これはラブストーリーでもあったんだなってやっと気付ける様な2人の距離感。そしてその曲を流して内容が「ハローストレンジャー」の愛する人への曲。思い浮かぶのは、幼少期の2人の会話。
ケヴィンの家に行くも、相手の距離感を伺いながら少し強張った表情で、でもそこにはあの永遠に続く夜の海で内緒の一瞬を過ごした2人が戻って来たんだよね。きっとこの後2人は結ばれるんだろうけど結末は教えないまま。

最後の誰かに呼ばれた様に振り返る月明かりのブルーに照らされたリトルも、あれはフアンにブルーと呼ばれて振り返ったのかな。と考えつつエンドロールが短すぎてもっと余韻に浸っていたかったなあとも思えた。
この映画がオスカーに選ばれたのが心から喜ばしい。世界は本当に変わって来ているんだ。

字幕 アンゼたかし
字幕 アンゼたかしさん / 2018年3月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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素晴らしい

人は誰しも鎧を着て猫を被って生きている。それは、人種、性別、性的趣向に関係なく各人が属するコミュニティで生きていくために。
この作品は大袈裟な演出なしに淡々と、しかし実験的な映像、音楽を使い魅せていく。
番人にウケる作品ではないだろうし、ある程度年齢を重ねた人でないと理解できないかもしれない。
ララランドのほうがエンターテイメント性があるためアカデミー賞を取ったのは驚き。

90's
90'sさん / 2018年3月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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賞を取った作品が自分に合うとはかぎらない

正直なところ退屈だった。
少年の成長を描くと有ったけど歳取るだけで成長してる様には感じなかった。

おこげ
おこげさん / 2018年3月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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75点 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

リアルー
けど雰囲気が好きな映画!
けどおかまっぽさは見受けられなかった!
最後あっけなく終わった気がした

コウセイ
コウセイさん / 2018年2月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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繊細で、おとぎ話のよう

なかなかどう評価して良いのか、難しいです。
LGBT的なことは置いておいて、ドラッグやイジメなど、わかりやすい題材を使っているのに、全然実感がないというか。
ある種、おとぎ話のようでした。

一部、二部でのことが、三部ではレイヤーのようになって、深みのある繊細さを感じさせました。

オリジナルスコアはイマイチでしたが、使用楽曲はとても良く、中でもカエターノ・ヴェローソの歌声にはハッとさせられました。

凪
さん / 2018年1月23日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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